鉄建公団訴訟 控訴審
結審弾劾!
闘いはこれからだ!
解雇撤回! 分割・民営化粉砕!
6・9集会の大結集で反撃を
5月8日に行われた鉄建公団訴訟第3回控訴審で、難波裁判長は、結審を強行した。それも、首切りの張本人である葛西敬之(現JR東海会長)の証人申請をなんらまともに検討することなく却下した上でだ。絶対に許せない!
裁判では、弁護団から意見陳述が行われた。採用候補者名簿からの排除から解雇へと続く、一連の攻撃の不当性が徹底的に明らかにされた。名簿不記載は不当労働行為であり、解雇は撤回以外にありえないのだ。鉄建公団側は、何らまともな反論も出来ない。
すると難波裁判長が証人申請を却下してきた。「葛西を呼べ!」「真実を全て明らかにしろ!」傍聴席から組合員を先頭に怒りの声が上がる。弁護団の追及にも、裁判長は「(証人の却下は)検討した結果」「(裁判長の考えは)判決で明らかにする」とまともに回答しない。そして、つぶやくように結審をを言い渡してきた。ふざけるな!
弾劾の声が次々とたたきつけられる中、打ちのめされた裁判長は勝手に閉廷し逃げだしたのだ。
傍聴席と一体となった裁判闘争で、裁判所、鉄建公団を完全に圧倒した。そして、闘いはこれからだ。
今こそ解雇撤回を貫いて26年闘ってきたことが生きる時代だ。分割・民営化から進められてきたことの矛盾への怒りが、本当に限界を越えようとしている。分割・民営化体制を粉砕し、絶対に解雇撤回・JR復帰を勝ち取ろう!
裁判に先立ち、「解雇撤回・JR復帰」署名の第一次提出を行った。判決は9月25日だ。10万筆署名を本当に拡大し、裁判所に次々と叩きつけよう!