2020年11月27日金曜日

日刊動労千葉 第8874号

 現場を痛めつけるな!②
CTS木更津事業所
0:52着の吊手消毒やめろ!

深夜の最後に消毒させるな!
他事業所では23時以降は消毒対象外
なぜこんな作業を行わせるのか!


CTSは10月1日から各事業所で吊手の消毒作業を追加し、11月9日からは夜間の吊手消毒も行わせている。

木更津事業所でも日中帯を含めて吊手消毒が追加された。だが、0時52分着という深夜時間帯の列車まで消毒の対象にされている。

他の事業所では、23時以降の列車は消毒の対象外になっているにもかかわらずだ。


なぜこんなことをするのか!

朝から働いている徹夜勤務者3人は朝8時半から働いている。

そこから深夜まで仕事をこなし、疲労が溜まる深夜1時にもなって、日常清掃に追加して消毒をやれというのだ。

現場で働く労働者を人間とも思わない所業だ。絶対に許せない!

現場は増やさず副所長2人追加?!
仕事増やすなら要員も増やせ!


そもそも、作業を行うのは夜勤者が出勤する夕方以降でもわずか4人だ。この間追加された窓閉めや消毒作業のために他から要員をやりくりするような余裕もない。ただただ、今までの仕事の上に窓閉めと消毒の作業がのしかかることになっているのだ。仕事を増やすのなら、要員も増やすのは当然だ。それもせず、現場に負担だけを押し付けるな!

しかも、職場では「夜勤者撤廃」の噂まであがっている。「1500億円コスト削減」を掲げてますます現場を痛めつけ、搾り取って会社だけが丸儲けしようということだ。ふざけきっている!

その一方、CTSは幹部や管理者ばかり増やしている。その多くはJRからの〝天下り〟だ。「コスト削減」というなら、こんなポストこそまったく不要だ。

木更津事業所も所長1人(副所長0人)の頃から現場の数は変わらないまま、副所長が2人も増やされている。現場が苦しんでいる中、のうのうと高給を取る管理者だけが増やされる。こんなことが許されるのか!

0時52分着の吊手消毒を直ちに中止しろ! 現場の負担は限界だ! CTSは今すぐ増員を行え!

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