2021年12月16日木曜日

外注化阻止ニュース 第560号




住宅手当、すぐに改善を
動労千葉団体交渉でCTSに要求

 動労千葉は、11月26日の団体交渉でCTS(JR千葉鉄道サービス)の住宅手当の問題を取り上げ、早急な改善を求めました。

〈団体交渉でのやりとり〉

組合 住宅手当を支給している人数は?
会社 15から16人。
組合 支給要件が狭い。上限1万5000円も少なすぎる。見直す考えは?
会社 それはある。新設当初は会社の体力もあり対象を広げすぎないように考えた。今のままで良いとは思っていない。

 しかし、住宅手当の新設当時の団体交渉(昨年3月)でも、会社は以下のように回答していました。

会社 とようやく一方踏み出したところ。改善の余地はあると考えている。実際に応募状況を見て、意見を聞いて見直しをしていく。

 CTSは、他の都県からも運転車両のプロパー社員を募集しておきながら社宅や寮を整備せず、住宅手当も低額のままです。運転車両のプロパー社員(50数人)に限って見ても、支給されているのは3分の1以下の15~16人です。
 住宅手当が出ない(あるいは低額)のため、かなりの長距離でも実家から通勤し、自立して生活することが困難な社員も多い状況です。
 しかも、入社後に新たに賃貸住宅を借りた社員は住宅手当が出ません。限度額1万5000円も低すぎです。賃貸住宅に住んでいる者には例外なく支給すべきであり、金額もJR並みに上限3万円に引き上げるべきです。

契約社員・パートにも拡大を

 また「新規採用または異動時に新たに賃貸契約」が支給条件となっており、契約社員として入社し、その後に社員登用された清掃の社員は支給から排除されています。
 さらに「同一労働同一賃金」が昨年4月から実施されたのに、「原則、社員のみ」の支給要件は時代に逆行しています。非正規差別の規定です。
 多くの契約・パート社員は無期雇用に転換しています。けっして〈一時的・臨時的〉な働き方ではありません。正規・非正規雇用にかかわりなく住居費はかかります。
 職場から声を上げ、住宅手当を始めとする労働条件の抜本的な改善をかちとろう!

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2021年12月15日水曜日

日刊動労千葉 第9045号

鉄道の歴史を画する重大な転換
3月ダイ改攻撃に反撃を


深澤社長
「大規模ダイ改」「首都圏ワンマン化・自動運転」を発表

JR東日本は2025~30年に首都圏路線でワンマン運転を導入すると発表した。

25~30年 首都圏ワンマン化

JR東日本は12月7日、山手線などの路線で2025~30年にワンマン運転を導入すると発表した。自動列車運転装置(ATO)や無線式列車制御システム(ATACS)の導入線区も拡大し、将来的には山手線や京浜東北線で「ドライバレス運転」の導入につなげるとも打ち出している。

線区選定について深澤社長は「首都圏で輸送量が一番多い所をベースとする」と語った。すでに24年までの中期目標としてワンマン運転拡大・自動運転推進が打ち出されていたが、25年以降は乗客が最も多い区間でも大規模なワンマン化に踏み出すという宣言だ。

来年3月は「大規模ダイ改」

11/27日経新聞「JR東、ダイヤ改正で減便」

記事内で深澤社長は、来年の3月ダイ改について、
▷「首都圏やローカル問わず、大規模な見直しになる」
▷「柔軟に運用できるようなダイヤに見直す」
▷「減便や車両の削減を行う」
などと語っている。

一方で、すでに来年3月ダイ改が激しい合理化攻撃との対決だ。

11月27日の日経新聞の記事では深澤社長がダイ改について「首都圏やローカル問わず、大規模な見直しになる」「柔軟に運用できるようなダイヤに見直す」「減便や車両の削減を行う」と語っている。

鉄道の歴史を覆す攻撃

このダイ改は大合理化攻撃に留まらず、鉄道の歴史の中でも重大な転換をなす攻撃だ。

現業職の職名がすべて廃止されるなど、鉄道の歴史上初めてのことだ。鉄道業務は様々な系統ごとの専門的な技術・経験の下に成り立っている。職名廃止は、そういった専門性を「必要ないもの」として扱うということだ。「機械化・AI化で人は必要なくなる」など真っ赤なウソだ。こんなことを進めれば、鉄道の技術継承も安全も破壊される。

すでに会社は鉄道業務そのものを軽視し、安全を守る現場労働者を軽んじる発言を繰り返している。

車両用信号炎管廃止をめぐる団交では、他社線を支障した場合に携帯用信号炎管では列車防護が間に合わないという組合の発言に「必要な防護を行えば、それ以上やってもらう必要はない」と回答した。事故を防ごうという真剣な現場の思いへの回答が〝規定を守ればそれ以上の対応は必要ない〟!? あまりにふざけている!

反合・運転保安闘争で闘おう

業務融合化は、乗務員に攻撃の焦点があてられている。最終的には乗務員を含めた全面外注化を狙う攻撃だ。そもそも運転士・車掌と駅を融合し、「何でも屋」のように扱うなど絶対に許すことはできない。

3月ダイ改では木更津統括センター設置、成田線ワンマン拡大、乗務員の労働時間削り取り、仕業検査周期延伸が同時に狙われている。3月ダイ改粉砕! 反合理化・運転保安確立! 鉄道の歴史を覆す3月ダイ改攻撃に断固対決し、全力で闘いにたちあがろう。

 

闘いなくして安全なし No.333


ワンマン拡大・職名廃止・業務融合
の3月ダイ改反対!
深澤社長「大規模ダイ改」
「首都圏ワンマン・自動運転」を発表

 JR東日本は12月7日、山手線などの路線でワンマン運転を2025~30年に導入すると発表しました。自動列車運転装置(ATO)や無線式列車制御システム(ATACS)の導入線区も拡大し、将来的には山手線や京浜東北線で「ドライバレス運転」の導入につなげるとも打ち出しています。
 11月27日の日経新聞「JR東、ダイヤ改正で減便」という記事では、深澤社長が来年の3月ダイ改について、「首都圏やローカル問わず、大規模な見直しになる」「柔軟に運用できるようなダイヤに見直す」「減便や車両の削減を行う」と語っています。

鉄道業務の専門性を軽んじるな


 来年3月ダイ改では激しい合理化が狙われています。同時に、これまでの中でも重大な転換をなす攻撃になろうとしています。
 現業職の職名がすべて廃止されるなど歴史的になかったことです。鉄道業務の専門性を無視して運転士・車掌と駅を融合し、「何でも屋」のように扱うことも許せません。
 会社は、鉄道の運行と安全を守る乗務員をないがしろにする発言を繰り返しています。
 車両用信号炎管廃止をめぐる団交では、防護無線のきかない他社線を支障した場合に携帯用信号炎管では列車防護が間に合わないのではないかという質問に、「必要な防護を行えば、それ以上やってもらう必要はない」と回答しました。事故を防ごうという真剣な現場の思いとあまりに落差があります。
 業務融合に関する団交では、「運転士や車掌としての仕事をまず全うしなくてはならない」という組合からの発言を、「それが従来の考え方だ」と真っ向から否定しました。

3月ダイ改に反対の声を

 こんな形で鉄道業務や労働の専門性、安全を守る労働者を軽んじて、鉄道の安全は守れません。3月ダイ改に反対の声をあげよう。

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2021年12月13日月曜日

CTS職場ニュース 2021年12月10日

団交(11/26)でCTSに要求
「住宅手当、すぐに改善を」

 動労千葉は先月の年末手当と労働条件に関する団交で、CTS住宅手当の問題点をあげ、早急な改善を求めた。2022年春闘の重要な焦点のひとつだ。

< 11月26日の団交でのやりとり>


組合:現在、住宅手当を支給している人数は?
会社:15~6名だ。
組合:支給要件が狭すぎる。上限15000円も少なすぎる。見直す考えは?
会社:それはある。新設当初は会社の体力もあり対象を広げすぎないようにと考えた。今のままでいいとは思っていない。

 住宅手当新設当時の団交でも、会社は以下のように回答していた。

会社:ようやく一歩を踏み出したところ。改善の余地はあると考えている。実際に応募状況を見て、意見を聞いて見直しをしていく(2022年3月24 日の団交)。

■限度額の倍増を!

