2018年9月11日火曜日

戦争するな! 9条変えるな! 国分寺の集い

https://drive.google.com/file/d/1a19D4R6F5iAElXJCOYjN5qB3Q-gxC7RP/view?usp=sharing


戦争するな! 9条変えるな! 国分寺の集い

 安倍首相は8月26日、「改憲に人生を懸ける」と明言しました。改憲とは、憲法に「自衛隊」を明記し、「緊急事態」を新設することです。1%の資本家の利益と延命の為に、99%の労働者が戦争に駆り出され、生活も生命も奪われるものです。
○子どもを戦場におくる改憲反対!
○福島甲状腺検査縮小反対! 東海第2原発再稼働反対!
○オスプレイの横田配備反対!

おはなし

杉井吉彦さん(国分寺本町クリニック院長、ふくしま共同診療所医師)
 憲法改正と福島切り捨て、子どもの健康破壊
 
牧江寿子さん(元小学校教員、元多摩教組)
 子どもたちを二度と戦場に送らない

日時 9月24日(月・休日)
    午後2時開始(1時半開場)
場所 国分寺本多公民館 1F 集会展示室

戦争するな! 9条変えるな! 国分寺実行委員会



やめろ! 子どもへの戦争教育

 文部科学省は小・中学校の道徳を教科に格上げし、「特別の教科 道徳」を新設しました。小学校では今年4月から検定教科書を使った授業が始まっています(中学校は来年4月から)。検定を通して国の価値観を押しつけ、「愛国心」を植えつけて、子どもと教員を戦争に動員することが、道徳の教科化のねらいです。
 安倍昭恵が講演会を行った森友学園・塚本幼稚園では、園児に教育勅語を暗唱させていました。運動会では「安倍首相がんばれ」「安保法制国会通過良かったです」と言わせています。「国に緊急の事態(戦争)が起こったら、命をささげて戦え」「そのためには現憲法を変えなければならない」と教えてきたのです。道徳の教科化は改憲と一体です。

改憲阻止の怒りを福島から

 東海第2原発は、今年の11月で建設40年の老朽原発です。原発の運転は原則40年とされているのに、日本原電(株)は、福島原発事故の責任を取らないで、東京電力からの巨額の資金を頼りに「20年の延長」を申請し、再稼働させようとしています。
 しかし、福島原発事故は収束していません。福島の子どもは、甲状腺がんや疑いが200名を超えて見つかり、日々苦しんでいます。なのに国は、年間20ミリシーベルトの地域へ帰還を強制するために、避難者に対する住宅補助金などを打ち切りました。福島では甲状腺検査の縮小(廃止)を策動し、子どもたちを危険にさらしています。
 「ふくしま共同診療所」は、子どもの命を守るため、「避難・保養・医療」の原則に立って、甲状腺超音波検査などを行っています。
 原発は、地上に置かれた原爆です。ヒロシマ・ナガサキ・チェルノブイリ・ビキニ・フクシマは同じです。原発再稼働は核武装への道です。
 安倍政権は憲法改正と20年東京オリンピック開催に向けて、福島原発事故を終わったことにしようとしています。しかし、まったくのまちがいです。福島の現実を明らかにして、9条などの改悪に反対しましょう。



自民党改憲案とは

 第一に、憲法に「自衛隊」を明記し、「戦争放棄」「戦力不保持」を定めた第9条を実質的に破棄するものです。
 第二に、「9条の2」を新設し、「必要な自衛の措置」と政府が決めれば無制限に戦争ができるようになります。しかし、戦争はいつも「自衛のため」と言って行われました。1946年6月、衆院本会議で当時の吉田首相は、「従来近年の戦争は多く自衛権の名において戦われた。満州事変然り、第二次大戦然り」と発言しています。
 第三に、憲法に「緊急事態」を新設します。首相の宣言で「憲法停止」も可能になり、あらゆる権利が奪われます。戦争のための独裁体制を許すものです。
 第四に、「9条改憲」「緊急事態」新設によって社会は一変し、命より国が大事、徴兵も当然という軍事国家に変わってしまいます。

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