ジョブローテ統括センター強制配転に反対!
深刻な権利侵害に「制度廃止」の訴えが必要
JR千葉支社は7月から管内のすべての駅を(営業)統括センター化することを提案しています。職場としては銚子・鴨川・木更津の3運輸区が廃止され、統括センター化されます。
統括センター内は「一職場」として扱われます。「今日は銚子駅、明日は運転士、次の日は成田駅」といったことが勤務指定一つで決められることになります。
会社の態度は、「どの職場で、どんな仕事をさせるかは、すべて会社の自由だ」「それが当然だ」というものです。しかし、〈どこで、どんな業務で働くか〉は、労働者の権利の根本に関わる重大な問題です。会社が好き勝手に決めていいことではありません。
「どこに配転されるのか」
すでに運転職場ではジョブローテーションによる強制配転が繰り返されています。生活上の困難が生じたり、希望しない職種への転換で休職に追い込まれる人も出ています。
ジョブローテーション提案時から、現場からは「どこに配転されるのか」「なぜ職名を廃止するのか」「安全レベルが低下する」「生活設計がたてられない」「任用の基準は信用できない」と声が上がっていました。まさに現場で起こっていることそのものです。
当初、会社が語った「社員自ら主体的にキャリアを描く」という言葉が、ただの建前だったと完全にはっきりしました。ライフサイクルを「輸送のプロをつくるため」と言ってきたことと同じです。
制度そのものに反対の声を
ジョブローテーションも、統括センター化も、制度の廃止を訴えることが必要です。会社の目的が、乗務員の団結を破壊して現場の抵抗力を奪うことにあるからです。
会社の施策は決して万全ではありません。多くの矛盾があります。打ち破る力は職場からの「反対」の声、団結した闘いにあります。
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