2018年1月20日土曜日

常磐線全線開通反対署名

http://file.doromito.blog.shinobi.jp/8df01501.pdf


JRに対する常磐線全線開通反対の署名運動を開始いたします。

近日中に呼び掛け文を掲載します。

多くの皆様のお取組みをよろしくお願いいたします。

署名用紙へのリンク

2018年1月19日金曜日

日刊動労千葉 第8392号

分割・民営化による不当解雇から31年
2・11国鉄集会に総結集を!

http://doro-chiba.org/nikkan_tag/8392/

2・11国鉄集会

2月11日(日)  午後3時30分~
船橋市勤労市民センター  
(地下二階ホール)

 すべての組合員のみなさん! 1987年2月16日、この怒りの日を忘れることができるでしょうか! あいまいにすることができるでしょうか! 国鉄の分割・民営化に際して、動労千葉12名、全国で7000名に及ぶ国鉄労働者に対して新会社への不採用=解雇通知が行われた日です。今年で丸31年を迎えます。

新たな労働委員会闘争へ

 1047名解雇撤回闘争は、31年間の闘いの中で、ついに15年6月、不採用基準の策定自体が不当労働行為意思の下に作成されたことを最高裁に明確に認定させました。その基準作成を命じたのが、JR設立委員長の斉藤英四郎であったことを明らかにさせたのです。井手や葛西などの国鉄幹部とJR設立委員長が謀議をめぐらして関与していたのです。
 一方、JR東日本は、動労千葉からの申し入れに対して「当事者ではない」「(井手文書については)関知しない」等といって、団体交渉や労働委員会の斡旋から逃げ回っています。しかし、JR設立委員長が関与していた以上、JR東日本が当事者であることは逃げようのない事実です。やましいことがなければ、正々堂々勝負すべきです。今、動労千葉は、団交開催・解雇撤回を求める新たな労働委員会闘争を準備しています。

今こそ問う、国鉄分割・民営化とは

 絶対にあいまいにしてはならないのが、「国鉄改革」を「錦の御旗」にして、1987年に強行された国鉄の分割・民営化攻撃です。これは国鉄という一国有企業の民営化ではなく、日本の社会全体に新自由主義を導入する攻撃として始まったのです。
 なによりも、国鉄の分割・民営化は戦後史最大の労働運動解体攻撃であり、戦後最大の首切り攻撃です。この攻撃が始まった1981年から、87年の分割・民営化までの6年間に20万人以上が職場を去り、200名をこえる仲間が自ら命を絶ちました。
 その過程で24万8千人いた国鉄労働組合が4万人余りに激減し、国鉄労働運動という中心を失った当時の全日本労働組合総評議会(総評)という日本のナショナルセンターが自ら解散したのです。労働運動の後退の中で、労働者の権利と生活がどんどん破壊され、貧困と格差が拡大し、今日の2000万人労働者の非正規職化という時代に至っているのです。

新たな1047名解雇撤回闘争へ

 限度を超えた雇用破壊、競争原理の強制、社会保障制度の解体、地域社会の崩壊、貧困の蔓延など、いま改めて国鉄分割・民営化が社会全体の問題となっています。
 こうした中でJR東日本は、第3の分割・民営化攻撃として、外注化の異次元の拡大、水平分業=別会社化と転籍、「人口減少時代における未来の選択」「選択と集中」「戦略的ダウンサイジング」の名の下に地方ローカル線を全面的に切り捨て、そこから始まる医療・教育などの社会的大リストラへと突き進んでいます。
 これは、安倍政権の「働き方改革」―総非正規職化に向けた攻撃そのものです。JR東日本が、社会全体の大転換、労働運動のさらなる解体・再編を狙う安倍政権の突撃隊になっているのです。
 全国運動と動労千葉は、国鉄闘争の怒りの原点から労働運動の再生と変革をめざし、改憲や労働法制の解体、民営化や雇用破壊と闘うために、2・11集会から新たな国鉄1047名解雇撤回闘争を開始します。国鉄闘争の勝利へ、全組合員の総結集を訴えます。集会の大成功をかちとろう!

動労千葉を支援する会ニュース 317号

https://drive.google.com/file/d/1fDLkzgdWBKLuOMGtjAB38ygAwi_AhN4f/view?usp=sharing

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2018年1月18日木曜日

日刊動労千葉 第8391号

闘春 新支部長あいさつ
3月ダイ改阻止!
反合・運転保安確立、定年延長を!

分社化・転籍攻撃粉砕! エルダー雇用の場の確保を!
佐倉支部長 坂尾 誠 


 明けましておめでとうございます。12月5日の第7回支部大会で支部長に選出されました。よろしくお願いします。
 「エルダー新提案」は水平分業が前提、グループ会社への出向が原則と明記しているように、大量退職によって欠員が生じる職種には一時的にJR本体雇用を行いつつ、労働者を分社化・転籍に追い込んで外堀を埋める攻撃です。われわれの闘いは、外周にエルダー社員の雇用の場を確保と「本体雇用拡大」ではなく定年を延長し、65歳まで働き続けることの出来る労働条件の確立を目指す闘いです。
 安倍政権による「働き方改革」―労働法制、8時間労働制解体攻撃と対決し、労働運動の復権を目指してストライキを含む闘いを配置して18春闘勝利を目指します。大幅賃上げ獲得を目指すとともに、乗務手当廃止絶対反対、分社化・転籍攻撃粉砕、3月ダイ改阻止に向けた最大の焦点と位置づけ全力で闘います。
 佐倉支部は他の支部と協力して闘っていきたいと思いますので互いに頑張りましょう。

ローカル線切り捨て・労働強化許すな!
銚子支部長 伊藤 彰 


 明けましておめでとうございます。
 大量退職をむかえ、エルダー問題が大きな課題となっています。地域に就労先が無いとの理由から、遠距離通勤を選択せざるを得ない現状があり、外周区の組合員にとっては切実な問題です。昨年、「エルダー業務枠拡大」の提案がありましたが、われわれが望むことは、定年を延長し、JR社員として安心して65歳まで働くことです。今後も、会社に対して求めていきたいと思います。
 この間のダイ改の度に行われているローカル線切捨て施策は、内房線、久留里線で行われ、そして、次期ダイ改では外房線においても事実上の「系統分離」が行われようとしています。成田線においても、すでに昼間時間帯において成田駅にて折り返し行路が組まれています。この事態は、ローカル沿線住民の利便性の低下と労働強化を伴うものであり、管内に波及するものと捉えなければなりません。
 銚子における乗務行路は、1日平均7時間を超え、他区に比べても突出しています。他支部と同様に、行路内容も含めて改善を要求していかなければなりません。
 銚子支部は、利潤のみを追求した「80キロ圏直通運転構想」に反対し、定年延長による65歳まで働くことのできる労働条件の確立、安全・運転保安確立をめざして取組みたいと思います。

問題点や矛盾の集中を団体交渉の先頭に
交渉委員 青山 浩


 9月の大会で交渉委員に選出された津田沼支部の青山です。宜しくお願いします。
現在、JRでは、ダイ改が行われるたびにロングランや長時間拘束が強制され、ハンドル率も上がるなど、運転士の労働条件は非常にきつくなっています。
 また、一方では、地域の切り捨てが進んでいます。昨年は内房線での系統分離が強行され、今年は外房線でも5本の列車を削減する提案が出されています。
さらに、エルダーの関係では今年から本体雇用によりエルダーで本線を運転するというこれまでにない状況になります。
 当面、3月のダイ改に向けて団体交渉が行われることになります。団交では、各支部の組合員の皆さんが、現場で感じていること、行路の問題点や矛盾、改善が必要な内容を具体的に明らかにし、会社側を追及していく必要があります。現場からの意見無しに会社との団体交渉は成り立ちません。
 反合・運転保安確立、行路緩和、地域切り捨ての3月ダイ改粉砕に向けて頑張りましょう。

