3月ダイ改・「その他時間」・業務融合化に
反対の声を
2月8日、動労千葉は千葉支社と3月ダイ改・労働条件、「その他時間」設定や業務融合化等について団交を行いました。
(交渉概要は左記の通り)
業務融合化や「その他時間」の設定――乗務員の行路の中で駅業務や他の仕事もやらせるというのは、乗務員のことも駅業務のことも侮辱しています。
鉄道を日々運行し、安全を守っているのは乗務員であり現場労働者です。職場からの声と行動こそ、会社の攻撃に対する一番の反撃です。
2月8日 動労千葉の千葉支社との交渉概要
<行路内「その他時間」設定について>
組合:「その他時間」で想定される業務は?
→マイプロ、委員会の活動など。千葉運輸区でいえば、千葉駅の券売機案内、統合詰所の消毒作業も検討している。
組合:業務内容は指定されるのか、自分で選ぶのか?
→事前に「この企画業務をしたい」と申告してもらうか、駅案内業務や消毒作業などを指定する。具体的には状況によって変わる。
組合:自区所にいる時に設定するのか?
→今ダイ改では自区所での設定を提案しているが、そうとは限らない。行先地での活用もゼロではない。
組合:今後、指定する行路は広げるのか?
→活用状況を踏まえて判断する。
組合:仕事前に1時間早く来るのも、乗務後に残るのも負担だ。
→勤務終了後は早く帰りたいという声はあった。
組合:それでも「その他時間」をつけるのか。
→実施後の声も反映させていく。
<木更津統括センターの業務融合化について>
組合:木更津統括センターの業務融合化の現状は?
→「駅社員が車内改札を行う」「乗務員がホーム業務や改札に入る」
「乗務ユニットの管理者が駅当直をやる」などだ。統括センター内の駅同士で、他駅の経験を増やしてもらうことも行っている。
<乗務員による車内清掃について>
組合:鹿島神宮駅と上総亀山駅での列車折り返し時の乗務員による車内清掃について、1日何本なのか?
→鹿島神宮は2本、上総亀山は1本だ。
組合:折り返し時間はどの程度あるのか?
→夜の時間帯で停車時分としては余裕がある列車だ。清掃内容はその時分の中で検討している。
組合:「CTSで対応できないから乗務員で」ということか。
→そうではない。グループ全体の業務、効率化等を考慮した。快適な車両の提供も踏まえ、乗務員ができる輸送サービスの提供だ。
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