「久留里線廃止反対」150人
12/4 上総地域集会に地域からの怒り集まる
12月4日、「JR久留里線・房総廃線化を許すな! 12・4上総地域集会」が150人の参加で開催されました。多くの久留里線沿線住民、地域住民、周辺自治体の議員も参加しました。
沿線の住民からの発言
◎ローカル線の問題は経済効率の問題ではない。地域から鉄道がなくなる、学校がなくなることは大きな問題。経済の問題ではなく生きていくための問題だ。(上総亀山)
◎久留里線はJRが5時間も列車を走らせないため利用したくともできない。鉄道は公共交通であり誰でも自由に利用できなければならない。特に久留里~亀山の人は特段に制限されてしまう。昔は亀山から座れないくらい人が乗っていたり一時は千葉までの直通もあった。
戦争の末期、線路の鉄で武器を作るために鉄道の一部が廃止になり、その区間を歩いた記憶がよみがえった。(上総松丘)
◎君津から千葉まで通っていた。当時は館山方面の人はほとんど電車だった。今はほとんど高速バスだ。公共交通をあずかるJRは無責任だと思う。鉄道は安全、安定的に多くの人を輸送できるインフラだ。それを一度失ったら2度と取り返しがつかない。防衛費の倍増など止めて住民の足を守るべきだ。ともに頑張りましょう。(社民党)
◎こういう集会を開いていただいて、署名の話もあり、私も動けるようになった。住民の方々の力を借りながら大きな運動にして闘うことが大事。地元議員として頑張る。(君津市議)
◎5年前に小学校を廃校にされた。規模が小さすぎて「適正規模」でないと社会性がないというのが、本来は「規模が大きすぎては教育的でない」ということだ。赤字線でも経済効果だけの問題ではない。地域の人々が幸せに生きていくためには必要だ。(上総松丘)
◎ローカル線は赤字が当たり前。そこは国がやることだ。住民の希望や要求にそった生活ができるかどうかということだ。一人当たりいくらかかるのかという問題ではない。(オスプレイいらない住民の会)
◎JRは「赤字路線の面倒はみれない」というが民営化したからだ。国鉄分割・民営化そのものが重大な誤りだった。地域住民が声を上げないとJRの思い通りになってしまう。(動労千葉を支援する会・木更津)