外注化の破綻 日々明らかに
動労千葉 職場から抵抗闘争へ
動労千葉は10月1日から5日まで2波のストライキとCTSに対する職場闘争、千葉労働局に対する偽装請負弾劾の闘いをやり抜き、団結と闘いの意思を完全に守り抜いて、外注化粉砕の新たな闘いに突入しています。
外注化の強行でガタガタになったのは会社の側です。
10月1日当日には仕業検査が切れた違法な特急が暴走し、2日には幕張で入換作業が失敗して出区が遅れ、快速が15 分遅れました。千葉の派出ではJRからCTSへの委託発注関係がうまくいかず、パソコンも立ち上がらず、朝まで仕事ができない事態が起きています。外注化の破たんが日を追うごとに明らかになっています。
CTSには業務に精通している管理者は一人もいません。これからの仕事を具体的にどう進めるのか、どう指示するのか、どう変更されているのか、今までと何が同じで何が違うのか、何も説明されていないし質問にもまともに答えられない無責任な状況です。
「今までなら、現場の力で知恵をしぼって本来なら回らない仕事も回してきた。作業日報、指示書、その通りにやったら絶対に仕事は回らない。しかし、会社がこういう仕組みをつくったんだからそれを厳密にやる。本線に影響が出ようが、列車が止まろうが、労働者の責任じゃない。外注化の問題です。そこまで徹底的にやり抜く」――動労千葉は職場からの抵抗闘争で外注化を粉砕する新たな闘いを開始しています。
これからの闘いで外注化を止めることはまったく可能です。労働者を強制出向に追いやり、現場を混乱させ、鉄道の安全を崩壊させる外注化に黙って従う筋合いはありません。「外注化したせいで仕事がまったく回らない」という事実を会社につきつけることが必要です。
おかしいものはおかしいと声を上げ、職場から闘えば、外注化された業務をJRに戻させることは絶対にできます。