2018年3月26日月曜日

日刊動労千葉 第8430号

市東さんの農地を守ろう!
第3滑走路粉砕!
4・1三里塚全国集会へ

 三里塚芝山連合空港反対同盟は、4月1日(日)、成田市・栗山公園において、「市東さんの農地を守ろう!第3滑走路粉砕!安倍政権打倒!」三里塚全国集会を開催します。集会では、11・4全国労働者総決起集会で歌ってくださった、川口真由美さんの「沖縄・平和を歌う」ミニライブも行われます。
https://doro-chiba.org/nikkan_tag/8429/ 

 春から夏、最大の決戦の時

 市東さんの農地を守る闘いが正念場を迎えています。反対同盟は請求異議裁判、署名、地裁包囲デモと運動を繰り広げ、1年以上にわたって最高裁の農地取り上げ決定を打ち砕いてきました。その請求異議裁判では裁判長の高瀬順久が弁論打ち切りをあらわにし、この春から夏が裁判終結=強制執行をめぐる最大の決戦の時となっています。
第3滑走路をはじめとした成田空港の機能強化案(+首都圏空港機能拡張「羽田、成田空港の容量を世界最高水準の100万回にまで拡大」「2020年までに8万回の発着枠の拡大を実現」安倍首相)は、600戸の住民に「移転」と、「命を削る騒音地獄」を数千戸の住民に強制するものにほかなりません。

https://doro-chiba.org/nikkan_tag/8429/

故郷を壊すな!  次々と怒りの声

 政府とNAA(成田国際空港株式会社)の第3滑走路計画は、B滑走路(3500m)に直列で新たに3500mの滑走路を造るというものです。B滑走路と第3滑走路の間も数キロあり、実際には10キロ=1万mにもなり、その影響は成田の房総半島のど真ん中から、外房九十九里の海にまで及ぶのです。
 あまりにも住民を無視した計画に、「これ以上の騒音はもうごめんだ、地域破壊を許さない」「故郷を壊すな!」と、芝山から横芝にかけた広範囲な形で次々と怒りの声が湧き起こり、相次いで「機能強化反対」の看板が立ち、自主的な反対運動が起きています。新たな三里塚闘争が始まっています。

安倍政権をぶっとばすのは、今!

 自民党憲法改正推進本部は、「戦力の不保持」「交戦権の否認」を明記した憲法9条2項を残したまま、自衛隊を「必要最小限度の実力組織」として明記する条文案を党本部に示しました。森友学園事件をめぐる財務省の決裁文書改ざんという大国家犯罪が明らかとなり、25日の党大会までに意見を集約するのは不可能と言われています。しかし、安倍のほかに誰がなろうが、危機ゆえに戦争・改憲、それと一体の労働法制改悪への攻撃に変りはありません。
 今回の会場の栗山公園は、三里塚実力闘争への転換点となった1968年2~3月闘争を闘った旧成田市営グランドです。農地を守り反戦の旗高く、体を張って国家権力との非妥協的な闘いを貫く三里塚闘争。戦争だけは絶対に許さないという広範な怒りの声。内房線・外房線における、ローカル線切り捨て・地方切り捨てに対する怒りの声。「安倍を監獄にたたきこめ!」国会前の怒りの声。これら怒りの声と結びつき、労働運動の変革をめざした闘いと一つになり、ボロボロの安倍政権をぶっ飛ばすのは、今!
改憲阻止! 3・25自民党大会直撃デモから、4・1三里塚全国集会へ!

市東さんの農地を守ろう!
第3滑走路粉砕!
安倍政権打倒!

4・1全国総決起集会
 【日時】4月1日(日)正午
【会場】成田市栗山公園