2022年12月29日木曜日

2023年2月国鉄集会へ結集を【訂正】



国鉄分割・民営化で不当解雇から36年
甦れ労働組合!とり戻そう団結!


2・12国鉄集会

どないすんねん連合


韓国・鉄道労組ソウル地方本部長ら代表団が来日
労働者の国際連帯で戦争・大軍拡・改憲を止めろ!

国鉄1047名解雇撤回!井手(JR西日本元会長)・深澤(JR東日本社長)を証人に
民営化崩壊!JR大再編・廃線化・国家改造攻撃粉砕!
関西生コン支部弾圧粉砕! 実刑判決を打ち破ろう!
23春闘勝利!戦争と生活破壊に反撃を!岸田政権打倒!


プログラム

■ 「戦争・新自由主義崩壊――関道利(動労千葉委員長) 資本主義にNO と言える労働運動を!」
■ 「1047解雇撤回闘争の正念場」 中村 仁(動労千葉副委員長/争議団)、弁護団
■ 「関西生コン弾圧・無罪判決かちとろう」武谷新吾(全日本建設運輸連帯労働組合 関西地区生コン支部書記次長)
■ 軍事クーデターから2年 在日ビルマ市民労働組合(予定)
■ 11月労働者集会へ向けた新3労組アピール

日時 2023年2月12日(日)  午後2時~(開場1時15分)

場所 江戸川区総合文化センター 小ホール(東京都江戸川区中央4-14-1)

主催: 国鉄1047名解雇撤回闘争を支援する全国運動(国鉄闘争全国運動)

ビラへのリンク

2022年12月28日水曜日

日刊動労千葉 第9213号

12/23千葉支社ダイ改提案

統括センター・業務融合の
全面拡大ゆるすな!

 

3月ダイ改・合理化攻撃に職場から声を

12月23日、JR千葉支社は①3月18日実施の3月ダイ改提案、②茂原統括センター新設、支社管内全駅の(営業)統括センター化、③乗務員による車内清掃、分割併合の誘導業務、④行路内への「その他時間」設定、⑥駅業務のさらなる外注化・窓口廃止等を提案してきた。

JR東日本は3月ダイ改で大規模な列車削減を打ち出しているが、職場には業務融合・統括センター化の全面的な拡大を提案してきた。鉄道業務も安全もないがしろにし、労働者同士を分断し、労働条件を根本から解体するための攻撃だ。この攻撃を打ち破る力は職場からの闘いだ。3月ダイ改・合理化粉砕の闘いに全力でたちあがろう。

千葉支社3月ダイ改要員提案(3/18実施)

【ダイ改規模】▲518.1㌔

  • 「乗務員による車内清掃」は、木更津統括センターでは上総亀山駅、佐倉運輸区では鹿島神宮駅で行う。「折り返し時に、ほうきとちりとりを持って清掃させる」などが想定される。
  • 佐倉駅での誘導業務については、車掌が行う。
  • 「その他時間」の設定は、労働時間Bを調整して、まとまった時間を設定する。「その他時間で、木更津統括センターの無人コンビニの品出しを乗務員が行う」などが想定される。

【乗務線区見直し及び要員体制の見直し】
実施箇所 蘇我運輸区京葉派出所

【臨要員の見直し】
実施箇所 木更津統括センター、千葉運輸区

【準備時間見直し】
実施箇所:木更津統括センター、全運輸区

【乗務員による車内清掃の実施】
実施箇所:木更津統括センター、佐倉運輸区

【佐倉駅での乗務員による分割併合時の誘導業務実施】
実施箇所:佐倉運輸区

【その他】

  • 業務のさらなる融合と連携に向けた「その他時間」を行路内の一部時間に指定する
    実施箇所:木更津統括センター、全運輸区

運営体制の見直し(3/1実施)

【津田沼営業統括センターの一部業務委託化】

  • ホーム等の従来業務を縮減し、業務領域を広げ、新しい価値創造に繋げる体制にする
  • 津田沼駅の車内点検業務、乗客の案内業務等をセントラル警備保障(CSP)へ委託
  • 遺失物業務をステーションサービス(JESS)からCSPへの委託に変更

【働き方・作業ダイヤ見直しによる体制変更】

  • 成田営業統括センター(成田空港駅)、大網駅で「柔軟に業務を行う」体制にする。

全面的な(営業)統括センター化提案(7/1実施)

  • 千葉エリアを分割して、茂原エリアを新設
  • 千葉エリア、新浦安エリア、木更津エリア、成田エリアに所属する駅を(営業)統括センター化
    →全駅を(営業)統括センター化する
  • 成田営業統括センターと銚子運輸区を融合して成田統括センターを設置する。
  • 茂原エリアの各駅と鴨川運輸区を融合して茂原統括センターを設置する。

 

 

 

   

   

 

 

 

参考

【乗務改札の駅社員無配置化】
実施箇所 西船橋駅(下総中山方、船橋方のメトロ乗換専用改札を無人化)
実施時期 3月1日

【みどりの窓口の営業終了】
実施箇所 館山駅
実施時期 3月23日
※廃止後は「話せる券売機」を設置

 

2022年12月27日火曜日

日刊動労千葉 第9212号

強制執行阻止!天神峰を守ろう!
四日間決戦へ

佐倉支部大会


強制執行阻止!天神峰を守ろう!
12・27~30四日間決戦へ!

三里塚現地は、重大決戦情勢に入っている。年内にも市東さんの農地を、国家暴力で奪おうとしている。

11月24日から学生を先頭に全国から多くの仲間が現地に駆け付け、座り込みを行っている。市東さんのビニールハウスを宿泊場所として設置し、深夜から未明の監視・巡回・連絡・不寝番体制が整えられている。強制執行を迎え撃つ体制が構築されている。
動労千葉は、12月13日中村副委員長が現地に駆け付け、座り込みを行っている仲間に差し入れを行った。

三里塚決戦本部は12月27~30日の「四日間決戦」を訴えている。三里塚反対同盟、全国の仲間とともに農地死守を闘い抜こう

三里塚決戦本部からの訴え

成田空港会社は「12月27日にも離作補償を供託する」と市東さんに通知し、年内の強制執行を狙っています。

決戦本部は27日から30日までの四日間を「強制執行阻止!天神峰を守ろう!四日間決戦」として闘います。農地強奪に対しては体を張って闘いましょう。

市東さんの農地取り上げに反対する人はともに闘いましょう! 闘い方は人それぞれです。二重三重の人民の壁で強制執行を阻止しよう! 「四日間決戦」に勝利しよう!

 

職名廃止・業務融合化、強制配転攻撃を許すな
佐倉支部 第12回定期大会

佐倉支部は12月19日、DC会館にて第12回支部大会を開催しました。

冒頭に力根支部長から、支部大会成功に向けて「職場の問題点などを話し合いたい」とあいさつがあり、討論に入りました。

支部大会では次のような意見がでました。

  • 予備から変形におとしてまで草刈りをさせている。乗務員にそこまでさせるのか。
  • 駅への異動が無期限に延期されている人がいる。異動に対する苦情処理が多いからだという話もある。ジョブで駅に異動させられたら、乗務員に戻ってこれない。
  • 面談で異動の希望を聞かれて、雑談でも「行っても良い」ようなことをちょっというと、すぐに異動させられている。「行きたくない」とはっきり言わないといけない。
  • 会社はボーナス決定の次の日に子会社の株を120億円分も買った。社員一人当たり20万円。最初からその分をボーナスから引いていたのか。
  • エルダーになると都市手当もつかない。同じ仕事をしているし、都市手当は勤務地に出ている手当ではないのか。

新たに坂尾支部長を選出して、大会は成功裏に締めくくられました。

 

2022年12月24日土曜日

2022年12月23日金曜日

外注化阻止ニュース 第612号


3月ダイ改平日124本削減
12/6 JR東日本が発表
廃線化と合理化に反対!