 そもそもCTSは、他の都県からも広く運転車両のプロパー社員を募集しておきながら、社宅や寮も整備せず、住宅手当も非常に低額のままだ。運転車両のプロパー社員(50数名)に限って見ても、支給されているのは3分の1以下の15~6人だ。
 住宅手当が出ない(あるいは超低額)のため、かなりの長距離でも実家から通勤するしかなく、自立して生活することが困難な社員も多い。しかも、入社後に、新たに賃貸住宅を借りた社員には出ない。限度額15000円もあまりに低すぎる。賃貸住宅に住んでいる者には例外なく支給すべきであり、金額もJR並みに上限3万円に引き上げるべきだ。

■清掃の社員にも拡大を!

 また、「新規採用または異動時に新たに賃貸契約」が支給条件では、最初は契約社員で入社して社員登用される清掃の社員は事実上、排除されていることになり、きわめて不当だ。

■契約・パート社員にも出せ!


 さらに、「同一労働同一賃金」が昨年4月から実施されたのに、「原則、社員のみ」という支給条件はあまりに時代に逆行している。非正規職差別の規定だ。多くの契約・パート社員は「無期雇用」に転換しており、もう「一時的・臨時的」な働き方ではない。正規職・非正規職にかかわりなく住居費はかかる。

 職場から声を上げ、住宅手当をはじめとする労働条件の抜本的な改善をかちとろう!


CTS住宅手当の問題点!

①対象が正社員限定
 ( →清掃、契約・パートにも平等に出せ!)
②支給対象が狭すぎる!
 ( →「新採または異動時に賃貸契約」のみ)
③上限15000円は少なすぎる!

<現在の支給要件>

「新規入社や異動で通勤が困難となり新規に賃貸契約をした場合、住宅手当を支給する」「対象は異動の義務がある正社員を原則とする」

▽家賃が12000~23000円の場合
 →「家賃月額-12000円」
▽家賃が23000円を超える場合
 →「家賃の2分の1」(ただし限度額は15000円)


JRの住宅手当との比較


CTS 新採・異動時に新規賃貸に賃貸契約。正社員のみ。
▽家賃が12000~23000円の場合 →「家賃月額-12000円」
▽家賃が23000円を超える場合    →「家賃月額×2分の1」
(限度額は1万5千円)

JR東日本 賃貸住宅に住む全社員
▽家賃が12000~23000円の場合 →「家賃月額-12000円」
▽家賃が23000円を超える場合    →「家賃月額×2分の1 ー 500円」
(限度額は1万5千円~3万円 ※)
JR貨物
▽家賃月額の半額(限度額、千葉は5万円)

※注 JR東日本の限度額(千葉県内の場合)
3万円(特定給付地域)=我孫子市、市川市、市原市、印西市、浦安市、大網白里市、柏市、鎌ヶ谷市、木更津市、君津市、佐倉市、山武市、白井市、袖ヶ浦市、千葉市、東金市、富里市、流山市、習志野市、成田市、野田市、富津市、船橋市、松戸市、茂原市、八街市、八千代市、四街道市、一宮町、神埼町、栄町、酒々井町、、長柄町、長生村
1万5千円円(基本地域)=上記以外の市町村     

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2021年12月12日日曜日

日刊動労千葉 第9044号

12/1第43回銚子支部大会
12・1ミャンマー連帯行動


高齢化対策をかちとり、総力で組織拡大を
第43回銚子支部大会(12・1)

 

銚子支部は12月1日、銚子運輸区講習室において第43回定期大会および第40回乗務員分科会定期総会を開催した。議長に鈴木貴雅君を選出し、大会が進められた。
冒頭あいさつで伊藤支部長は「支部全員がエルダー組合員となった。体調面など不安もあるが、現体制を維持し頑張っていこう」と力強く訴えた。
来賓として関委員長、渡辺書記長、越川特別執行委員が参加した。あいさつに立った関委員長は「銚子運輸区も融合化攻撃が迫っている。3月ダイ改では乗務員に負担増は待ったなしだ。仕業検査周期延伸問題では検査派出の要員にも関わってくる。絶対反対で闘い抜こう。」と訴え、越川特別執行委員からは「OB会総会も大盛況だった。エルダー協議会も皆で盛り上げていこう。」と続いた。
経過報告・議事のあと、質疑応答では活発な討論が行われた。スローガン、運動方針、予算各案は採択され、大会は成功裏に終了した。

◆出された意見
▽65歳以降の雇用の光は?無い場合地元で探さなければならない。
▽乗務行路の緩和が必要だ。
▽JESSでは希望すれば70歳以降も雇用されるのではないか?
▽駅要員は今後どのような運用をされるのか。
▽成田駅ではみどりの窓口が廃止された。
▽CTS銚子派出は65歳迎える社員が多いが、補充はあるのか?

 

日本ミャンマー協会は国軍クーデターを支援するな!国軍と手を切れ!

12・1ミャンマー連帯行動
日本ミャンマー協会・首相官邸に抗議

12月1日、動労千葉国際連帯委員会が呼びかけで、日本ミャンマー協会と首相官邸に対し、「ミャンマークーデター弾劾!岸田政権は国軍への支援をやめろ!」と訴える抗議行動が80人で行われた。行動には在日ミャンマー人も参加し共にし怒りの声を上げた。

民衆虐殺に加担するな!

「日本ミャンマー協会は国軍クーデターを支援するな! 国軍と手を切れ! ミャンマー民衆虐殺に加担するな!」━日本ミャンマー協会は麻生太郎を最高顧問に、三菱、トヨタなど名だたる日本企業127社が加入、総額1兆円を超える政府開発援助(ODA)などを水路にミャンマー人民を搾取・収奪してきた。会長の渡辺秀央は、2・1国軍クーデター後にもミャンマーを訪問し、民衆虐殺を繰り返す国軍の最高司令官ミンアウンフラインと会談し、国軍への支援を今も行っている。

日本財団へ抗議行動

日本財団の笹川陽平会長が11月13日にネピドーの国軍迎賓館でミンアウンフライン最高司令官と会談し、「両国間の友好親善および協力関係の増進」などを話し合ったことに対する抗議行動が11月25日、在日ミャンマー人の呼びかけで行われた。在日ミャンマーの若者たちは、「笹川会長は選挙の結果が公正であったと発表しながら、『選挙は不正』とクーデターを起こしたテロリスト・ミャンマー軍部への支援を直ちにやめろ!」と訴えている。



*2月1日のミャンマー国軍のクーデター以来、労働者民衆の決死の闘いがミャンマーで続いている。市民不服従運動(CDM)が労働組合のストライキと結びついて発展し、青年たちが死をも恐れず立ち上がっている。9月7日、国民統一政府は、全土の市民や少数民族の武装勢力に自衛のため、国軍に対する蜂起を呼びかている。
 

2021年12月11日土曜日

日刊動労千葉 第9043号

11/29千葉運転区支部
11/26鴨川支部定期大会


3月ダイ改阻止の闘いにたちあがろう
千葉運転区支部 第46回定期大会
第45回乗務員分科定期総会

11月29日、千葉運転区支部第46回定期大会、第45回乗務員分科定期総会がDC会館において行われた。

高澤支部長は、昨年度の定昇・一時金のカット、木更津統括センター設置・成田線ワンマン拡大などの攻撃に対して、「新委員長・書記長体制を全力で支え、団結を固めて闘おう」と訴えた。中村乗務員会長は、「駅や草刈りを交番に入れるという話も出ている」と融合化への危機感と闘いを訴えた。

来賓として関委員長より、融合化・ワンマン拡大、乗務員の労働時間カット、「大幅減便」などの攻撃が狙われている3月ダイ改阻止の闘いが訴えられた。活発な討議が行われ、大会は成功狸に締めくくられた。

