韓国 民主労総委員長への不当弾圧弾劾!
11・7日比谷
〝東京―ソウル国際共同行動〟に結集を
民主労総が10・20ゼネストを決議
ムンジェイン政権は9月2日、民主労総事務所を急襲し、ヤンギョンス民主労総委員長を強制連行しました。労働者階級を代表する民主労総と、すべての闘う労働者民衆への不当弾圧です。許すことは出来ません!
民主労総は「弾圧にはより大きな闘争で、試練にはより強固な団結」で反撃する決意を明らかにしています。
民主労総110万組合員の決意
民主労総は7月3日、全国集会を開催しました。「集会不許可」の弾圧にもかかわらず全国から首都ソウルに8千人が結集しました。
8月23日の臨時代議員大会では〝不平等の世の中を終わらせるゼネスト闘争〟を満場一致で決議しました。闘争の獲得目標は「非正規職撤廃と労働法全面改正」「正しい産業転換と雇用の国家保障」「住宅・教育・医療・介護・交通の公共性強化」です。
労働者に犠牲を転嫁
コロナを契機に解雇や無給休職など一層労働者に犠牲が転嫁されています。特に医療、介護、コールセンターなどの労働者はコロナ感染の危険に常にさらされています。
労働者の基本的権利すら保障されない非正規職労働者の状況は一層深刻です。韓国では全労働者1800万人の約半分、920万人の未組織、非正規、プラットフォーム労働者などが労働法の適用を受けられない状況です。01年~19年の労働災害による死者は2300人にも上ります。
ゼネストで不平等かえる
韓国では来年3月9日に大統領選挙が実施されます。ヤンギョンス委員長は、「誰が大統領になろうと、われわれ労働者が公約を強制できる力を持たなければならない」「韓国社会の転換期、われわれが全体の労働者階級を代表し闘う時だ」「最も強力な武器であるゼネスト闘争を通して労働者の権利を保障し、世の中を変えていく。韓国社会の不平等を変えていく闘いをゼネスト闘争で実現する」と訴えています。
11・7集会は「東京ーソウル国際共同行動」です。弾圧を打ち破り10・20ゼネストへ突き進む民主労総と連帯し、11・7日比谷への組織化に全力で総決起しましょう。
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