動労千葉12冬季物販スタート
1047名解雇撤回!JR復帰を勝ち取るぞ!
6月29日、東京地裁民事11部・白石哲裁判長は、動労千葉組合員12名が一旦はJRへの採用候補者名簿に登載されていたにもかかわらず、急遽、名簿から削除されたことについて、「国鉄が不当な目的・動機に基づいて名簿不記載基準を策定したことは、国鉄に与えられた裁量権の逸脱ないし濫用にあたり、動労千葉組合員をJR東日本の採用候補者名簿に記載しなかったことは不法行為」と、国鉄の不当労働行為を認定した。
それにもかかわらず判決は、清算事業団からの解雇を「有効」として、わずかばかりの慰謝料と3年分の賃金の差額の支払いを命令するという矛盾に満ちた判決であった。
「名簿不記載」を不当労働行為だと認定した以上、解雇撤回以外の結論などあり得るはずがないことだ。
しかし名簿不搭載の基準そのものが不当労働行為であったことを認めさせるところまで裁判所を追い込んでいる。勝利までもう一歩だ。