 JR東日本が12月16日、来年3月のダイ改について発表しました(実施日23年3月18日)。
 列車削減は平日1日あたり124本の削減で、今年3月のダイ改(同239本)に次ぐ大規模な削減です。ワンマン運転の拡大も出されています。
 千葉支社管内でも各路線で列車削減・減車などが行われようとしています。3月ダイ改合理化、列車削減、職名廃止・業務融合、ジョブローテーションに、地域住民と共に反対の声をあげよう。


久留里線 ○4両編成から3両編成に減車
      対象列車は以下の通り
列車番号 発駅・時間 着駅・時間
924D   上総亀山(6:56) 木更津(8:02)
945D   木更津(18:53) 久留里(19:39)
950D   久留里(20:40) 木更津(21:23)
951D   木更津(21:46) 久留里(22:32)


京葉線 ○新駅「幕張豊砂駅」開業。
    ○運転本数削減(本数は以下の通り)
運転日 上下 初電~  10時台~ 16時台
       9時台  15時台  ~終電
平日  下り 増減なし 増減なし  ▲5本
    上り            ▲8本
土休日 下り ▲2本  増減なし  ▲7本
    上り ▲1本        ▲10本


成田線 ○千葉~成田1往復
     削減(対象は右表)
始発駅・時間 終着駅・時間
千葉(22:56) 成田(23:27)
成田(23:33) 千葉(0:04)


総武本線 ○千葉発・成東行列車1本を横芝行に延伸
     ○千葉発・成東行列車1本を八街止まりに縮小
     ○千葉発・横芝行最終列車を成東止まりに縮小
      →松尾・横芝行最終列車が1時間以上繰り上げ
     ○千葉行最終列車を成東発から八街発に縮小
現改 千葉発 佐倉発 八街着 成東着 松尾着 横芝着 銚子着
現行 22:33 22:57  23:09 23:21  23:27 23:32 0:11
   23:06 23:24  23:38 23:50  ―   ―   ―
   23:50  0:09   0:21  0:33   0:39  0:43 ―
改定 22:33 22:57  23:09 23:22  23:28 23:33 0:12
   23:05 23:23  23:36 ×    ―   ―   ―
   23:50  0:09   0:21  0:33  ×   ×   ―

現改 成東発 日向発 八街発 佐倉発 千葉着
現行 23:08 23:16  23:23 23:36  23:54
改定 ×   ×    23:41 23:54   0:11


総武快速線 ○平日・休日ともに日中時間帯で2往復削減し、毎時5本の運転に変更
      ○同時間帯の成田空港発着の快速列車は毎時1~2本から1本に削減


総武線各駅停車
○平日朝時間帯の三鷹・中野→津田沼2本削減
○平日夕夜間帯の津田沼→中野2本、津田沼~千葉間2往復削減
○土休日の津田沼~中野間で1往復、津田沼~千葉間で3往復削減

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2022年12月22日木曜日

日刊動労千葉 第9211号

木更津支部 第46回定期大会
津田沼支部 第47回定期大会


久留里線廃線・統括センター化と闘おう
木更津支部 第46回定期大会

木更津支部は12月9日、第46回支部定期大会と乗務員分科定期総会を開催しました。議長には佐野副支部長が選出されました。



鈴木支部長は挨拶で、支部で主催した久留里線廃線反対の集会結集へのお礼とともに、集会成功を報告しました。また「職場の問題は山積みですが、みんなで力を合わせてこれからも立ち向かっていきたい」と訴えました。

本部から来賓として挨拶した中村副委員長は11・6集会結集のお礼を述べ、「闘う労働組合が必要だ。若い仲間の結集に向けて支部とともに本部もがんばります」と改めて訴えました。

経過報告・会計報告、運動方針案・予算案が提起された後、乗務員分科会が開催されました。牧野会長は、会社が強行した職名廃止・木更津統括センター化の現状として、ジョブローテーションで異動が多発し、本来業務そっちのけでイベント業務が行われ、年休申込みも厳しくなっている実態を報告しました。また、ECからDCへの転換者が増え、事実上の込み運用になっている状況であり、今後も職場実態を注視し取り組んでいくことを提起しました。

質疑応答より

  • 統括センター化され木更津以外の仕事もやらされている。管理者が「休勤をやってくれ」と追い回している。月3回という話も聞く。
  • ジョブで駅に回されて、異常時に対応できるのか? 乗務員から降りると賃金が下がるので、手当が欲しいという声がでている。
  • 年休が入らず不満が出ている。標準数をなくし、休勤前提の要員にされている。
  • 久留里線は一部を切り取って「赤字」とずるい宣伝がされている。

佐野副支部長から、上総地域集会で呼びかけられた署名への協力が訴えられた後、スローガン案、運動方針案、予算案が拍手で承認されました。役員選出が行われ、吉野新支部長が「久留里線の問題等たくさんあるが、皆さんの協力を得て運動していきたい」と挨拶しました。

最後に団結ガンバローで大会は成功裡にしめくくられました。

 

組織拡大で伝統ある支部の発展を
津田沼支部 第47回定期大会

津田沼支部は12月11日、DC会館にて第47回支部大会を開催しました。

議長に渡辺君を選出して議事が進められました。

相馬支部長は「この1年間の組合員のストライキ決起等、ご苦労様でした。津田沼支部は動労革マルと決別し動労千葉の最初の支部として1979年4月18日に90名以上の組合員で結成されました。今日の大会は全組合員が結集して開催されています。

伝統ある津田沼支部を発展させる為に組織拡大等に全力で取り組んで行きます。

コロナ禍に便乗した分割・民営化型の大攻撃が始まっています。来年、我々が職場代表選に勝利して変えなければなりません。清掃職場では要員がギリギリで日々作業が行われています。突発休が出ると管理者が消毒作業を行っています。早急に要員増を実現しなければなりません。今後も断固闘う体制を確立することが本大会の最大の任務です」と提起しました。

来賓として関委員長より、この間の情勢と現状が報告され、執行部から経過報告・会計報告、運動方針案・予算案が提起され、その後質疑応答が行われました。

質疑では次のような意見がでました。

  • 清掃職場の要員は現在、欠員が出ている。他の職場から助勤を取らないのか。
  • 津田沼駅収容線の作業通路は石が多く歩行に支障がある。早急に改善して欲しい。
  • 65歳以降の雇用問題は早急に対応して貰いたい。
  • 習志野運輸区内が暗くて通路も狭く、作業に支障がある。
  • コロナウイルス感染症等で危険と思われる仕事には危険手当・嘔吐等の処理には嘔吐手当を出して欲しい。

本部から質疑応答の答弁が行われ、方針案予算案等が採択され相馬支部長の団結ガンバローで大会は成功裡に終了しました。

 

動労千葉を支援する会ニュース 376号


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2022年12月21日水曜日

日刊動労千葉 第9210号

12/16 JR東日本3月ダイ改発表


12月16日、JR東日本は3月ダイ改<実施日2023年3月18日(土)>について発表を行った。平日1日あたり124本削減という今年3月ダイ改に次ぐ大規模な列車削減や、ワンマン拡大等が打ち出されている。

千葉支社管内でも各路線で列車削減・減車等が行われようとしている。3月ダイ改合理化、列車削減、職名廃止・業務融合、全面外注化・分社化・転籍、ジョブローテーション攻撃に地域の怒りとともに反対の声をあげよう。

久留里線

○4両編成から3両編成に減車
対象列車は以下の通り

内房線

○千葉発・千倉行列車2本を館山止まりに縮小
○木更津発・館山行列車を千倉行に延伸
→千倉行最終列車が約1時間繰り上げ
○館山発・安房鴨川行列車1本を木更津発に変更

総武本線

○千葉発・成東行列車1本を横芝行に延伸
○千葉発・成東行列車1本を八街止まりに縮小
○千葉発・横芝行最終列車を成東止まりに縮小
→松尾・横芝行最終列車が1時間以上繰り上げ
○千葉行最終列車を成東発から八街発に縮小

千葉~成田空港間

○日中帯3往復を快速から普通列車(8両編成)に変更
対象列車は以下の通り

京葉線

○新駅「幕張豊砂駅」開業。各駅停車が停車。新習志野~海浜幕張間の所要時間が1分10秒~20秒増
○運転本数見直し(増発・削減ともに)
増減本数は以下の通り

成田線

○千葉~成田1往復削減
対象列車は以下の通り

総武快速線

○平日・休日ともに日中時間帯で2往復削減し、毎時5本の運転に変更
○同時間帯の成田空港発着の快速列車は毎時1~2本から1本に削減

総武線各駅停車

○平日朝時間帯の三鷹・中野→津田沼2本削減
○平日夕夜間帯の津田沼→中野2本、津田沼~千葉間2往復削減
○土休日の津田沼~中野間で1往復、津田沼~千葉間で3往復削減

 

2022年12月20日火曜日

日刊動労千葉 第9209号

とんでもないことが!
戦争に突き進む岸田政権をぶっ飛ばせ!


