JR東 年末手当の減額弾劾
コロナ便乗の賃金・雇用破壊と闘おう!
JR東日本は11月13日、年末手当について昨年比0・98か月減、3割以上の削減となる基準内賃金の2・2ヶ月分という回答を行いました。0・5ヶ月減だった夏期手当を大きく超える大幅減額です。
「コロナ赤字」を押し付けるな!
会社はコロナ赤字を口実に「業績を踏まえると厳しい判断にならざるを得ない」と主張しています。しかし、これまで会社は巨額の利益を上げ続けてきたのです。しかも株主には巨額の配当を続けています。赤字になったときだけ現場労働者に矛盾を押し付けることは本当に許せません。
鉄道は公共交通機関です。そして、コロナ禍でも現場労働者は鉄道の運行を担ってきました。管理者がテレワークと称して自宅待機する中でも、列車の運行を 維持し、過重労働の中で感染対策を担ってきました。その現場労働者より株主の金儲けを優先することは根本的に間違っています。
CTSは年末手当の増額を
とりわけJR千葉鉄道サービス(CTS)では、新しいの業務も加わっており、年末手当の減額は絶対に 許されません。通常の業務に加えて感染の危険と緊張 の中で消毒作業を行い、列車の運行を支えているので す。年末手当は大幅増額して当然です。
動労千葉は、CTSに対して年末手当3・8か月を求める要求書を出しました。契約社員やパートも同じ 基準で支給することも求めています。
医療や小売り、交通運輸、清掃、自治体などのエッセンシャルワーカー(社会にとって必要不可欠な労働 者)に正当な労働条件を求める声が社会的、全世界的 に高まっています。
動労西日本 11・27にスト配置
JR西日本では、コロナ減収・減益に対して、グループで700億円のコスト削減を打ち出し、冬のボーナスを労組との協定を破棄して1・5カ月に大幅カットすることを決定しました。
動労西日本(本部・広島市)は、一方的な減額は認められないとして、団体交渉を申し入れ、11月27日に山陽本線・五日市駅(広島市)を拠点にストライキを配置しました。
年末手当の大幅減額を許すな! コロナに便乗して雇用を破壊するな! 動労千葉とともに職場から声をあげよう。
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