JR東日本は10・1検修・構内業務外注化に向けて12日から強制出向の事前通知を始めた。動労千葉の組合員は通知の受け取りを拒否、職場は管理者に対する徹底追及で騒然たる状況にたたき込まれた。動労千葉は14日、千葉市民会館で、10・1外注化阻止! 強制出向絶対反対! 組織拡大!総決起集会を、組合員支援300名のを結集し、開催した。集会では事前通知を受けた検修職場の組合員が登壇。当該支部である幕張支部、京葉支部、津田沼支部、木更津支部、銚子支部、鴨川支部、車両技術分科会、青年部の代表が怒りをこめて決意表明。さらに通知を受けた全員が一言ずつ思いを語った。
われわれは事前通知の強行を許さないぞ!
9月12日より強制出向のための事前通知が始まった。JR千葉支社は、交渉も終わらない状況で、何ひとつ明確な回答を出来ないままでこの事前通知を強行した。
なかには事前通知を受け取らせるために、所長のところまで来いいう業務指示までだしてこの事前通知を強行しようとしている…東労組本部―本社間では機動班業務を残すとして妥結しながら、京葉車両センターでは、その機動班から3名も出向者を出している。その出向もどういう基準で選んでいるのか分からない状況だ。結局、会社のやりたいように好き勝手に出向をおこなおうとしている。…まさに団結を破壊し、労働者の中に疑心暗鬼をうみだし、バラバラにして労働組合そのものをつぶそうとしているのだ。…われわれは東京地裁においては全面外注化ー強制出向差し止めの仮処分の申し立てをおこなった。その第1回の審尋は、9月19日に始まる。