山手線支柱倒壊
倒壊寸前の写真を隠蔽
冨田社長は現場に責任転嫁をするな
倒壊寸前の写真を隠蔽
冨田社長は現場に責任転嫁をするな
4月12日の山手線支柱倒壊事故で倒れる約1時間前の写真が初めて公開されました。5月8日、柳下副社長の会見で明らかになったものです。誰の目にも、大きく傾いて倒壊寸前は明らかです。JR東日本はこの写真の存在を1カ月近くも隠していたのです。
この間のJR東日本の報告では、保守担当者が始発電車に同乗し、倒壊から約1時間前に支柱の傾きを確認したことは知られていました。しかし実際は、始発電車で場所を特定した後、秋葉原駅から歩いて現場に向かい、この写真を撮影していたのです。
副社長の説明によれば、神田―秋葉原間で架線の柱を順次交換しており、倒壊した柱に一時的にワイヤをかけた際、ワイヤの張力に耐えられるかどうか構造計算がデータ不足でできなかったにもかかわらず別の柱の計算結果を流用して作業を継続しました。
さらに倒れた柱と別の柱をまたぐ梁を撤去した際、手順ではワイヤを外してから梁を撤去しなければならないにもかかわらず手間のかかる梁の撤去を優先したため耐久力が0・97倍にまで低下し倒壊に至ったのです。
責任転嫁に必至な冨田社長
この会見において副社長は「(この写真を撮
影した担当者には)指令室に連絡して列車を止 める権限があった」と弁明し、冨田社長も「危 険を感じたら列車を止めろ」と主張しています。
しかし、なぜ手順無視やデータ偽装までして
作業が優先されるのか。倒壊寸前を確認しなが ら列車を停止できないのか。こうした状況をつ くりだしているのは誰なのか――会社の説明は 何一つ明らかにしていません。すべてを闇に葬 り、現場に責任転嫁しようとしています。
外注化を止め、直接雇用を
昨年2月にも川崎駅構内で脱線衝突事故が発生するなどJR東日本では本当に重大事故が相次いでいます。事故に至らない事象も頻発しています。
JR東日本は、利益最優先の外注化政策をいますぐ改め、すべての業務を直営に戻し、すべての労働者を直接雇用せよ!
ニュースへのリンク
この間のJR東日本の報告では、保守担当者が始発電車に同乗し、倒壊から約1時間前に支柱の傾きを確認したことは知られていました。しかし実際は、始発電車で場所を特定した後、秋葉原駅から歩いて現場に向かい、この写真を撮影していたのです。
副社長の説明によれば、神田―秋葉原間で架線の柱を順次交換しており、倒壊した柱に一時的にワイヤをかけた際、ワイヤの張力に耐えられるかどうか構造計算がデータ不足でできなかったにもかかわらず別の柱の計算結果を流用して作業を継続しました。
さらに倒れた柱と別の柱をまたぐ梁を撤去した際、手順ではワイヤを外してから梁を撤去しなければならないにもかかわらず手間のかかる梁の撤去を優先したため耐久力が0・97倍にまで低下し倒壊に至ったのです。
責任転嫁に必至な冨田社長
この会見において副社長は「(この写真を撮
影した担当者には)指令室に連絡して列車を止 める権限があった」と弁明し、冨田社長も「危 険を感じたら列車を止めろ」と主張しています。
しかし、なぜ手順無視やデータ偽装までして
作業が優先されるのか。倒壊寸前を確認しなが ら列車を停止できないのか。こうした状況をつ くりだしているのは誰なのか――会社の説明は 何一つ明らかにしていません。すべてを闇に葬 り、現場に責任転嫁しようとしています。
外注化を止め、直接雇用を
昨年2月にも川崎駅構内で脱線衝突事故が発生するなどJR東日本では本当に重大事故が相次いでいます。事故に至らない事象も頻発しています。
JR東日本は、利益最優先の外注化政策をいますぐ改め、すべての業務を直営に戻し、すべての労働者を直接雇用せよ!
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