戦争国家への歴史的転換

 

 岸田内閣は16日、安保3文書(国家安全保障戦略、国家防衛戦略ー防衛計画の大綱を名称変更、防衛力整備計画)の改定を国会の審議も、もちろん国民に問うこともなく閣議決定した。社会保障費を削って大増税し、防衛予算を全てに優先しようとしている。まさに社会全体を軍事優先に変えようとしているのだ。戦争国家への歴史的転換だ。まったく何の議論もされず、なりふりかまわず戦争に向かって、すべてが突進している。

実質的な憲法改悪

 

 政府の安保関連三文書改定に向けた「有識者会議」の報告書(別掲)が発表されてから一月も経っていない間に、クーデター的に実質的な憲法改悪が強行された。
国家安全保障戦略では、「中国の軍事動向は、これまでにない最大の戦略的挑戦」だと、米バイデン政権と同じ規定をした。
敵基地攻撃能力については、「相手の領域において有効な反撃を可能とする能力」と定義し、中国本土を射程に入れた長射程ミサイル配備、アメリカ製の巡航ミサイ「トマホーク」(500発)の早期取得が記載されている。

43兆円の大軍拡

防衛力整備計画では、陸海空自衛隊の「統合司令部」の創設、5年間で43兆円の防衛費を打ち出し、長射程ミサイル購入・開発に5兆円など歯止めなき軍拡を打ち出している。
さらに岸田政権は、「防衛力の財源は国民の責任」と発言し、大衆増税や社会保障費削減で賄えと言っているのだ。
さらに、「公共インフラを『特定重要拠点』に指定して国が整備・運用し軍事使用する」としている。
また国会では、浜田防衛大臣は成田空港の軍事使用も公言している。

 問われているのは労働組合

戦争こそ、最大の生活破壊であり、雇用・権利の破壊だ。徴兵・徴用こそ、最大の労働者の使い捨てだ。問われているのは労働者の闘い、労働組合だ。
全世界で労働者が起ち上がっている。黙っていると思ったら大間違いだ。労働者をなめるな! 人間をなめるな! 戦争阻止の闘う労働組合を甦らせよう。

 
1047名解雇撤回!JR復帰!団交開催!
第12回行政訴訟
日時:12月23日(金)11時~
場所:東京地裁527号法廷
※10時東京地裁前集合、裁判終了後に報告会
 

闘いなくして安全なし No.379


3月ダイ改 平日124本削減
12/16 JR東日本がダイ改内容を発表

 12月16日、JR東日本は3月ダイ改について発表しました(実施日23年3月18日)。
 列車削減は平日1日あたり124本削。過去最高だった今年3月ダイ改(同239本)に次ぐ大規模な削減です。ワンマン運転拡大もワンマン拡大も打ち出されています。
 千葉支社管内でも各路線で列車削減・減車等が行われようとしています。3月ダイ改合理化、列車削減、職名廃止・業務融合、ジョブローテーションに、地域の怒りとともに反対の声をあげよう。


久留里線 ○4両編成から3両編成に減車
      対象列車は以下の通り
列車番号 発駅・時間 着駅・時間
924D 上総亀山(6:56) 木更津(8:02)
945D 木更津(18:53) 久留里(19:39)
950D 久留里(20:40) 木更津(21:23)
951D 木更津(21:46) 久留里(22:32)


京葉線 ○新駅「幕張豊砂駅」開業。
    ○運転本数削減(本数は以下の通り)
運転日 上下 初電~  10時台~ 16時台
       9時台   15時台  ~終電
平日  下り 増減なし 増減なし  ▲5本
    上り            ▲8本
土休日 下り ▲2本  増減なし  ▲7本
    上り ▲1本        ▲10本


成田線 ○千葉~成田1往復
     削減(対象は右表)
始発駅・時間  終着駅・時間
千葉(22:56)  成田(23:27)
成田(23:33)  千葉(0:04)


総武本線 ○千葉発・成東行列車1本を横芝行に延伸
     ○千葉発・成東行列車1本を八街止まりに縮小
     ○千葉発・横芝行最終列車を成東止まりに縮小
      →松尾・横芝行最終列車が1時間以上繰り上げ
     ○千葉行最終列車を成東発から八街発に縮小
現改 千葉発 佐倉発 八街着 成東着 松尾着 横芝着 銚子着
現行 22:33 22:57  23:09 23:21 23:27  23:32 0:11
   23:06 23:24  23:38 23:50 ―    ―   ―
   23:50  0:09   0:21  0:33  0:39   0:43 ―
改定 22:33 22:57  23:09 23:22 23:28  23:33 0:12
   23:05 23:23  23:36 ×   ―    ―   ―
   23:50  0:09   0:21  0:33 ×    ×   ―
現改 成東発 日向発 八街発 佐倉発 千葉着
現行 23:08 23:16  23:23 23:36  23:54
改定 ×   ×     23:41 23:54  0:11


総武線各駅停車 ○平日朝時間帯の三鷹・中野→津田沼2本削減
        ○平日夕夜間帯の津田沼→中野2本、津田沼~千葉間2往復削減
        ○土休日の津田沼~中野間で1往復、津田沼~千葉間で3往復削減


総武快速線 ○平日・休日ともに日中時間帯で2往復削減し、毎時5本の運転に変更
      ○同時間帯の成田空港発着の快速列車は毎時1~2本から1本に削減

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2022年12月18日日曜日

井手(JR西元会長)・深澤(JR東社 長)を
法廷に呼べ!


井手(JR西元会長)・深澤(JR東社 長)を
法廷に呼べ!


1047名解雇撤回・JR復帰・団交開催行訴
12月23日(金)11時~
東京地裁527号法廷
※10時東京地裁前集合

 

国鉄1047名解雇者当該
動労千葉・中村副委員長の訴え


闘いの決断は間違っていなかった

 30年以上前、国鉄は分割・民営化され、国鉄職員の3人に1人が首を切られ、職場を去りました。民営化と社 会保障の解体、規 制緩和、市場原理、 そして労働組合の 破壊を目的とした 新自由主義の攻撃 でした。さらに改憲と戦争まで突き進もうと していた攻撃でした。
 当局は「ストに入れば全員解雇」と揺さぶりました。しかし、私たち動労千葉は2波のストを敢行し28名の解雇者、12名のJR不採用―3年後の整理解雇者を出しました。この闘いで団結を深め、 JRに行った組合員も色々な差別を受けながら 今なお闘い続けています。
 自分たちの決断は間違いでなかったと胸を張って言えます。仲間を信じて、団結すること。 全国の闘う仲間と労働組合をつくることです。

国家的不当労働行為の真実暴いた

 30年以上に及ぶ闘いの中で、国家的不当労働行為の真実をすべて明らかにしました。JR設 立委員会は不当労働行為の基準を後から作って 私たちをJRの採用名簿から外しました。その 後、JRは一貫して採用義務を果たしていませ ん。裁判は証人採用をめぐる最終局面です。
 JR東日本の深澤社長は、JR東海元会長の葛西の指示で私たちを採用名簿から排除した張 本人であり、その後も採用を拒否し続ける不当 労働行為を行っています。そして、国鉄改革3 人組と言われた最後の生き残りである井手正敬 を法廷に出すことが絶対に必要です。
 裁判長は、証人採用について次回裁判で判定すると明言しています。署名運動の推進と12月23日東京地裁への大結集を呼びかけます。

国鉄闘争全国運動


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2022年12月17日土曜日

日刊動労千葉 第9208号

12・2千葉運転区支部、
12・9銚子支部定期大会


団結して融合化攻撃と闘おう
千葉運転区支部 第47回支部大会

千葉運転区支部は、12月2日、DC会館において第47回支部定期大会と第46回乗務員分科定期総会を開催された。
議長に関和幸君を選出し、議事が進められた。支部長挨拶で高澤支部長は、「千葉運輸区では込み運用が開始されている。 融合化攻撃に対して。自分たちだけでなく、若い乗務員のためにも、動労千葉が現場から声を上げていこう」と訴えた。続いて 中村支部乗務員会長が挨拶した。
来賓あいさつでは関委員長が、「日頃より千葉運転区支部組合員のみなさんのご協力に感謝する。JRでは木更津統括センターはじめ駅の統括センターが強行されている。労働者を分断し、駒としかみない何でも屋にする攻撃だ。今こそ闘う労働組合が必要とされる時だ。団結を強め共に闘いましょう」と訴えた。
活発な討議が行われ、支部長の団結頑張ろうで、大会は成功狸に締めくくられた。

 出された主な意見
・労働時間の削り取りで大変だ。朝も点呼時間よりずっと早く起きないといけない。「睡眠時間が延びる」どころじゃない。
・若い乗務員で休まざるを得ない人が出ている。仲間を守るのが労働組合だし、そういう組合が必要だ。
・獣害が増えている。神経が磨り減る。対策が必要だ。

新体制を立ち上げ、奮闘しよう
銚子支部 第44回支部大会

12月9日、銚子支部は銚子運輸区会議室において、融合化・組織破壊攻撃粉砕!ローカル線切り捨て許すな!運転士の高齢化対策を!をスローガンに、第44回定期大会、第41回乗務員分科会総会を開催した。議長に鈴木君を選出し、議事が進められた。冒頭、伊藤支部長は、「退職を迎える組合員も多くなってくる。新体制を立ち上げ、奮闘しよう」とあいさつを行った。
本部からは、関委員長、渡辺書記長、越川特別執行委員が参加した。関委員長は「22年ダイ改では仕業検査周期延伸、入換業務の本体移管によりCTS銚子派出が廃止され、ストライキ方針で闘った。融合化・統括センター設置など会社の攻撃は矢継ぎ早に掛けられてくる。多くの組合員が退職を迎える中、歴史ある銚子支部の未来をかけ奮闘をお願いしたい」、渡辺書記長は「65歳を迎えてからもOB組合員として関わり、これからもご指導、ご鞭撻を」とあいさつした。
経過・会計報告、決算承認、運動方針・予算案が提起され、満場一致で採択された。新支部長に永井君が選出され「少人数になってしまうが、微力でもできる範囲で頑張っていこう」と決意表明し、大会は成功裡に終了した。


