2015年2月28日土曜日

日刊動労千葉 第7860号

65歳まで安心して働ける労働条件を確立しよう!

JR貨物3月ダイ改

 JR貨物関東支社は2月5日、3月ダイ改についての提案を行いました。これに対し2月13日、動労千葉申第12号をもって「2015年3月ダイ改に関する申し入れ」を行い、18日に団体交渉が開催されました。

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3・29全国総決起集会

http://www.sanrizuka-doumei.jp/home/documents/150329syoseijo.pdf


招請状

 全国の闘う仲間のみなさん! 三里塚芝山連合空港反対同盟は来たる3月29日、「市東さんの農地を守ろう! 戦争をとめよう! 全国総決起集会」を成田市の中心部で開催します。みなさんの結集を熱烈に訴えます。
 安倍政権による戦争と改憲に向けた政治に人びとが怒りを燃やして立ち上がり始めています。安倍首相は、自らがもたらした日本人人質殺害の責任を居直り、自衛隊の恒久派兵法、周辺事態法の改悪、PKOでの武器使用解禁、そして来夏参院選後の国民投票の実施による憲法改悪の表明まで行いました。
「戦後以来の大改革」と称して、数千万のアジア人民、日本の民衆を虐殺した戦前の歴史へと労働者・民衆を引きずり込もうとしています。1%の金持ちの利益のために99%の人びとの命を再び犠牲にしようというのです。
 3・29全国総決起集会は、反戦・反権力の砦として国家と闘いぬいてきた三里塚闘争が、安倍政権打倒をかかげ、すべての人びとの怒りを結集し戦争政治反対の声を上げる集会です。
 さらに、市東孝雄さんの農地を守る闘いは、「新農政」をかかげて農業を破壊する安倍政権との最先端の攻防です。「岩盤規制の撤廃」と称する農協、農業委員会解体、家族農業の破壊、企業の金もうけへの農業・農地の売り渡し――これらの暴挙と対決する砦です。
 耕す者の権利を守るはずの農地法を使って農地を奪う国土交通省、成田空港会社の違法・不当性はあまりにも明らかです。東京高裁小林昭彦裁判長のもとで進められている農地裁判の控訴審で徹底審理を行わせ、一審・千葉地裁の農地明け渡し判決を打ち砕きましょう。
 安倍政権は2月13日、成田空港での第3滑走路建設を含む交通政策基本計画をあらためて決定しました。数百軒の民家を撤去し、騒音地獄を拡大して計画される3500メートルの新滑走路建設、空港の24時間化、B滑走路の1000メートル延長などの住民追い出し攻撃を地域の人びとと連帯して阻止しなければなりません。
 今回の集会を、47年ぶりに成田市市役所そば、1968年2、3月闘争を闘った旧成田市営グラウンド=現在の栗山公園で開催することを決定しました。戦後の歴史の分岐点となる2015年、あらためて成田市民に三里塚の熱い思いを訴える決意です。
 特急列車の「廃止」で地方を切り捨てるJRのダイヤ改定は住民を追い出す第3滑走路建設と同じです。これと闘う動労千葉を先頭とした労働者の闘い、労働者と農民の連帯した闘い、学生、市民の闘いがうねりとなって職場、学園、街頭を圧倒する時が来ました。今こそ「命より金」の社会を変えよう。韓国やアメリカなど世界の人びととの連帯を深め、「農地は命」と闘う市東さんを先頭にTPPを阻もう。
 「帰還」攻撃と闘う福島、辺野古新基地建設と闘う沖縄の怒りと連帯しよう。関西を始めとする住民運動のすそ野を今こそ大胆に広げよう。国策と闘うすべての人びととつながり、3・29三里塚全国総決起集会を成功させよう。

2015年2月25日



 
市東さんの農地を守ろう!
戦争をとめよう!

3・29全国総決起集会

【日時】3月29日(日)正午
【会場】成田市栗山公園
【主催】三里塚芝山連合空港反対同盟

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DC通信No.207

2・15集会へのメッセージ

パクチョンソン(韓国鉄道労働組合ソウル地方本部長)
 
 同志の皆さんこんにちは。私は韓国鉄道労組ソウル地方本部本部長のパクチョンソンです。新自由主義に対して絶え間なく団結して闘う動労千葉の同志たちと田中委員長に無限の信頼と連帯のあいさつを送ります。
 また、民営化と解雇に対して長い歳月の間闘っておられる1047名解雇労働者たちにも敬意を表します。私たち鉄道労働者はストライキ闘争の時、動労千葉と日本の同志たちが示して下さった国際連帯の模範を心の内深くに刻んでいます。
 また、先のストライキ時の業務妨害罪容疑に対する裁判で無罪判決を受けたのですがこれもまた国際的な連帯と関心が大きな影響を与えたと考えます。
 この場を借りて田中委員長と同志たちに再度感謝のあいさつを送ります。
 尊敬する日本の労働者同志の皆さん! 私たち韓国の鉄道労働者は1年あまり前、民営化に反対して23日間のストライキを行いました。去る10数年の間続いた民営化及び構造調整に反対して闘いながら弾圧によって数百名が解雇され数千名が重懲戒を受けて、現在120名の解雇者がいます。政権が変わっても新自由主義攻撃は止まらずにいます。
 今も日常化した構造調整に対する闘争と合わせて民営化に対する闘争を準備中です。新自由主義は国家と国境も無く労働者民衆を絞りとっています。
 日本の労働者が掲げている「1047名解雇撤回!」「民営化と外注化粉砕、非正規職撤廃」の要求と今の韓国労働者の要求は異なるものではありません。異ならないばかりか、あまりにも同じです。結局、これは一つの国の労働者の闘争だけでは解決することができないという事を反証するものでなくて何でしょうか。したがって私たち労働者も国境を超えて連帯して闘わなければなりません。
 同志のみなさん。私たちは動労千葉の同志たちの闘いを支持して、同志たちの勝利を念願します。頑張ってください。同志たちの闘いの状況を広く伝えるようにします。直接行ってごあいさつし、共に闘争を決意すべきところですが、私たちの労組の日程上、直接参加することができないことをご了解ください。
 同志の皆さんの健勝を祈ります。トゥジェン。

ソヒョンソク(民主労総ソウル地域本部長)
 
 政権と資本の民営化攻撃に屈することのない同志たちの闘いを支持します。
 政権と資本は絶え間なく民衆と労働者を搾取して死に追いやる民営化、外注化、非正規職化を推進しており、民衆の生活を脅かす核と戦争の策動と動きを見せています。
 動労千葉の同志たちの長い間の民営化反対闘争は新自由主義がもうこれ以上成りたたないことを証明しているようです。
 新自由主義が労働者、民衆に対する搾取を要求しており、労働者間の絶え間ない競争なしには生存が不可能であるので、絶え間なく労働者、民衆に攻撃をしてきているのだと考えます。
 現場では外注化の方式が、子会社を増やして行こうという計画と既存の人員を減らして分割して行く方式で進められるなど、さまざまな形態の危険で過激な方式で進められており、民衆の生命と安全に問題を起こしていると考えます。
 動労千葉の同志たちの闘いが韓国の労働者に多くの意味を与えており、その志を継いで韓国でも民営化反対闘争と非正規職闘争、整理解雇との闘い、労働弾圧との闘い、戦争のない安全な暮らしのための民衆の闘争の戦線で共に闘います。

芹澤寿良(解雇撤回・JR復帰署名呼びかけ人/高知短期大学名誉教授)
 
