3・10外房線切り捨てのダイヤ改正と
今後の地域の発展を考える集い
200名が結集し大成功
今後の地域の発展を考える集い
200名が結集し大成功
集いには勝浦市民をはじめ、いすみ、御宿、大多喜、鴨川などの外房、内房線沿線住民、そして動労千葉組合員やOBなど200名が参加し、会場は熱気に包まれた。
外房線と地域を守る会は、3月ダイ改で5本の列車をいきなり削減するという地域住民を全く無視したやり方に対して、1月14日、勝浦市や御宿町、いすみ市の元市議や町議、教師、市民、そして動労千葉からも鴨川支部、千葉転支部、OBなどが集まり「外房線と地域を守る会」を結成し、代表には元勝浦市長の藤平輝夫さんが就任した。
集会の司会は、勝浦市内の守る会の女性と鴨川支部の上村副支部長が務めた。藤平代表は主催者あいさつで「人口減少が進む中、列車削減は地域の消滅に拍車を掛ける。更なる削減には絶対反対だ」と訴えた。
来賓のあいさつでは、いすみ市の太田洋市長が、住民の要求を一切無視してきたJR千葉支社を激しく弾劾し、地域と一体となって声を上げていこうと熱く訴えた。
「内房線と地域を守る会」のメンバーも会場に多数駆けつけ、この間の取り組みを報告し、「外房と内房がともに連携していこう」と訴えた。
また会場には御宿町長代理をはじめ自治体関係者、そして地元の市議や町議も多数参加した。地元選出の国会議員や県会議員からもメッセージが寄せられた。
事務局からの「3月ダイ改の問題点と今後の地域の発展に向けて」の提起を長田執行委員が行い、「房総の乱」といわれるような怒りの声を上げていこうと訴えた。続いて、勝浦、いすみ、御宿の各地域からの発言が行われ、JR労働者からの訴えを鴨川支部の宇佐見前支部長が力強く行った。
参加者の意見や要望では、列車削減が過疎化につながるとの意見があいついだ。続いて、中村執行委員が会員拡大とカンパのお願いを行い、今後の取り組みとして事務局より、①JR千葉支社への要請、②地域の発展に向け地元団体との連携する、③署名運動を行うなどが提起され全体で確認された。