6月29日、東京地裁民事11部・白石哲裁判長は、動労千葉組合員12名が一旦はJRへの採用候補者名簿に登載されていたにもかかわらず、急遽、名簿から削除されたことについて、「国鉄が、不当な目的・動機に基づいて名簿不記載基準を策定したことは、国鉄に与えられた裁量権の逸脱ないし濫用にあたり、動労千葉組合員をJR東日本の採用候補者名簿に記載しなかったことは不法行為」と、国鉄の不当労働行為を認定した。
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