 「国鉄分割・民営化で不当解雇から28年 2・15労働者集会」へのご参加の皆さん、苦労様です。
 私も、28年間、国鉄の分割・民営化による国鉄労働者1047名の解雇に反対し、労働問題の研究者として関係労働組合とともに闘い続けてきましたが、国労、全動労とその争議団が「政治解決」路線のなかで、組織内の諸事情から闘争を終結させてからは、「解雇撤回」の裁判闘争を最後まで闘い抜くとする動労千葉の路線こそ労働組合運動の堅持すべき道として、改めて最後となる最高裁判所闘争への連帯と支持の活動に参加させて頂き、最高裁署名運動呼びかけ人の役割を担っている一人であります。
 以来、今日まで動労千葉と国鉄闘争全国運動の全国各地での国鉄集会の開催、最高裁への第一次、第二次の署名運動では、各地における連合系、全労連系、全労協系、中立系を問わず多くの労働者、労働組合に働きかけ、対話して第一次では4万数千筆、第二次の10万人署名運動では、本年1月に8万5千筆を集めて提出するなど、運動前進への大きな成果を挙げています。
 私は、本日の28年目の集会にあたって、動労千葉の国鉄分割・民営化により不当解雇に対する解雇撤回、JR復帰の要求を揺るぎなく一貫して堅持し、闘い続けている基本的姿勢とその実践的運動指導に対して、またそれを全面的に支持して全国的に広く運動を指導、推進している国鉄闘争全国運動の粘り強い取り組みに対して、そして裁判闘争の先頭に立って最高裁闘争の段階まで法的指導力を発揮されている弁護団の献身的な御活躍に対して、最高裁署名運動呼びかけ人の一人として心から敬意を表するともに、御礼申し上げるものであります。
 この闘いの勝利が、闘っている被解雇者だけでなく、当時、さまざまな攻撃に晒された総ての国鉄労働者の名誉に係わる問題、また今日のJRや交通労働者は勿論すべての労働者の生活と権利に、さらに国民の生命と安全の確保に大きな影響を持つことは明らかです。
 最高裁判所闘争には、最近の日本航空165名整理解雇を容認し上告を棄却した事件に照らし、現在進めている10万人署名運動を中央、地方、職場で、精力的に取り組み、目標を達成して、運動を盛り上げ、不当労働行為の確定と解雇無効の公正判決獲得の力としていくことが強く求められています。さらに全力をあげて頑張りましょう。よろしくお願い致します。

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2015年2月27日金曜日

日刊動労千葉 第7859号

世界大恐慌と戦争の時代を迎え撃つ!
全国労働組合交流センター第22回定期全国総会 
 

http://www.doro-chiba.org/nikkan_dc/n2015_01_06/n7859.htm

参加報告  千葉機関区支部 佐藤正和
 
 全国労組交流センターの第22回定期総会が2月7~8日、福島県いわき市において開催されました。
 動労千葉からは、交流センター代表運営委員の田中委員長をはじめ、常任運営委員の中村執行委員、全国運営委員の川崎執行委員、動労総連合選出の代議員として、大竹副委員長、千葉労組交流センター選出の代議員として自分の5名で参加してきました。

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動労水戸 外注化こそ事故の根本原因

http://file.doromito.blog.shinobi.jp/72fa7aa1.pdf


2・12勝田車両センター18番線脱線事故
外注化こそ事故の根本原因

 2月12日、勝田車両センター構内18番線で脱線事故が発生しました。
 パンタグラフのシングルアーム化のためK704編成10両を18番線に3両、17番線に5両を分割・転線する作業でした。脱線事故は、18番線に8両を推進運転して5ー6号車間を完全分割し、3両切り離しで発生しました。
 検修庫手前で一旦停止した際に分割作業者が手歯止めを設置、さらに1両分庫内に移動したため、乗り上げ脱線したのです。

事故の原因は外注化時の誘導要員の削減にある
 
 会社は当初、事故の原因は「分割作業者がパン降下を確認せずに手歯止めを装着したこと」や「打ち合わせがされずに分割作業をしてしまったこと」だということで済ませようとしましたが、問題はそれだけではないと思います。その背景にはもっと重大な問題があります。
①18番への推進庫入れは、8年前に誘導・構内運転士・分割がJR直だった際にも脱線が発生した危険性の高い作業です。
②その対策として、先頭車の誘導に加え、架線終端及び分割作業が見える地点にもう一人誘導補助を配置してきました。誘導補助がいない場合にはやってはならない作業なのです。
③しかし、構内誘導外注化の際に、誘導は1人体制に減らされました。MTSでは、その誘導補助者を構内運転士にやらせようとしましたが「できない」と断られてしまいました。困ったMTSは、助役(誘導・検修未経験!)を便宜的に付けてこの危険作業をやってきたのです。しかし、この助役が「誘導補助者」なのかさえいまだに明確ではありません。いい加減にしてやってきたのです。誘導補助者でないなら、推進で庫入れはやってはならない作業です。

外注化による指揮命令系統の分断が事故招いた

④さらに外注化で、構内運転士と誘導はMTSの指揮下にあります。分割や併合担当の機動班はJRの指揮下です。協同作業なのに指揮命令系統が違うため、直接打ち合せもできないことになっています。
⑤外注化では、一つの作業について発注を受けた会社が単独で完結できなければ偽装請負になります。ですから、庫入れまでが発注されたのならば、そこまで全てMTSの責任で行ってからJRに引き継がなければなりません。
⑥こうした事情から、庫の前で引き継がれる日常作業では、庫前で一旦停止までがMTSの責任で、そこからJRに引き継がれ、手歯止め装着・分割・アント(車両移動機)による引き込みになります。それが前日に確認された作業です。
⑦それが当日の朝、その場の事情で急に変わったのです。本来作業が変更される場合、改めて発注書が出され、それぞれの作業者に伝達されなければなりません。どんなに面倒でも、それが外注化なのです。その場で作業変更を決めるなどあり得ないのです。
 実際にMTSの作業者にも、JRの作業者にも、作業の変更について事前に何も伝えられていません。誘導担当にも、構内運転士にも、その場で急遽「さらに1車押し込み」が指示されているのです。当然のことながらJRの分割作業者にも伝えられていません。JRの助役とMTSの助役のやりとりで、作業の変更がその場で決められてしまったからです。
 JRの作業者は、「庫前一旦停止、手歯止め装着から分割」としか指示されていません。仮に、もしそのまま分割作業に入っていたら、脱線どころか人命に関わる大変な事故になった可能性があります。

 本社や支社は、「現場検証」「意見交換会」「緊急CS会議」等を開催しています。しかし、外注化で誘導を減らし無理なシフトが取られてきたこと、競合作業で指揮命令系統が違うことなどの問題は、一切出されていません。それで本当の対策が出されるのでしょうか。


全面外注化を阻止しすべての労働者をJRへ! 命と安全を守ろう!


 実際、外注化によって多くの労働者が事故で亡くなっています。その度に「労働者のミスが原因」にされるのが大半で、会社は外注化の責任を明らかにせず「非常事態宣言」で労働者を締めつけています。昨年の京浜東北線川崎駅脱線転覆事故は、指揮命令系統の違う子会社・孫会社5社が現場で競合する中で起こった事故でした。

 動労千葉や水戸・高崎と現場労働者の猛然たる反対闘争で止められていますが、会社が考えているのは全面外注化です。検修・構内業務の出向は間もなく期限の3年目です。しかし外注化によって業務がどんどんMTSに移されている今、戻る職場は減り続けています。その先には「転籍」が待っています。

 外注化を直ちに止め、MTSプロパー社員をJR本体に採用してきちんと養成させよう。インチキなエルダー制度を止めて65歳まで定年延長させよう。職場の全労働が団結し、守りあえる職場をつくりましょう!

