労働組合が甦ったとき社会は変わる!
11・7労働者集会
渡辺書記長が司会
11月7日、関西生コン支部、港合同、動労千葉、国鉄闘争全国運動、改憲・戦争阻止大行進の5団体の呼びかけによる11月労働者集会が開催され、全国から2150人が結集した。集会の司会を三浦半島教組の仲間と動労千葉の渡辺書記長が行った。
冒頭、港合同の木下執行委員は「今日の集会は、関生弾圧粉砕と国鉄闘争を軸に労働運動復権の出発点にしたい」と開会の挨拶を行った。続いて連帯のあいさつを、東京・過労死を考える会の中原のり子さんと小林明美さん、福島共同診療所建設委員会の佐藤幸子さん、三里塚反対同盟の市東さんが行った。
職場からの実践を
三組合を代表して関委員長が基調報告を行い、「ウソとペテンに満ちた総選挙が終わった。野党も与党も「分配」をいうがペテンだ。新自由主義を終わらせ社会を根本から変革する力は労働者の団結した力だ。力を合わせて大胆に踏み出し、職場からの実践を以て時代に躍り出る飛躍を実現しよう」と宣言した。
関生弾圧粉砕の特別報告を関生支部の武谷書記次長、弾圧を許さない東京の会の木下武男さん、東海の会の柿山事務局長が行った。
国鉄1047名闘争から、中村副委員長、1047協議会の小玉さん、羽廣さんが行った。中村副委員長は、「JRを引きずり出し真実を明らかにし、JRに責任を取らせ解雇撤回・JR復帰を勝ち取る」と宣言した。葉山弁護団長、署名運動の訴えを新潟の阿部啓輔さんが行い、動労総連合から千葉、水戸、高崎、神奈川の職場から闘いの報告が行われた。
カンパアピール、カンカラ演歌師の岡大介さんの歌に続いて、改憲阻止の訴えを高山俊吉さんが行った。横田、木更津、沖縄、ヒロシマの反戦反基地の闘い、ふくしま共同診療所の布施医院長、星野さんを取り戻す会と発言が続いた。
「ミャンマー連帯決議」を採択
民主労総ソウル本部をはじめ海外からのメッセージが紹介され、司会から「本日は多くの難民・難民申請者が参加しています」と紹介され全員が登壇し、代表が発言した。そして集会参加者全体で「ミャンマー連帯決議」が採択された。
参加団体の決意表明後に、大挙として集会に合流した在日ミャンマーの青年たちが登壇し、在日ビルマ市民労働組合代表が熱烈な訴えを行った。
最後に、全国運動呼びかけ人の金元重さんが閉会のあいさつを行い、動労西日本の大江委員長の音頭で団結ガンバローを行った。集会後に銀座デモに出た。