映画 棘2 上映会
不当逮捕から641日、
あの男が返ってきた!
戦後最大の労働組合弾圧に立ち向かう労働界のレジェンド
関西生コン労働組合 委員長
武建一が今全てを語り尽くす!
日時 10 月 16 日(土)午後2時開始(1時30分開場)
会場 都立多摩図書館・セミナールーム
国分寺市泉町2丁目2番26号
JR中央線・武蔵野線「西国分寺駅」南口下車 徒歩7分
上映協力金 800円
●7月13日、関西生コン労組の武建一委員⾧に「懲役3年・執行猶予5年」の判決が下された。ストライキなど正当な労働組合活動を有罪とする不当判決だが、国家権力が狙った実刑=収監を阻んだ!
●武委員⾧の半生を描いた映画「棘」の第2弾が完成しました。戦後最大の労働組合弾圧を許さず、関西生コン労組を支援するために上映会を開催します。どうぞご来場ください。
新型コロナウイルス対策としてマスクをご着用ください。
主催 関西生コン労働組合の弾圧を許さない東京の会
お問い合わせ 電話:042-644-9914(多摩連帯ユニオン)
棘2 独白。武建一
戦後最大の労働組合弾圧を許せるのか?
幾多の権力や暴力装置の弾圧を受けても、その度に蘇生する関西生コン。
何故、蘇生するのか。それは逃げずに、絶えず命を張って闘っているからだ。武建一が世の中の不合理さにたたかいだしてからおよそ半世紀。数々の闘いの歴史である。
だが何故、闘うのか。それは労働運動を守る大きな理由があるが、それだけでは無い。
昨今、「警察国家」が戦前の悪法「治安維持法」を手本に、きな臭い活動を開始している。これは恐ろしい悪夢を見る思いだ。増殖させれば「自由」を奪い、民主主義など片隅に追いやられ、徐々に息苦しい戦乱ムードに流れ込む恐れがある。
これは絶対、闘わなくてはならない。「自由」のために。
「やられたらやり返す。三倍返しだ!」
プロデューサー 平林猛
奄美群島徳之島に生まれ育った武建一。裸一貫で大阪の生コン業界に飛び込んで60年。蔑まれ、虐げられていく中で労働運動と出会い、大きな目標を持った。それは労働者として誇りを持って働ける環境作りであった。
その為に闘った。正月3ヶ日しか休みがなかったタコ部屋から始まった運動は賃金を上げ、休日を作り出し、福祉、雇用、退職金など資本家と闘い締結した。
だが、このような組合の取り組みが「警察国家」によって一方的に断罪された。
コンプライアンス活動が「恐喝」、ストを打つと「威力業務妨害」だと逮捕される。これが現実だ。今回の一連の事件で89名が逮捕、71名が起訴され、執行委員⾧の武建一は「懲役8年を求刑」を受けた。
信じられない。だが、武建一は「やられたらやり返す。三倍返しだ!」の関生魂だ。
「ふたつの顔をもつ男」
映画監督 杉浦弘子
2020年5月29日に⾧期勾留を解かれてから、およそ1年。2年間近い空白を埋めるかのように精力的に人に会い、語った武建一委員⾧。その清濁を包み込むような柔らかな語り、時には目を輝かせ、時には語気を強め世に喝を入れる。
その二面性を表すように「私の顔の半分は優しく、もう半分は闘いの顔と言われるんです」と武建一は語る。「優と闘」ふたつの顔を合わせ持つ男の独白を一刻も早く皆さまに届けたい。
その想いを抱きながら「棘2」~独白。武建一~は完成した。二年間の時空を超えて、今、武建一が激白する。
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