放射能汚染水の海洋放出は
絶対に許せない!
菅政権は、4月13日に福島原発事故でたまり続けるトリチウムなど放射性物質を含む汚染水の海洋放出を、「関係者の理解なしには行わない」という福島県漁連との約束を一方的に反故にして決定した。
「トリチウムは安全」のウソ
政府は「風評対策」だけが問題であるとして、最後は「賠償」で解決しようとしている。ふざけるな!
玄海原発はじめ国内でも海外でもトリチウム由来とみられる白血病などの発生が、原発周辺では他の地域よりも多いことは知られている。
「因果関係はわからない」として、原発を推進する国と電力会社によって闇に葬られてきただけだ。
タンク内に事故前の放出量の400年分
「原発の通常運転でトリチウムは放出されているから安全」というが、その量は2010年実績で2~3兆ベクレル。一方、タンクにたまっているトリチウム量は856兆ベクレル。つまり400年分だ。世界からも激しい抗議の声が起きている。
3・11の原点に返り、「汚染水放出絶対反対」「原発も再稼働も絶対反対」の声を、あげ続けていこう!
3.11反原発福島行動21
福島第一原発事故から10年となる3月11日、郡山市で3・11反原発福島行動21が実行委員会の主催で開催され全国から600人が駆けつけた。 地元・福島で活動する人たちによる「10年目の福島・被曝の現実は変わらない」というというテーマのトークセッション、ミニコンサート、連帯のアピールなど盛りだくさんの企画で、集会は大成功した。「集会宣言」を読み上げ、郡山駅前までのデモ行進に出発した。
空港機能強化反対!
芝山現地闘争に決起
3月28日、相川芝山町長による芝山文化センターの貸し出し拒否を弾劾し、成田空港の機能強化に反対する芝山現地闘争が闘いぬかれた。反対同盟の呼びかけに応えて全国から280人が集まり、悪天候を突いて芝山町縦断デモを貫徹した。
動労千葉は関委員長先頭に、「市東さんの『農地は命』を私たちも共有して、農地を守る闘いをともにやり切りたい」と決意を語った。また関西地区生コン支部の西山執行委員も駆けつけた。
反対同盟の萩原さんは「今、成田空港は閑古鳥が鳴いている。芝山町の住民は、静かな空、静かな夜が欲しい、と声を上げている。今日の芝山デモを突破口に未来に向け共に闘いましょう」と訴えた。
市東さんは、「3月31日に土地明け渡しの強制執行停止決定が切れます。だからといって、負けているわけではないんです。私一人じゃない。今日も集まって下さった皆さんがいる。それで自分もがんばれるし、皆さんも一緒に闘って頂きたい」と訴えた。
参加者は芝山町の中心に移動して約2㌔のデモを貫徹した。