2018年3月9日金曜日

日刊動労千葉 第8419号

いよいよ俺たちが本領を発揮する時が来た!
3/5動労千葉緊急総決起集会

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3月ダイ改合理化粉砕! 18春闘勝利! 組織拡大!
動労千葉緊急総決起集会


 3月5日、DC会館において、3月ダイ改合理化粉砕! 18春闘勝利! 組織拡大! 動労千葉緊急総決起集会が、100名を超す結集で開催された。
 集会は関和幸執行委員の司会で行われた。繁澤副委員長が主催者挨拶を行い、「会社は東労組を完全に解体する方向にかじを切った。すでに1万数千人が脱退し、高崎では地本丸ごと脱退と言われている。東労組解体は第3の分割・民営化そのものの攻撃だ。情勢は本当に緊急だ。動労千葉も『組織部報』の発行を決めた。こうした状況に対応して全組合員の18春闘の総力決起をお願いしたい」と訴えた。
 来賓のあいさつを永田OB会長と支援する会山本事務局長が行った。永田会長は「31年前に分割・民営化と闘って解雇された。この日が来るのをずっと待ってきた。いよいよ俺たちが本領を発揮する時が来た。闘う時は今だ」と熱く訴えた。
 次に貨物の交渉報告を佐藤貨物協議長、3月ダイ改交渉報告を中村仁交渉部長が行い、「東労組崩壊の中で労働者はしっかり物を言って闘うという姿勢をわれわれが見せてこそ、組織拡大はかちとれる」と語った。
 つづいて、川崎書記長が基調提起をおこない、「われわれの立場は、現場に闘う組合を作ること。そのもとに東労組組合員を組織していく。その一点に尽きる。18春闘は、貨物、CTSの闘いを中心にして闘っていきたい」と提起し、3月10日の勝浦集会、日比谷での9条改憲発議絶対反対! 3・25大行進の結集を訴えた。
 各支部からの決意表明として千葉機支部の大久保書記長、鴨川支部の渡辺支部長、千葉転支部の高沢支部長、そして幕張支部から山田支部長が行った。 山田支部長は、「東労組のことで『社員の皆様へ』が自宅に送られてきている。俺らは動労千葉だ。勤労課に叩き返してきた」と報告。決意表明の最後に車技分科の半田会長、集会のまとめを田中委員長が行い、大竹副委員長が「これからが動労千葉のチャンスだ」と閉会のあいさつを行った。

田中委員長のまとめ


 30年間、職場を支配してきたJR東労組と当局の結託体制が完全に崩壊過程に入った。もう一度思い起こさないといけない。なぜ国鉄が分割・民営化されたのか。あの時に動労・革マル、今の東労組が協力し、首切りの手先になった。この連中は絶対に許してはいけない。特に、清算事業団に送られた12名の仲間のクビを切れと、最後の段階で具体的に要求したのは東労組だった。
 いったん当局の奴隷になった人間、組合、組織がどれほどみじめなのか。会社が「もうお前たちの用は済んだ」となったらすべて崩れていく。仙台、秋田、盛岡の東北3地本、それから大宮地本。「もう本部にはついていけない」「組合員は不信ばっかりだ」「臨時大会を開け」と。この背後には、JR当局がいる。こいつらを受け皿にしようとしている。高崎地本の委員長も地本丸ごと脱退を決めるために大会を招集しようとしたが人が集まらない。新潟も同じ。完全に崩れ落ちている。こんなものが職場を支配してきたんだ。腐った当局と腐った組合。こんな連中に支配されて30年間続いてきた。
 問題は、それを「ザマアーミロ」と言って済まないことだ。当局は、東京や千葉の全部の乗務員詰め所、休憩所に監視カメラを付けるという。東労組をつぶして会社が狙っているのはこういうことなんだ。
 国鉄分割・民営化の結果、労働組合で何が起きたか。国労みたいな運動は全部崩れ落ちた。革マル的運動は当局から見放された途端に全部崩壊しようとしている。労働者の団結だけに依拠する動労千葉の労働運動、社会からは「お前らがやっているのは玉砕路線だ。組織が持つわけがない」と言われた。だけど30年経って現実は動労千葉がやってきたことだけが通用してる。だからこの現実に乗り込んで組織拡大をしていく。ダイ改を止める、春闘に勝利する、千葉派出の削減を止める。事態が一つ動いたら、断固としてストライキに立ち上がりたい。

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