 

 出された主な意見
・少人数になってきた時、支部体制をどう運営していくか。
・ローカル線ワンマン化は進むのか。同時に駅の無人化も進むのではないか。
・エルダーで体調不良になった場合の働ける場所、70歳まで働ける環境を。
・JESSの将来展望は?駅の泊勤務と日勤勤務の融通、条件改善を。
・会社の様々な攻撃に対し、組織拡大で闘おう。

 

2022年12月16日金曜日

外注化阻止ニュース 第611号


「久留里線廃止反対」150人
12・4上総地域集会で地域の声つぎつぎ

 12月4日、「JR久留里線・房総廃線化を許すな! 12・4上総地域集会」が150人の参加で開催されました。久留里線沿線の住民、地域住民、周辺自治体の議員も参加しました。

沿線の住民からの発言

◎ローカル線の問題は経済効率の問題ではない。地域から鉄道がなくなる、学校がなくなることは大きな問題。経済の問題ではなく生きていくための問題だ。(上総亀山)
◎久留里線はJRが5時間も列車を走らせないため利用したくともできない。鉄道は公共交通であり誰でも自由に利用できなければならない。特に久留里~亀山の人は特段に制限されてしまう。昔は亀山から座れないくらい人が乗っていたり一時は千葉までの直通もあった。
 戦争の末期、線路の鉄で武器を作るために鉄道の一部が廃止になり、その区間を歩いた記憶がよみがえった。(上総松丘)
◎君津から千葉まで通っていた。当時は館山方面の人はほとんど電車だった。今はほとんど高速バスだ。公共交通をあずかるJRは無責任だと思う。鉄道は安全、安定的に多くの人を輸送できるインフラだ。それを一度失ったら2度と取り返しがつかない。防衛費の倍増など止めて住民の足を守るべきだ。ともに頑張りましょう。(社民党)
◎こういう集会を開いていただいて、署名の話もあり、私も動けるようになった。住民の方々の力を借りながら大きな運動にして闘うことが大事。地元議員として頑張る。(君津市議)
◎5年前に小学校を廃校にされた。規模が小さすぎて「適正規模」でないと社会性がないというのが、本来は「規模が大きすぎては教育的でない」ということだ。赤字線でも経済効果だけの問題ではない。地域の人々が幸せに生きていくためには必要だ。(上総松丘)
◎ローカル線は赤字が当たり前。そこは国がやることだ。住民の希望や要求にそった生活ができるかどうかということだ。一人当たりいくらかかるのかという問題ではない。(オスプレイいらない住民の会)
◎JRは「赤字路線の面倒はみれない」というが、民営化したからだ。国鉄分割・民営化そのものが重大な誤りだった。地域住民が声を上げないとJRの思い通りになってしまう。(動労千葉を支援する会・木更津)


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2022年12月15日木曜日

日刊動労千葉 第9207号

国鉄1047名解雇撤回!JR復帰!
団交開催!行政訴訟
12・23第12回行政訴訟に集まろう


井手・深澤の証人採用を!

日時:12月23日(金)11時~
場所:東京地裁527号法廷
※10時東京地裁前集合、裁判終了後に報告会
 
12/10、1047名解雇撤回・全国一斉署名行動が
国鉄闘争全国運動、動労千葉を支援する会の仲間によって行われた。
(写真:千葉駅前)


「解雇撤回・JR復帰」署名1万1063筆(12月12日現在)

12月23日、国鉄1047名解雇撤回・JR復帰・団交開催を求める行政訴訟の第12回裁判が開かれる。今回の裁判は、井手・葛西をはじめとした証人の採否が決定される重要な決戦だ。全力で結集をかちとろう。

すべての真実は暴かれた

われわれは、国鉄分割・民営化の際のJR不採用基準そのものが不当労働行為であることを最高裁で確定させた。その基準がJR設立委員長による指示と設立委自身の決定によるものであることも暴いた。

だが、中労委は「87年4月から申立期間の1年以上が過ぎている」と真実を明らかにすることから逃げようとしている。労働委員会では審理そのものを拒否した。裁判ではJRの訴訟参加に「組合の主張が認められることはないから必要ない」という驚くべき主張までして反対した。

本来、「労働者の団結する権利を擁護する」はずの労働委員会が、国とJRを擁護するためにここまでしたのだ。こんな暴挙を許すことはできない。

証人採用が絶対に必要だ

JRの不当労働行為によって本来採用されるはずの組合員が不採用=解雇されたのだ。JR東には採用する義務がある。しかし、JRはその義務を一貫して果たしていない。

不当労働行為は現在も継続しているのだ。「もう1年過ぎた」と言って片付けられる問題ではない。

井手元JR西日本会長は、国鉄分割・民営化を主導した人間の一人であり、JR設立委員長と不採用基準について話し合っていることを自ら語っている。

JR東日本社長の深澤は、葛西元JR東海会長の指示の下、名簿からの排除を行った張本人だ。さらにJR発足後も不当労働行為を継続してきたことを示す上でも絶対に必要な証人だ。

動労千葉を支援する会(東京西部)の仲間は11/15東京地裁前、
11/25高円寺駅前で「井手・深澤を法廷に呼べ」と訴える宣伝行動を行った。


闘いは「勝利まであと一歩」

われわれは国鉄分割・民営化反対を貫き、35年をこえて闘い抜いてきた。鉄道労働者だけでなく、全労働者と労働組合の未来と権利のかかった闘いだったからだ。

その闘いはついに「勝利まであと一歩」まで到達した。裁判所の結審策動を許さず、井手・深澤の証人採用をかちとろう。解雇撤回・JR復帰署名を集めよう。12・23裁判闘争に結集しよう。

 

闘いなくして安全なし No.378


「久留里線廃止反対」150人
12/4 上総地域集会に地域からの怒り集まる

 12月4日、「JR久留里線・房総廃線化を許すな! 12・4上総地域集会」が150人の参加で開催されました。多くの久留里線沿線住民、地域住民、周辺自治体の議員も参加しました。

沿線の住民からの発言

◎ローカル線の問題は経済効率の問題ではない。地域から鉄道がなくなる、学校がなくなることは大きな問題。経済の問題ではなく生きていくための問題だ。(上総亀山)
◎久留里線はJRが5時間も列車を走らせないため利用したくともできない。鉄道は公共交通であり誰でも自由に利用できなければならない。特に久留里~亀山の人は特段に制限されてしまう。昔は亀山から座れないくらい人が乗っていたり一時は千葉までの直通もあった。
 戦争の末期、線路の鉄で武器を作るために鉄道の一部が廃止になり、その区間を歩いた記憶がよみがえった。(上総松丘)
◎君津から千葉まで通っていた。当時は館山方面の人はほとんど電車だった。今はほとんど高速バスだ。公共交通をあずかるJRは無責任だと思う。鉄道は安全、安定的に多くの人を輸送できるインフラだ。それを一度失ったら2度と取り返しがつかない。防衛費の倍増など止めて住民の足を守るべきだ。ともに頑張りましょう。(社民党)
◎こういう集会を開いていただいて、署名の話もあり、私も動けるようになった。住民の方々の力を借りながら大きな運動にして闘うことが大事。地元議員として頑張る。(君津市議)
◎5年前に小学校を廃校にされた。規模が小さすぎて「適正規模」でないと社会性がないというのが、本来は「規模が大きすぎては教育的でない」ということだ。赤字線でも経済効果だけの問題ではない。地域の人々が幸せに生きていくためには必要だ。(上総松丘)
◎ローカル線は赤字が当たり前。そこは国がやることだ。住民の希望や要求にそった生活ができるかどうかということだ。一人当たりいくらかかるのかという問題ではない。(オスプレイいらない住民の会)
◎JRは「赤字路線の面倒はみれない」というが民営化したからだ。国鉄分割・民営化そのものが重大な誤りだった。地域住民が声を上げないとJRの思い通りになってしまう。(動労千葉を支援する会・木更津)


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2022年12月14日水曜日

日刊動労千葉 第9206号

JR久留里線―房総廃線を許さない!
12・4上総地域集会を開催!


