2020年11月18日水曜日

日刊動労千葉 第8870号

貨物年末手当 1・6箇月を弾劾する!
11月25日第26回支部大会の成功かちとろう!

JR貨物は、11月12日年末手当について以下の通りの回答をおこないました。
動労総連合は、組合要求とあまりにもかけはなれた超低額回答を弾劾し、もちかえり検討することとしました。

1.基準額
  基準額は、基準内賃金の1.60箇月分とする。
2.支給日
  2020年12月7日(月)とする。
3.その他
(1)支給額は、ライフプラン支援金を含む。
(2)55歳に到達した社員の取扱いについては、従前どおりとする。


「コロナ」を理由に


 会社の回答書は、「今年度に入り、新型コロナウイルスの影響が拡大し、社会経済活動全体が大きく停滞・・・コロナ禍において、鉄道事業においては、指定公共機関としての役目を果たし」としています。

しかし、「当社の収支状況は、コロナ禍の影響を受け極めて厳しい状況となり、中間決算は大幅な赤字となる大変厳しい結果・・・社員の皆さんには、当社の置かれている厳しい現状を理解いただき」というものです。

昨年冬は、1.81箇月でした。職務手当が基準内賃金となる管理者とちがい、低賃金の現場労働者にとって、たとえ0.1箇月のちがいでも一喜一憂してしまうのが現実です。

期末手当は、賃金の後払いであり、生活給だ

日貨労は、「収入は思うように回復していない中で、会社の考え方で示されたリーマンショック後並みから積み上げがなされたこと。組合員から誰一人の感染者を出していないことへの感謝の意を回答書に表せたこと。労使の考え方に隔たりはあるものの、これ以上の前進はないと判断し」妥結しました。

国鉄の分割・民営化に率先協力した日貨労は、「健全な労使関係」のために、いつまで苦しい言い訳をつづけるのでしょうか。
資本主義の矛盾に左右されることなく、「期末手当は、賃金の後払いであり、生活給である」、この労働者としての原則からあきらめることなく闘いを継続していくことです。

コロナ禍であるからこそ、「エッセンシャルワーカー(社会を支える必要不可欠な仕事に従事する労働者)」としての誇りをもって、貨物労働者の生活と権利を守るために、ストライキで立ち上がる全世界の労働者につづく闘いをつくりだそう!

第26回支部大会の成功かちとろう!

一.定年再雇用後も安心して働ける労働条件の確立!
二.本線運転士の高齢者対策の抜本的確立!
三.新採配属をはじめとした千葉機関区の将来展望の明確化!

11月25日(水)13時~



オスプレイいらない! 船橋で集会とデモ

11月7日船橋市薬円台公園で、「オスプレイいらない!習志野・八千代・船橋ネットワーク」の結成集会が580人で開催され、習志野演習場に向けたデモが行われた。
陸自は、オスプレイの本格的飛行訓練を習志野演習場はじめ5つの演習場で実施し、さらに低空飛行訓練を南房総で行うと公言している。

集会では「何度も墜落した欠陥機。騒音もひどい」「この空の下には約百万人が暮らし、もし墜落したら大変なことになる」と怒りの発言が続いた。



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