質疑での主な意見・質問

◆106行路などは8両で5分折り返しがある。タブレット(DーTAC)でやっているが、10月の実行目標は歩きタブレット禁止だ。この時間では無理だ。

◆洗濯機が毎日のように埋まっている。乾燥機をつけてほしい。

◆君津、御宿の換気扇は?→付きました。声を上げたからだ。

◆君津のお風呂にお湯が溜めていない。溜めていないと次の人が来てしまう。

◆副業をするということは、他の人の仕事を取ることになる。他社の合理化になる。

◆統括センター設置が言われているが、国鉄時代の「人活センター」を思い出す。辞めさせたいのか。

◆今度の選挙で改憲勢力が3分の2を超えた。自民党は「改憲実現本部」を作った。でも、軍に自分から入る人はいない。あっというまに徴兵制に行き着いてしまうのではないか。間近に感じている。

◆統合詰所に洗面所がない。歯磨きするにも飛沫が飛ぶ。

◆BBベースで1分の乗り継ぎがある。タブレットに慣れていないと、とてもできない。会社は「遅れていい」というが、焦るし、なにか忘れがあれば責任問題になる。停車まで物をしまうなというが、忘れたら「紛失だ」となる。

◆出区点検はとても間に合わない。歩いていたらすぐに時間になってしまう。やることは増やされているが、時間はそのままだ。「BCコックを全部見る」など6両でもまともにできない。15両で出来るわけがない。

◆D―TACで設定を間違えても誰も確認しない。事実上、点呼しないということだ。責任はどうなるのか?

◆252行路で快速で千葉着で東千葉の入換線に入れる際、時間が足らない。出発の10分前に入信が開く。いいのか。

ワンマン拡大・派出削減反対の闘いを
鴨川支部第27回定期大会

11月26日、鴨川支部は第27回定期大会を鴨川市内において開催した。本部からは関和幸副委員長が参加し、仕業検査有効期間延伸、派出の要員削減、3月ダイ改における業務融合・職名廃止、ワンマン運転拡大などについて討議が行われた。改めて宇佐美支部長を選出し、大会は成功裡に終了した。

質疑での主な意見・質問

○仕業の6日から9日への見直しは鴨川派出の要員削減に繋がらないか?

○ワンマン運転の増加、特急の本数削減はあるのか?

○木更津の融合化はどうなっているか?

○エルダーの65才以上の雇用は?

○鴨川派出は幕張車両センターの支区だが、外注会社からの伝達事項が、派出に伝わらず、「安全衛生だより」で、始めて知った事項があった。会社は認めて謝罪させた。

 

2021年12月8日水曜日

日刊動労千葉 第9042号

動労千葉OB会総会開催
久方ぶりの再会に笑顔あふれる

第46回津田沼支部大会
職場改善を次々とかちとる


久方ぶりの再会に笑顔あふれる

第33回動労千葉OB会総会開催

 

 11月27日、第33回動労千葉OB会総会がDC会館において開催された。昨年はコロナ禍のため懇談会、総会ともに延期となり、久方ぶりの開催となったが、支部、家族会も含め40名を越える結集で盛況な会となった。
総会は、高野副会長の開会あいさつ、座長の田中広胖さん(いすみ支部出身)の軽妙な司会で始まった。挨拶に立った永田会長は「この過程で残念ながら亡くなった役員やOBもおりますが、久々に集まることができうれしく思います。JRの融合化の攻撃に対して闘うためには動労千葉の組織拡大しかない。OBもぜひ協力をお願いしたい」と訴えた。
本部から関委員長が今のJRの攻撃について訴え、このなかでCTSで組織拡大を実現したこと、昨年の大会で執行体制が大きく変わったことを報告し、若き新書記長を紹介。渡辺書記長は「先輩たちが築いてきた礎を引き継ぎ、後世に残していけるように闘う」と決意を明らかにした。山田家族会会長から挨拶を受けた後、議事に入った。
君塚事務次長より「昨年は総会、懇談会を開くことはできなかったが、国鉄集会や11月集会、物販など、OB会も積極的にとりくんできた。焦らず着実に取り組む基本方針は堅持しつつ、動労千葉の闘いに積極的に協力・参加し、現役との交流を深めていこう」と方針案が提起された。さらに19年度、20年度決算、21年度予算案が提案され、全員の一致で一年間の方針・予算が採択された。
第二部の懇親会で、日暮明さん(元成田支部長)が「もうじき90歳になるがOB会が続く限り参加したい。健康第一で」と乾杯の音頭をとった。久々の再会に大いに盛り上がった。

職場改善を次々とかちとる
第46回津田沼支部大会(12月2日)

 

津田沼支部は12月2日、DC会館にて第46回支部大会を開催しました。
議長に渡辺君を選出して議事が進められました。相馬支部長は「この1年間の組合員の闘い、ご苦労様でした。JRにおいては、コロナ禍に便乗した分割・民営化型の大攻撃が始まっている。CTS津田沼事業所では職場代表選挙に勝利して8月からの安全衛生委員会に組合側から3名が参加して様々な問題点を提起し11月現在で18件以上の改善がありました。来年以降も我々が職場代表選挙に勝利してこの体制を堅持していこう。また、つり革消毒や窓閉め作業の増加による作業が継続されていて現場では老若男女問わず疲弊しています。今後も断固闘う体制を確立することが本大会の最大の任務です」と提起しました。
来賓として関委員長より、この間の情勢と現状が報告され、執行部から経過報告、会計報告21年度運動方針案・予算案が提起され、その後質疑応答が行われました。

【質疑応答】
◆CTS津田沼事業所でアイモップが導入されたら要員はどうなるか。
◆清掃職場の要員は現在2名が病欠・休職で欠員が出ている状態なのに他の職場から助勤を取らないのか。
◆津田沼駅収容線の作業通路に石が多くあって歩行に支障があるので早急に改善して欲しい。
◆65歳以降の雇用の問題は早急に対応して貰いたい。
◆習志野運輸区内が暗くて通路も狭く作業に支障がある。
◆コロナウイルス感染症等で危険と思われる仕事には危険手当・嘔吐等の処理には嘔吐手当を出して欲しい。それまでは箇所長褒賞金を出して欲しい。
本部から質疑応答の答弁が行われ、方針案・予算案等が採択され、相馬支部長の団結ガンバローで大会は成功裡に終了しました。

 

外注化阻止ニュース 第559号


「柔軟な働き方」会社の提案
職名・職種も廃止で兼業に
外注化の破綻で無謀な施策を促進

 JR東日本は今年5月、「現業機関における柔軟な働き方の実現について」と題する提案を出しました。現業機関では職名も職種の区分もなくして、1人の労働者にあらゆる業務を掛け持ちで行わせる内容です。
 運転士が車掌や駅員の仕事も兼ね、エキナカ店舗の商品の出し入れや管理職としてのデスクワークもする。携わる業務は日ごとに変わることも、1日のうち時間単位で変わることもあるというのです。
 さらに今年6月には、グループ会社での副業を認めるとの方針を出しました。その目的として「社外での多様な業務経験を通じ…新たなサービス・付加価値の創出につなげる」としています。
 東労組が業務融合化を認めて妥結した際に出した資料には、休憩時間や仮眠時間中に副業する予想図が描かれています。会社と東労組との間で「睡眠時間を削って副業しろ」という議論が行われているのです。

外注化の破綻で業務維持が困難に


 この無茶苦茶な施策の背後には、動労千葉が一貫して指摘きたように、鉄道業務の外注化の破綻があります。外注先となったグループ会社・関連会社では、あまりに賃金が低く労働条件が劣悪で、労働者が定着せず人員が確保できなくなっているのです。
 それに加えて、エルダー(定年退職後の再雇用)社員として外注先に出向していた国鉄採用者が大量に退職する時期が始まっています。このままでは鉄道業務が維持できないことが「業務融合化」の背景にあるのです。

駅員と乗務員の融合の背景

 その典型が駅業務です。近年の徹底した駅の外注化によって、〈駅員→車掌→運転士〉という養成ルートが崩壊したため、駅業務が成り立たなくなりました。
 そこでまだ外注化されていない唯一の現業であり、社員の約3割を占める乗務員をターゲットにして、「駅員と乗務員の融合」という無謀な施策が強行しているのです。


 こんな無謀なやり方には必ず矛盾があります。現場から声を上げれば必ず状況は転換できます。動労千葉に加入し、共に闘おう。

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2021年12月4日土曜日

2021年12月3日金曜日

日刊動労千葉 第9041号

大幅黒字なのに手当を減額!
CTS年末手当の低額回答弾劾!