地域住民、組合員・家族、OBなど150名が結集

久留里線廃線反対集会に150名が結集。
沿線住民からは地域の足を絶対守りたいとの熱い訴えが行われた。


12月4日、久留里駅前の「上総公民館」において、「JR久留里線ー房総廃線を許すな!12・4上総地域集会」が、動労千葉木更津支部の主催、内房線と地域を守る会、外房線と地域を守る会の賛同により開催された。

集会には、国交省有識者検討会の提言とJR東日本の赤字路線収支発表によるローカル線切り捨てを許すなという訴えに応えて沿線の住民や組合員・家族、OB、支援する会の仲間など150名が結集した。とくに久留里線に対して「100円稼ぐのに1万9千円かかる」という悪宣伝が行われる中で「地域の足を守りたい」「廃線にさせてはならない」という沿線住民からの熱い訴えが次々に行われ、最後には「JR久留里線廃線に反対する署名」を行うことが訴えられるなど廃線化阻止に向けた大きな一歩をしるす集会となった。

赤字は列車削減等の結果。廃線は職場を奪う攻撃だー鈴木支部長

集会は、木更津支部・佐野副支部長の司会で進められ、冒頭、「ローカル線大虐殺を許すな」と題してDVDが上映され、廃線された地域住民の「廃線になったら終わり、残さなあかん」との訴えが響いた。

続いて主催者として鈴木支部長から、「久留里線の赤字は、JRが本数を減らし、直通運転をなくし、無人駅化・ワンマン化を行った結果だ。廃線は職場を奪う重大な攻撃であり、地域と一体となって廃線化を止めよう」と訴えられた。

続いて、動労千葉・関委員長から、国交省提言とJRの赤字路線の収支について提起が行われ、提言の狙いは国が関与して自治体を強制的に協議に引き入れ、3年の期限で全面的な廃線を進めようとする攻撃であること、久留里線の収益率最悪と悪宣伝が行われているがローカルの一部だけ輪切りにすれば赤字になるのは当たり前のこと、一方「バス転換」では、この15年でバス路線2万キロが廃止になっておりバス転嫁した途端に廃止が問題になること、公共交通を民営化し金儲けの道具にしたことが間違いであり、国鉄分割・民営化が完全に破綻したことを明らかにし、労働組合と地域が一体となって廃線反対の声を上げることが大きな力になると訴えた。

賛同団体からの発言では、内房線と地域を守る会から幹事の石井敏広氏(館山市議)が「上下分離で下(線路)を自治体が持てというが財政的に厳しい。国策の失敗であり、下は国が持つべきだ」と訴えた。

外房線と地域を守る会からは早川孝雄副会長が発言し「国交省提言による廃線化を地域全体ではね返すために沿線自治体の首長と面談し訴えてきた。国は補助金を出すというがそれではもたない。JRの分断を許さず、久留里線廃線阻止へ取り組む」と報告を行った。

地域住民から久留里線廃線攻撃への怒りの声が相次ぐ

【沿線の住民から】

  • ローカル線の問題は経済効率の問題ではない。地域から鉄道がなくなる、学校がなくなるということは大きな問題。今でも亀山では文化祭や運動会が残っている。地元の中学を卒業しそこで生きてきたから文化の共同体となって存続している。経済の問題ではなく生きていくための問題だ。(上総亀山)
  • 久留里線は、JRが5時間も列車を走らせないため利用したくともできず、赤字になるようにしているとしか思えない。鉄道は公共交通であり誰でも自由に利用できなければならない。とくに久留里~亀山の人は特段に制限されてしまう。昔は亀山から座れないくらい人が乗っていたり、一時は千葉までの直通もあった。戦争の末期、武器を作るために鉄道の一部が廃止になり、その区間を歩いた記憶がよみがえった。(上総松丘)
  • 君津から千葉まで通っていた。当時は館山方面の人はほとんど電車だった。しかし今は100%高速バスだ。公共交通をあずかるJRは無責任だと思う。鉄道は安全、安定的に多くの人を輸送できるインフラだ。それを一度失ったら2度と取り返しがつかない。防衛費の倍増など止めて住民の足を守るべきだ。ともに頑張りましょう。(社民党)
  • 今回、こういう集会を開いていただいて、署名の話もあり、これで私も動けるようになった。住民の方々の力を借りながら大きな運動にして闘うことが大事だと思う。地元議員として頑張る。(君津市議)
  • 5年前に小学校を廃校にされた。適正規模でないと社会性がないというのが理由だった。赤字線だとしても経済効果だけの問題ではない。地域に生きる人々が幸せに生きていくためには必要だ。(上総松丘)
  • ローカル線は赤字が当たり前。そこは国がやることだ。住民の希望や要求にそった生活ができるかどうかということだ。一人当たりいくらかかるのかという問題ではない。オスプレイいらない住民の会としても頑張ります。(オスプレイいらない住民の会)
  • JRが「ローカル線が赤字です。民間企業だから赤字路線の面倒をみることはできない」といっているが、こうなったのも民営化したからであって、国鉄分割・民営化そのものが重大な誤りだったということだ。地域住民が声を上げないとJRの思い通りになってしまう。(動労千葉を支援する会・木更津)
  • 45年間、亀山から木更津まで通った。駅まで遠いから車で行くが駐車場がないから、結局、列車を使えない。子供が困ったら親が、親が困ったら子が助けるというのが人間として当たり前のこと。地方から都会に子供たちが行ったから今がある。(上総亀山)

久留里線の廃線に反対する地域住民署名運動を成功させよう!

発言の最後に、動労千葉を支援する会・木更津の仲間から、「JR久留里線の廃線に反対する地域住民署名」の訴えが行われ、今後、呼びかけ人を募り、早急に久留里線沿線をはじめ全面的に署名運動を開始することを全参加者に訴えた。

呼びかけに対してすぐに地元の人が「呼びかけ人になります」と声をあげるなど、久留里線を廃線にしようとするJRと国に対する怒りが高まっていることを示した。

集会の最後に、木更津支部・岡田支部長から「署名を成功させ、久留里線廃止阻止へ頑張りましょう」との閉会あいさつで上総地域集会は大成功の裡に終了した。

久留里線ー房総廃線絶対反対! JR久留里線の廃線に反対する地域住民署名の成功に向けて全組合員が総決起しよう!

 

2022年12月9日金曜日

外注化阻止ニュース 第610号


ワンマン・統括センター化
・業務融合化に反対の声を
労働者の無権利化と競争施策やめろ

統括センター化の拡大

 JR東日本は、ワンマン運転をほぼすべての線区に拡大することを狙い、さらに職名廃止・業務融合・統括センター化やジョブローテーションを強行しています。
 JR千葉支社では、錦糸町・船橋・津田沼・千葉・新浦安・成田の各営業統括センターが10月1日に発足しました。
 千葉運輸区では運転士に交番中に車掌の業務をやらせる「込み運用」が開始されています。統括センター化された木更津では、乗務員が交番中に駅業務につく運用も行われています。会社は統括センター化・業務融合をさらに進めようとしています。
 ジョブローテーションによる本人の希望を無視した強制配転も毎月のように繰り返されています。
 労働者の権利は「どこでどんな業務を行うのか」ということと切り離すことはできません。それをすべて会社の好きにして、労働者の権利を根本から奪おうという攻撃です。

競争ではなく団結した闘いを

 運転士や車掌は、不規則な勤務でまともな睡眠時間もない中で神経をすり減らしながら列車を運行しています。そうした専門的な技術・経験をもった労働者が鉄道の安全を守ってきたのです。
 「鉄道より価値創造」「何でも屋になれ」など現場の鉄道業務をあまりに軽視しています。
 会社の狙いは業務融合に協力する人を募り、自ら手を挙げさせて競争に駆り立てていくことです。しかし、それはこれまでの労働者の権利を奪い、鉄道の安全を破壊するものです。
 職場からの団結した闘いこそ攻撃を打ち破る力です。労働者の団結した力は決して小さくありません。必要なのは闘う労働組合です。

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2022年12月7日水曜日

闘いなくして安全なし No.377


業務融合化に反対の声あげよう
水戸支社
いわき・原ノ町統括センター設置提案

統括センター化の拡大を狙う

 JR水戸支社はいわき統括センター、原ノ町統括センターを来年6月に発足させると提案しました。水戸・土浦・勝田の営業統括センター、水郡線統括センターと合わせて、管轄する路線全体を(営業)統括センターに組み入れることになります。
 また、すでに10月1日から水戸・勝田・土浦の各運輸区の全社員約550人が、各営業統括センターとの兼務に発令されています。
 千葉支社においても錦糸町、船橋、津田沼、千葉、新浦安、成田の各営業統括センターが10月1日に発足しました。統括センター化された木更津では、乗務員が交番中に駅業務につく運用も行われています。
 千葉運輸区では運転士に交番中に車掌の業務をやらせる込み運用が開始されています。会社は統括センター化・業務融合の攻撃をさらに進めようとしています。
 ジョブローテーションによる本人の希望を無視した強制配転も毎月のように繰り返されています。労働者の権利は、どこでどんな業務を行うのかと切り離すことはできません。それをすべて会社の好きにして、労働者の権利を根本から奪おうという攻撃です。

競争ではなく団結した闘いを

 運転士や車掌は不規則な勤務でまともな睡眠時間もない中、神経をすり減らしながら列車を運行しています。そうした専門的な技術・経験をもった労働者が鉄道の安全を守ってきたのです。「鉄道より価値創造」「何でも屋になれ」など現場の鉄道業務をあまりに軽視しています。
 会社の狙いは業務融合に協力する人を募り、自ら手を挙げさせて競争に駆り立てていくことです。しかし、それはこれまでの労働者の権利を奪い、鉄道の安全を破壊するものです。
 職場からの団結した闘いこそ攻撃を打ち破る力です。労働者の団結した力は決して小さくありません。必要なのは闘う労働組合です。