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外注化阻止ニュース 第354号

http://www.doro-chiba.org/ga/gaityuuka354.pdf


尼崎事故とまったく同じ状況!
新幹線台車亀裂
「余裕ないダイヤが背景に」

 昨年12月11日、博多発東京行の新幹線で異音や異臭が確認されながら、3時間も運行が継続されました。台車枠の底面から両側面にかけて亀裂が生じ、残り3㌢で破断するところでした。

「運行時間や車両数に余裕がない」

 この問題について、JR西日本の社員から「運行時間や車両数に余裕が少ないことが背景にある」「5分でも遅れたら取り戻せない。遅れを東海に引き継ぐのには心理的な負担がある」という声があがっています。
 JR東海が管轄する東京―新大阪間では昼間帯で10分程度の余裕がありますが、JR西日本が管轄する新大阪―博多での余裕時分は数分程度といわれています。
 車両数でも東海道と山陽にまたがって運行する列車は、JR東海の133編成に対しJR西日本は40編成です。異常があった場合の対応が難しい状況なのです。

尼崎事故の体質「変わってない」

 05年4月の尼崎事故(福知山線脱線事故)でもダイヤの過密化・スピードアップのために余裕時分がとられていませんでした。安全より営利を優先し、わずかな遅れでも見せしめ的な「日勤教育」で乗務員を締め付けていました。
 その結果、わずかな遅れが運転士を追い詰め、107人が犠牲になる大事故が引き起こされたのです。
 営利優先の体質がいまなお続いていることが今回の事態で明らかになりました。
 保守担当の社員が「列車を止めて調査する必要がある」と考え、運輸指令に停車して検査するよう提案していたにも関わらず、「運転継続に問題はない」と判断されました。
 JR西日本の記者会見でも「遅延に対する恐れはある」「止めるのは勇気がいる」と現場社員への重いプレッシャーがあることを認めています。危険を感じても「列車を止めるべき」と労働者が言うことができない環境が作られているのです。
 JR各社は、新幹線のメンテナンス周期を延伸して、安全よりコスト削減を優先しています。その姿勢が事故を引き起こしたのです。

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2018年1月17日水曜日

闘いなくして安全なし No.148

http://www.doro-chiba.org/ga/tn148.pdf


ダイヤ優先が事故引き起こす
新幹線台車亀裂
JR西社員「余裕ないダイヤが背景に」

 17年12月11日、博多発東京行の新幹線で異音や異臭が確認されながら、3時間以上運行が継続されました。台車枠の底面から両側面にかけて亀裂が生じ、残り3㌢で破断する恐れがある状態でした。この事態は、新幹線初の「重大インシデント」に認定されました。

「運行時間や車両数に余裕がない」

 この問題について、JR西日本社員から「運行時間や車両数に余裕が少ないことが背景にある」「5分でも遅れたら取り戻せない。遅れを東海に引き継ぐのには心理的な負担がある」という声があがっています。
 JR東海が管轄する東京―新大阪間では昼間10分程度の余裕を持たせている一方、JR西日本が管轄する新大阪―博多では余裕時分は数分程度といわれています。
 車両数でも東海道と山陽にまたがって運行する列車は、JR東海が133編成に対しJR西日本は40編成です。異常があった場合の対応が難しくなりやすくなってしまいます。

尼崎事故の体質「変わってない」

 05年4月の尼崎事故でもダイヤの過密化・スピードアップのために余裕時分がとられていませんでした。安全より営利を優先し、僅かな遅れでも見せしめ的な「日勤教育」で乗務員を締め付けていました。その結果、わずかな遅れが運転士を追い詰め、107人が犠牲になる大事故が引き起こされました。
 その営利優先の体質が続いていることが今回の事態で明らかになりました。
 保守担当の社員が「列車を止めて調査する必要がある」と考えて運輸指令に停車して検査するよう提案していたにも関わらず、「運転継続に問題はない」と判断され列車は運行され続けてしまいました。JR西日本の記者会見でも、「遅延に対する恐れはある」「止めるのは勇気がいる」と現場社員への重いプレッシャーがあると認めています。危険だと感じても、列車を止めるべきと言うことができない環境が作られてしまっているのです。
 JR各社は新幹線のメンテナンス周期を延伸し安全よりコスト削減を優先しています。その姿勢が事故を引き起こしています。

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2018年1月14日日曜日

日刊動労千葉 第8390号

新年のあいさつ
反対同盟 弁護団 OB会 家族会

http://doro-chiba.org/nikkan_tag/8390/
2018年弁護団の念頭のご挨拶
動労千葉弁護団長 葉山岳夫


 朝鮮戦争が切迫しています。そして、安倍政権は、憲法9条に自衛隊の保持を付け加えるという、憲法9条を空文化する改憲攻撃を強行しようとしています。朝鮮戦争と9条改憲、共謀罪、そして反動労働法制は、一体の攻撃です。朝鮮戦争は、核戦争です。この戦争の開戦を絶対に阻止しましょう。
 国鉄分割民営化の破綻は、今や明らかです。新自由主義安倍政権とJR資本は、第二、第三の分割民営化というべき外注化、分社化、JR会社の持ち株会社化を狙っていますがこれに対する反合理化運転保安闘争の正しさは、ますます明らかです。昨年10月の東京地裁判決は、裁判の態をなしていない反動判決です。絶対に粉砕しましょう。
 正規職、非正規職の分断を乗り越えて団結し、外注化、分社化と闘う労働者の連帯を造り出し、1047名解雇撤回闘争の一環として労働委員会闘争をも闘おうとしている動労千葉の皆さんの闘いに敬意を表明させて頂きます。今年こそ、安倍を倒し、朝鮮戦争と改憲を阻止して、反動労働法制をくい止める闘いの正念場です。弁護団は皆さんと連帯して徹底的に闘います。頑張りましょう。

団結した力で闘えば勝てる
動労千葉OB会長 永田雅章


 2018年を迎えて安倍政権は、2020年に向かって北朝鮮問題を口実にした防衛費増大、天皇代替わり儀式、オリンピック等で国民の目先を変えて改憲―戦争国家づくりに突き進んでいます。
 労働組合が解体された結果として、分割・民営化の破綻として北海道・四国・九州のJRの現実や、新幹線のあわや大事故になるような運転保安無視の安全崩壊や、リニア中央新幹線の不正受注談合の腐敗等、世の中いつ何が起きても不思議ではない時代を迎えました。
 そうした中で団結して闘った成果として、出向裁判でのJR・裁判所が一体となった外注化―出向・転籍攻撃にも、組織拡大すれば勝てるという反撃の闘いが進んでいます。
 また集中と選択という形での地域の切り捨て・破壊の攻撃に対して「内房線を守る会」を結成して住民の決起が始まっています。
 労働者が力を取り戻して団結して闘えば勝てるという闘いこそ4月1日の無期転換の闘いだと思います。CTSでは、全員の無期転換を勝ち取ろうとしています。450万人の対象者の職場や地域の仲間に訴えて、雇い止めを阻止して組合に加入して無期転換を勝ち取り色々な権利を行使して職場環境や労働条件の向上を実現しましょう。2020年の改憲阻止へ1歩1歩着実に足元を固めて動労総連合と合同労組の点、線、面への拡大に向けて闘いましょう。動労千葉OB会は組合員と共に闘います。

鉄道の安全が心配
動労千葉家族会長 山田佐知子


 破断寸前の台車で走っていた新幹線、相次ぐ事故…外注化のしわ寄せが軋みを上げているようです。鉄道の安全が心配です。内房線に続いて外房線でもローカル線の切り捨てが始まろうとしています。昨年のように地元と一緒に声を上げれば、それを押し止める大きな力になると思います。また、年金が出ないなかで定年を迎えた多くの人が再雇用で働いています。退職年齢の引き上げをなんとしても実現したいものです。
 キナ臭い動きのなかで改憲が叫ばれています。森友・加計疑惑の中心でもある安倍政権に私たちの未来は託せません。親組合とともに今年もがんばります。好評だった料理教室を今年も行う予定です。
本年もよろしくお願いいたします。




