2016年4月29日金曜日

闘いなくして安全なし No.070

https://drive.google.com/file/d/0B6_MNKzi3eCFajB0Z0hmcjFWX28/view?usp=sharing


エルダー制度は完全に破綻
JRは外注化を撤回し定年延長しろ!

 動労千葉はエルダー制度による退職者の再雇用先をめぐって緊急申入れを行いました。
 団体交渉で会社は、「外周区には就労先がない」と回答しました。それでは外房線の地域や、銚子、館山などに住んでいる人は60歳を過ぎてから長時間通勤を強いられることになります。エルダー制度の完全な破綻です。

本線から降りる職場も奪った

 エルダー制度は、「JRに再雇用した後に外注会社に出向させる」というものです。退職者の再雇用先を人質に取って外注化を進めようという、あくらつなやり方です。
 それが破たんした以上、外注化を撤回し、定年を延長する以外にありません。
 乗務員が本線運転から降りる職場を奪ったのも外注化です。
 その結果、無理をしながら乗務を続けざるを得ない状況が生み出されました。
 鉄道の安全を守り、乗客と労働者の命を守るために も、外注化は撤回させなくてはなりません。
 定年延長と65歳まで働ける労働条件の確立を!




17年度退職予定者全員集会に基づく緊急申し入れ(申34号)

1.エルダー制度に関して、次の点を明らかにすること。
(1)自己申告書には希望する「勤務地区」を記入することになっているが、地区の中に「外房」「銚子」「館山」の各地区が入っていないが、なぜ入っていないのか。
(2)本線運転士が就労できる「業種」の具体的な内容について。
(3)エルダー希望者に対する面談においては、各「業種」における労働条件を明らかにするとともに、希望者からの質問に対しては明確に回答するなど丁寧に対応すること。
2.2016年度のエルダー希望者に関する団体交渉では会社側が「外周区には就労先がない」旨を回答するなどエルダー制度の破綻が明らかになったことから、就業規則に「会社(JR)において勤務させることがある」と明記されていることに踏まえ、JRで勤務させること。

3.2016年度のエルダー希望者に関しては、本人の希望と異なる業種、勤務地区が提示されたことから、就業規則に「業務上の必要がある場合、転勤を命ずる」と明記されていることに踏まえ、本人が希望する業種、勤務地区への異動を行うこと。

-以上-

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