【新設が提案された統括センター】

○いわき統括センター
 泉駅、いわき駅、いわき運輸区
○原ノ町統括センター
 原ノ町駅、原ノ町運輸区
○実施日:2023年6月1日


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2022年12月6日火曜日

日刊動労千葉 第9205号

第28回千葉機支部大会
第28回鴨川支部大会報告 (11・18)
11・27天神峰現地闘争

職場と団結を守り抜こう!
第28回千葉機関区支部大会 (11・25)


 11月25日、「貨物大合理化攻撃!『ベアゼロ・低額ボーナス・55歳基本給7割』などの賃下げ攻撃を粉砕しよう!」「千葉機関区への新採配属を勝ち取り、職場と団結を守り抜こう!」「65歳まで安心して働ける職場と労働条件を確立しよう!」をスローガンに、千葉機関区支部は第28回定期大会を開催した。

みんなの団結と知恵で

議長に伊能君を選出し、冒頭あいさつに立った三本支部長は「11・6集会は3年ぶりの国際連帯集会となりました。当支部からも多数の参加ありがとうございました。房総廃線化では鹿島線も対象となっています。注意していかなければなりません。最大の課題は高齢者対策と賃金の問題です。特にシニアの基本賃金の地域間格差は許せません。明るく、楽しく働ける職場づくりへこれからも頑張ります」と力強く訴えた。
本部からは、関道利委員長、中村仁副委員長、佐藤正和副委員長が参加した。それぞれあいさつを受け、大会では千葉機関区の将来展望、要員ひっ迫との取組み、これからの支部運営のあり方が中心に議論された。
みんなの団結と知恵で未来を切り拓こう!

動労千葉の誇りをもって団結
第28回鴨川支部大会 (11・18)

11月18日、鴨川支部は第28回定期大会を鴨川市内において開催した。
本部からは渡辺剛史書記長と中村副委員長が参加し討議が行われた。
鴨川支部は、全員エルダーになり、いすみ鉄道とCTS鴨川事業所への出向者となったが動労千葉の誇りを持って団結してゆこう。

 

11・27天神峰現地闘争 強制執行許さない!



 11.13三里塚緊急闘争に続いて、11・27天神峰現地闘争が全国から280の結集で行われた。
反対同盟事務局の伊藤さんは、「農地は農民のもの、耕作者のもの、これが真理だ。農地を守る陣形をつくろう」と訴えた。東峰の萩原さんは、「岸田は戦争準備を進め成田空港を一大軍事拠点にしようと、市東さんを追い出そうとしている。周辺住民からは怒りの声が上がっている。強制執行を許さぬ運動を発展させよう」と呼びかけた。
市東さんは、「敵がいつどういう形でくるかまだわかりません。やられてクシュンとなってしまう、そんな三里塚じゃないし、そんな私じゃないです。強制執行が来た場合でも、一人だけではできないこと、皆さんの力を合わせて、一人ひとりができることをやっていただきたい」と熱く訴えた。
動労千葉から越川特別執行委員が発言し、「動労千葉はジェット闘争で解雇者を出しながら、反対同盟との労農連帯を貫いた。市東さんの農地への強制執行を絶対に許さない」と決意を表明した。
反対同盟顧問弁護団の葉山弁護士は、「強制執行は国家的強盗行為。農民である市東さんの命を奪うもの。あらゆる方法を使って強制執行を阻止する」と語った。集会の最後に、「実力対決し、スクラムを組み、しっかりとここを守り抜こう。座り込み、泊まり込みに参加しよう!」と決戦本部長の太郎良さんが訴え、12・11団結芋煮会を開催することを明らかにした。 集会後、空港に向けてデモが貫徹された。


11月28日、千葉地裁で市東さんの耕作権裁判が開かれた。開廷に先立ち、千葉市内の葭川公園で集会とデモが行われた。

 

◇12・11天神峰現地闘争&団結芋煮会◇ 
12月11日(日)午後0時30分市東さんの南台農地集合
→デモ→市東さん宅中庭で芋煮会

 

 

2022年12月5日月曜日

JR久留里線・房総廃線を許すな!

JR久留里線・房総廃線を許すな!
12・4上総地域集会に150名が結集


動労千葉の木更津支部が呼びかけで、
JR久留里線・房総廃線化を許すな!12・4 上総地域集会が、多くの地域住民、久留里線沿線住民、周辺自治体の議員も参加していただき、150人の参加で大成功しました。
 

2022年12月2日金曜日

日刊動労千葉 第9204号

第34回京葉支部大会(11・3)
第45回幕張支部大会 (11・22 )報告

組織拡大を実現し、未来を切り開こう
第45回幕張支部大会 (11・22 )

幕張支部は11月22日、DC会館で第45回支部大会を開催した。議長に青山君を選出して議事が始まった。
冒頭、北嶋支部長は「この一年間、日々の闘いと動員への協力、ありがとうございました。昨年の支部大会で支部長になり、山田前支部長の後ということでプレッシャーもありましたが、みなさんのご協力でなんとかやってこられました。今後ともご協力をよろしくお願いします」とあいさつを行った。
本部から関委員長が来賓あいさつを行い、経過報告を小守副支部長が、当面する取り組みについて北嶋支部長が提起した。北嶋支部長は「すべての闘いを組織拡大の一点に集約して動労千葉の未来を切り開きましょう。今年、来年と多くの先輩が退職期を迎えますので、来年に向け、新たな支部の執行体制を確立していきたい」と提起した。
決算報告と予算案の提案の後、活発な質疑応答が行われ、拍手で承認された。
最後に、北嶋支部長をはじめとする支部執行体制を確認し、団結ガンバローで大会を締めくくった。大会終了後は、懇親会を開催し交流を深めた。

◎出された意見
▽機能保全の定例の仕事があるとき、上回りに臨時の検査・修繕の依頼が入っても出せる人がいない状況だ。昨年、今年とベテランの人が辞めさせたられたので要員が足りておらず、回らなくなっている。
▽検査派出で仕事をしているが、出退勤の時間を事業所で調整することはできないか。少しの違いで乗れる電車が一本、違ってくる。
▽255系(Be)の故障が頻発し、夜間に入線した車両の修繕を、仕業・構内の泊り勤務者に発注される例が増えている。かなり時間がかかり手こずっている時もあり負担増となっている。翌日の日勤帯に仕事を回すなどできないのか。

 

支部一丸となって闘う!
第34回京葉支部大会(11・3)

11月3日、京葉支部は、DC会館において、第34回定期大会を開催し、1年間の闘いを総括するとともに、JRの大再編攻撃に立ち向かい、4000人削減・転籍攻撃粉砕、ローカル線廃線化阻止、CTSにおける労働条件確立・組織拡大に向けて全力で闘いぬく方針を確立した。
大会は、冒頭、関(ヒ)支部長から「1年間ご苦労様でした。これからの1年はさらに大変な状況になると思いますが、支部一丸となって闘いましょう」とのあいさつで始まった。
続いて、本部を代表して関道利委員長があいさつを行い、JR東日本の4000人削減や融合化攻撃の狙い、ローカル線廃線化攻撃に対して地域と一体となった闘いで反撃すること、組織拡大に向けて全力で取り組むことなどを訴えた。
続いて、執行部から経過及び当面する取り組み、21年度決算報告、会計監査報告、22年度予算案が提起され、その後、質疑応答が行われた。

◎CTSで業務を請け負っているが、技術力の継承ができていない。1年で3カ所も部署を回され、業務内容を覚えることができていない。
◎JRがイベントとして検修作業の見学会を行ったが、保全作業している隣接線であったため作業の安全確保も含めて問題だと感じた。
◎要員の関係で、今後、エルダーが65歳退職を迎えた場合、車両の全面ガラスの交換作業などを含めできなくなるのではないか。
◎65歳以降もエルダーとして働けるように取り組みを行ってほしい。

活発な意見に対する答弁が行われた後、方針案、予算案が全員の拍手で確認され、役員選出では関(ヒ)支部長の再選と役員体制を確立し、団結ガンバロー三唱で京葉支部定期大会は成功裡に終了した。

 

2022年12月1日木曜日

外注化阻止ニュース 第609号


久留里線乗客から「廃線反対」の声
内房線・外房線と地域を守る会久留里線現地調査

 内房線と地域を守る会、外房線と地域を守る会は10月6日に久留里線の現地視察と乗客へのアンケート調査を行いました。
 回答した37名の乗客のほとんど(31名)は久留里線廃線に反対でした。久留里線が必要とされていることが表れています。

廃線化・4千人削減に反対

 鉄道は公共交通機関です。「赤字だから」という理由で切り捨てることは許されません。そもそも列車削減で利用できない状況を作ってきたのはJRです。
 利益を優先して、地域の生活も、鉄道業務も、現場労働者もないがしろにする会社施策には反対です。
 地域の人たちとともに、廃線化・「鉄道部門4千人削減」反対の声をあげよう。