新たな北総反乱の年に 
三里塚芝山連合空港反対同盟


 2018年の年頭にあたり闘いの勝利に向けたあいさつを申し上げます。
 本年は私たちが動労千葉と築いてきた労農連帯の力を存分に発揮して、安倍政権による戦争と改憲攻撃をうち破る決戦の年です。昨年、皆さんが次々と新たな地平を切り開いたように、三里塚闘争も大きな前進を実現しました。最高裁で決定した市東孝雄さんに対する農地の強制執行を、動労千葉をはじめとした全国の労農学市民の力で阻み続けています。さらに、この闘いと結びついて、国土交通省・NAAによる「成田空港機能強化案」強行を許さない闘いを、燎原の火のように拡大させています。数万に及ぶ騒音下住民の怒りの声で、「強化案」は承認の見通しすら立ちません。強制執行阻止の決戦と周辺住民の決起がついに合流を開始しました。まさに新たな北総反乱の開始です。
 2018年、私たちは「決戦本部」を先頭にして市東さんの農地を守り、現地をめぐる闘いの陣形をさらに拡大しながら、戦争と改憲攻撃を許さない決戦の大きな一翼を担うべく闘います。動労千葉の闘いと三里塚闘争の新たな爆発こそ、安倍政権を打倒する力です。共に闘いましょう。
 3・8請求異議裁判闘争へ! 4・1三里塚全国集会へ!

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2018年1月13日土曜日

日刊動労千葉 第8389号

三里塚 新年デモ&団結旗開き
追悼 中江昌夫 顧問

三里塚
新年デモ&団結旗開きで決戦の火ぶた切る

http://doro-chiba.org/nikkan_tag/8389/
新年デモの前に東峰神社でしめ縄飾り
旗開き最後の団結ガンバロー


 1月8日、三里塚芝山連合空港反対同盟は新年デモと団結旗開きを行った。
 10時から、市東さん宅南の東峰開拓組合道路で集会が始まった。動労千葉からは渡辺靖正執行委員がマイクを握り、昨年に横芝光町で開かれた空港機能強化案の説明会で、住民として徹底弾劾の闘いに立ったことを報告した。集会後、120人でデモを貫徹した。
 午後1時、成田市内のレストランで団結旗開きが150人の参加で開かれた。冒頭、東峰の萩原富夫さんが「闘争宣言」を読み上げ、市東さんの農地を守り抜き、第3滑走路・空港機能強化策を粉砕し、安倍政権の改憲・戦争への動きと真っ向から闘うことを宣言した。そして、空港機能強化粉砕にむけて3・4芝山現地闘争と、市東さんの農地強制収用を許さない3・8請求異議裁判闘争を3月決戦として闘い、4・1全国総決起集会に攻め上る方針を明らかにした。続いて市東さんが「1年を力強く闘い抜きます」とあいさつし、乾杯の音頭を取った。
 連帯のあいさつの最初に動労千葉の田中委員長が立ち、52年の不屈の三里塚闘争が存在する巨大な意義を確認し、労農連帯を一層強化して進むことを誓った。関西生コン支部の西山直洋執行委員は、昨年12月近畿一円のミキサー車、バラセメント車を止めたゼネラルストライキの勝利を報告し、三里塚と連帯してストを武器に闘う決意を述べた。
 最後に太郎良さんの音頭で団結ガンバローを三唱。2018年の勝利を固く誓い合った。




追悼 中江昌夫 顧問

http://doro-chiba.org/nikkan_tag/8389/

 昨年の12月29日、動労千葉顧問の中江昌夫さんが、肺炎のため亡くなられた(享年87歳)。
1月4日~5日の葬儀には地元の町内会はじめ多くの人びとが参列し故人を偲びました。
 中江さんは、1959年機関車労働組合から動力車労働組合に名前を変えてから20代で動労中央執行委員を務め、動労本部の書記長、副委員長を歴任しました。
 1979年動労千葉が動労から分離独立したときに、中江さんは「動労は変質した。私は動労千葉と共に歩む」と副委員長の要職を投げうって本部からの決別を決断しました。そして全国各地の地方本部にオルグで飛び回って動労大改革、闘う労働組合の再生を訴えた大先輩でした。そして船橋市民の会を立ち上げ、船橋市議会議員を5期務め、市政では反核平和都市宣言の実現や船橋文学賞の創設などに貢献しました。
 1983年船橋市議会議員選挙で立候補者76名中、堂々4位で初当選した。 

 そして動労千葉顧問、国鉄闘争全国運動の呼びかけ人として、ともに闘いの道を歩んできました。
 中江さんは、労働運動家であり政治家であるとともに「月鈴子」の俳号を持つ俳人でもありました。
 中江さんの遺志を受け継ぎ、闘う労働組合を甦らすために奮闘することを決意します。

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2018年1月12日金曜日

2.11国鉄集会



日時:2月11日(日) 午後3時30分~(開場3時)
場所:船橋市勤労市民センターホール(地下二階)

2018年1月11日木曜日

外注化阻止ニュース 第353号

http://www.geocities.jp/siensurukai_santama/index.html#%E5%A4%96%E6%B3%A8%E5%8C%96%E9%98%BB%E6%AD%A2%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9


雇用・安全の破壊と闘おう
JR・CTSで共に2018春闘を

 今年もよろしくお願いします。
 3月ダイ改についてJR東日本は昨年末、外房線を5本も削減する提案を行いました。内房線も一往復の削減されます。
 外房線のダイヤの切り方は尋常ではありません。5本削減のうち4本の列車で「茂原」や「上総一ノ宮」以南が切り捨てとなります。もはや鉄道を利用させないようにして過疎化を推進するものとしか言いようがありません。
 2月4日、館山市では「内房線と地域を守る会」の反対集会が予定されています。外房線削減に対しても反対運動が始まっています。

外注化ではなく定年延長を

 またJR東日本は、分社化と転籍を進めるために「エルダー制度本体雇用枠拡大」を提案し、外注化や分社化の推進協力とバーターで定年退職となった労働者に本体の再雇用をちらつかせています。東労組は、このエルダー新提案を妥結しました。
 動労千葉は、分社化・転籍に反対し、65歳まで働き続けることのできる職場と労働条件確立に向けた闘いに入ります。

無期転換から大幅賃上げへ

 今年4月1日、有期労働契約で5年を経過すれば無期契約に転換される制度が始まります。JR千葉鉄道サービス(CTS)では4月1日に二百数十人が5年を迎えます。昨年秋の段階で上半期分については全員に無期転換が通知されました。下半期分は1月中旬に通知予定です。
 動労千葉との団体交渉では全員の無期転換を確認していますが実際に通知が出るまで息を抜けません。全員の無期転換を実現し、今度は、最低賃金レベルの現実を打開することが今年の春闘の課題です。

〝闘いなくして安全なし〟

 昨年末に起きた新幹線の台車亀裂は本当に深刻な事故でした。残り3㌢で台車枠が破断すれば脱線では済まず、車体がメチャクチャに破壊された可能性もありました。
 ところがJR東日本はこのような事故があっても、現在4人の検査係が泊まっている千葉駅の検査派出を2徹体制にしようとしています。新幹線事故のように何かトラブルがあっても添乗することも、出動もできなくなります。
 〈闘いなくして安全なし〉です。JRとCTSで動労千葉と共に春闘を闘おう。

