2012年7月4日水曜日

DC通信No.169

大飯原発、再稼働反対!
20万の労働者民衆、首相官邸を包囲

6月29日夜、20万人の労働者民衆が手作りのボードやプラカードを掲げて首相官邸前を埋めた。歩道での抗議行動が車道にあふれ出し、午後7時半近くなって、首相官邸前の交差点から財務省前にいたる道など6車線の道路が完全に人で埋まった。官邸前は労働者民衆によって占拠された。「東京のタハリール広場」だ。

 「再稼働反対!」のコールを叫びながら、大集団が官邸方向に向かって歩みだした。警察が大慌てで機動隊バス十数台を動かし、やっとのことで阻止線を張った。

 これに先立って参院議員会館での院内集会と国会正門前行動を行っていた福島の女性たちを始めとする女性たちが5時45分頃官邸前の行動に合流し先頭に立った。ナゼンもチャントをリードした。

ドイツから来た環境団体エテコンの代表は「私たちはヨーロッパ、アメリカ、カナダ、アジア、アフリカ、オーストラリア、みんなで頑張ろう。原発をなくそう」と声を限りに呼びかけた。
数千万の労働者の歴史的な決起が開始された。
 7月16日代々木公園を50万の人で埋め尽くそう。労働組合で決議を上げ、職場丸ごと組合丸ごと、組合旗をもって集まろう。労働組合の大部隊を代々木公園に登場させよう。時代は完全に変わった。数百万・数千万の労働者民衆が自らの未来をかけて歴史の舞台に登場する時代が始まった。われわれ労働者階級人民が社会の主人公となる時が来た。

DC通信No.169 2012/7/2から転載