2015年5月3日日曜日

闘いなくして安全なし No.020

https://drive.google.com/folderview?id=0B6_MNKzi3eCFQTVJVm9Rai04dXM&usp=sharing


首都圏全域ダイヤ大混乱
3・30終日続く―上野東京ライン破綻

  3月30日午前7時頃、JR京浜東北線の鶴見駅で人身事故が発生しました。そのため、京浜東北線の大宮~鶴見間、東海道線の東京~熱海間で運転見合わせになりました。その後、1時間ほどで運転は再開されました。
  しかし、ダイヤ混乱は首都圏全域に広がり、午後になっても収拾できませんでした。
  さらに、午後7時すぎに再度人身事故が起こり、ダイヤ乱れは終日続きました。

原因は「上野東京ライン」開業

 ダイヤがこれほど混乱した原因は、3月ダイ改で開業した「上野東京ライン」です。
  上野―東京間では、2本の線路に宇都宮線、高崎線、常磐線の上下6本の列車が集中します。しかもこの路線を通じて、宇都宮、高崎線と東海道線は相互直通運転に、常磐線は品川駅まで直通運転が開始されました。
  これだけ路線を集中させれば、ダイヤ乱れが次々と波及してしまうことは明らかです。だからこそ、これまで常磐線などは上野止まりだったのです。
  直通運転の狙いは、結局金儲けです。
  宇都宮、高崎線と東海道線の共通運用で車両基地が統廃合され、大幅な合理化が行われています。そうしてできた首都圏中枢の土地に新駅を造 り、周辺を再開発することでも儲けようとしています。
  JRは儲けのために安全を犠牲にし、合理化と労働強化を行おうとしているのです。

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