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2018年1月10日水曜日

日刊動労千葉 第8388号

「ワンステージアップのワンダフルな闘いを」
2018年 団結旗開き開催(1/6)

http://doro-chiba.org/nikkan_dc/n2018_01_06/n8388.htm

 動労千葉は1月6日、午後1時からDC会館で団結旗開きを開催した。
 冒頭、昨年4月に逝去された水野顧問、昨年末に急逝した中江顧問に対し全員で黙祷を捧げた。
 大竹副委員長の開会あいさつ、昨年の本部執行委員に就任した関和幸君の司会で進められ、田中委員長から新年の挨拶が行われた。
 来賓挨拶に、三里塚反対同盟から萩原富夫さんが「農地を守る闘いと、機能強化案粉砕の闘いを貫きながら、安倍政権による戦争・改憲を阻止する闘いの一翼を担う」と決意を表明した。動労千葉弁護団の葉山弁護士が「強制出向無効確認訴訟の東京地裁の反動判決粉砕と、1047名解雇撤回の新たな労働委員会闘争を軸に、弁護団は徹底して闘う」と訴えた。家族会の山田会長と田中委員長による鏡開きの後、OB会の永田会長の音頭で乾杯!
 ひき続き、情報労連千葉県協議会・鈴木議長、新社会党千葉県本部・鳰川書記長、支援する会・山本事務局長のあいさつに続いて、家族会・山田会長が「今年はワンステージアップし、ワンダフルな闘いを」と訴えた。
 第2部では、北嶋副委員長の司会で進められた。動労総連合から動労水戸、動労連帯高崎、動労神奈川、動労東京が決意を語った。続いて鈴木コンクリート分会・吉本書記長、ス労自主・山川書記長、婦民全国協、星野全国再審連絡会議の星野暁子さん、都政を革新する会、全国水平同盟、ちば合同労組、ユニオン習志野、全学連などから熱い連帯のアピールが続いた。
 これに応え、動労千葉争議団、動労千葉の各支部と青年部の代表がそれぞれに組織拡大の決意を語った。最後に本部を代表して川崎書記長が「貨物とCTSを軸とした18春闘に立ち、なんとしても動労千葉ー動労総連合の組織拡大を」と熱く訴えた。
 最後に、恒例のビンゴ大会で盛り上がった後、インターナショナルを合唱し、団結ガンバローで終了した。

田中委員長の新年の挨拶(要旨)

 昨年末に中江顧問が急逝した。動労千葉の分立・独立の過程で動労大改革を訴え全国オルグに回った中江顧問、この時代にこそ、中江顧問のように自分の組合、地域を超えて闘う労働組合をよみがえらせるために力を尽くすことが必要だ。  安倍政権は戦争の危機をあおりたて、改憲に向けた具体的な政治過程を強引に進めようとしてる。「戦争だけは二度としてはならない」が戦後日本労働運動の原点であり、「改憲阻止」は最大の攻防点だった。その中心に国鉄闘争が闘われた。
安倍政権は、通常国会に「働き方改革関連8法案」を提出し、「正社員ゼロ(総非正規職化)、解雇自由」社会をつくろうとしている。
 JRでも分割・民営化以来の大再編=「第3の分割・民営化攻撃」が始まった。大量退職という現実を逆手にとって、再雇用の場をめぐって労働者同士を蹴落とし合わせ、「水平分業」=分社化・転籍を自ら認めざるを得ない状況に突き落とそうとしている。さらに「選択と集中」の名の下に地方路線の全面的な廃線化攻撃、職場では極限的労働強化、グループ会社を含む例外なき大再編―賃金・雇用・労働条件の最底辺化が進められようとしている。
 昨年の11月集会での「改憲阻止!1万人大行進」は新たな挑戦だった。動労千葉は小さな力だが、われわれ自身の改憲・戦争阻止闘争を何としてもつくりあげたい。それと一体で、労働法制改悪阻止の闘いを全国に呼びかけたい。
 ローカル線切り捨ての3月ダイ改と対決し、地域で運動をつくり出そう。組合員の希望に沿ったエルダー職場の確保を闘いとろう。無期転換されても最低賃金という現実を打ち破るためにCTS春闘を全力で闘おう。国鉄1047名闘争をめぐっては「JRは団交に応じ解雇を撤回せよ」という労働委員会闘争に新たに踏み出す。福島切り捨ての最先頭に立つJRが強行している常磐線全線開通の攻撃と全力で対決する。
 2018年を動労千葉の新たな組織的展望を切り開く年にしましょう。

日刊動労千葉 第8388号へのリンク

2018年1月9日火曜日

日刊動労千葉 第8387号

新春インタビュー(下)

http://doro-chiba.org/nikkan_tag/8387/

田中康宏委員長に聞く
民営化・外注化・雇用破壊と闘おう!
1047名解雇撤回! 常磐線開通阻止!


3月ダイ改阻止―18春闘へ!

■国鉄・JRにおける闘いの課題は何でしょうか。


 当面、春闘~3月ダイ改の過程を次の4つの課題を掲げて闘いぬく決意です。
第1にJR本体における闘いですが、《3月ダイ改阻止・運転保安確立》と《エルダー再雇用をめぐる闘い》を一体のものとして全力でやりぬくことです。昨年末、今度は外房線を削減するダイ改提案が出されました。内房線もさらに一往復削減する。すでに2月4日には館山で内房線と地域を守る会の集会が予定されており、外房線でも組織化が始まっています。
 またダイ改をめぐってはJRと東労組の対立がますます泥沼化しています。革マルすら使い捨てようというのが第3の分・民攻撃です。
 さらに昨年末、東労組は「エルダー制度本体雇用枠拡大」の修正提案を妥結しました。「会社はエルダー本体雇用拡大を効率化施策と一体で進めようとしている」と反発していながら、「効率化施策」なるものの具体的な内容が何なのか、一体どうなったのか等について全部隠したまま妥結しました。「水平分業」化に向けた重大な裏切りが準備されていることは間違いありません。
 しかしいずれにしても、これをもって事態は1月下旬と言われている来年度退職者の再雇用先提示に向けて動き出します。直ちに闘争体制を確立し、分社化・転籍攻撃粉砕、65歳まで働き続けることのできる職場と労働条件確立に向けた闘いに突入します。
 JR貨物でも、「生涯賃金をいっさい変えない定年延長」という人事賃金制度改悪攻撃が動き出しています。千葉機関区の現状は、「動労千葉対策」のために30年以上新採の配置がない不当な労務政策の中で限界状況を迎えています。今年は貨物も大きな勝負の年になります。

無期転換闘争の継続を

■18春闘はCTSが大きな焦点ですね。


そうです。JRにおける第2の課題が、無期転換問題を最大の焦点とたCTSにおける闘いです。CTSでは4月1日に丸5年を迎える仲間が2百数十人。昨年秋に上半期分については全員「無期転換」が通知されていますが、下半期分は1月中旬通知予定です。団交では全員の無期転換を確認していますが、実際に通知が出るまで息を抜かない。そして、全員の転換が実現したら新たな闘いを開始します。今度は究極の目標である非正規職撤廃をに向けて、最低賃金レベルの現実をこの春闘で、絶対にひとつでも打開する。そのために組織の総力を尽くします。無期転換闘争の断固たる継続です。
 それはCTSだけの問題ではありません。450万~2千万人の問題です。だから、無期転換に挑んだ2年間の経験と闘争継続の決意をリーフレットにして全国に訴え、ちば合同労組と共同で「無期雇用転換問題連絡会」(仮称)を立ち上げて発信するような新たな挑戦も開始したい。 何よりも、この闘いを通して組織拡大の展望を切り開く。それは分社化・転籍攻撃を粉砕する決定的な課題でもあります。

