2015年7月29日水曜日

闘いなくして安全なし No.034

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3月ダイ改の問題点  習志野運輸区編
大型S字行路で長時間乗務

2時間50分以上も乗務し続ける

 習志野運輸区では、長時間連続して乗務し続ける行路が多数設定されています。
 例えば、「津田沼~千葉~三鷹~中野」や、「中野~三鷹~千葉~津田沼」といった大型S字行路が含まれる行路が7つもあります。
 特に平日B32行路は、問題の多い行路です。中野駅18時31分着の列車の後、18時47分には次の列車に乗務しなくてはなりません。わずか15分ほどの時間で、遅延があればトイレにも行けなくなります。最悪の場合、次の列車が出発する時間にさえ間に合わなくなってしまうのです。
 さらに、千葉駅改修工事にともなう津田沼駅までの臨時回送電車がある時は、22時42分津田沼発の列車から回送列車が1時34分に津田沼に着くまで、2時間
52分も乗り続けなくてはなりません。また、泊まり明けの朝食時 間も十分に確保されていません。
 他にも、所定では津田沼駅止まり(1時2分着)の列車が、ダイヤが乱れると千葉駅まで延長運転になる泊まり行路もあります。仮眠時間が大幅に減ってしまい、運転保安上も大きな問題です。

折り返し時間も不足

 乗務した列車と別の列車で折り返す段下げ平日B32行路折り返しの時間も不足しています。3分30秒~5分30秒しかない折り返しが24カ所もあるのです。
 多客で遅れが出るだけでも問題がでる時間設定です。列車非常停止ボタンが毎日のように押されるなど、輸送混乱が日常化している中で、大きな問題になっています。
 動労千葉と共に、労働強化に反対しよう。

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