CTSは12月1日、2021年度年末手当について回答を行った(詳細は別表のとおり)。

(別表) CTS 年末手当回答(12/1)
■社員
基本給の2・5カ月。
※年間支給額(4・9ヶ月)で昨年と同額。一昨年(2019年)冬まで支給していた一時金は昨年に続きカット
■嘱託
基本給に地域手当経過措置分を調整手当に加算した額の2・5カ月、及び一時金として1万円。
※年間支給額(4・9ヶ月)で昨年と同額。
■契約社員(月100時間以上)
・6カ月未満 無し
・6カ月-1年未満 4万円 + 一時金2・5万円
・1年以上-3年未満 5万円 + 一時金2・5万円
・3年以上-5年未満 7万円 + 一時金2・5万円
・5年以上 12万円 + 一時金2・5万円
※一時金は昨年より5000円増額(下記のコロナ慰労金が減額のため、トータルは昨年冬と同額)
※パート社員は一時金が2万円
■上記支給額とは別にコロナ慰労金として全社員を対象に一律5000円を支給
※昨年(1万円)から5000円の減額
■支払日 12月10日(金)以降、準備でき次第
「※」印は編集部で記載。

昨年と比べ社員は昨年冬と同額だが、コロナ慰労金が5千円減額されたので、昨年冬より合計で5千円の減額。契約・パート社員は、一時金が5千円増額されたが、コロナ慰労金が5千円減額されたので、合計すると昨年冬と同じ額となる。いずれにせよ組合要求(基本賃金の3・8ヶ月分)からはほど遠く、コロナ情勢下で現場を支えてきた現場社員を裏切る低額回答だ。
また、同一労働同一賃金の観点から動労千葉は、契約・パート社員にも正社員と同じ基準で支給することを求めたが、これまでと同様に、賃金格差を固定化する差別回答だ。

増益、大幅黒字なのに減額!!

動労千葉は11月26日、CTSと年末手当の団交を行った。その中で、今年前半(4~9月)の決算概要が示された。清掃作業の削減などでJRからの委託収入は減ったものの、要員削減で人件費も大幅に減ったため減収増益、5400万円の黒字を計上する見込みであることが明らかになった(昨年比、半期で約300万円の増益。昨年1年間の年間黒字額は約2700万円なので、今年前期はその2倍の黒字見通し)。
団交で会社は「今後も清掃作業の減少が予想される」と先行きの厳しさを強調し、実際の回答でも、社員においてはコロナ慰労金が減額されている。別表2に整理したようにコロナ以前と比べれば、社員、契約、パートともに大幅な減額が続いている状態だ。

2年間、賃金があがっていない!

今年10月には千葉県の最低賃金が28円も上がったのに時給は改定なし。社員も2年連続でベースアップがゼロ。この2年間まったく賃金が上がっていない。組合アンケートでは、月々の生活費が足りずボーナスで穴埋めしている人がほとんどであり、ボーナスは生活給だ。大幅黒字、昨年比で増益になったのに社員にまったく還元しないのはどういうことだ!

いまこそ闘う労働組合が必要だ

JR東日本はコロナ禍における大幅赤字を逆手にとり、グループ会社に対しても大幅なコストカット、要員削減を求め続けている。昨年以降、CTSでも人は減る一方で、一人当たりの仕事は増える一方だ。
CTSで働き続けることのできる賃金、生活できるだけの賃金を獲得するためには団結して会社と闘う以外にない。すべてのCTSの仲間は動労千葉に加入し、ともに闘おう。

(別表2)3年間の期末手当の経過

【社員】
期末手当                    一時金    コロナ慰労金
2021年冬 2・5カ月        5千円
2021年夏 2・4カ月         0円
2020年冬 2・5カ月        1万円
2020年夏 2・4カ月             0円
2019年冬 3・0カ月   3万円
2019年夏 1・9カ月   4万円

【契約社員(勤続5年以上)】
期末手当               一時金         コロナ慰労
2021年冬 12万円   2・5万円   5千円 (計15万円)
2021年夏 12万円   5・5万円        0円 (計17・5万円)
2020年冬 12万円   2万円           1万円 (計15万円)
2020年夏 12万円   5万円              0円 (計17万円)
2019年冬 12万円   5万円                     (計17万円)
2019年夏 12万円   5万円                    (計17万円)
(2019年は10年以上の契約社員の支給額)



外注化阻止ニュース 第558号


年末手当3・8か月支給を要求
CTSと団体交渉
今年前半は減収で黒字2倍に

 動労千葉は11月26日、CTS(JR千葉鉄道サービス)と年末手当について団体交渉を行いました。
 会社からは以下のような今年前半の決算概要が示されました。清掃作業の削減などでJRからの委託収入は減ったものの、要員削減で人件費も大幅に減り、減収ながらも増益で5400万円の黒字を計上する見込みであることが明らかとなりました。

組合要求どおり年末手当を

 組合からは「最低賃金が28円も上がったのに時給は上がっていない。社員は2年連続でベースアップがゼロ。2年間まったく賃金が上がっていない。月々の生活費が足りずボーナスで穴埋めしている人がほとんど。ボーナスは生活給だ」
 「職場から人が減るばかりで、1人当たりの仕事は増える一方。前期は増益になったなら社員に還元を」「少しでも上がったなと言える回答を」と要求しました。

会社「作業量の減少が予想される」

 これに対して会社は「今後も清掃作業の減少が予想される」と先行きの厳しさを強調するだけでした。
 しかし昨年の年間黒字額は約2700万円。今年前期はその2倍の黒字の見通しです。出せないわけがありません。

「削減」一辺倒で良いのか?

 このほか、あらゆる職場で作業量が削減されている事について「最近の会社の説明は人を減らし、作業を減らすことばっかり。多少汚れても良いという感じだ」「会社の姿勢は根本から清掃を否定しているように感じる。会社として、自分で自分の首を絞めている」と要員削減一辺倒のCTSの姿勢を批判しました。

全員に同じ基準で支払え!


 会社は組合要求の通り年末手当3・8か月分を出せ。契約・パート社員を社員と同じ基準で支払え! 職場からみんなで声をあ
げよう。

CTS・2021年度前期決算の概要

〈収入〉 18億1500万円(前年比2700万円減)
〈支出〉 17億6000万円(前年比3100万円減)
〈利益〉 5400万円(前年比300万円増)


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2021年12月2日木曜日

闘いなくして安全なし No.332


何が「自主的な話し合い」だ!
動労千葉11/4「働きがい向上
プロジェクト」千葉支社団体交渉

 この間、千葉支社では鴨川(鴨川運輸区、鴨川駅、蘇我駅)・木更津(木更津運輸区、木更津駅)・銚子(銚子運輸区、銚子駅)を対象に「働きがい向上プロジェクト」が行われています。
 この問題について動労千葉は11月4日、千葉支社との団体交渉を行いました。

現場を業務融合に動員するな


 会社はこのプロジェクトについて、「従来なら『できない』と思ってしまうところをプロジェクトのメンバーが話し合い、何が出来るかを考えてもらっている」「会社側から『こういう事をやってくれ』と出しているわけではない」「管理者だけでなく現場もメンバーだ」などと回答しました。
 あたかも、「現場労働者の声を聞いている」かのような回答です。
 しかし、会社自身がそもそもプロジェクトについて「系統の垣根を超え、営業も運輸も融合して、お互いに様々な業務に従事することによって、新しい発想も生まれるという考え」と回答しています。
 結局このプロジェクトは、〝どうすれば業務融合化できるか〟に現場労働者を動員する卑劣なやり方です。それを「社員同士の自主的な話し合い」かのように語ること自体、許しがたいペテンです。