■第3の闘いの課題は1047名解雇撤回闘争ですね。

 団交を拒否し続けるJR東日本に対して新たな労働委員会闘争を申し立てる決意です。「不採用基準」の策定そのものが不当労働行為であったことが最高裁で確定し、しかもそれを作成するよう命じていたのが、旧国鉄側ではなくJR設立委員長であったことが明らかになったのです。にも係わらずJRは「関知しない」などと言って団交を拒否し続け、労働委員会のあっせんも拒否しました。改憲と戦争が問題になるこの時代だからこそ、もう一度「国鉄1047名解雇撤回」の旗を高く掲げたいと決意しています。
 そして、国鉄闘争の第4の課題が、動労水戸の仲間たちが先頭を担っている常磐線全線開通反対闘争です。この4つの課題を掲げて、国鉄闘争が労働運動再生、戦争反対の闘いの先頭に立つことが求められています。2・11国鉄集会を新たな国鉄闘争の闘いの宣言の場としてかちとろう。

■そうしたすべての課題を組織拡大に結びつけていくことが最大の課題ですね。

 そうです。大量退職問題を逆手にとった組織破壊攻撃―第3の分割・民営化攻撃と断固として対決し、組織拡大を実現することです。「すべてを組織拡大の視点から」「職場闘争なくして組織拡大なし」「反合・運転保安闘争なくして組織拡大なし」です。闘いの条件は煮つまっています。2018年を動労千葉の新たな組織的展望を切り開く年にしましょう。

日刊動労千葉 第8387号へのリンク

2018年1月8日月曜日

日刊動労千葉 第8386号

新春インタビュー(上)

http://doro-chiba.org/nikkan_tag/8386/

田中康宏委員長に聞く
改憲阻止! 労働破壊許すな!
勝負の年、2018年を闘いぬこう!


改憲に突進する安倍政権

■きょうは新たな年の課題をお聞きします。


 あけましておめでとうございます。
私たちは、戦後70余年の歴史の最大の分岐点に立っています。トランプと安倍は戦争の危機をあおりたて、朝鮮半島への軍事行動にのり出そうとしています。
発展の余地を失った帝国主義の危機が三たび戦争を現実化させようとしているのです。安倍政権の腐敗と反動的突出ぶりは目に余るものです。戦争法や共謀罪制定に続いて「敵基地攻撃能力確立」を叫んで巡行ミサイル等の配備を進めようとしています。労働運動はこの戦争の危機を止めるために全力を尽くして闘わなければなりません。

■安倍政権は憲法改悪に突き進んでいます。

 安倍政権は改憲に向けた具体的な政治過程を強引に進めようとしています。ついに戦後70年以上できなかった攻撃に踏み出したのです。憲法は国の基本法です。安倍政権は戦後的なものを解体・一掃して「戦争のできる国」をつくろうとしているのです。
 2020年に新憲法を施行するとすれば、今年にも発議して国会を通し、19年の参院選には国民投票に持ち込まなければならない。そのために再び天皇を前面に登場させて、あるいはオリンピックを徹底的に利用しようとしています。

■その一方で、政権の腐敗は止まるところを知らず、安倍政権は危機に揺らいでいます。

加計・森友だけでなく、リニア新幹線をめぐる巨額談合も、スパコンの問題も全部安倍政権の側近の手によるものです。腐敗は極まっているとしか言いようがない。しかし、もっと重大な危機が迫っています。今年、日銀が買い続ける国債総額がついにGDPを超えるのです。その額500兆円! 異様な光景です。誰もがこんなことはいつか崩壊すると分かっていながら買い続けるしかない。これが出口を失った安倍政権の現実であり、戦争や改憲を現実化させている根底にあるものです。

■労働運動にとって勝負のときですね。

 「改憲阻止」は、戦後日本労働の一貫とした最大のテーマであり、攻防点でした。「戦争だけは二度としてはならない」が原点だったからです。とくに、国鉄分割・民営化攻撃が改憲を目的とした戦後最大の労働運動解体攻撃であったことは周知のとおりです。日本の労働運動にとっては70余年の歴史のすべてが問われる決戦を迎えようとしていることを意味します。安倍政権は連合の中に手を突っ込んで、改憲推進の旗を振らせようとしています。しかし、この攻防の渦中からこそ、労働運動の再生が始まるのだということに確信をもって闘いぬく必要があります。

「働き方改革」の正体

■安倍政権は、それと一体で、戦後労働法制破壊の最終段階ともいうような攻撃をかけています。


 通常国会に「働き方改革関連8法案」を提出しようとしています。また、「無期雇用転換」をめぐって起きている非正規職労働者の膨大な解雇、無期転換逃れの脱法行為、最低賃金の名ばかり正社員化等の現実の中にこそ、安倍政権が掲げる「働き方改革」の正体が鮮明に示されていると言っても過言ではないと思います。要するに「正社員ゼロ(総非正規職化)、解雇自由」社会をつくろうとしています。果ては「雇用契約に基づかない働き方」と称して、労働者を労基法も労組法も適用されない個人請負事業主にしようとしている。それに加えて、社会丸ごと民営化だとか、社会保障制度や医療・医療保険制度の解体が進められ、「国家にとって役にたたない」と称して地方が叩き潰されようとしています。
でもすべてが限界です。この10年で生産年齢人口が1千万人減り、これからも毎年百万人づつ減っていくんです。30年続いた新自由主義政策が、「労働力の再生産」すら破壊する驚くべき現実を生み出し、社会が全面的に崩壊しようとしているのです。

■JRでも分割・民営化以来の大再編が始まっています。

 去年くらいから「第3の分割・民営化攻撃」という呼び方をしています。それは、JRを「駅運営会社」「車両検修会社」「保線会社」等にバラバラに分社化し、労働者を転籍に追い込んでいく究極の雇用破壊、労組破壊攻撃です。JR東日本だけでも1万8千人、3人に1人がこの数年の間に退職するという現実を逆手にとって、再雇用の場をめぐって労働者同士を蹴落とし合わせ、「水平分業」=分社化・転籍を自ら認めざるを得ない状況に突き落とそうとしているのです。東労組革マルは「国鉄改革を担った真面目な社員を優先的に残せ」と、かつてと全く同じ構図で対応しています。
さ らに「選択と集中」の名の下に、地方路線の全面的な廃線化攻撃、昨年10月の水戸支社のダイ改に示されたような極限的労働強化、グループ会社を含む例外なき大再編―賃金・雇用・労働条件の最底辺化が激しく進められようとしています。

外注化・非正規職化攻撃の 核心を突く闘い

■その意味では、昨年10月に出された強制出向無効確認訴訟の反動判決は重要な意味をもっていますね。

 JRにおける攻撃というだけでなく、安倍政権の「働き方改革」を「合法化」するために出された政治的判決だと考えでいます。出向について、労働協約も個別的同意も必要ないと言って就業規則を万能化し、仮に偽装請負があったとしても外注化・出向は合法だと断じ、出向に伴う不利益についても「甘受できないほどのものではない」と言いつのったのです。何でもありです。労働局ですら、「偽装請負の疑いが高い」「出向目的もはっきりしない」という指導票を出さざるを得なかったものを全部斥けたのです。
しかし、この判決は、われわれが立ち向かってきたものの大きさを鮮明に示してくれました。動労千葉の小さな闘いによって、JR全体の外注化・非正規職化攻撃をすでに10年以上も前に進むことができない状態に追い込んできたことは事実なのです。しかもその闘いは、外注先会社(CTS)の組織化にまで進み、この2年間にわたる無期転換闘争の中では、就業規則改悪を阻止し、一人の例外もなく全員の無期転換をかちとる闘いにも発展した。闘いはこれからです。

■また重大事故が相次いでますね。

 年末に起きた新幹線の台車亀裂事故など本当に深刻な事態です。マスコミは後3㎝で台車枠が破断して脱線の危険があったと報じていますが、あそこが折れていたら脱線どころの話ではない。軸箱が外れて何百㎏もある車軸が飛び出す。高速で走っていたら、車体がメチャクチャに破壊されていた可能性が高い。それにしても、軽量化・高速化のためにギリギリの強度設計だったのではないかと思います。国鉄時代は在来線だってあんな華奢な台車は使ってませんでした。
 しかしJRは、あんな事故があっても、今4人の検査係が泊まっている千葉駅の検査派出を2徹体制にしようとしているのです。2徹では何があっても添乗したり、出動したりすることはできなくなる。すべてが限界をこえて破たんしようとしているのです。