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2015年2月26日木曜日

日刊動労千葉 第7858号

JRの地方切り捨て許すな!
3/7館山地域集会へ

http://www.doro-chiba.org/nikkan_dc/n2015_01_06/n7858.htm

JRダイ改―特急列車廃止・削減 絶対反対

 2月22日、木更津支部、鴨川支部の組合員を先頭に、支援の仲間と共に館山駅前と、館山銀座の商店へのチラシ配りを行った。地元には激しい怒りがまきおこっている。

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外注化阻止ニュース 第162号

http://www.geocities.jp/siensurukai_santama/index.html#%E5%A4%96%E6%B3%A8%E5%8C%96%E9%98%BB%E6%AD%A2%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9


CTSは時間外労働の支払いを
動労千葉とCTSの団体交渉で確認

 動労千葉はCTS(JR千葉鉄道サービス)との団体交渉において、休憩時間中の作業について、休憩時間の変更が行われていないことを本人が表明すれば、時間外労働分の賃金を支払うことを確認しました。

 
 休憩時間中に行った作業に対する時間外の賃金支払いを動労千葉が求めてきた問題で、千葉労働基準監督署は1月26日、CTSに対して数
時間に及ぶ事情聴取を行いました。
 これを受けて動労千葉は、清掃部門の組合員も参加して、2回の団体交渉を行いました。

作業内容を全く知らないCTS

 2月16日の1回目の交渉で、CTSは休憩時間中の作業について「頻繁という認識はない」と回答しました。しかし幕張事業所では17時02分に入
区する192Mに対して休憩時間中の作業が毎日のように行われています。
 動労千葉は、CTSの対応に抗議し、192Mの作業について再調査を要求し、交渉は一旦中断しました。
 2月19日に再開した団体交渉でCTSは「192Mの休憩時間中の作業は、週5回位との報告を現場から受けた」「休憩時間中の労務管理を行っていなかった」と回答しました。
 CTSの管理者は誰も休憩時間中の作業を管理しておらず、昨年7月に替わった幕張事業所の所長は休憩時間中に作業が行われていることさえ知らなかったのです。

時間外労働は2年分を請求できる

 動労千葉の追及に対してCTSは次のとおり回答しました。

・休憩時間中に作業について、休憩時間の変更が行われていないことが明らかになった場合、超過勤務分を精算する。
・CTSを辞めていた場合でも本人の住所等を調べて支払う。

 休憩時間中に作業を行った労働者が、休憩時間の変更を誰からも指示されていないことを表明すれば時間外労働分の賃金を支払うというこ とです。
 労働基準法115条は、2年間さかのぼって支払を請求できると明記されています。CTS は直ちに超過勤務手当の支払いを!

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2015年2月25日水曜日

日刊動労千葉 第7857号

CTSは、超過勤務分の手当を直ちに支払え!

CTSとの団体交渉(2月19日)において、休憩時間中の作業について、休憩時間の変更が行われていないことを本人が表明すれば、時間外労働分の賃金を支払うことを確認。
 この間、動労千葉が、千葉鉄道サービス(CTS)における休憩時間中に行った作業に対する時間外労働分の賃金の支払いを求めている問題について、1月26日、千葉労働基準監督署は、CTSを呼んで数時間にわたって事情聴取を行った。
 これを受けて動労千葉は、CTSの清掃部門で働く組合員も参加して、あらためて時間外労働分の賃金の支払いを求めて、2月16日と19日の2回にわたる団体交渉において追及を行ってきた。

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◆本部ニュース577号発行!

http://blogs.yahoo.co.jp/shinsaikyuenhonbu/13028023.html

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2015年2月24日火曜日

日刊動労千葉 第7856号

第72回定期委員会の成功を勝ち取り
外注化粉砕、3月ダイ改阻止、
15春闘勝利をかちとろう!
改憲と戦争へ突き進む安倍政権を打倒しよう 

 3月1日に開催する、動労千葉第72回定期委員会の成功をかちとり、3月ダイ改阻止、15春闘勝利へ闘いの方針を決定しよう。
 今回の定期委員会は決定的に重要な委員会である。安倍政権は、「イスラム国」による二人の人質を犠牲にし、その事をもって中東への戦争に積極的に加担しようとしている。昨年の集団的自衛権行使容認の閣議決定を実際に行おうとしている。日本の労働者を戦争に巻き込み、日本資本主義の生き残りのために戦争にうって出ようとしているのだ。改憲と戦争に突き進む安倍政権打倒へ労働者の総決起を勝ち取らなければならない。

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2015年2月22日日曜日

JR3・14ダイ改―特急列車廃止・削減 絶対反対!

地域の怒りを組織し、
動労千葉3・14スト

消える房総特急

 12月19日、JR千葉支社は3月ダイヤ改正計画を発表しました。今回のダイ改で、内房線に関しては、特急「さざなみ」は君津~館山間が全面廃止、休日に至っては東京~君津間も全面廃止。外房線の「わかしお」は東京~鴨川間1往復廃止と勝浦~鴨川間で2往復廃止。成田線では「あやめ」2往復の全廃。総武本線は「しおさい」が東京~銚子間1往復、新宿~佐倉間が上り1本削減という、今までかつてないローカル線切り捨てです。
 動労千葉は、この特急列車の廃止・削減に絶対反対する地域集会を2月26日銚子で、3月7日館山で開催します。そして3・14ダイ改に向けたストライキを含む闘争体制を構えています。

生活と命がかかった問題

 3月ダイ改の特急列車の廃止・削減は、単に列車だけの問題ではありません。地方での生活を破壊する、「最後の一撃」のような意味があります。
 鉄道は、通勤・通学をはじめ人びとの生活を支える重要な社会的インフラの一つです。それを 「利用状況に合わせる」と削減すれば、通勤・通学など地方での生活はますます不便になり、その結果地域の人口はさらに減少し、ローカル線の完全廃止にまで行き着いてしまうのです。
 地域の人口が減れば、学校や病院の統廃合がさらに進み、地域で運営している水道料金は、到底払えないほど高額になります。すでに学校・病院・保健所・水道などの社会的インフラはすでに限界ギリギリなのです。住民の生活と命がかかった問題なのです。

観光業にもろに直撃

 さらに館山や南房総、そして銚子も観光地です。ある観光業者は「観光バスは1台で40人~50人で来るけど、15人や20人のグループはバスではなく電車で来ることが多い。そうなると、特急列車が走らない駅や地域には旅行に来ない」といっています。まさに「特急の来ない館山は、館山じゃない!」のです。観光業にもろに直撃する事態なのです。

全面的な切り捨てに走るJR

現在、全国の地方自治体の半分、896都市が消滅するといわれています。千葉では銚子市が17年、富津市が18年度までに破綻することは確実といわれています。今「地方創生」が大きく叫ばれています。しかしJR東日本の清野会長は「昨年は、都市消滅や人口減少問題で国民的議論ができるようになった画期的な年だった」と言って、「国鉄改革のときのようなイノベーションを実行する」と宣言しています。〝画期的〟という意味は、地方中核都市以遠のローカル線はすべて切り捨ててもいいと政府がお墨付きを与えたととらえているのです。実際、房総特急の全面的な廃止・削減だけではなく、3月のダイヤ改正を契機に全国で地方ローカル線の切り捨てが全面的に始まっているのです。

