2013年10月18日金曜日

10.23決起集会

20131023支援する会集会ビラ

9・25高裁判決弾劾!
国鉄分割・民営化時の解雇者をJRに戻せ!
10.23決起集会

 9月25日、国鉄分割・民営化時の解雇者1047名解雇撤回を闘う動労千葉の鉄建公団訴訟控訴審で、難波孝一裁判長は不当労働行為を認めつつも、JR復帰は認めないと言う反動判決を下しました。断じて許せません! 当時の国鉄とJR設立委員会が謀議を重ね、国鉄分割・民営化に反対する労働者を差別した事実は明白です! 全解雇者をJRに戻せ!

◆新たな10万筆署名運動を!
◆安全破壊のJR体制打倒!
◆闘う労働組合を甦らせよう!
◆11・3労働者集会に集まろう!

と き 10月23日(水)午後6時30分開場
ろころ 八王子労政会館(サークル室)
主 催 動労千葉を支援する会・三多摩

 



JR北海道 267ものレール異常を放置
安全崩壊の元凶は分割・民営化だ

全解雇者をJRにもどせ

 東京高裁・難波孝一裁判長は9月25日、国鉄分割・民営化の時の動労千葉組合員のJR採用候補者名簿からの排除が、不当労働行為だったことを認定しました。しかし判決は、解雇撤回は認めないという許し難い判決です。不当労働行為があったのなら、解雇撤回・JR復帰しかありません。
 追い詰められているのは、JRであり国家権力です。短期間で4万4千筆もの解雇撤回署名を集めた全国の闘う労働者の力が、国家に不当労働行為を認めさせる勝利をかちとったのです。
 国鉄分割・民営化は、「国鉄改革」の名の下に、国鉄を営利企業に変え、その過程で20万人もの労働者を職場から排除し、労働組合つぶしを狙ったものです。当時の中曽根首相は、<国労をつぶし、総評をつぶして、立派な憲法を安置する>と公言しました。国鉄分割・民営化は、戦争国家づくりと一体です。国鉄1047名解雇撤回闘争は、いよいよ重大な局面にさしかかりました。

安全崩壊は北海道だけではない!

 JR北海道での相次ぐ重大事故、267ヶ所に及ぶレール異常が放置されていることが発覚しました。国鉄分割・民営化によって安全が崩壊しているのです。「補修の先送りは日常的」「ヒトとカネを削られ余力がない」「この15年ほどで社員の数が3分の2ほどに減った」「経験による技術力でカバーして最低限の安全は確保してきたが、ベテラン社員の不足でそれも低下している」などの声が新聞でも報じられています。
 JR北海道は、現場にあふれるこれらの危機感を一言も聞かず、逆に「保安費削減」の言葉で握りつぶしてきたのです。JR北海道の乗務員は、「第2の尼崎事故」が起こりかねないことを肌身で感じています。
 これはJR北海道に限ったことではありません。国鉄労働者1047名の首切りの結果生まれたJR体制全体の本質です。1047名の解雇が、安全崩壊の出発点だったのです。
 これはJR北海道だけの問題ではありません。JR東日本こそ、業務の全面的な外注化によって鉄道の安全を破壊している張本人です。JR東日本でも2001年以来の保守部門の外注化によりレール破断が続発し、動労千葉は安全運転闘争に立って危険個所のレールをJRに交換させた経緯があります。

国鉄1047名解雇撤回!

 反合理化・運転保安闘争こそ外注化・非正規職化阻止闘争の中心軸です。全労働者にとって事故は「明日は我が身」です。動労千葉は「闘いなくして安全なし」を合言葉に闘い抜いてきました。
 動労千葉・動労総連合は10・1検修外注化の拡大に対し、検修職場のストライキで闘いました。
 国鉄1047名解雇撤回闘争を基軸に国鉄分割・民営化攻撃=新自由主義攻撃に決着をつける時が来ました。11・3全国労働者総決起集会に集まり、全国・全世界の労働者と団結し、労働者の命を奪う新自由主義を打ち倒そう。

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