われわれ自身の改憲・戦争阻止闘争を

■闘いの課題についてお聞かせ下さい。


第1の課題は、改憲・戦争絶対阻止に向け、眦(まなじり)を決して立ち上がることです。昨年の11月集会では「改憲阻止! 1万人大行進」を呼びかけ、この時代にどのような運動を組織するべきなのか、社会状況と深く結びついた運動をつくりあげる可能性はどこにあるのか、様々な団体と率直な意見交換を行いました。それは新たな挑戦でした。またそれは、「野党共闘」「立憲主義」にすり替えられることによって、労働者・人民の大衆的な闘いの爆発、ストライキ等の実力闘争を含む闘いの発展が徹底的に抑え込まれていく現状を何としても打破したいと願うものでもありました。
「獲得する力」は現実の運動の中からしか生まれません。われわれ自身の改憲・戦争阻止闘争を何としてもつくりあげたい。動労千葉は小さな力ですが、もう一度全国の仲間たちと繋がって全国に呼びかけたい。
またそれと一体で、労働法制改悪阻止の闘いを全国に呼びかけたい。安倍政権の攻撃が、すべてを粉砕して進む戦車のように社会を破壊しています。分割・民営化から30年、新自由主義が行き着いたのは「全世代が集団懲罰にかけられている」ような社会です。社会の底が抜けようとしているのが現実です。その現実の中からこそ労働運動は甦る。そのことに確信をもって闘いぬきたい。
(次号に続く)

国鉄分割・民営化による不当解雇から
31年

2・11国鉄集会

■2月11日(日)15時半
■船橋市勤労市民センター ホール
主催 国鉄闘争全国運動

2018年1月7日日曜日

日刊動労千葉 第8385号

2018年 闘春

http://doro-chiba.org/nikkan_tag/8385/

あけましておめでとうございます。
動労千葉は昨年、第3の分割・民営化攻撃と真正面から対決し、1年間闘い抜いてきました。

(一)
 昨年3月ダイ改から始まった「系統分離」「戦略的ダウンサイジング」の攻撃は第3の分割・民営化攻撃の始まりとして内房線における木更津・君津系統分離としてかけられた。この攻撃に対して「内房線と地域を守る会」と共にダイ改阻止の闘いとして闘いぬいた。集められた署名5467筆は、JR東日本と国土交通省に提出された。
 CTSにおける「無期雇用転換」の闘いでは、上半期分全員の無期転換をかちとった。就業規則改悪阻止から始まったこの闘いは、自動車関連企業をはじめ国立大学において法律を逆手にとった5年での雇い止め、選別再雇用等の攻撃が吹き荒れるなかでかちとられた。この成果は大きなものだ。しかし、無期雇用になったとはいえ、その労働条件・賃金は全く変わらず、最低賃金すれすれに置かれている。正社員と同等の労働条件獲得へ全力でたたかおう。
 昨年10月10日に出された強制出向無効確認訴訟の不当判決を徹底的に弾劾しなければならない。3回の証人調べによるわれわれの主張は会社側を圧倒し、会社主張が矛盾だらけであることを明らかにしてきた。JR東日本はこの裁判を最重要問題としてきた。この裁判を決着しなければ外注化はこれ以上進まないからだ。だから、裁判所は絶対に許すことの出来ない不当判決を出してきたのだ。外注化粉砕へさらに闘い抜こう。
 11月労働者集会は、改憲阻止の1万人大行進として闘われた。11月5日の集会とデモ行進はトランプ訪日と日米首脳会談を直撃する闘いとして打ち抜かれた。改憲阻止へ1万人の結集をつくりだそう。

(二)
 朝鮮半島での戦争の危機が切迫している。米海軍と海上自衛隊の共同訓練が行われ、米韓合同軍事演習では合計230機の航空機が参加し朝鮮半島への攻撃訓練が行われた。北朝鮮は、水爆実験の発表や大陸間弾道ミサイルの発射実験を繰り返している。安倍政権はトランプとともに圧力を加え、戦争の危機を煽っている。
 そして昨年9月、安倍は「国難突破」「2020年新憲法施行」を掲げてクーデター的に国会解散を強行した。野党の分裂のなかで与党は国会の3分の2の議席を獲得した。この選挙選の過程で連合が分裂と崩壊を開始した。安倍による連合の丸ごとの改憲勢力化は頓挫した。また安倍政権は、2019年4月30日の現天皇退位、5月1日の新天皇の即位を発表した。安倍政権は天皇を全面に押し出して一気に改憲へ突き進もうとしている。改憲阻止、安倍政権打倒へ立ち上がろう。
 JR東日本では、この3月ダイ改が全面的な「選択と集中」攻撃としてかけられている。千葉支社では、外房線の茂原・一宮以南の切り捨てが始まった。その一方では常磐線の全線開通の攻撃が帰還強制の攻撃と一体となって進められようとしている。JRは安倍政権の働き方改革や地方切り捨ての先兵となっている。3月ダイ改阻止へ全力で闘おう。

(三)
 2018年の闘いの第1の課題は、3月ダイ改阻止・運転保安確立とエルダー再雇用をめぐる闘いに立ち上がることだ。3月ダイ改における外房線のダイヤの切り方は全く異常だ。鉄道を利用させないように、過疎化を推進するものでしかあり得ない。内房線の闘いと一体となって、外房地域における闘う体制をつくりだそう。
 2月4日の館山における「内房線と地域を守る会1周年集会」の成功をかちとろう。外房地域での新たな闘いをつくりだそう。
JR東日本は、「エルダー新提案」に関して修正提案を行い、東労組はこれに直ちに妥結した。本体雇用をちらつかせて分社化・転籍の先兵にエルダー社員を使おうというのだ。「水平分業を前提として…」の文言が削除されているが、この攻撃が分社化・転籍攻撃であることは変わっていない。われわれは昨年のCTSとの交渉のなかで、木更津・成田事業所にはエルダーを配置できる条件があることを確認した。外周地区でのエルダーの働く場の確保に向けて全力で闘い抜こう。
 貨物においては、生涯賃金を変えずに65歳まで定年延長するという人事賃金制度が考えられているという。貨物におけるベアゼロ回答打破へ全体で闘い抜こう。
 第2の課題は、CTSにおける無期転換問題を最大の焦点としたCTS組織春闘に総決起することだ。17年度の上半期は、全員の無期転換をかちとった。下半期もCTSは上半期と同様の扱いになるとしている。さらに無期転換だけでなく、非正規職撤廃、最低賃金状況を打ち破る闘いを作り出そう。CTSでの組織拡大をなんとしてもかちとろう。
 第3の課題は、1047名解雇撤回闘争の発展をかちとることだ。九州、秋田、北海道争議団によって「総連合1047名協議会」が結成された。そしてわれわれの団交開催と署名受け取りを拒否するJR東日本に対し、団交開催・解雇撤回を求めて新たな労働委員会闘争にたちあがる。2月11日の国鉄集会の成功をかちとろう。
 最後に最大の課題として、JRとCTSにおける組織拡大をなんとしてもかちとろう。エルダーとCTSで働く労働者が一体で闘おう。
 18春闘勝利、3月ダイ改阻止へ全組合員の総決起をかちとろう。改憲阻止、安倍政権打倒へ立ち上がろう。

日刊動労千葉 第8385号へのリンク

2018年1月1日月曜日

あけましておめでとうございます




あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願い申し上げます。

2017年12月30日土曜日

日刊動労千葉 第8384号

JR千葉支社ー3月ダイ改の労働条件を提案
外房線5本、内房線1往復の列車削減
=地域切り捨てを絶対許すな!


