2018年3月22日木曜日

外注化阻止ニュース 第363号

https://www.doro-chiba.org/ga/gaityuuka363.pdf


これが東労組の団交の実態
千葉検査派出の縮小に絶対反対!

 千葉支社は、4月1日から千葉検査派出の体制を縮小しようとしています。すでに一宮・鴨川・木更津・銚子派出は外注化されており、千葉検査派出だけで房総半島全域の車両故障・異常時対応をしているのが現実です。
 その体制を半分に縮小し、わずか2徹にしてしまうのです。車両に不具合が生じても2人体制ではどこにも出動できません。運転保安や異常時対応を放棄するに等しいやり方です。
 だから動労千葉は検査派出の縮小に反対しているのです。

もはや労働組合ではない東労組

 この問題に関し、東労組千葉地本は、「組合員の付託に応え団体交渉を行った」と言っています。
 しかし実際には団体交渉とは名ばかりのものなのです。「本施策の実施にあたっては、組合員の理解が深まるよう丁寧に説明すること」と言うだけで反対のハの字もないのです。
 団体交渉を行う前からあらかじめ容認し、交渉の場に現場の組合員は誰も出ていません。申し入れは解明を含め8項目もあるのに、わずか20分で終了しています。1項目平均2~3分で何を交渉したというのでしょうか。
 形式的に「団体交渉を実施した」と言って組合員をだましているようなものです。大切な職場・仕事がどんどん奪われていこうとしているのにこれが東労組の現実なのです。もはや労働組合と呼ぶことはできません。
 この問題に関しては、国労も申し入れすら出していない状況です。

声をあげよう、共に闘おう!

 保線については3月上旬、丸ごと別会社化する外注化拡大提案が出されました。検修職場で外注化が遅れてきたのは動労千葉が闘い続けてきたからです。千葉検査派出の縮小に反対しよう。外注化の拡大を止めよう。
 働く者ために声をあげる労働組合が必要です。動労千葉に結集し共に闘おう。

組合加入等のお問い合わせは、
国鉄千葉動力車労働組合(動労千葉)まで

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