6・7日比谷公会堂へ大結集を!
安倍政権の戦争と改憲
最大の焦点は労働組合
労働運動の復権が戦争を止める力だ
安倍政権の戦争と改憲
最大の焦点は労働組合
労働運動の復権が戦争を止める力だ
安倍政権は5月15日、衆院に安保関連法案を提出しました。戦争と改憲をめぐり本当に正念場を迎えています。
戦後労働運動は「二度と戦争をくり返さない」を原点に出発しました。労働運動が問われています。安倍政権にとって労働運動の解体・再編 が焦点になっています。
昨年11月の産経新聞コラムで櫻井よしこは、連合の現状を「地方に行けば自治労や日教組が前面に立って、いまに反基地、改憲反対運動をやっている」と批判しました。
櫻井はUAゼンセンを持ち上げて、改憲・原発再稼働支持・愛国主義のもと「官公労と決別し、連合を分裂させよ」と主張しています。
これは一評論家の主張ではありません。戦争をする国にするためには今の連合さえ認めない安倍政権の意思を表しています。
朝鮮戦争の直前にも当時のナショナルセンター産別会議が解体されて、占領軍の介入で戦争賛成の総評がつくられました。戦争と労働運動の動向はコインの裏表です。
他方、櫻井の主張は労働運動の存在と可能性に対する恐怖と危機感の表明です。
戦争賛成で始まった総評ですが「教え子を二度と戦場に送らない」を掲げた日教組などを軸に左転換し、ベトナム反戦や改憲反対を闘ってきました。労働運動がもう一度、力を取り戻す時です。
戦後最大の労働運動破壊攻撃であった国鉄分割・民営化と闘ってきた国鉄闘争の意味は小さくありません。
国鉄闘争は、労働運動の後退に抗し、労働運動の変質に歯止めを掛けてきました。6・7集会は、国鉄闘争を軸に階級的労働運動を甦らせ、戦争への怒りの声を結集させる集会です。
【櫻井よしこ 美しき勁き国へ】
「足は職場に、胸には祖国を、眼は世界に」
民間労組、官公労決別を
…(中略)…連合内の民間労組組合員は540万、自治労や日教組などの官公労は120万、9対2で民間労組が圧倒するにもかかわらず、連合は基本的に官公労に引っ張られている。
…(中略)…主導権も自治労や日教組に奪われた。民間企業は常に合理化する。地方に行けば行くほど、民間労組は少なくなる。
他方、県や市の労働組合である自治労や日教組はどの地方にも必ず組織がある。こうして連合の地方組織はほとんど地元の自治労と日教組のものとなり果てた。
そしていま、連合の地方組織が連合中央の指示に従わない独走が始まっている。連合本部は日米安保条約を容認し、時期尚早だが憲法改正は議論すべきだとしているのに対し、地方各地で反基地、憲法改正反対運動が展開され、地元の自治労や日教組が前面に立って旗を振るのである。
…(中略)…旧社会党は総評の崩壊と村山富市氏の路線変更で潰れた。同じ論理で、連合、とりわけUAゼンセンの動きは政治の大変革を促す力となる。UAゼンセン以下民間労組は連合から分かれ、再び健全な労組に立ち戻ることで、日本を自らが信ずる方向に変えていくことができるのだ。
世界は本当に大きく変わっている。日本は本当に大事な局面に立っている。UAゼンセンは日本最大の労組としても、真っ当な保守の組織としても、日本の真の再生に貢献する責任がある。
足は職場に、胸には祖国を、眼は世界に-先人の言葉をかみしめて、官公労と決別し、連合を分裂させよ。
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戦後労働運動は「二度と戦争をくり返さない」を原点に出発しました。労働運動が問われています。安倍政権にとって労働運動の解体・再編 が焦点になっています。
昨年11月の産経新聞コラムで櫻井よしこは、連合の現状を「地方に行けば自治労や日教組が前面に立って、いまに反基地、改憲反対運動をやっている」と批判しました。
櫻井はUAゼンセンを持ち上げて、改憲・原発再稼働支持・愛国主義のもと「官公労と決別し、連合を分裂させよ」と主張しています。
これは一評論家の主張ではありません。戦争をする国にするためには今の連合さえ認めない安倍政権の意思を表しています。
朝鮮戦争の直前にも当時のナショナルセンター産別会議が解体されて、占領軍の介入で戦争賛成の総評がつくられました。戦争と労働運動の動向はコインの裏表です。
他方、櫻井の主張は労働運動の存在と可能性に対する恐怖と危機感の表明です。
戦争賛成で始まった総評ですが「教え子を二度と戦場に送らない」を掲げた日教組などを軸に左転換し、ベトナム反戦や改憲反対を闘ってきました。労働運動がもう一度、力を取り戻す時です。
戦後最大の労働運動破壊攻撃であった国鉄分割・民営化と闘ってきた国鉄闘争の意味は小さくありません。
国鉄闘争は、労働運動の後退に抗し、労働運動の変質に歯止めを掛けてきました。6・7集会は、国鉄闘争を軸に階級的労働運動を甦らせ、戦争への怒りの声を結集させる集会です。
【櫻井よしこ 美しき勁き国へ】
「足は職場に、胸には祖国を、眼は世界に」
民間労組、官公労決別を
…(中略)…連合内の民間労組組合員は540万、自治労や日教組などの官公労は120万、9対2で民間労組が圧倒するにもかかわらず、連合は基本的に官公労に引っ張られている。
…(中略)…主導権も自治労や日教組に奪われた。民間企業は常に合理化する。地方に行けば行くほど、民間労組は少なくなる。
他方、県や市の労働組合である自治労や日教組はどの地方にも必ず組織がある。こうして連合の地方組織はほとんど地元の自治労と日教組のものとなり果てた。
そしていま、連合の地方組織が連合中央の指示に従わない独走が始まっている。連合本部は日米安保条約を容認し、時期尚早だが憲法改正は議論すべきだとしているのに対し、地方各地で反基地、憲法改正反対運動が展開され、地元の自治労や日教組が前面に立って旗を振るのである。
…(中略)…旧社会党は総評の崩壊と村山富市氏の路線変更で潰れた。同じ論理で、連合、とりわけUAゼンセンの動きは政治の大変革を促す力となる。UAゼンセン以下民間労組は連合から分かれ、再び健全な労組に立ち戻ることで、日本を自らが信ずる方向に変えていくことができるのだ。
世界は本当に大きく変わっている。日本は本当に大事な局面に立っている。UAゼンセンは日本最大の労組としても、真っ当な保守の組織としても、日本の真の再生に貢献する責任がある。
足は職場に、胸には祖国を、眼は世界に-先人の言葉をかみしめて、官公労と決別し、連合を分裂させよ。
国鉄1047名解雇撤回へ
国鉄闘争全国運動の本格的発展を
動労総連合を全国につくろう!
国鉄闘争全国運動6・7全国集会
6月7日(日)0時30分開始(11時30分開場)
東京・日比谷公会堂
(呼びかけ)国鉄闘争全国運動
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