外房線ー茂原・一ノ宮での系統分離を狙った列車削減

12月22日、JR千葉支社は、来年3月ダイ改の労働条件について提案を行ってきた。
3月ダイ改については、すでに日刊8379号で報告したとおり、外房線と内房線での列車削減が提案されている。今年3月の内房線での「君津・木更津系統分離」による地域切り捨てをさらに外房線にも拡大し、「茂原・一ノ宮系統分離」に向けた列車削減を行おうとしている。
地方切り捨てにつながる列車削減阻止に向け、地域と一体となった反撃の闘いに起ち上がろう。
3月ダイ改の概要は以下のとおり。
◆外房線
◎列車の削減について。
・232M(勝浦5時53分始発→千葉)
勝浦~茂原間廃止、茂原始発に変更
・281M(千葉17時53分発→大原)
茂原~大原間廃止、茂原行に変更
・285M(千葉18時34分発→勝浦)
大原~勝浦間廃止、大原行に変更
・299M(千葉20時38分発→勝浦)
上総一ノ宮~勝浦間廃止、上総一ノ 宮行に変更
・3224M(大原21時43分始発→ 上総一ノ宮行)
大原~上総一ノ宮間廃止
◆内房線
◎列車の削減について
・3131M(館山11時10分始発→ 安房鴨川行)
館山~安房鴨川間廃止
・3128M(安房鴨川11時21分始 発→館山)
安房鴨川~館山間廃止
・館山駅における上り、下りの列車接 続の改善を行う。
◆武蔵野線
◎平日の朝通勤時間帯に吉川南7時27分発の東京行き1本を増発する。
◆京葉線
◎武蔵野線増発に伴い、京葉線820Y(蘇我~新習志野間)を回送とする。
◎武蔵野線の増発及び武蔵野線車両の増配備にあたり、新習志野駅2番線ホームへの帯泊を設けることとする。
◆特急関係
◎特急さざなみについて、1両を指 席車両とする。
◎特急わかしおについて、全ての特急列車に指定席車両を設けるとともに、指定席車両を増やすこととする。
◎特急しおさいについて、全ての列車に指定席を設けるとともに、指定席車両を増やすこととする。
◎土休日に運転している特急新宿さざなみついて、停車駅を変更し「佐貫町駅」を通過とする。
◎土休日に運転している特急新宿わかしおについて、停車駅を変更し「鵜原駅」「安房天津」を通過とする。
◆快速関係
◎快速エアポート成田について、NEXとの違いを明確にするため、「快速エアポート成田」の呼称を廃止する。
◆ホームドア設置に伴う表定時分見直し
◎2018年度内に新小岩駅へのホームドアを設置することに伴い、次のとおり表定時分を見直す。
・朝時間帯(下り)   +10秒
・朝時間愛(上り)   ±0秒
・日中・夕夜間帯(上下)+10秒
◆要員関係
◎千葉運輸区について、外房線、内房線での列車削減に伴い、泊行路1減、日勤行路1増により運転士2名減としている。
◎蘇我運輸区京葉派出所について、武蔵野線増発等に伴い、運転士1名増としている。
◆育児・介護の両立支援制度拡充
◎仕事と育児・介護の両立支援制度の拡充に伴い車掌行路で短時間数勤務の行路を作成する。
・佐倉運輸区 1行路(6時間)
◆ダイ改実施期日
ダイ改は、3月17日(土)の予定。

浅草橋駅窓口の時間短縮、都賀駅の要員削減を提案

 さらに千葉支社は、みどりの窓口営業時間短縮及び乗降終了合図終了に伴う業務体制変更と、これらによる要員削減を提案してきた。
◆みどりの窓口営業時間変更
◎浅草橋駅について、みどりの窓口の 営業時間を次のとおり変更する。
・7時~21時→8時~20時
・これにより、2名を削減する。
・実施日は、3月1日以降、準備出来 次第。
◆乗降終了合図終了に伴う業務体制見直し
◎都賀駅について、乗降終了合図の終了(9月1日に終了)に伴い、2名 を削減する。
・実施日は、3月1日以降、準備でき 次第。

 http://doro-chiba.org/nikkan_dc/n2017_07_12/n8384.htm
 

2017年12月29日金曜日

日刊動労千葉 第8383号

運転保安確立と
「外注化ではなく定年延長」の実現を
乗務員分科会第40回定期委員会

http://doro-chiba.org/nikkan_dc/n2017_07_12/n8383.htm

外注化による弊害が拡大

 12月8日、DC会館において第40回乗務員分科会定期委員会が開催されました。 議長に佐倉支部・椎名君を選出し、ローカル線切捨て問題や乗務員への責任の転嫁に対する怒りと、検修・構内業務外注化の弊害による安全の崩壊等の怒りの中で、約40名の組合員が結集して委員会がかちとられた。
 まず、鈴木乗務員会長より、「系統分離と称した利益優先のローカル線切捨ては、地域住民の利便性の低下のみならず労働強化へと繋がる問題である。外注化による弊害も拡大し安全は大きく後退している。また、乗客からの監視が横行し、乗務員へと責任が転嫁されている現状は決して許すことはできない。外注化を粉砕し、運転保安確立と『外注化ではなく定年延長』を実現するため、全力で闘いぬこう」とあいさつが行われた。
 来賓として本部の田中委員長から、JRをめぐる現状と今後の闘いの方針についてのあいさつを受け議事に入り、執行部からの総括と方針提起を受け、質疑応答が行われた。

【質疑で出された主な意見】

・輸送混乱時、千葉統合詰所に指示する管理者が誰もいない。対応不足だ。
・標準数について、女性乗務員、エルダー運転士の対応はどうするのか。また、休暇等の延べ日数をどう見入るのか。現状のままでは不足してしまう。 (佐倉)
・一時的な睡魔に襲われた現象により、車両センターに転勤をさせられた。転勤までの間、原因を探るべく自己責任での病院検査を強制させられた。 (津田沼)
・DCからECへの転換を行っている。込み運用の要素は無いか。 (木更津)
・富岡まで運行が延伸された。被ばく労働拒否で闘う。       (水戸)
・竹岡~浜金谷で動物の出没が多い。対策を支社として真剣に検討すること。    (千葉転)
・動物との衝撃による209系のスカートの破損がある。車両の強化を。
・上総一の宮駅の検査詰所、トイレを洋式・洗浄型に。(幕張)
・誉田~土気間の倒竹検知が試使用となっている。どのような物か周知を。
・外房線・電気系統故障による輸送混乱時対応が不十分であった。  (鴨川)
・会社から眼鏡使用者について、予備の眼鏡も所持す旨の通達があった。(千葉機)

 等々、報告も含めて活発な意見が出され、問題点については団体交渉により解決を図ることを全体で確認した。

組織拡大に立ち上がろう

 業務外注化や合理化による矛盾点を追及することを通して、系統分離阻止、会社の責任による安全確保を追及し労働者への責任転嫁を許さないこと、外注化を粉砕して検修・構内部門を要員・業務一体でJR本体へ戻すこと、この闘いをとおして「外注化ではなく定年延長」を実現し、組織拡大に立ち上がることを決議して成功裡に終了した。


2018年 勝負の年! 団結旗開き
1月6日(土)13時 DC会館


日刊動労千葉 第8383号へのリンク

2017年12月28日木曜日

外注化阻止ニュース 第352号

http://www.doro-chiba.org/ga/gaityuuka352.pdf


交番検査周期がほぼ2倍に
新幹線インシデント
あと3㌢で台車枠が破断

 東海道・山陽新幹線の台車に亀裂が入った問題で、2本の亀裂と発火の痕跡が確認されました。亀裂は側面14㌢と底面16㌢で、あと3㌢で鋼材が破断する恐れがありました。
 まさに首の皮一枚でした。のぞみの最高速度は300㌔、このスピードで脱線すれば、どれほどの惨劇を招いたか。背筋が凍る思いです。
 走行中の異臭と異音を調べるために岡山から乗り込んだJR西日本の保守担当者が「次の駅で列車を止めて調査すべき」とはっきり懸念を示したものの、最終的には新幹線総合指令所に詰めていたJR西日本の指令員が、「走行に問題なし」と判断し、その後も走り続けたことも明らかになりました。