<アンケート結果:久留里線への要望や提案>

◉「利用が難しい」「乗車方法が難しい」
◉「通学できなくなる」「廃線は登下校が不便になる」「通学に必要」
◉「仕事が出来なくなる」「上総亀山駅まで車で来て通勤している人もいる」
◉「久留里線がないと不便になる」「車の運転が出来ないのでなくなると困る」「無くなると大変困る」
◉「バスは時間がかかり使い勝手が悪いので使わない」「鉄道の利用者を守る。公共の足をなくしたくない」
◉「現地の人達の考えを聞いて判断したのか。特に通勤・通学の時間帯に配慮してほしい。」
◉「本数を増やして欲しい」「どんどんなくなってしまい残念です。1時間に2本くらい運行願いたい」
◉「木更津着からの下りの接続を改善する」「亀山~木更津聞の直通を増やす」「始発、終発を拡大する」「外房線に繋がっていたら良かった」
◉「観光に力を入れる」「イベントや催し物の工夫」「行楽や観光の足として宣伝してほしい」「文化財を守る」
◉「民営化する時、国は廃線させないと言いました。過密過疎をつくりだしたのは国の責任。赤字については財政補助をすべきだと思います」

※似た意見を同じ項目にまとめました。同じ意見が複数ある場合は1つにしてあります。

久留里線・房総廃線化を許すな!12・4上総地域集会

日時:12月4日(日)13:30~
場所:上総公民館(上総地域交流センター 君津市久留里市場192―5)

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2022年11月30日水曜日

日刊動労千葉 第9203号

久留里線・房総廃線化反対!
12・4上総地域集会に結集しよう

日時:12月4日(日)13:30~
場所:上総公民館(上総地域交流センター)
君津市久留里市場192-5
℡0439-27-3181

主催:動労千葉 木更津支部
賛同:内房線と地域を守る会、外房線と地域を守る会

内房線・外房線と地域を守る会 久留里線現地調査

 

多くの「久留里線必要」の声

内房線と地域を守る会、外房線と地域を守る会は10月6日に久留里線の現地視察と乗客へのアンケートを行いました。

アンケートに回答した37名の乗客の87%(31名)は久留里線廃線に反対でした。一方で、約半数の乗客が久留里線が廃線の検討対象とされていることを知りませんでした。

寄せられた意見からは、通勤・通学などで地域住民の生活にとって久留里線が必要とされていることが表れています。また、列車増便などを求める意見も多く出されています。

廃線・地域切り捨て許すな

JR東日本は11月24日にローカル線35路線66区間の21年度の収支を公表しました。久留里線はそこでも「最も低い収支率の一つ」「100円の収入を得るために1万9110円かかる」と宣伝されています。

しかし、そもそも久留里線の列車を削減し、ワンマン化や無人駅化を進め、利用しにくくしてきたのはJRです。

とくに久留里―上総亀山間は日中帯に5時間も列車が来ないダイヤが組まれています。久留里線全体でも、早朝・深夜の列車が廃止されたことで東京方面への通勤ができなくされました。実際、そのために引っ越さざるを得なくなった乗客からの意見も届いています。

久留里―上総亀山の廃線となれば、木更津―久留里間にも波及します。沿線の学校の廃校にも繋がります。地域そのものを破壊することになります。また、久留里線だけですむ問題でもありません。

地域の怒りと共に声あげよう

鉄道は公共交通機関です。「赤字だから」という理由で切り捨てることは許されません。利益を優先して地域の生活も鉄道業務もないがしろにするなどもってのほかです。それは、「鉄道部門4千人削減」や職名廃止・業務融合、労組解体攻撃と一体です。

地域の怒りとともに、久留里線・暴走廃線化反対の声をあげよう。

 

<アンケート結果:久留里線への要望や提案>

  • 「利用が難しい」「乗車方法が難しい」
  • 「通学できなくなる」「廃線は登下校が不便になる」「通学に必要」
  • 「仕事が出来なくなる」「上総亀山駅まで車で来て通勤している人もいる」
  • 「久留里線がないと不便になる」「車の運転が出来ないのでなくなると困る」「無くなると大変困る」
  • 「バスは時間がかかり使い勝手が悪いので使わない」「鉄道の利用者を守る。公共の足をなくしたくない」
  • 「現地の人達の考えを聞いて判断したのか。特に通勤・通学の時間帯に配慮してほしい。」
  • 「本数を増やして欲しい」「どんどんなくなってしまい残念です。1時間に2本くらい運行願いたい」
  • 「木更津着からの下りの接続を改善する」「亀山~木更津聞の直通を増やす」「始発、終発を拡大する」「外房線に繋がっていたら良かった」
  • 「観光に力を入れる」「イベントや催し物の工夫」「行楽や観光の足として宣伝してほしい」「文化財を守る」
  • 「民営化する時、国は廃線させないと言いました。過密過疎をつくりだしたのは国の責任。赤字については財政補助をすべきだと思います」

※似た意見を同じ項目にまとめました。同じ意見が複数ある場合は1つにしてあります。

 

闘いなくして安全なし No.376


久留里線乗客から「廃線反対」の声
内房線・外房線と地域を守る会
久留里線現地調査

 内房線と地域を守る会、外房線と地域を守る会は10月6日に久留里線の現地視察と乗客へのアンケート調査を行いました。
 回答した37名の乗客のほとんど(31名)は久留里線廃線に反対でした。久留里線が必要とされていることが表れています。

廃線化・4千人削減に反対

 鉄道は公共交通機関です。「赤字だから」という理由で切り捨てることは許されません。そもそも列車削減で利用できない状況を作ってきたのはJRです。
 利益を優先して、地域の生活も、鉄道業務も、現場労働者もないがしろにする会社施策には反対です。地域の人たちとともに、廃線化・「鉄道部門4千人削減」反対の声をあげよう。

<アンケート結果:久留里線への要望や提案>

○「利用が難しい」「乗車方法が難しい」
○「通学できなくなる」「廃線は登下校が不便になる」「通学に必要」
○「仕事が出来なくなる」「上総亀山駅まで車で来て通勤している人もいる」
○「久留里線がないと不便になる」「車の運転が出来ないのでなくなると困る」「無くなると大変困る」
○「バスは時間がかかり使い勝手が悪いので使わない」「鉄道の利用者を守る。公共の足をなくしたくない」
○「現地の人達の考えを聞いて判断したのか。特に通勤・通学の時間帯に配慮してほしい。」
○「本数を増やして欲しい」「どんどんなくなってしまい残念です。1時間に2本くらい運行願いたい」
○「木更津着からの下りの接続を改善する」「亀山~木更津聞の直通を増やす」「始発、終発を拡大する」「外房線に繋がっていたら良かった」
○「観光に力を入れる」「イベントや催し物の工夫」「行楽や観光の足として宣伝してほしい」「文化財を守る」
○「民営化する時、国は廃線させないと言いました。過密過疎をつくりだしたのは国の責任。赤字については財政補助をすべきだと思います」
※似た意見を同じ項目にまとめました。同じ意見が複数ある場合は1つにしてあります。

久留里線・房総廃線化を許すな!12・4上総地域集会

日時:12月4日(日)13:30~ 場所:上総公民館(上総地域交流センター)

ニュースへのリンク

2022年11月29日火曜日

日刊動労千葉 第9202号

第39回サークル協ゴルフ大会
今年も「ふくしま共同診療所チャリティー」
大多喜カントリークラブで開催

❤チャリティーフラッグ

11月21日、第39回のサークル協ゴルフ大会がPGM大多喜カントリークラブにおいてOB・組合員の参加で開催された。
3・11以降、12年続いている「福島診療所チャリティーホール」を今回も設けました。チャリティーは福島診療所建設基金に届けました。福島の原発事故は終わっていません。福島・日本・世界の仲間と連帯する闘いを微力でも継続してゆきましょう。
当日は降っていた雨も午後には上がり楽しい一日となりました。
本部を代表して渡辺剛史書記長が「今、JRは鉄道部門の4千人合理化、赤字を口実とした廃線化を叫び鉄道切り捨てに出てきています。12月4日には、地域の仲間と連帯し廃線化と闘う『久留里線・房総廃線を許すな!の上総地域集会』を開催しますので結集をお願いします。」との発言があった。次回の再会を約束して、会を終了した。

成 績
一 位 石川さん(OB)
二 位 吉野さん(木更津)
三 位 小柴さん(木更津)
BG 佐久間さん(OB)
 

2022年11月27日日曜日

日刊動労千葉 第9201号

こんな回答では焼け石に水
CTS年末手当 超低額回答を弾劾する


CTSは11月24日、2022年度年末手当について回答を行った(詳細は別表のとおり)。

昨年と比べ、社員・嘱託は基本賃金の2・4カ月と同額、一時金は1万円増だが、昨年末に支払われたコロナ慰労金(5千円)がなくなったので、昨年冬より実質で5千円の増額。