鉄道業務の軽視は許されない


 「運転士なら運転士、車掌なら車掌の仕事をまず全うしなければならない。ないがしろにしてはならない。」という組合側からの発言に対しては、「それが従来の考え方だ」と回答しています。鉄道業務を軽視し、ないがしろにする会社の姿勢が表れています。
 そもそも、業務融合化以前に乗務員の仕事は強化されギリギリの状態です。駅員も削られ、無人化や委託化が次々に行われています。これ以上の負担と矛盾を現場に押し付けるなど許せません。

融合化・職名廃止の撤回を


 会社は3月から「木更津統括センター」を設置して乗務員と駅の融合化を強行しようとしています。同時に、現業職全ての職名廃止も狙われています。
 日々、列車を運行し、安全を守っている労働者を軽んじていけば、鉄道の安全は守れなくなります。「業務融合・職名廃止」提案は撤回以外にありません。

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2021年12月1日水曜日

日刊動労千葉 第9040号

新執行体制を確立ー11/22幕張支部大会、
11/25千葉機関区支部大会


北嶋新支部長体制を確立
第44回幕張支部大会 (11・22)

幕張支部は11月22日、DC会館で第44回支部大会を開催した。議長に北村君を選出して議事が始まった。
冒頭のあいさつに立った山田支部長は「この一年間、闘いと動員への協力、ありがとうございました。職場代表選挙で勝利し、CTS清掃のMさん、Kさんが加入してくれた。この間の動労千葉の闘いの正当性が認められたからだと思う」と一年間の闘いを振り返った。そして「外注化の破たんを取り繕うための大合理化、とくに仕業検査の周期延伸は、仕業・構内、検修、清掃での要員削減や検査派出の廃止に直結する。ストライキを含む闘いで全力で闘おう。9月の本部大会で確立された関ー渡辺体制を全力で支えなければならない。動労千葉の未来と発展は幕張支部にかかっている。支部総力で組織拡大を実現しよう」と熱く訴えた。
関委員長が来賓あいさつ、予算案、方針案などの提起の後、活発な質疑応答が行われ、拍手で承認された。
最後に、長年にわたって支部長を務めてきた山田支部長が退任し、新たに北嶋君が支部長に選出された。新執行体制が承認され、大会は成功狸に締めくくられた。
◎出された意見
▽この間、清掃の夜勤が3人減らされたが、仕業の検査周期延伸で清掃への影響は?また、業務の「融合化」で乗務員に草刈りやエキナカ店舗での仕事もやらせるという話が出ているがエルダーも対象となるのか。
▽すぐに構内運転に持っていかれたり、退職も含めて上回り検修に若い人が定着しない。こんなことでは今後、業務が回らないのではないか。
▽仕業検査の周期を延伸するなら機能保全にも攻撃が当然来るだろう。また「融合化」は検修関係にどう関係してくるのか。職場の若い人は「こんなもの、本当にうまくいくのか」と言っている。
▽仕業周期延伸で銚子や鴨川、一ノ宮の検査派出はどうなるのか、今後の展望は。みんな不安がっている。
▽仕業周期の延伸は当然、安全にかかわってくる。その点を会社はどう考えているのか。今後、組合としてどのように取り組んでいくのか。
▽機能保全、やることが多すぎて会社が決めた人数ではほとんど終わらない。最低限のことしかできていない。技術継承もうまくいっていない。  (以上)

職場と団結を守り抜こう!
第27回千葉機関区支部大会(11・25)

11月25日、「貨物大合理化攻撃!『ベアゼロ・低額ボーナス・55歳基本給7割』などの賃下げ攻撃を粉砕しよう!」「千葉機関区への新採配属を勝ち取り、職場と団結を守り抜こう!」「65歳まで安心して働ける職場と労働条件を確立しよう!」をスローガンに、千葉機関区支部は第27回定期大会を開催した。

三本新支部長へバトンタッチ

議長に鎌形君を選出し、冒頭あいさつに立った梶ヶ谷支部長は「最大の課題は高齢者対策と賃金の問題です。特にシニアの基本賃金の地域間格差は許せません。明るく、楽しく働ける職場づくりへこれからも頑張ります」と力強く訴えた。
本部からは、関道利委員長、渡辺剛史書記長、関和幸副委員長、佐藤正和副委員長がそろって参加した。4名からそれぞれあいさつを受け、大会ではこれからの支部運営のあり方が中心に議論された。
新役員体制確立では、梶ヶ谷支部長から三本新支部長へバトンタッチされ、新たな1年間の闘いがスタートした。

 

CTS職場ニュース 2021年11月27日


 2021年度年末手当 交渉
団交速報 今年前半は減収増益
2021年上期(4月~9月)年末手当

年末手当3・8カ月支給を求めました!

 動労千葉は11月26日、CTSと年末手当の団交を行った。会社からは以下のような今年前半の決算概要が示された。清掃作業の削減などでJRからの委託収入は減ったものの、要員削減で人件費も大幅に減り減収ながら増益、5400万円の黒字を計上する見込みであることが明らかになった。

2021年度前半の決算概要
 <収入> 1 8億1500万円(前年比 ▲2700万円減
 <支出>17億6000万円( 同  ▲3100万円減)
 <利益>   5400万円( 同    300万円増)

組合要求どおり年末手当を

 組合からは「最賃が28円も上がったのに時給は改定なし。社員も2年連続でベースアップがゼロ。2年間まったく賃金が上がっていない。月々の生活費が足りずボーナスで穴埋めしている人がほとんど。ボーナスは生活給だ。職場から人は減るばかりで、一人あたりの仕事は増える一方。前期は増益になったなら社員に還元を」「少しでも上がったな、と言える回答を」と要求した(要求書は裏面)。

会社「作業量の減少が予想される」

 これに対して会社は「今後も清掃作業の減少が予想される」と先行きの厳しさを強調した。
 しかし、昨年1年間の年間黒字額は約2700万円。今年前期は、そのおよそ2倍もの黒字の見通しだ。出せないわけがない。職場から一人ひとりが声をあげよう。

「削減」一辺倒でいいのか!

 このほか、あらゆる職場で作業量が削減されていることについて「最近の会社の説明は人を減らし、作業を減らすことばっかり。多少、汚れていてもいいという感じだ」「会社の姿勢は根本から清掃というものを否定しているように感じる。会社として、自分で自分の首を絞めているようなものだ」と要員削減一辺倒のCTSの姿勢を批判した。
 
 会社は組合要求のとおり年末手当3・8月分を出せ。契約・パート社員にも、社員と同じ基準で支払え!


2021年度年末手当及び労働条件改善に関する申し入れ

1.年末手当について基本賃金の3・8カ月分を支払うこと。
2.契約社員・パート社員について、社員と同じ基準(平均支給月額×3・8カ月分)で支払うこと。
3.新型コロナ感染症に対する危険手当として、一律10万円を支払うこと。
4.最低賃金引き上げも踏まえ、契約社員・パート社員の時給を一律1500円に引き上げること。事業所間の時給格差を直ちに解消すること。
5.希望者全員を正社員に登用すること。
6.契約・パート社員を月給制に戻し、定期昇給制度を導入すること。
7.契約社員・パート社員について社員と同様の基準で退職金制度を新設すること。
8.住宅手当の支給基準を改善し、契約・パート・嘱託を含む全社員に拡大すること。
9.60歳以降(社員の嘱託移行時以降)の賃金引き下げをとりやめること。
10.改正高齢者雇用安定法に基づき希望者全員が70歳まで働けるようにすること。JRからのエルダー出向者についても同様の扱いとすること。
11.65歳以降の再雇用時の賃金引き下げをとりやめること。
12.深夜早朝手当の支給格差を解消し、深夜帯を含む勤務に対し一律1500円を支給すること。
13.嘔吐物処理手当を支給すること。消毒作業に対して危険手当を支給すること

-以   上-

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2021年11月30日火曜日

日刊動労千葉 第9039号

国鉄1047名解雇撤回!
12・17東京地裁・報告集会へ!


