平成採がスト破を次々拒否!
勝田車両センター 事前通知に対し
動労水戸がスト
水戸支社 スト破り拒否の反乱に事前通知だせず
JR東日本各支社が出向の事前通知を一斉に発令した9月14日、国鉄水戸動力車労働組合(動労水戸)は外注化絶対反対のストライキを闘いました。この動労水戸のストに連帯し、平成採の勇気ある「強制出向反対」の闘いが始まっています。
勝田車両センターの東労組の青年たちは自分たちの意思でスト破りを拒否し、非協力闘争でストに連帯する闘いをやり抜きました。
さらに青年たちは、外注化に率先協力し、スト破りをやろうとした東労組の組合員をも説得しました。結局、現場にはスト破りをする者が誰もおらず、助役が代務をやらざるをえない異例の事態となったのです。
予想外の青年たちの行動に管理職は大混乱しました。闘いが拡大することを恐れた支社は出向の事前通知を発令できず、全国で水戸支社だけ14日の出向発令がストップする前代未聞の状態が生み出されたのです。しかも、あわてた支社が一日遅れで通知した出向事前命令は、電話や郵送で行われるなどデタラメなものでした。会社の不誠実な対応がさらに怒りに火をつけています。
怒りは外注化と闘わない東労組の地本役員にも向かっています。東労組本部と結託したことで10・1外注化を強行すると豪語していた会社でしたが、現場からの闘いに対応不能となっています。
水戸の状況が示したことは「現場労働者が闘いに立ち上がれば矛盾だらけの外注化計画は止めることができる」ということです。労働者は黙って会社の言いなりになる存在ではないし、仲間と一緒に行動すれば会社の計画を撤回させることができます。
出向通知が出されてもあきらめる必要はありません。おかしいことにはおかしいと声を上げよう。動労千葉、動労水戸は青年の未来を守るため、10・1外注化を阻止するために何度でも闘いに立ち上がります。仲間を信じてともに闘おう!