契約・パート社員の手当は昨年と同額、一時金が1万円円増額されたが、コロナ慰労金(5千円)がなくなったので、昨年冬より実質で5千円増となった。

物価のとどまることを知らない高騰の中で、組合要求(基本賃金の3・8カ月分)からはほど遠い超低額回答だ。また、同一労働同一賃金の観点から動労千葉は、契約・パート社員にも正社員と同じ基準での年末手当支給を求めたが、これまでと同様、大きな賃金格差を固定化する差別回答が強行された。こんなもの絶対に認めることはできない。

 

(別表)CTS 年末手当回答

社員 2・5カ月+一時金1万円

※年間支給額(4・9ヶ月)で昨年と同額。一時金は昨年より1万円増(昨年末に支給されたコロナ慰労金がなくなったため実質的に昨年末と比べ5千円増)

嘱託 2・5カ月+一時金2万円

※年間支給額(4・9ヶ月)で昨年と同額。一時金は昨年より1万円増(昨年末に支給されたコロナ慰労金がなくなったため実質的に昨年末と比べ5千円増)

契約社員(月100時間以上)

▽6カ月未満 無し
▽6カ月~1年未満 4万円 + 一時金3・5万円
▽1年~3年未満 5万円 + 一時金3・5万円
▽3年~5年未満 7万円 + 一時金3・5万円
▽5年以上~  12万円 + 一時金3・5万円

※一時金は昨年より1万円増(昨年末に支給されたコロナ慰労金がなくなったため、トータルでは昨年末と比べ5千円増)パート社員は一時金が2・5万円

「※」印は編集部で記載。

■支払日 12月6日(火)以降、準備でき次第

 

増収増益、6千万の黒字なのに

これに先立ち、動労千葉は11月17日、CTSと年末手当の団交を行った。

会社からは、今年前半(4~9月)の決算概要が示された。今年前半期は、作業量の削減で減収だったものの、行動制限緩和でコインロッカー収入が大幅に回復したため、トータルで増収増益。半期の営業利益は6100万円の黒字(前年比113%)となったことが示された。

組合からは、「夏期手当・年末手当はコロナ以前と比べて実質減額され続けたままであり、新賃金についても社員は一昨年、昨年、今年と3年連続でベアゼロだ。また、千葉の最低賃金が去年は28円、今年は31円の引き上げとなったのに、CTSの時給はこの間の合計で20円しか上がっていない。最低賃金との差は縮まるばかりだ」「昨年来の歴史的な物価高騰で、電気・ガス・ガソリン、食料品などの価格がとどまるところを知らない値上がりを続けており、社員の生活を直撃している。来春にむけて、さらに光熱費の上昇が予想される中で、緊急対策として今期末手当において物価上昇分を上乗せし社員の生活を守ることは急務だ」と訴えた。

年間生活費はすでに約10万円増!

来春に電気代がさらに3割値上げ

金融機関などの推計では、この間のあらゆるものの値上げで、家計からの出費はすでに年間で約10万円の増加となっている。電気代やガス代は、昨年費ですでに約2割も上がっている。この上、さらに東北電力が来春に約35%の値上げを発表しており、東京電力も同様の値上げに踏み切ると言われている。

すでに月1万円近くも家計支出が増加している。他方、CTSは増収増益、約6千万円の黒字にもかかわらず、3年連続でベアゼロ、年末手当で「5千円」増額では、まさに焼け石に水、話しにならない超低額回答というしかない。

抜本的賃上げへ、ともに闘おう

CTSで働き続けることのできる賃金、生活できるだけの賃金を獲得するためには団結して会社と闘う以外にない。すべてのCTSの仲間は動労千葉に加入し、ともに闘おう。

2022年11月25日金曜日

日刊動労千葉 第9200号

11・6労働者集会 報告⑥
労組アピール賛同人・賛同団体から

 戦争動員とのたたかいを
愛媛県職員労働組合   中村圭司 委員長

私たち愛媛県職労は3労組共同アピールの賛同を7月に決定し、9月には、知事と教育長に国葬に反対し弔意表明を求めない申し入れをしました。そして10月の定期大会で「戦争協力・参戦を阻止し、原子力発電の廃止を求める」決議を採択し、今日の集会に臨んでいます。
国民保護法制が発動されれば、官庁や自治体をはじめ放送局や医療機関、電力、ガスなど様々な企業も指定公共機関として業務が義務付けられます。あらゆる職場で労働者が戦争協力を求められ、自治体労働者は住民を戦争に動員する立場になります。一方、このことは労働者が戦争に反対し、協力しなければ戦争は止められるということです。すでにJアラートの対応、マイナンバーカードの強制も戦時体制に向けての住民統制の一環です。
戦争協力拒否の闘いは、生易しいものではありません。今こそ労働組合として戦争は絶対にだめだと声を上げ、戦争を止め原発もすべての核をなくし、労働者が人間らしく生きていける社会をかちとっていきたいと思います。戦争を始めるのは資本家、そして戦争を止めるのは労働者です。困難を乗り越え、共にがんばりましょう。

 

 「学校崩壊」状態の現場から
日教組・奈良市 増田順計 書記長

日教組奈良市は3労組アピールを断固支持し、人間が人間らしく生きることができる社会、戦争を必要としない社会の変革を目指して闘うことを今年の定期総会で決定しました。
「#先生死ぬ」というハッシュタグがでたのは2年前ですが、学校現場は悪化するばかりです。奈良でも次々と教員が倒れ、任期途中で心が折れて職場を去る、しかし欠員補充はやってこない、「学校崩壊状態です」という組合員からの悲鳴のメールが届きます。いつ自分が倒れてもおかしくない、同僚と言葉を交わす時間さえ奪われ、声さえ上げられないのが今の学校現場です。だからこそ分断を食い破って団結をよみがえらせていく闘う教職員組合が必要です。
文科省の障害児教育の担当教員の削減を狙い、障害児が通常学級で学ぶ権利を奪う通達に対し、県本部の中央委員会で、「文科省による障害児教育つぶし絶対反対」と「対中戦争に向かうあらゆる動きに反対する闘いを強化」の2本の修正動議を提出しました。これまでどんな修正動議を出しても、反対が過半数だったんですが、今回は本部支持にあたる修正案反対はわずか数票、修正案支持に大きく気持ちを揺さぶられた結果だと思います。大分岐が生まれました。時代と階級の怒りが私たちの背中を押してくれています。3労組アピールを掲げる闘いを職場に地域に広げていくために全力で闘います。

 鉄道切り捨てに抗して
浅川雅己 札幌学院大学教授
国鉄闘争全国運動よびかけ人

 

 国鉄分割・民営化が完全に破綻し、不採算路線の全国的な切り捨てという大規模な攻撃が仕掛けられています。私はJR北海道研究会というところで活動もしております。
新自由主義の一つの着火点となった国鉄分割・民営化の攻撃が地域の生活破壊の大きな柱になっている、鉄道は軍隊や軍事物資を運ぶためにあるのではなく、地域住民の足として、地域の生活の一つの柱として立て直されなければならない、今般の地域モビリティ刷新検討会の提言に対しても北海道独自の経験を踏まえて新たに書籍を出そうと準備しているところです。不採算路線切り捨ての動きの中に、北海道でのある種の成功体験を全国に広げようとする意図が見て取れます。この策動をはね返したい。
10月に関生の裁判闘争を30年近くにわたって支えてきた弁護士の講演会を開催しました。われわれは一つの労組を支援する運動というよりは、関生的な産別労働運動を全国に広げるために北海道でも闘っていく、そういう決意で取り組んでいきたいと思います。

  軍備増強の岸田政権打倒へ
原田義康 社民党千葉県連副幹事長

 

 今年、動労千葉から3労組の共同アピールに是非、賛同団体になっていただきたいというお話がございました。役員会の中では、あえて名前を出すのはいかがなものかというような声もありましたけれども、最終的には、共同アピールの中に盛り込まれている方向、課題、これはわれわれ社民党とほぼ一致をしているではないか、堂々と名前を出して賛同団体になっていこうということになりました。
社民党は3年前に立憲民主党に移行したグループとの分裂という危機を迎え、わが千葉県連合も分裂前の3分の1の勢力になったところです。しかし、旗幟を鮮明にし闘いを進め、衆参選挙では、新社会党、緑の党、そして千葉県では市民ネットワークと連携して選挙戦を闘い、国政政党として存続することができました。この4党の連携で安倍国葬反対の行動等、また、熊谷千葉県知事が国葬に参加しないように求める要請行動等も取り組んで参りました。
今、自民党の旧統一教会との腐敗した関係が明らかになっています。コロナ禍と物価高で疲弊している国民生活はないがしろにし、軍備増強にひた走る岸田政権を何としても打倒し、岸田自民党内閣を総辞職に追い込んでいこうではございませんか。私たち社民党も小さな勢力ではありますけれども、そのために奮闘することをお誓い申し上げます。ともに頑張りましょう。