◆国鉄1047名解雇撤回! JR復帰!団交開催! 第7回行政訴訟
12月17日(金)16時30分 東京地裁527号法廷
(15時45分東京地裁前集合)

◆1047名解雇撤回・国鉄闘争勝利! 12・17裁判報告集会
12月17日(金)18時30分
弁護士会館(10階1003会議室)にて


11月12日、国鉄1047名解雇撤回、JR復帰、団交開催の行政訴訟の第6回裁判が行われた。そして、12月17日には第7回裁判と裁判報告集会を開催する。

はじめてJR設立委の不当労働行為が焦点に

第6回裁判で、組合側からはJR設立委が不当労働行為の不採用基準の策定を命じたことについて、中労委が事実を認めるのか否かを追及した。

これに対し、中労委は「事実を認めるとも認めないとも言わない」という信じがたい主張を繰り返した。

国家とJRを守るために、どこまでも真実から逃げ続ける。これが労働委員会の姿か!

しかし、裁判長もこの問題を無視することはできなかった。「斎藤英四郎・JR設立委員長が不採用基準の策定を指示したかどうかが核心部分」として、その見解を中労委に質さざるを得なかったのだ。

裁判でJR設立委=JR自身の不当労働行為が焦点になったのは初めてのことだ。まさにJRを闘いの土俵に引きずり出しているのだ。

JR・中労委を逃さず全ての真実を明らかに

この問題について、本来ならば裁判所は事実を認めるか否かを中労委に聞けばいい話だ。

だが「事実そのものを否定するのか、事実があっても不当労働行為ではないという主張か」などの〝助け舟〟を中労委に出している。

真実が裁判の場で完全に明らかになれば、結論は「解雇撤回・JR復帰」以外ありえない。裁判所もこの扉が開いてしまうことを恐れているのだ。

一方、JRは「裁判の当事者」と認定・通告されているにも関わらず、出廷を拒否している。

第7回裁判は、真実から裁判所・中労委を逃さず、JRを引きずり出し、国家的不当労働行為の真実をすべて明らかにさせる闘いだ。断固、結集し闘いにたちあがろう。

改めて署名運動の発展かちとろう

裁判後には、裁判闘争の現局面を明らかにし、裁判闘争の前進、署名運動のさらなる発展をかちとるための報告集会を開催する。裁判闘争とともに闘おう。

 

2021年11月28日日曜日

日刊動労千葉 第9038号

11/2
JR本社「仕業検査有効期間延伸」
団体交渉(総連合申第14号)


2011年5月に発生した石勝線列車脱線火災事故では、減速機と推進軸が脱落して脱線。トンネル内で火災が発生した。

「仕業検査で故障発見しなくていい」?!
安全軽視の仕業検査延伸を撤回しろ!

11月2日、仕業検査の有効期間の延伸をめぐり、総連合申第14号に基づくJR東本社との団体交渉を行った。交渉概要は以下の通り。

2011年5月に発生した石勝線列車脱線火災事故では、
減速機と推進軸が脱落して脱線。
トンネル内で火災が発生した。

なぜ新系列以外も対象なのか

組合 東日本管内12支社で総合車両センター、車両センターの配置数、車両職の標準数はどういう数か。

会社 総車セは5、車セと車両職の標準数は手元にない。後日回答する。

組合 今回の提案の対象車種は何か。

会社 整備標準での車種の分け方における「電車、気動車、新動力車」だ。

組合 東日本全体で対象車両は何両か。

会社 今回の対象になる車両数は約9千両だ。電車が8千両以上、DC、新動力車は数百両だ。全体の9割以上が新系列車両だ。

組合 新系列以前の列車は対象外か。

会社 対象になる。電車であれば211系、気動車であれば100系も対象だ。

組合 対象外になるのは何か。

会社 機関車、客車、SLだ。いわゆる電車、列車はすべて対象だ。

組合 新系列以外も対象になる理由は何か。

会社 全体として車両の信頼性が向上しているということだ。

「9日」とした根拠は何か

組合 有効期間を「9日」とする根拠はなにか。検証などは行ったのか。

会社 元々、整備実施基準では3つの車種の有効期間は10日になっている。2000年に技術的な検証を行って国交省にも届けている。今回は社内規定の整備標準を変更する。

組合 具体的な検証内容はなにか。

会社 故障件数や消耗品の取り替え、潤滑油やパンタグラフのすり板、ブレーキの制輪子など整備標準の仕業検査で定めている項目を検証している。一番短いもので30~45日もつと確認している。安全率も考えて10日と整理した。今回、改めて同じ内容を調べている。

組合 今回の調査はいつか。

会社 過去3年だ。

組合 走行距離の変化はどうか。

会社 基本的に走行距離に大きな変化はない。

組合 調査結果の違いはどうか。

会社 A故障の件数は2000年の5百件以上に対し、今回は3百件超に下がっている。103系ではブレーキのストローク調整や消耗品が一番短く30日くらいだったが、そういった車両がなくなった。

仕業検査で故障を発見している

組合 仕業検査で故障を見つけることも結構ある。それを延ばして見落とした場合、重大事故につながりかねない。

会社 見つけるのが9日になることで、ただちに輸送障害や安全を脅かすものはなかった。

組合 推進軸のネジが緩んでいたことがある。北海道では折れて大事になった。その場で見つけたから直せた。

会社 推進軸については仕業検査ではなく、車両の信頼性を設計の段階で向上させて対策するものだ。ボルトを正しく取り付けて対策すれば、仕業検査周期で見つけ出さなければいけないものではない。

組合 締め付けが悪いとねじれが出て緩むことがある。最後は人間が締めている。

会社 ヒューマンエラーの対策はしている。

組合 その不備を見つけるのが検査だ。現場で見る機会が減れば、未然に防げるものも防げなくなる。

会社 仕業検査は、国土交通省が出している鉄道の技術上定める省令にある「列車の検査」に位置づけられている。周期は各鉄道事業者が決め、実施基準を届ける。列車として安全に運行できるように日々行う検査で、消耗品の確認も必要だとされている。

故障をゼロにするための検査を見直すわけではない。切り分けて考えるべきだ。

組合 現場でそれは切り分けられない。決められたところを見るのは当たり前だが、それ以外でも壊れていれば直している。

会社 90日ごとの交番検査・機能保全は「定期検査」で、先90日間は故障が起きないように検査している。6日で発見されたものが故障になるようなら、交番検査・機能保全の検査がおかしいということだ。仕業検査で不具合が発見されることはまれにあるが、発見が9日に延びたとしても、ただちに安全上や列車運行上の問題はないと確認している。

実際の運用はどうなるのか

組合 運用上や各支社の故障状況などに応じて「6日」となる場合もあるのか。

会社 できるだけ上限9日に合わせて運用を組んでもらう。実際に変わるのはダイ改以降だが、詳細はまだ決まっていない。故障件数は考え方に入らない。

組合 これまで安全上6日としてきた。それをリミットいっぱいにする。安全上の考え方が変わったのか。

会社 安全に関わる考え方や検査項目は変わっていない。今の技術的な基準で十分に10日持つということだ。安全は損なわれない。

組合 A故障の件数が減ったから9日にしてよいということか。

会社 それは別だ。総車セ、車セの故障防止の取り組みの成果だ。検査項目にある部分が10日間もつかを調査した。

組合 車両のトイレが持たない場合はどうするのか。

会社 清掃やトイレの便抜きの周期はある。仕業検査とは別に車両運用として考える。仕業検査が9日だから便抜き回数が少なくなるわけではない。

組合 今は仕業検査と一緒にやっている。別々にやるのか。

会社 そこは作業の方法による。どのタイミングで行うかはグループ会社との調整だ。基準の範囲で、支社個別の運用の中で判断される。

組合 総車セでの仕業検査は変化するのか。

会社 仕業検査は車両運用で定期的に指定される。輸送障害や列車乱れで運用変更が発生すると、予定した箇所と違うところに依頼することがある。総車セへの依頼はその都度行われるので、一概には言えない。

