まだ何も決まっていない
動労千葉 8・28ストー差し止め訴訟へ
8月23 日から、動労千葉が申し入れた193項目に関する団体交渉が始まりました。
千葉支社は次のような解明要求に何一つまともに回答できません。
「当面、退職者は出ないが、どうやって再雇用制度に的確に対応するのか?」
「業務委託したらなぜ経営基盤が強化できるのか?」
「技術継承は、誰が、誰に対して行うのか?」
「出向の業務上の必要性は?」
「人選の基準は? どこに戻るのか?」
現場から見れば山ほど問題があります。東労組は、千葉支社との交渉をわずか2回で終えました。しかし、動労千葉との団体交渉はまだ始まったばかり。まだ何も決まっていないのです。
会社は10月1日に何をやろうとしているのか。車両の安全にとって一番大切な検修業務を下請け会社に労働者ごと放り出して、やがては非正規雇用に置き換え、人件費を削減しようとしているのです。
JR東日本は、検修のみならず保線・電気・信通、駅、いずれは車掌や運転士まで、鉄道の仕事を数百の会社に分解し、投げ売りしようとしています。
検修・構内業務を誇りをもって働く現場からの真剣な追及にまともに回答できるわけがないのです。
東労組は今回の外注化を「成果」だと言っています。安全も雇用も投げ捨て、千葉だけで90人も強制出向される。これの何が成果なのか?
動労千葉は8月28日、検修職場でストに入り、外注化・強制出向の差し止め訴訟を行います。まだ何も決まっていません。いま全体で反対の声をあげよう。
◎動労千葉、8・28スト、 外注化・強制出向差し止め訴訟へ
動労千葉は8月28日、検修・構内業務の全組合員を対象に始業時からストライキに入り、東京地裁に対して外注化ー強制出向の差し止め仮処分申請を行います。申し立ての後、
弁護士会館で報告集会を行います。多くの参加を呼びかけます。
9時 DC会館(千葉市要町)集合 千葉労働局へ偽装請負の告発・要請行動
13時30分 東京地裁前に集合。東京地裁に対して外注化―強制出向差し止め仮処分申請
申し立て後、弁護士会館にて報告集会