地方の総反乱が始まった


 ダイ改計画発表の後、瞬く間に沿線自治体から次々と反対の声や決議があがっています。
 12月24日、館山市、同商工会議所、同観光協会の3者が、特急列車の復活を求める要望書をJR千葉支社に提出しました。翌日には館山市議会で「廃止の見直しを求める意見書」が全会一致で決議されています。銚子市、香取市、成田市、神崎町、東庄町、旭市、
匝瑳市、鹿嶋市、潮来市、など北総の沿線自治体からも反対の声や決議があがっています。さらに外房線沿線自治体もJR千葉支社へ抗議の申し入れを行うと言っています。まさにJRに対する地域の総反乱と呼ぶべき事態です。
 鉄道は、単にJR東日本という一民間企業の所有物ではありません。労働者・市民全体の財産であり、公共交通としての使命を果たさなければならないはずです。しかしJRは地域からの要請に対して「乗客を増やせば特急を復活させる」と開き直っています。国鉄民営化以降、館山駅、長浦駅、袖ヶ浦駅などのJRの駅の改修費用のほとんどを地元自治体の税金でおこなっています。その一方でダイヤ改正のたびに、地域の要請を一切無視し列車を減らしてきました。さらに館山、銚子など運転区を廃止し職場も奪っています。
 JR東日本は、「営利優先」「コスト削減」という企業の論理の下で毎年、数千億円の黒字を出し、駅ナカビジネスのために千葉駅などの大改修には莫大な資金を投入する一方で、儲けが出ないローカル線は次々と切り捨ててきたのです。地方のJRに対する怒り、そしてその怒りは「民営化」「規制緩和」、「新自由主義」に対する根底的な怒りとして爆発寸前なのです。

地域集会成功へ全力決起

 動労千葉は、この地方の怒りを見える形にしてJRにぶつけるために2・26銚子地域集会、3・7館山地域集会を行います。銚子支部、佐倉支部、木更津支部を先頭に、組合員は連日、地域の自治体や観光協会や商工会などに対する申し入れや集会の参加を訴えています。
 「支援する会千葉」も、1月27日、銚子支部と共に駅頭ビラまきと共に商店街を一軒づつ回って訴えました。2月5~6日には佐倉支部とともに総武本線沿線(旭市、匝瑳市、横芝光町)、特急あやめが全廃される鹿島線沿線(香取市、鹿島市)の宣伝行動を行い、2月11日には再度銚子行動に起ち、駅や商店街やスーパーでの宣伝行動を行いました。今度22日には館山行動を予定しています。

合理化粉砕3・14ストへ

 今回の3月ダイ改ー特急列車廃止・削減だけでは終わりません。「東京から70~80㎞以遠の運行は切り離す」という構想が本格的に動きだしたのです。秋に千葉運転区の廃止・運輸区化が提案されています。ダイ改から3年程度をかけて大規模な再編攻撃が画策されているのです。
 この過程では国鉄採の大量退職が進み、それに伴って外注化攻撃もこれまでとは全く次元の違う段階に入ることは間違いありません。
 すでにJR東日本本社は「ハンドル率をあげろ」「列車キロに対し行路・要員数が多すぎる」と、各支社に徹底的な労働強化を命じています。そのために「本線運転士が担当する入出区(車両基地~本線の車両の移動)は全部委託する」という話まで出ているというのです。
 大合理化と労働強化を強制する。そして、超低賃金の外注会社に仕事も労働者も突き落とす。こんなことを許したら権利や労働条件、安全は間違いなく地に堕ちてしまいます。まさに、「去るも地獄、残るも地獄」です。
 動労千葉は、地方ローカル線切り捨て攻撃に対しては地域の総反乱をつくりだすとともに、基地統廃合攻撃や全面的な労働強化の強制に対する職場からの闘いの強化と、組織拡大にむけて3月ダイ改合理化粉砕へストライキで起ち上がります。

この間の行動であがった地域の怒りの声を紹介します。

━銚子駅前商店街━
「こんなことになったら店もつぶれる。これからどうやって生きていけばいいの」
「銚子選出の国会議員は何をやっているのだ。本当に心から怒りでいっぱいだ。集会にできるだけ行きたい」
「南房総の方もなくなっていくのか。JRはやりたい放題だね。絶対に許しちゃいけない」
「JRは銚子のこと、どう思ってんのだろうか!ますます寂れてしまう。千葉の病院に行くのにもこまるし・・」
「これ以上特急が削減され、観光客が来ないと俺たち食べていけなくなる」(タクシー乗務員)

━佐原駅前商店街━
     
「たしかに高速バスが多くなって特急の乗客は減っているのは知っている。だからといって特急が一本も走らないというのは許せない。高速バスは時間どうりに走らないで遅れることが多い」、
「この世の中金儲けばかりだがJRも同じ」、
「国鉄からJRになって特急も、列車もドンドン削減され佐原の町はさびれていくばかりだ。がんばって欲しい」




JR3月ダイ改―
特急列車廃止・削減絶対反対 

●銚子地域集会(仮称)
 2月26日(木)15時~
 銚子読売ビル2F
*14時から銚子駅前で街宣行動
●館山地域集会
 3月7日(土)13時~
 館山商工会議所ホール
●動労千葉総決起集会
 3月13日(金)18時~
 千葉商工会議所第1ホール(14階)

動労千葉を支援する会サイトから転載

反対同盟ニュース第17号

http://www.sanrizuka-doumei.jp/home/documents/doumeinews017.pdf


ニュースへのリンク

2015年2月21日土曜日

日刊動労千葉 第7855号

国鉄分割・民営化で不当解雇から28年
ー 2・15労働者集会
「戦争阻止の力はここにある!」

http://www.doro-chiba.org/nikkan_dc/n2015_01_06/n7855.htm

 国鉄闘争全国運動の呼びかけで「国鉄分割・民営化で不当解雇から28年―2・15労働者集会」が、東京・すみだ産業会館で630人の結集で開催された。同日北海道、福岡、岡山、福島、新潟、愛知、北陸、沖縄で、16日には大阪でも国鉄集会が開催された。

日刊動労千葉 第7855号へのリンク

ダイエーは全労働者の雇用責任をとれ!

https://drive.google.com/file/d/0B4d9Rtjp0SVBcFN0bWJScm9zU0E/view?usp=sharing


使い捨て解雇は許さない!
労働組合に入って闘おう!
ダイエーは全労働者の雇用責任をとれ!

ダイエー閉店で、多くの労働者が解雇に

 各地のダイエー・グルメシティ・イオン等で働くすべての労働者のみなさん。すべての市民のみなさん。
 2月15日をもってダイエー八王子店は閉店となりました。閉店にともなって正社員は異動となり、多くのパート労働者は解雇となりました。100人もの労働者が系列店・他店への雇用を希望しましたが、半数以上が退職を余儀なくされています。これは八王子店だけの問題ではありません。ダイエー系列の全国285店舗が順次閉店・改装などスクラップアンドビルドにさらされます。そして、多くのパート労働者が解雇となります。ユニオン(UAゼンセン)があるから大丈夫などと言ってられません。ダイエーユニオンに入っていても、他店への異動など微々たるものです。闘う労働組合に入って、団結して雇用を闘いとるしかありません。各地の合同労組(合同・一般全国協議会)に加入して共に闘いましょう!