交番検査の周期延伸

 運輸安全委員会は重大インシデントと認定して「突発的に亀裂が生じたとは考えにくい。台車に細かい傷があり、何回か走行するうちに広がったのではないか」との見方を示しています。
 亀裂発生から台車破損に至る深刻な事故の背景には、交番検査の検査周期延伸があります。JR東海や西日本は昨年春から新幹線車両の交番検査の周期延伸を行いました。東日本も今年春から実施しました。
 その内容は、従来は「30日か3万㌔を超えない期間(に検査する)」が交番検査の周期だったものを「45日か6万㌔を超えない期間」(東海)、「6万㌔を超えない期間」(東日本)へとほぼ2倍に変更したのです。
 検査周期の延伸が今回の事態の背景にあることは明らかです。新幹線での検査周期延伸は開業後初めてのことでした。それを可能にした国交省令の規制緩和にも責任があります。

安全を破壊する合理化

 JR東日本の新幹線車両には多くの車種ありますが、東海と西日本はN700系で1車種しかありません。このことは、車両検修をする労働者にとって、多くの知識と技量がなくてもできるという体制になっていることを示します。
 外注化・下請化を容易にできる車両体制になっているのです。東海と西日本特有の効率化・合理化が背景にあるのです。
 検査派出の削減で添乗さえできない状況が画策されています。安全無視とローカル線切り捨てのダイ改による合理化に反対しよう。

ニュースへのリンク

2017年12月27日水曜日

日刊動労千葉 第8382号

団結していれば怖いものはない! 
花崎新支部長を選出 木更津支部第41回定期大会
 

http://doro-chiba.org/nikkan_dc/n2017_07_12/n8382.htm

地方切り捨ての現状を打開するために闘いぬいた一年間

 木更津支部第41回定期大会が木更津市総合福祉会館において開催された。冒頭あいさつに立った梶江支部長は、「久留里線・上総亀山への初終列車の廃止、内房線では系統分離による直通列車廃止、館山~千葉間5往復削減、接続もとらないなど、ガタガタの状態にされている。内房線と地域を守る会とともに列車の削減が地域社会にどれだけの影響を及ぼすのかを訴えてきた。いま、まさに館山の現状は、駅前の老舗食堂が廃業するなど、シャッター街に近い。これがローカル線切り捨ての現実だ。列車復活の取り組みを地域とともに継続していきたい」と訴えた。
 続いて、来賓として本部・田中委員長より闘いの課題が全体に示され、乗務員分科会総会をはさみ質疑に入った。

質疑での主な意見・質問

◆来年エルダーとなるが、運転士エルダーの展望があるのかどうか。
◆エルダーの基本賃金の見直しで3千円上がる。62歳から年金をもらっている人で、手取り12万~13万円で年金支給は2万円ぐらい。厚生年金が2万ぐらい引かれるため実質マイナスと聞いている。63歳から年金がもらえるのだが、見直しで賃金が上がると年金が減らされる。おかしいのではないか。
◆CTSでは、給料が手取りで月13万5千円程度、最低でも17万~18万円は生活する上で必要だ。ボーナスも社員とパートでは格差が大きい。登用試験が行われているが、受かるのは一割か二割程度でしかない。

 役員改選により、新たに花崎支部長を選出。尊敬する先輩の遺訓である「団結していれば怖いものはない」、「一人を全体で守る」、ここに組織拡大のチャンスがあると万感胸に迫る決意表明を行った。
大会後、鈴木博之さんの送別会を開催して支部への貢献を労(ねぎら)った。




組織拡大で往年の津田沼支部復活を!
津田沼支部第42回定期大会


http://doro-chiba.org/nikkan_dc/n2017_07_12/n8382.htm

 12月20日、第42回津田沼支部定期大会がパークサイドホテルにおいて開催された。
 議長に浜野君を選出し議事が進められ、冒頭、挨拶にたった相馬支部長は、「この間、3月ダイ改での大型行路解消に向けて闘ってきたが、来春ダイ改に向けてさらに闘いを強化していきたい。強制出向裁判で反動判決が出たが裁判闘争ではJRを追いつめた。外注化・出向ではなく65歳まで働き続けることのできる労働条件を獲得し、定年延長を勝ち取ろう。また、内房線を皮切りにローカル線が切り捨てられていく攻撃の中で津田沼支部も一体となって闘ってきた。今後も続くであろうローカル切り捨てに対して新たな闘いを支部としてもつっていきたい。そして今年は2名のエルダー組合員を迎え組織人員も増えてきた。今日の大会で活発な討論を重ねて往年の津田沼支部復活に向けた闘う方針を確立していきたい」と訴えた。
 来賓として本部から田中委員長から挨拶を受け議事に入り、執行部からの総括と方針提起を受け、活発な質疑応答が行われた。その後運動方針が採択され、新役員の選出を経て成功裏に終了した。

【質疑で出された主な意見】

*来年度のエルダーで車掌の登用が言われているが労働条件はどうなっているのか。
*本線運転士にエルダーを使おうとしているのにライフサイクルを継続する根拠が曖昧だ。
*外注化・強制出向無効訴訟を全力で闘ってきたから会社はこの間外注化を拡大すことができなかった。大きな成果だ。
*運転士が薬の服用を「隠蔽」していたという理由で検修職におろされた。会社の対応を追及すべきだ。
*CTSに対する物品等の要望はどういうやり方で行うのか。
*運転士からエルダーで構内にきた人には計画業務をやらせないような話が出ているがどういう事なのか。

日刊動労千葉 第8382号へのリンク

闘いなくして安全なし No.147

http://www.doro-chiba.org/ga/tn147.pdf


新幹線台車  あと3㎝で破断
異音・異臭も3時間運行継続

 12月11日、東海道・山陽新幹線の台車に長さ約14㌢の亀裂が見つかりました。あと3㌢で台車が破断する長さです。約1000人の乗客を乗せて高速走行しながら脱線するなどもう一歩で深刻な事故になるところでした。

安全よりも利益と「定時運行」優先

 13時50分、小倉駅を出発した際から「焦げたようなにおい」が報告されています。
 15時15分、車両保守の担当者3人が岡山駅で乗車し、うなるような異音を確認。停車して点検するよう運輸指令に提案しています。
 しかし、指令は運行に支障はないと判断し、運転継続を指示しました。16時頃に新大阪駅でJR西日本の乗務員からJR東海の乗務員に交代。
 京都駅でも異臭が確認され、17時過ぎに名古屋駅に到着してようやく台車の点検が行われました。異常が確認されてから3時間、740㌔もの間、運行し続けてしまったのです。
 安全よりも「ドル箱」である新幹線の定時運行を優先させたと言われています。また、台車破断寸前の事態を引き起こした背景には、JR各社が利益を優先して保守点検部門の合理化を進めてきたことと、国交省が規制緩和でそれを促進してきたことがあります。

規制緩和で新幹線初の検査周期延伸

 この車両の点検を直近で担当したJR東海では昨年春から新幹線車両の交番検査周期が「30日か3万㌔を超えない期間」から「45日か6万㌔を超えない期間」へ延伸されていました。JR東日本でも今年春から、「6万㌔を超えない期間」に延伸されました。国交省の規制緩和で、JR開業後初の新幹線での検査周期延伸が可能になったのです。
 それは、この間JRが進めてきた人員削減に拍車をかけます。過密ダイヤで人も少ない中であれば、検査を簡素化する以外にありません。本来発見できる異常や故障を見落とし、事故を引き起こすことにつながります。
 鉄道を金儲けの道具にして、乗務員や乗客の命を脅かすなど絶対に許されません。合理化・労働強化に反対し鉄道の安全を守ろう。

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