2015年7月12日日曜日

集団的自衛権反対ニュース 第13号

http://www2u.biglobe.ne.jp/~hyakuman/images/syudanjieinews13.pdf


戦争法案
15日採決許すな!
安倍を倒せ! 戦争法阻止!

声をあげ、行動するのは今!

 安倍政権は7月9日、戦争法案(集団的自衛権の行使を柱とした安保関連法案)を15日(水)に衆議院特別委員会で採決すると表明しました。大多数の憲法学者が「憲法違反の法案だ」と明言し、世論調査で約8割が「説明が不十分」、そして約6割が「法案に反対」「今国会の成立に反対」だと表明しているにもかかわらずです。本当に許せま せん。国会を戦争絶対反対の怒りでさらに大きく包囲し、安倍をとことんまで追いつめてやりましょう。

「国民守る」の大ウソ

 安倍は、「私には、国民の命と幸せな暮らしを守る責務がある」と言い、だから今回の安保法制が不可欠だと言っています。しかし、安倍らが福島でやっていることは何でしょうか。127人の子ども達が甲状腺がん(疑い含む)を発症しているのに「原発事故の影響とは言えない」と居直り、いまだ高線量の町に帰還を強制し、わずかな賠償さえ打ち切ろうとしています。「国民を守る」なんて大ウソです。
 さらに、極右作家の百田尚樹が、自民党の若手議員らと ともに「沖縄2紙をつぶせ」と言い放ちましたが、これは安倍の本心を代弁したものです。戦争絶対反対を貫く沖縄県民に対して、憎悪をむき出しにしているのです。

安倍を引き倒せ!

 また、安倍は「戦争をするのではなく、戦争を起こさせないよう抑止力を高めるものだ」とくり返します。しかしこれほどのインチキはありません。「抑止力を高める」とは、戦争の準備を押し進めるということです。「集団的自衛権による武力行使」や「戦闘中の他国軍への後方支援」など、それこそ日本が積極的に戦争に関わるということです。
 近代の戦争は全て「自衛のため」と称して行われてきました。安倍は本当に戦争をしようとしています。力をあわせて安倍を打倒しましょう。



戦争法案阻止・安倍政権打倒の主な国会闘争


13日(月)朝8時30分~ 中央公聴会抗議行動 衆議院第2議員会館前
主催:戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会(http://sogakari.com)
14日(火)18時30分~ 日比谷野音集会&請願デモ 主催:総がかり行動実行委
15日(水)9時~、国会前座り込み/正午、霞ヶ関デモ(日比谷公園霞門から出発)
15~17時、国会前集会(第2議員会館前)
主催:全国労働組合交流センター(http://www.k-center.org)、全日本学生自治会総連合(http://www.zengakuren.jp 斎藤郁真委員長)
18時30分~ 国会正門前大集会 主催:総がかり行動実行委
16日(木)18時30分~20時 国会正門前大集会 主催:総がかり行動実行委
17日(金)18時30分~20時 国会正門前大集会 主催:総がかり行動実行委
23日(木)18時30分~20時 衆議院第2議員会館前 主催:総がかり行動実行委
26日(日)14時~15時30分 国会包囲大行動 主催:総がかり行動実行委
※初めての方は「集団的自衛権反対!」のノボリ旗を探して声をかけてください。
※16日以降は多少の変更がありえますので、各webまたは事務局に電話 or メールでご確認下さい。



韓国・民主労総が7・15にパククネ打倒のゼネスト突入。
連帯して闘おう!


 韓国では、労働組合のナショナルセンターである民主労総(全国民主労働組合総連盟。組合員数70万人)が、7月15日に「パククネ政権打倒! 非正規職撤廃!」をかかげて第2次のゼネラルストライキに突入します。また、7月22日には、労使協調派だった韓国労総(韓国労働組合総連盟。組合員数80万人)も合流して第二段階の共同ゼネストが闘われます。二大労総が共同のストライキに立つのは20年ぶりです。
 労働者の反撃を恐れたパククネ政権は、民主労総の委員長らに逮捕状を出し、ゼネストの圧殺に踏み出しました。ハンサンギュン委員長は、「パククネ政権と2千万労働者が一緒に生きる方法は存在しない」「弾圧に堂々と勝ち抜き、生きるためにゼネストに決起しよう」と訴えました。連帯して闘いましょう。

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