全力で11・4へ!
外注化阻止闘争の総括と11月労働者集会(中)
発揮された底力
10・1外注化強行をめぐる闘いの渦中で発揮された組合員の底力は素晴らしいものだった。9月24日から実施された外注化・強制出向のための教育訓練に対しては、スト突入時間を決めずにストライキを指令する戦術をとった。「ただのストでは職場から逃げているようだ。東労組や国労の組合員に闘っている姿を見せられる闘争をしたい」という現場からの強い要望に基づいてとられた方針であった。毎日、教育訓練に乗り込んで行って、他労組の組合員も巻き込んでやれる限りの抗議闘争をやりぬいて、業務命令が出された時点で、自分で「○時○分、ストライキに入ります」と入っていく闘争になった。強制出向になる44人は特別な活動家でもなんでもない。しかも、検査派出も含め八つの職場に配置されている。その日に訓練を受けるのは一人や二人のこともある。でも、「こういう闘いがしたかったんだ」と、全員が完璧にやりきったのだ。