3波のストライキで闘い抜く

 私たち合同労組八王子は「一人の首切りも許さない」「直雇い・下請労働者で差別扱いするな」を掲げて、計3波のストライキを闘ってきました。店舗を閉めるのはダイエーの都合かもしれませんが、会社の一方的都合で労働者を解雇には出来ません。企業には雇用責任があります。勝手にクビにされてたまるか! 労働者は使い捨ての道具じゃないぞ!

下請け労働者を差別するな!

 ダイエー八王子店には、139人の労働者が働いていますが、正社員はたったの25人で、大半はパートなどの非正規労働者です。パート労働者は「アクティブキャップ」と言われていますが、それもA1~A6までにランクづけられています。閉店で正規労働者とパート労働者の一部(A3~A6)は他店舗に異動しますが、ほとんどのパート労働者は解雇です。
 しかも下請け企業に雇用されている労働者は、「雇用斡旋」「慰労金」もなく、「直接の雇用関係にない」と団体交渉にも応じようとしません。
 ダイエー八王子の清掃労働者は「私は18年もここで働いてきた。もともとはダイエーの直雇いだったのに、本人の了承もなく、今や4次下請けです。そうしておいて『あなたとは直接雇用関係にない』と差別するのか!断じて許せません」と訴える。ダイエー資本・㈱ワークスタッフは解雇を回避するためのあらゆる努力をしろ!雇用責任をとれ!

全国285店舗で大リストラが

 ダイエーは2015年1月にイオンの完全子会社となり、業績の上がらない店舗を再編していくことになります。
 イオンは、ダイエーグループ内のスーパー事業のリストラを加速しています。イオンの社長は「ダイエーは過去10年、リストラに次ぐリストラだった」と語り、ダイエーを首都圏と京阪神エリアで食品に特化した店舗として再生させるとしています。しかし、「これでイオンは茨の道に入った」と言われるように、業績の低迷から抜け出せないのはイオンも同じです。ダイエーの2千億円もの負債を抱え込むことになるからです。今後全国285店舗がスクラップアンドビルドされ、2万数千人のダイエーグループの労働者が解雇にさらされることになります。もはや闘っていくしか生きていけません。

ストライキで15春闘をたたかおう


 今マスコミで「政労使が賃上げで合意した」などとキャンペーンしていますが、大ウソです。14年の実質賃金は前年比で2・5%も下がり、3年連続の減、下げ幅も過去2番目の大きさとなっています。現に多くの労働者家庭が食べるものが買えない、子どもの給食費も払えない、医者にもかかれないという貧困にあえいでいます。にもかかわらず資本家どもは「物価動向は賃金決定の考慮要素の一つにすぎない」「あくまで企業が生み出した賃金の原資たる付加価値分を踏まえて総合的に判断すべき」と、労働者が団結して闘うことに敵対しています。
 ダイエー労働者の闘いは、まさに1%資本家のみ生き延びるためには労働者はどうなってもかまわないという、今の安倍政権の倒産・大量解雇攻撃との対決でもあります。
 こんな時代、団結して闘う以外に生き抜く道はありません。ともに15春闘を闘いましょう!




2013年閉店したダイエーグループ店舗
 2月28日 ダイエー阿久和店
 3月31日 グルメシティ町田店
 5月 6日 ダイエー藤森店
 6月23日 グルメシティ東向島店
 7月31日 ダイエー鳴子店
 7月31日 ダイエー志木店
 9月30日 グルメシティ富岡店
 10月31日 グルメシティ伊東店
2014年閉店したダイエーグループ店舗
 1月31日 グルメシティ叶谷店
 2月23日 グルメシティ熱海店
 2月28日 ダイエー立川店
 4月11日 グルメシティ裾野店
 5月11日 ダイエー熊本下通り店
 7月31日 ダイエー京極店




労働相談受け付けています

 突然解雇を通告された。理由なき賃金カットをされた、残業しても時間外手当が支払われない…こんな時は一人で悩まず、まずは労働組合にご相談下さい。無料です。秘密は厳守します。
 合同労働組合八王子は、あなたと一緒に闘います。是非組合に加入して共に闘いましょう。
TEL 042−644−9914

ビラへのリンク

3・1ビキニデー杉並集会

http://blog.nazen.info/?eid=730


ビキニ水爆実験・被曝から61年
3・1ビキニデー杉並集会
原発も戦争も止められる!

3月1日(日)14:00~
杉並産業商工会館3階講堂(杉並区阿佐ヶ谷3丁目2−19 電話03-3393-1501 JR阿佐ヶ谷駅から徒歩5分、地下鉄丸の内線・南阿佐谷駅から徒歩3分

資料代:500円 福島から避難されている方は無料
  ※託児が必要な方は事前にご連絡ください☆

お話 石井真一さん(国鉄水戸動力車労働組合委員長)
 「労働組合には原発を止める力がある 被曝労働にストライキで闘う」
 避難区域の解除と帰還強制のたびに開通するJRの動きに、「被曝労働反対」「住民を被曝させるな」とストライキで反対し止めてきた動労水戸。「労働組合は戦争も原発も止められる」という熱い信念といわきでの活動の報告です。

NAZENサイトから転載

2015年2月20日金曜日

日刊動労千葉 第7854号

幕張支部配転差別行訴(2/9)
山田支部長ー堂々の意見陳述で
JRの不当労働行為を暴く!

2月9日、10時30分から、東京地方裁判所527号法定において、「幕張支部配転差別事件」行政訴訟の第2回口頭弁論が、各支部から参加した組合員が傍聴する中で開催された。




2015年動労千葉弁護団総会を開催
1047名闘争勝利!業務外注化-強制出向粉砕!
全ての裁判闘争の勝利に向けて闘おう!


動労千葉は、2月13日、13時から、DC会館において、「2015年動労千葉弁護団総会」を開催し、1047名闘争勝利、業務外注化ー強制出向粉砕をはじめとした全ての裁判闘争の勝利に向けて今年1年間の闘う方針を確立した。




3月ダイ改阻止-特急削減絶対反対!
動労千葉総行動に全力決起を!
2・26銚子地域集会-3・7館山地域集会に
全力で結集しよう!


会報・国鉄闘争全国運動第57号

http://www.doro-chiba.org/z-undou/pdf/news_57.pdf


2015年2月19日木曜日

日刊動労千葉 第7853号

外注化攻撃との決着をつける闘いで
職場と業務を取り戻そう!
車両技術分科会第26回定期委員会

http://www.doro-chiba.org/nikkan_dc/n2015_01_06/n7853.htm

JR―CTSを貫く闘いをさらに強化する!
組織拡大が一番必要だ 
 
 車両技術分科会第26回定期委員会が2月11日、DC会館で開催された。

外注化阻止ニュース 第161号

http://www.geocities.jp/siensurukai_santama/index.html#%E5%A4%96%E6%B3%A8%E5%8C%96%E9%98%BB%E6%AD%A2%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9


労働条件と安全を破壊
原発における重層構造の実態
なぜ外注化に反対するのか

 原発作業員の劣悪な労働条件は、重層構造となっている外注化が大きな原因です。

原発における外注化の実態

 原発では、運転やメンテナンス業務のほとんどが外部企業に発注され、電力会社の社員の現場業務は、中央制御室の運転操作などの業務に限定されています。ほかはすべて委託です。
 左の図のように電力会社を頂点に下請企業が幾重にも層をなす重層構造となっています。
 特に定期点検や事故修理は、高線量の放射能下での作業で常駐人員に加えて約1千人の要員が必要です。このため下請企業が多数の作業員をかき集めて送り込み、元請の監督者の指示で動く「偽装請負」が多発するのです。
 しかも作業者1人あたりの被曝限度があるため長期にわたって働けないことがますます不安定な雇用形態を増やすことになります。
 こうして電力会社や元請企業は、安全管理や労務管理の責任を回避し、中間搾取・ピンハネが日常化することになるのです。

