10・1計画業務外注化粉砕!
動労千葉が本日スト突入!
JR北海道をみよ!
外注化は安全崩壊への道だ
本日、動労千葉は新たな外注化粉砕のストライキに立ち上がります。外注化は雇用と安全を破壊します。絶対に認められません。JR北海道の現実がそれを示しています。
9月19日のJ R 函館線で発生した脱線事故以降、J R 北海道でレール異常が約270ヶ所で放置されていたことが明らかになりました。07年に線路破断の可能性がある亀裂が3300ヶ所も判明し、保線体制強化が号令されていたのにです。
破綻は保線に留まりません。今年だけで8回もの出火・発煙を引き起こしています。昨年10月には、約3100車両の検査の3割が安全規則違反だったことが発覚しています。石勝線事故では、車輪が40㌢も剥離していました。これは、定期的に検査さえしていれば絶対に起こりえない事態です。検査・修繕の基本中の基本さえ守れば防げる事態も防げず、実際に現場で何が起こっているのかさえ把握できていないのです。
安全崩壊は国鉄分割・民営化と外注化の破産
これは、「ずさんな管理」という次元を超えた根本的な問題です。国鉄分割・民営化と外注化によって鉄道業務が成り立たないほどの安全崩壊が生み出されたのです。
国鉄分割・民営化体制で最も経営基盤の弱いJR北海道では、極限的な合理化・要員削減が進められ、発足時1万2955人だった社員は6953人に半減しました。また、航空網との競争で異常なスピードアップを強行してきました。そして、技術と経験を持つベテランが退職する中、外注化で業務も労働者も下請けに突き落としてきたのです。外注先はさらに要員も技術もなく、職場はバラバラに分断され、誰も事態の全体像がつかめないほどに崩壊しています。
これは、国鉄分割・民営化体制と外注化の完全な破産です。JR東日本でも要員合理化と検査周期の延長で、レール破断や車両事故が多発しています。外注化の先はJR北海道のような根本からの安全崩壊と全労働者の非正規職化です。労働者の権利と誇りをかけ、動労千葉と共に外注化阻止のストライキを闘おう。
10.月1日 早朝車両センター前 出勤する労働者にビラまき