起算日の考え方について

組合 起算日の変更の理由は何か。

会社 例えば、夜に仕業検査をやって0時をまたいだ場合は暦日の管理が煩雑になる。検査当日に使わないなら翌日からのカウントとした。今までは仕業検査後4日目に運用をしたら、その運用日からのカウントだった。「発車前に検査する」というそもそもの仕業検査の考え方に合わせ、かつ管理しやすいようにという考え方だ。

組合 災害時は10日を超えることもありうる。

会社 基準に災害時の特例はない。10日を超えた場合、運行開始前に臨時で仕業検査をやってもらう。予想できる場合は、先行して行うこともある。

グループ会社の要員問題

組合 仕業検査の委託と直営の割合はどうか。

会社 9割以上は委託だ。直営は田端運転所、青梅車両センターなどだ。

組合 仕業検査の業務量はどう変わるのか。

会社 車両運用次第だ。委託先の構内作業の役割分担、作業環境にもよる。全体として検査数は減り、業務量の減少はある。

組合 グループ会社を含めて要員が減っているから業務量も減らすのか。

会社 直接にそういう問題意識からではないが、仕業検査の見直しで柔軟な車両運用、作業体制が作れる。

組合 柔軟な車両運用とはなにか。

会社 人身事故などで運用変更する場合、仕業検査のタイミングが少ない分、使える車両が増えるなどだ。

組合 要員数と車両数が減るということか。

会社 そうだ。現時点で具体的な数字はない。

派出検査の将来像について

組合 派出検査の将来像はどういう考えか。

会社 12支社で状況はそれぞれだ。新型車両が入れば車両故障も減る。モニタリング装置で予めデータが上がってくれば、検査場所の見直しはある。将来的には全体の車両の性能等を見て配置を検討していくことになる。

組合 動物との衝突が相当数ある。その場合に派出から出動することも考慮すべきだ。

会社 否定するものではない。派出廃止はそれも見て行われている。動物との衝突をどう減らすかは取り組みを行っている。

検修業務の将来像について

組合 検修業務全体の将来展望について、あり方はどう考えているのか。

会社 機械化・システム化を図って、人ならではの創造的な仕事に注力する。任せられるものは機械に任せる。車両性能が上がって、モニタリング装置でデータ化された時、社員としてどう判断するかという体制に変わっていく。同じことは車両、設備、電気など様々な部分で行われる。変化点については検証し、安全が担保されることを確認する。

組合 仕業検査も構内運転も多くが委託になっている。構内運転の担当者は、車両検修の経験はほぼゼロだ。仕業検査の担当も、交番検査・機能保全の見習いはやるが、自分で本務になってやることはない。仕業検査の作業量が減ればその分、車両を見る回数が減る。技術継承も問題になっていく。

会社 構内運転士は車両の教育を受け、入換に必要な能力はある。検査数については定期検査を含めた全体で見ている。教育についてはグループ会社とJR東本体が教育体制を整えて、双方で技術を持つことが大事だ。安全教育、技術継承は行っていく。

仕業検査延伸の提案撤回を

組合 そもそも古い車両も同じ考えというのはおかしい。何のための仕業検査か、その根本のところで認識の大きなズレがある。それは現実に車両に触って見ているかどうかの違いだ。安易に検査周期を延伸すべきではない。提案撤回を求める。

(以上)

 

会報・国鉄闘争全国運動 第138号


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2021年11月27日土曜日

日刊動労千葉 第9037号

11/2JR本社
「車両用信号炎管の廃止」に
関する団体交渉(総連合申第15号)


「車両の両側600㍍先まで走って列車防護」?!
車両用信号炎管廃止を撤回せよ

11月2日、車両用信号炎管廃止をめぐり、総連合申第15号に基づくJR東本社との団体交渉を行った。交渉概要は以下の通り。

廃止の理由・根拠は何か?

組合 廃止する理由、根拠はなにか。

会社 列車の緊急停止は車両信号炎管がなくても防護無線がある。

組合 私鉄と並行している部分はどうするのか。千葉支社では3箇所、成田空港、京成幕張、京葉臨海の蘇我は隣接線が他社になる。

会社 基本的に異常があれば指令に連絡し、指令から各私鉄の指令に連絡して、列車を止める措置がなされる。指令の指示で列車防護が必要だとなれば、ただちに携帯用信号炎管、軌道短絡で列車防護を行ってもらう。

組合 携帯用信号炎管なら600㍍先に行かなければならない。回送列車は運転士一人しかいない。例えば京葉臨海では貨物が駅構内で傾いたことがある。臨海の信号は教わっていない。短絡といってもどこが信号か分からない。煙管をたいてもどちらに行けばいいのか。

会社 分からなければ両方だ。

組合 600㍍を往復して、車両の反対まで行って、そこからまた600㍍。どれだけ時間がかかると思うのか。

会社 両側に行ってもらうことになる。きちんとした手続きで必要な防護はしてもらう。

組合 現実には、脱線時にそんな余裕はない。

会社 車両用信号炎管に頼るのではなく、列車防護として扱うことが大切だ。必要な防護を行えば、それ以上やってもらう必要はない。

他社線は防護無線で止まらない

組合 携帯用信号炎管で良いと言うなら、そもそもなぜ防護無線も車両用信号炎管もつけたのかという話だ。

会社 車両用信号炎管は三河島事故を契機につけている。当時、防護無線はなかった。今は携帯電話もあり、在線位置の把握も高まっている。それも踏まえて廃止している。

組合 他社線には防護無線はない。

会社 他社では当社の車両用信号炎管が有効でない可能性がある。携帯用信号炎管は共通だ。

組合 赤旗、赤色灯は省令に定められている。車両用信号炎管なら携帯用信号炎管よりはるかに目立つ。

会社 他社でどう認識されているかは不明だ。停止するかどうかは相手次第だ。

組合 会社同士で話すべきことだ。他社にJRの車両用信号炎管を伝えていないのか。

会社 JR車両が乗り入れている場合は伝えている。

組合 乗り入れのない隣接線には伝えていないのか。今回の廃止についても?

会社 伝えていない。場所によって異常時に指令同士でつなぐなど、支社と他社で協定等を結んでいることもある。

他社線との乗り入れ車両について

組合 京葉臨海は車両用信号炎管が積んである。省令などに定めはないのか。

会社 ない。JRに乗り入れがあれば積んでもらっていた。

組合 勝田車セは研削車491を持っているが、車両用信号炎管の廃止の対象外だ。

会社 乗り入れ先の会社の実施基準がある。廃止できないのは491で他社線に乗り入れるためだ。

TE装置による使用実績はある

組合 現場としては教育されていなくても注意喚起できる。大きい事故が少しでも小さくできると考える。

会社 主張としては受け止める。これまでの使用実績もないことを勘案して、廃止とした。

組合 使用実績はあるはずだ。

会社 TE装置を押したことはある。単体では使われていない。

組合 TE装置を使うということは車両用信号炎管も使うということだ。防護無線で停止させられるのは自社線だけだ。

防護無線故障時はどうするのか?

組合 防護無線が故障したことはあるのか。

会社 発報できないことはあった。

組合 その場合の対応は?