重層構造の外注化がもたらすもの

 重層構造になった外注化の仕組みは、指揮命令系統を複雑にして情報伝達の質と早さを低下させます。当然、すべてにおいて責任が曖昧になります。教育訓練や技術技能の継承・蓄積も困難です。
 下請企業は、利益を確保するためにさらに業務を下請化し、より低賃金の労働者を使おうとします。仕事の確保が最優先となり、環境や条件が悪くてもガマンすることになります。
 こうなると劣悪な労働条件で離職が増加し、常に新人が入ってくるため、経験が浅く、本人も不安な中で仕事をせざるをえなくなります。
 JR東日本が進める外注化も原発の重層構造に限りなく近づいています。その象徴が昨年の京浜東北線川崎駅の脱線転覆事故でした。
 ある支社では、清掃業務もグループ企業ではなく、より低賃金の外部企業に委託するとの話も出ています。
 JR東日本は、すべての業務を直営に戻して全員を直接雇用せよ。ベテランも新人も安心して長く働くことができる職場にせよ。

ニュースへのリンク

2015年2月18日水曜日

闘いなくして安全なし No.013

https://drive.google.com/file/d/0B6_MNKzi3eCFcDFWaWljWUlJdlk/view?usp=sharing


特急列車廃止・削減絶対反対!
2/26 銚子 3/7 館山  地域集会へ!

 動労千葉は、「特急列車は医師・削減絶対反対」を掲げ、銚子(2月26日15時~ 銚子読売ビル2F)、館山(3月7日13時~ 館山商工会議所ホール)での地域集会を開催します。

地方切り捨てを許さない


 観光地にとって特急の廃止・削減は本当に大きな問題です。観光客が減れば、商店やタクシーの運転手の方など、生活そのものが成り立たなくなってしまします。
 しかも、特急列車だけでは終わりません。地方ローカル線の全面的な切り捨てまで行き着く問題です。
 それはすでに限界ギリギリの地方の社会的インフラ全体を破壊するような意味があります。

地域あげた反対の声を


 これまでもJRは、ダイ改の度に列車を削減してきました。そして今度は、地方ローカル線の全面廃止に乗り出したのです。地元に何の相談も報告もなく、3月ダイ改で一方的に特急を廃止・削減しようとしています。
 この事態に、生活のかかった地元からは怒りの声が次々とあがっています。さらに市長や町長も、JRのあまりの不誠実さ、無責任さに怒っています。
 銚子市では、かつて市民病院の廃止が決定されました。しかし、地元をあげた反対行動の結果、現在も市民病院は存続しています。諦めるわけにはいきません。
 「地域の総反乱」でJRに怒りの声と行動を見せつけ、特急列車の廃止・削減を止めよう。ローカル線・地方切り捨てを阻止しよう。2・26銚子行動、3・7館山行動に集まろう。




◎2/26銚子地域集会
2月26日(木)15時~ 銚子読売ビル2F
*14時から銚子駅前で街宣行動を行います。

◎3/7 館山地域集会
3月7日(土)13時~ 館山商工会議所ホール

動労千葉を支援する会ニュース282号

https://drive.google.com/file/d/0B6_MNKzi3eCFOFVDaUxVWE1kYlU/view?usp=sharing


動労千葉を支援する会ニュース282号へのリンク

2015年2月15日日曜日

ダイエー分会 本日 第3波ストライキ!

https://drive.google.com/file/d/0B4d9Rtjp0SVBcFN0bWJScm9zU0E/view?usp=sharing


ダイエー(ワークスタッフ)は雇用責任をとれ!
本日 第3波ストライキ!

閉店で長年働いてきた労働者はどうなる

 ダイエー八王子店で働くすべての労働者のみなさん。ダイエー八王子店をご利用のすべてのみなさん。
 ダイエー八王子店は、本日2月15日午後6時をもっていよいよ閉店となります。合同労働組合八王子は、すべての労働者の雇用保障を勝ち取るため、本日第3波のストライキを決行します。
 ダイエー八王子店には、139人の労働者が働いていますが、正社員はたったの25人で、大半はパートなどの非正規労働者です。パート労働者は「アクティブキャップ」と言われていますが、それもA1~A6までにランクづけられています。閉店で正規労働者とパート労働者の一部(A3~A6)は他店舗に異動しますが、ほとんどのパート労働者は解雇です。

本人同意もなく下請けにして差別するな!


 しかも下請け企業に雇用されている労働者は、「雇用斡旋」「慰労金」もなく、「直接の雇用関係にない」と団体交渉にも応じようとしません。
 このかん合同労組八王子は「一人の首切りも許さない」「直雇い・下請労働者で差別扱いするな」を掲げて、2月1日・2月11日と2波のストライキを闘ってきました。店舗を閉めるのはダイエーの都合かもしれませんが、企業には雇用責任があります。
 ダイエーの清掃労働者は「私は18年もここで働いてきた。もともとはダイエーの直雇いだったのに、本人の了承もなく、今や4次下請けです。そうしておいて『あなたとは直接雇用関係にない』と差別するのか!断じて許せません」と訴える。ダイエー資本・㈱ワークスタッフは解雇を回避するためのあらゆる努力をしろ! 雇用責任をとれ!

外注化を承認し推進してきたUAゼンセン

 外注化=非正規職化は、組合つぶしと消費税削減が狙いなのです。外注化された労働者の賃金は経費扱いとなり、消費税を軽減できる。消費税率が上がれば上がるほどそうなる。
 こうやって労働者が非正規職にされているんです!それをUAゼンセンという組合が承認し、これを推進してきたんだ!!!
 合同労組八王子は、全員の雇用を保障させ、ダイエー(ワークスタッフ)に雇用責任をとらせるまで、何度でもストライキに立ち上がる!最後の勝利を勝ち取るまで団結を固め闘い抜こう!

国鉄分割・民営化が民営化・外注化の原点


 ダイエー八王子店でも、〈清掃〉や〈警備〉など多くの部門が外注化されています。外注化は幾層もの下請化によって労働者を分断し、請負業務は経費に扱われるため消費税を節減することが出来ます。だから企業は外注化に走るのです。
 こんな状況をつくりだしたのは、1987年、中曽根政権の時の国鉄・分割民営化が原点です。同時に、分割・民営化に全く闘わず屈服した当時の労働組合も同罪です。分割・民営化に反対してストで闘ったのは、唯一動労千葉だけです。
 合同労組八王子は、民営化・外注化による非正規職化に反対して闘う動労千葉と連帯して、闘っています。
 外注化による非正規化、労働者分断を許さず闘おう! 2・15労働者集会にお集まり下さい。




国鉄分割民営化で不当解雇から28年
2・15労働者集会

◆とき 2月15日(日)午後6時~
◆ところ すみだ産業会館8階サンライズホール
    (東京都墨田区江東橋3‐9‐10)
◆呼びかけ 国鉄闘争全国運動




労働相談受け付けています

 突然解雇を通告された。理由なき賃金カットをされた、残業しても時間外手当が支払われない…こんな時は一人で悩まず、まずは労働組合にご相談下さい。
 無料です。秘密は厳守します。
 合同労働組合八王子は、あなたと一緒に闘います。是非組合に加入して共に闘いましょう。
TEL 042ー644ー9914

ビラへのリンク

日刊動労千葉 第7852号

雇用破壊に手を貸す東労組
外注化は絶対に認めてはならない

http://www.doro-chiba.org/nikkan_dc/n2015_01_06/n7852.htm

労働組合が外注化推進の手先になるな!

