2015年7月8日水曜日

闘いなくして安全なし No.032

https://drive.google.com/file/d/0B6_MNKzi3eCFZm9USzE1S095a0E/view?usp=sharing


特急列車削減で労働強化
3月ダイ改の問題点―鴨川運輸区編

終業時間が大幅に遅くなった

 ダイ改前、鴨川運輸区203行路の最後の蘇我~安房鴨川間は特急列車でした。
 しかし、今回のダイ改で特急が削減され、各駅停車で安房鴨川まで運転することになりました。これにより、拘束時間が18分増え、終業時間は22分も遅くなってしまいました。
 203行路の乗務キロは、鴨川運輸区内で2番目の長さです。昨年のダイ改の時から、動労千葉はJR千葉支社に乗務キロを軽減するよう要求していました。
 それに対してJR千葉支社は、「蘇我からの帰りは特急なので、帰りも早くなる」という理由で、長大行路への乗務を強制してきたのです。それにも関わらず、JR千葉支社は 今回のダイ改で特急を削減しました。長大行路を正当化する理由はもはやありません。
 これまで特急列車だから我慢していた乗務員からも、「もう我慢できない」「会社の考え方もおかしい」という声があがっています。

わずか10分での折り返しが2回

 また203行路は、蘇我~上総一ノ宮間を2往復するようになっています。上総一ノ宮での折り返し時間は10分です。10両編成の列車を徒歩で移動する時間やスイッチ整備などの時間を除くと、余裕は3分程度です。
 列車が到着する2番線にはトイレが設置されていません。そのため、階段を使って駅舎側のトイレに行くことも厳しい状況です。しかもそれが2回も設定されています。
 泊行路で明け時間が12時を過ぎる行路は215行路、216行路、217行路の3本に増えました。210行路は、勝浦での折り返し時間が8分しかありません。
 このままでは事故が起きてしまいます。ダイ改合理化・労働強化反対! 動労千葉と共に反合・運転保安確立でたたかおう。

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