会社 指令に報告して携帯用信号炎管、短絡機を使って列車防護をしてもらう。

組合 その時のためにも残すべきだ。携帯用信号炎管の搭載に基準はあるのか。

会社 搭載用品等整備基準があり、最低本数がある。全社共通で1編成に付き携帯用信号炎管が4つだ。

組合 信号炎管は事故に直結する問題だ。安全を確保するためにあらゆる手段を使うべきだ。廃止すべきではない。

(以上)

 

12・1ミャンマー連帯行動
11・7ミャンマー連帯決議


12.1 ミャンマー連帯行動
Protest Myanmar Military Coup 12.1

岸田政権、日本ミャンマー協会は
クーデター国軍を支援するな

12月1日(水)
15:00日本ミャンマー協会
 東京メトロ永田町駅 千代田区平河町2-16-5
 4番出口集合 クレール平河町501
16:30首相官邸前


11・7ミャンマー連帯決議

 2月1日のミャンマー国軍のクーデター以来、労働者民衆の決死の闘いがミャンマーで続いています。市民不服従運動(CDM)が労働組合のストライキと結びついて発展し、新自由主義下で育った「民主化世代」の青年たちが死をも恐れず立ち上がっています。9月7日には国民統一政府が、自衛のための戦闘開始を宣言し、全土の市民や少数民族の武装勢力に、国軍に対して蜂起するよう呼びかけました。
 追い詰められた国軍は、さらに悪虐非道な弾圧を行い、子どもを含む1186人の命を奪い、9151人を不当逮捕しました(10月22日時点)。特に少数民族地域における空爆や砲撃などで21万5千人を超える国内避難民を生み出しています(10月4日時点)。コロナ禍のもとで医療が崩壊、水や食料さえないという切迫した状況が広がっています。9月時点で300万人以上が切実な援助を必要としていることを国連も認めています。
 しかし日本政府は、国軍のクーデター政権を容認し、政府開発援助(ODA)を水路に国軍と一体となって進めてきた事業を継続しています。2011年に国軍主導のテインセイン政権による「民政移管」が始まると、日本政府は「中国に負けるな」とばかりに国を挙げて経済侵略競争へ突入しました。ミャンマーへの日本のODAは、総額1兆円を超える巨額なものです。安倍政権で2012年に外相に就任した岸田のもとで始まったティラワ経済特区開発事業は現在もミャンマー国軍を潤しています。
 2012年設立の「日本ミャンマー協会」には三井、三菱、トヨタ、大成建設、日立など日本財界を代表する127社が名を連ね、国軍との「太いパイプ」を自認する渡邉秀央会長は、2・1クーデター前後にミャンマーに滞在、国軍総司令官ミンアウンフラインと会談を重ねていたほどです。戦前から現在に至るまで日本帝国主義は、ビルマ(ミャンマー)に対して宗主国然として振る舞い、今やクーデター政権を支えています。
 私たちは、11・7全国労働者総決起集会の名において、2・1ミャンマー国軍クーデターとその後、今日まで続いている国軍による人民虐殺・人権抑圧を徹底弾劾します。同時にクーデター政権を容認し、さらなる経済侵略をもくろむ日本政府、岸田政権を弾劾し、打倒するまで闘いぬくことを宣言します。
 すでに2・1クーデター以降、在日ミャンマー人を先頭に広範な人々が「#ミャンマー国軍の資金源を断て」と、首相官邸、外務省、財務省、国土交通省、経済産業省、日本ミャンマー協会や日本企業への行動を続けています。在日ミャンマー人とともに団結した労働者の力で日本政府のミャンマー国軍への資金を断ち切りましょう!
 陸上自衛隊10万人の移送訓練をはじめ、中国侵略戦争への動きが強まっています。韓国では10・20ゼネストが闘われ、アメリカではストライキが激発しています。世界各地で闘う労働者との国際連帯は、この地で岸田政権と対決し、新たな侵略戦争をとめることです。怒りを行動へ! 世界の労働者と団結し、生きられる未来を闘いとりましょう!

2021年11月7日
11・7全国労働者総決起集会参加者一同


2021年11月26日金曜日

日刊動労千葉 第9036号

11・4「働きがい向上プロジェクト」
千葉支社団体交渉


11月4日、動労千葉申第57号に基づき鴨川・木更津・銚子を対象に行われている「働きがい向上プロジェクト」に関する千葉支社との団体交渉を行った。交渉の概要は以下の通り。

プロジェクトの目的は?

組合 「働きがい向上プロジェクト」(以下、PJ)設置の理由・目的は何か。

会社 社会の急速な変化を踏まえ、グループ経営ビジョン「変革2027」の目指す「鉄道起点のサービスからヒト起点のサービスへの転換」に向け、系統を超えて新たな価値の創造を一層推進していく観点から、社員一人ひとりの成長意欲に応え、活躍フィールドを拡大させていくものだ。系統の垣根を超え、営業も運輸も融合して、お互いに様々な業務に従事することによって、新しい発想も生まれるという考えだ。

組合 運転士に内勤、営業もやらせたとしても、逆は技術的に不可能だ。

会社 視点の問題だ。資格が必要な業務は資格が前提だ。養成の形も変わらない。だが、例えば車内改札は営業の人間も出来る。従来なら「できない」と思ってしまうところをPJメンバーが話し合い、何が出来るかを考えてもらっている。

組合 自分に与えられた仕事をまず第一に全うしなければならない。ないがしろにしてはならない。

会社 それが従来の考え方だ。見習い運転士に駅の仕事を勉強しろとはしない。PJで会社側から「こういう事をやってくれ」と出していない。従来の考え方ではなく乗客の一番近くにいる社員同士で考え、企画してもらっている。今は業務体験会という形でお互いを知ることから始めてもらっている。

組合 除草などはやっていないのか。

会社 PJ前から乗務員区と駅とで一緒にやっている。

組合 「赤字だから」と人件費が削減されている。職場には不安が広がっている。会社はPJの議論を「自主的」というが、現場から見れば「半強制」だ。

業務融合化との関係は?

組合 融合化とPJは関係あるのか。

会社 融合化も色んな所で話している。

組合 PJを基に融合化するのか。

会社 それだけではないが、ありうる。

組合 融合化は要員不足が理由か。

会社 目の前の要員不足が理由ではない。長期的視点では少子高齢化も続く。コロナ感染拡大で想定より10年早く来てしまった。このままでは立ち行かない。

組合 社員が確保できないということか。乗客が減るということか。

会社 乗客減少に合わせて営業や輸送の変化がある。社員数は減らしシステム化していく。非鉄道の割合も引き上げないと生き残れない。
「鉄道起点からヒト起点」とは?

組合 鉄道起点からヒト起点というのは、具体的にどういうことか。

会社 鉄道収入は定期収入が大きい。今後は必ずしも鉄道によらず、乗客が求めるものに合わせて商売をやっていくということだ。

組合 求めるものとは例えば何か。

会社 食品、Maasなどだ。

組合 基本は鉄道ではないのか。

会社 鉄道をないがしろにするわけではないが、鉄道だけではないということだ。

組合 房総半島の先の方は人口が減っている。だが、そこにいる「ヒト」はどう考えるのか。無人化やワンマン化は、利用者としては「捨てられている」と感じる。

会社 無人化など生産性を向上しないと維持できない。それを進めつつ、不便を感じさせないために出来ることを考える。

鴨川・木更津・銚子が対象

組合 鴨川、木更津、銚子の3エリアにした理由は何か。

会社 利用減少が著しいところだ。コロナが収まっても乗客は100%に戻らない。補うために色々と考えている。

組合 「体験会」の該当区所はどこか。

会社 鴨川は運輸区と鴨川駅と蘇我駅、木更津は木更津駅と運輸区、銚子は銚子駅と運輸区だ。

組合 全社の施策ではないのか。

会社 他支社でPJをやっているかはわからない。あくまで千葉支社のPJだ。

組合 会議のメンバーは管理職だけか。

会社 現場も入っている。メンバーは固定されている。

組合 保線は入っていないのか。

会社 今の段階では入っていない。いずれは入るかもしれない。

融合化・PJの中止・撤回を

組合 会社は「営業系統と運輸系統間の業務を融合・連携させる」としている。具体的に考えていることは何か。「駅の業務も乗務業務もやる」ということか。

会社 それも一つだ。PJとしては体験会以外に具体的に伝えられることはない。

組合 時期的にはいつを目標に議論しているのか。

会社 いつを目標に議論するということはしていない。

組合 融合化以前から仕事はハードになっている。車掌も運転士もギリギリ、駅員も少ない。そこで一人欠ければどれだけ負担になるか。その中で、乗務後に営業や企画の仕事をするということが示されている。現場の意見としては、そんな余裕があるのかというのが実感だ。融合化・PJは中止・撤回すべきだ。

(以上)