 外注化による雇用と安全の破壊は、労働組合が外注化攻撃に対抗できず、容認してきた結果です。それどころか東労組は、外注化に率先協力してきました。絶対に許されることではありません。

日刊動労千葉 第7852号へのリンク

2/11 第2波ストライキを貫徹 ダイエー(ワークスタッフ)は雇用責任を果たせ!

https://drive.google.com/file/d/0B4d9Rtjp0SVBT2RRWGo0VUxmdm8/view?usp=sharing


ダイエー(ワークスタッフ)は雇用責任を果たせ!
2/11 第2波ストライキを貫徹

労働者の生活のかかったギリギリの闘い

 ダイエーで働く労働者のみなさん。ダイエー八王子店をご利用の市民のみなさん。
 2月11日、合同労組八王子・ダイエー分会は、2月1日の第1波ストに続いて、第2波のストライキに立ち上がりました。いよいよ2月15日には閉店という日が迫るなかで、雇用の確保を求めて生活のかかったギリギリの闘いです。
 このかん合同労組八王子は、「一人の首切りも許さない」「直雇い・下請け労働者で差別扱いをするな」を掲げて闘ってきました。店舗を閉めるのはダイエーの都合かもしれませんが、企業には雇用責任があります。ダイエー資本・㈱ワークスタッフは解雇を回避するためのあらゆる努力をしろ! 雇用責任をとれ!

全国2万数千人のダイエー労働者の決起を

 合同労組八王子は、労働者の「生きさせろ!」の闘いを貫きます。「合同労組八王子は、本日第2波のストライキに立ち上がりました。ダイエー資本は、閉店してパート労働者を路頭に放り出そうとしている。全国2万数千人のダイエー労働者の決起を呼び覚ます闘いをやろう」。冒頭、末松書記長が闘いの経過報告を述べ、その後、当該組合員の決意表明が続く。「私は18年もここで働いてきた。もともとはダイエーの直雇いだったのに、本人の了承もなく、今や4次下請けです。そうしておいて『あなたとは直接雇用関係にない』と差別するのか!断じて許せません」。
 ダイエー八王子店はパート労働者が働くことによって営業を続けることが出来てきたのだ。下請けであろうと同じ労働者じゃないか!
 断じて差別扱いは許せません。

記者会見で活発な討論

 その後、八王子労政会館に移動して記者会見を行いました。この日は読売新聞の記者が会見に参加、(前日には朝日新聞、13日には東京新聞が取材)活発な討論が行われました。合同労組八王子・清水委員長から、まったく理不尽なやりかたで労働者が外注化された経過を怒りを込めて説明しました。
 その後、八王子駅頭に打って出て、街頭情宣行動に移りました。この日用意した500枚のビラがみるみる手渡され、1時間ほどで撒ききりました。
 合同労組八王子は、全員の雇用を保障させ、ダイエー(ワークスタッフ)に雇用責任をとらせるまで、何度でもストライキに立ち上がる! 最後の勝利を勝ち取るまで団結を固め闘い抜こう!

国鉄分割・民営化が外注化の原点

 ダイエー八王子店でも、〈清掃〉や〈警備〉など多くの部門が外注化されています。外注化は幾層もの下請化によって労働者を分断し、請負業務は経費に扱われるため消費税を節減することが出来ます。だから企業は外注化に走るのです。
 こんな状況をつくりだしたのは、1987年、中曽根政権の時の国鉄・分割民営化が原点です。同時に、分割・民営化に全く闘わず屈服した当時の労働組合も同罪です。分割・民営化に反対してストで闘ったのは、唯一動労千葉だけです。
 合同労組八王子は、民営化・外注化による非正規職化に反対して闘う動労千葉と連帯して、闘っています。
 外注化による非正規化、労働者分断を許さず闘おう! 2・15労働者集会にお集まり下さい。




国鉄分割民営化で不当解雇から28年 2・15労働者集会

◆とき 2月15日(日)午後6時~
◆ところ すみだ産業会館8階サンライズホール(東京都墨田区江東橋3‐9‐10)
◆呼びかけ 国鉄闘争全国運動




労働相談受け付けてます
 突然解雇を通告された。理由なき賃金カットをされた、残業しても時間外手当が支払われない…こんな時は一人で悩まず、まずは労働組合にご相談下さい。無料です。秘密は厳守します。
 合同労働組合八王子は、あなたと一緒に闘います。是非組合に加入して共に闘いましょう。
TEL 042ー644ー9914

全国運動から小冊子「国鉄闘争と労働運動の復権」を発行

http://www.doro-chiba.org/z-undou/pdf/215panfu.pdf

パンフレットへのリンク

2015年2月14日土曜日

動労水戸 尼崎事故から10年 原発事故から4年

http://file.doromito.blog.shinobi.jp/dcd703cb.pdf


営利優先・安全無視・労働強化・地方切り捨ての
ダイ改反対!

尼崎事故から10年 原発事故から4年
奪われた命と向き合おう

金儲けの結果の安全軽視 組合の立場が問われる

 2005年の尼崎事故では、JR西日本が営利を優先させ安全への経費を削減し、全てを労働者の責任にすることで107名の命が奪われました。福島第一原発の事故も、当初16年が寿命とされた原発を40年間も使い続け、定期検査の周期を13ヶ月から24ヶ月に2倍化し、さらに3ヶ月間かかる検査を1ヶ月に短縮してきたことに原因があります。原子炉特有の「応力腐蝕割れ」が多発し、放射能で汚染された冷却水が漏れるのを止める作業で原発労働者に大量被曝が強制されてきたのです。原発は被曝労働でしか成り立ちません。大震災が起きる前に福島第一原発は破綻していたのです。

 労働者と安全ではなく、会社と幹部を守る立場に立ってきた労働組合の責任は重大です。労働組合は、会社の営利優先の合理化・外注化に対し、団結して闘うことで命と安全を守ることができるのです。

営利優先・地方切り捨てのダイ改絶対反対!


 今年3・14ダイ改は、首都圏輸送の大再編攻撃です。常磐線・宇都宮線・高崎線から「上野東京ライン」として東京~品川に乗り入れ、東京から70キロ圏輸送を強化し、一方で地方を切り捨てようとしています。北陸新幹線金沢開業による並行在来線第三セクター化は、地元の衰退に直結します。
 これは「公共交通としての鉄道」を根底から投げ捨てることです。千葉支社では君津より東には特急列車を走らせない提案に対し、沿線の自治体から猛然と抗議の声が起こっています。常磐線では特急の自由席が廃止され特急料金は実質的な値上げとなり、フレッシュひたちの特急回数券も廃止になります。

乗務員大合理化・極限的労働強化を許すな!


