2012年9月13日木曜日

外注化阻止ニュース 第26号

外注化阻止ニュース第26号

 

このまま放置すれば戻る職場はない
外注化とめたい

 会社は動労千葉との団交の場で「3年後に戻れる」と自信をもって断言できません。
 千葉支社内には現在、検修職場に約200人います。国鉄採が約100人、20代から45才までの平成採が約100人です。
 10年後には国鉄採はすべて退職し、検修職場には少なくとも約100人の平成採が在籍します。しかし、全面外注化された場合、それだけの業務がJRに残ることはありません。
 仮に技管を残しても、要員数は幕張、京葉あわせて25人程度です。工場もどんどん外注化されています。もはや戻る場所はなく転籍に追い込むつもりなのです。

(以下、8月31日の団交記録より)

組合 会社は、10年後には出向を解消するというが、具体的にどうなるのか。
会社 標準数で約200人程度いる中で90人が出向になる。10年後には50歳以上の約100人が退職する。残る100人は30歳以下で、10年後は40歳代として残っている。
組合 出向した人はどうなるんだ。
会社 ……戻る場所はある……。
組合 自分は構内運転士になりたくてJRに入ったが、業務委託されたらJRに構内業務がなくなる。採用時には、「がんばればやりたい仕事につける」と言われて構内運転士になった。しかし、出向して戻る3年後には構内業務がない。われわれの今後はどうなるんだ。
会社 入社時に予測できなかった状況になったことは確かだ。ステップアップすることもあるし、運用でかわることもある。
組合 自分の部下に対して、何も知らないところに行かせる会社がどこにあるんだ!
組合 平成採に、出向から絶対戻れるとハッキリ言えるのか。
会社 そこまでは……(言えない)。
組合 転籍しないと言えるのか。
会社 分からない。会社もかわることがある。

 


外注化阻止! 強制出向粉砕!
9・14動労千葉総決起集会
9月14日(金) 18時開場/千葉市民会館 地下小ホール
(千葉市中央区要町1ー1/JR千葉駅から徒歩7分)

どなたでも入場できます。

ニュースへのリンク