10/12 国鉄1047名解雇撤回!
JR復帰!団交開催!
第11回行政訴訟
深澤・井手を法廷に呼べ!
決戦の12・23裁判闘争へ
「解雇撤回・JR復帰」署名1141筆(総計1万396筆)提出 |
10月12日、国鉄1047名解雇撤回、JR復帰、団交開催の行政訴訟の第11回裁判が行われた。動労千葉争議団、動労総連合1047協議会を先頭に、各支部組合員や支援の仲間とともに裁判闘争を闘った。
また、裁判に先立ち「解雇撤回・団交開催」署名の提出行動を行い、1141筆(総計1万396筆)の署名を提出した。
「次回裁判で証人採否を決定」
今回の裁判では、組合側から改めて設立委員会の不当労働行為によって組合員がJR不採用=解雇されたこと、その後もJR東日本が採用義務を果たさないという不当労働行為を継続していることを明らかにした。
同時に真実を明らかにするため証人申請を行った。申請したのは、JR東日本社長・深澤、JR西日本元会長・井手、横路・元北海道設立委員の3名と、組合原告である田中・動労総連合委員長、中村副委員長、高石特別執行委員、1047協議会の小玉さんの4名だ。
とりわけ深澤は、元JR東海会長・葛西の下で採用候補者名簿からの排除を行った張本人だ。その後も、JR東日本が組合員の採用を拒否し続けるという不当労働行為を行ってきたことを明らかにするためにも絶対に法廷に呼ぶ必要がある人物だ。
裁判長は証人を採用するか否かについて、「次回裁判で決定する」と明言した。証人をすべて不採用とすれば結審もありうる情勢だ。弁護団は「最終局面に入った」と語っている。
国鉄分割・民営化の国家的不当労働行為の真実を暴き出すのか、闇に葬るのかをめぐる決戦が訪れているのだ。「深澤、井手を法廷に呼び出せ!」という闘いを全力でやりぬこう。
闘いは「勝利まであと一歩」
われわれは30年以上に及ぶ闘いの中で国家的不当労働行為の真実をすべて明らかにしてきた。だが、労働委員会は審理自体を拒否して、「申立期間1年を過ぎている」という1点で真実を覆い隠そうとしてきた。JRを当事者にしないために、「組合の主張が認められることはないから必要ない」とまでいってJRの訴訟参加に反対してきた。
われわれの闘いはそれを一つずつ打ち破り、分割・民営化の真実を法廷で明らかにさせるか否かというところまで前進してきた。闘いは「勝利まであと一歩」だ。
今こそ1047名解雇撤回、国鉄闘争勝利をかちとろう! 11・6全国労働者総決起集会―12・23裁判に全力で結集しよう!
●次回裁判
12月23日(金)11時~ 東京地裁527
11月6日(日)正午~ 東京・日比谷野外音楽堂