 今回のダイ改には、特急料金値上げと同時に、車掌を大合理化し、乗務員に対する極限的労働強化で利潤率を上げようという狙いがあります。
 特急車両は10両1編成の657系に統一され、駅派出の分割・併合作業は激減し、車掌の最低乗込み数も3人から2人に削減されます。新たに導入される「新着席サービス」(全車指定席化)は車掌業務外注化の布石であると同時に、乗客とのトラブルが増加している傾向に拍車をかけるものでしかありません。労働者・利用者双方にとって不利益しかないのです。
 乗務員からは「苦情が多くなる」「やりずらい」との声が上がり、利用者・沿線住民からはダイ改前から異例の抗議の声が水戸支社に寄せられています。

大量退職テコに人員削減・全面外注化進めるJR

 JRは現在、国鉄採用者の大量退職期を迎えています。社員の4割に当たる国鉄採用者2万6000人がこの10年で退職を迎えます。これをチャンスに合理化(人減らし)と外注化を一気に押し進めるというのが会社の考えです。エルダー社員の雇用確保など、ごまかしであることがすでにはっきりしています。外注化が進み、低賃金のプロパー社員が養成されれば、エルダーだろうとJR社員だろうと、会社が雇い続ける必要はなくなるのです。

 実際にJR水戸支社では、今年新たに赤塚・東海・大甕・笠間・結城の5駅を外注化します。車掌の異動はいわきが△14・水戸△10、逆に土浦では+29となり大移動が伴います。労働者を駒のように扱い、労働者の生活など問題外。「嫌なら辞めろ」ということです。

命と健康軽視するJR 「おかしいことはおかしい」と団結して声上げよう!

 水戸支社は、1月31日から竜田~原ノ町間のバス代行運転を開始しました。高濃度の放射能が出ている福島第一原発の真横を被曝を承知でノンストップで走るのです。地元住民からは「なぜ誰もいない竜田駅発着にしたのか」「電車に接続しないバス代行は意味がない」という声が寄せられています。無意味な竜田延伸で、労働者に日々被曝が強制されています。他方、新宿中央指令では自殺者が出て、水戸指令でも精神疾患が多発しています。会社は一体人の命を何だと思っているのか!根本から間違っている!

 東労組は、「反対してもムダ」と言います。私たちは「おかしいことにはおかしい」とはっきり言います。他労組の幹部には、この現状を変える気持ちがまるでないのです。嘘と真実を見きわめ、會澤君、羽部君、照沼君の人生をかけた本気の決断に続こう!

三里塚裁判支援運動 第7号(通算32号)

http://www.sanrizuka-doumei.jp/home/documents/saibanshien006.pdf


3・4農地裁判控訴審
審理打ち切り許すな!

 2015年は、三里塚の裁判すべてにおいて、文字通り正念場の年となります。
 市東さんの農地を守る闘いは待ったなしの決戦に入ります。
 農地裁判控訴審は、3月4日、4回目の弁論を迎えます。東京高裁・小林昭彦裁判長との対決は、審理打ち切り策動をめぐる白熱した攻防となりました。
 早期結審・反動判決策動を打ち砕き、市東さんの畑を私たちの力で守り抜きましょう。あらためて農地を守る3万人署名を呼びかけます。
 耕作権裁判の文書提出命令攻防は、命令が確定したにもかかわらず文書を提出しないという形で、空港会社が完全に追いつめられた状況になりました。期日はまだ決まっていませんが、圧倒的に有利な形で近々耕作権裁判も再開されることになります。
 その他の裁判すべてで、空港会社(NAA)や国、県、成田市を追いつめ、違法・不当を暴き出し、それぞれ重大な段階に入っています。
 しかし、安倍政権の戦争政治と対決する今、「国策裁判」との闘いで、予断は許されません。控訴審とともに、千葉地裁での闘いも、ひとつひとつしっかりと勝ち抜いていくことが重要です。
 これまでにも増して、三里塚裁判闘争へのご支援をよろしくお願いいたします。

ニュースへのリンク

◆本部ニュース576号発行!

http://blogs.yahoo.co.jp/shinsaikyuenhonbu/12994275.html


ニュースへのリンク

2015年2月13日金曜日

日刊動労千葉 第7851号

JRダイ改―特急列車廃止・削減 絶対反対
2/26銚子地域集会(仮称)へ!

2月26日(木)15時~ 銚子読売ビル2F
*14時から銚子駅前で街宣行動

http://www.doro-chiba.org/nikkan_dc/n2015_01_06/n7851.htm

 特急列車の廃止・削減の3月ダイ改に反対して、銚子支部、佐倉支部、木更津支部を先頭に動労千葉は沿線地域の街頭行動や、自治体などに対する申し入れ行動を、動労千葉を支援する会の仲間も参加して行っている。

日刊動労千葉 第7851号へのリンク

集団的自衛権反対ニュース 第8号

http://www2u.biglobe.ne.jp/~hyakuman/images/syudanjieinews08.pdf


日本の「有志連合」参加はいつ誰が決めた?
中東参戦を許すな!

「対テロ」を口実に戦争法・改憲へ突進
労働者・市民の怒りで安倍を倒そう!

安倍の居直りを許すな

 イスラム武装組織によるジャーナリスト・後藤健二さん殺害は許せません。しかし安倍首相は「人質」がいることを知りながら中東訪問を決断し、エジプトで「イスラム国と闘う周辺国に2億ドルを支援する」(1月17日)と表明しました。それどころか「フランスのテロ事件でイスラム国がクローズアップされている時に(中東を)訪問できる俺はツイてる」とまで言ったそうです(週刊ポスト)。安倍政権は人質を見殺しにし、それを利用して戦争翼賛体制をつくろうとしています。

無差別空爆の殺りく

 アメリカを先頭とする「有志連合」が「イスラム国壊滅」を叫んで戦争を激化させています。これまでに空爆は二千回を超え、七千人を殺害したと発表されています。
 しかしその実態は無差別爆撃で、ビルや油田や住居を破壊し、イスラム武装勢力とは関係のない住民を多数殺害し、膨大な難民を生み出しています。「イスラム国」が支配している地域には七百万人が生活しています。安倍首相の言う 「人道支援」とは、この大量殺りくと破壊への「戦費」以外のなにものでもありません。

石油のための侵略戦争

 シリア・イラク地域への「対テロ戦争」とは、実は、中東支配と石油をめぐる侵略戦争なのです。それが米英仏を軸と した「有志連合」(多国籍軍)という形で行われており、安倍や財界はそれに参加したくてしょうがないのです。
 菅官房長官は2月2日、「日本国は『有志連合』に加わっている」と明言しました。しかし、閣議決定もされていない中で、いつ、誰が「有志連合」に参加することを決めたのでしょうか? 首相も官房長官も外務大臣も、誰もまともに答えることができないのです(裏面の日刊ゲンダイ参照)。こんなデタラメをどうして許せるでしょうか。

自衛隊の中東派兵狙う


 一番の問題は、「テロとの戦い」を口実にして、安倍政権が戦争法制と憲法改悪に突進していることです。2月12日に行われる施政方針演説で安倍首相は「テロ撲滅」を強調し、「多国籍軍への後方支援などを可能にする恒久法の制定
を念頭に、『あらゆる事態での切れ目のない対応』ができる安保法整備を目指す方針を打ち出す」としています(読売新聞)。
 つまり、「イスラム国壊滅」戦争の「後方支援」のために自衛隊を派兵できるよう、恒常的な戦争協力法を制定すると言っているのです。さらには、あらゆる戦争ができるように法律を作り直すと言っているのです。これら集団的自衛権に関する安保関連法案は、この春、国会に出される予定です。
 また、安倍政権は、なんと他国の軍隊にも資金を援助できる新ODA(政府開発援助)大綱を閣議決定しました(2月10日)。
 さらに安倍・自民党は改憲の日程にまで言及し、「秋の臨時国会で改憲案を絞り込み、来年の通常国会で改憲案を審議、参院選後の臨時国会で採決・発議する」という「改憲ロードマップ」案を公表するに至っています。

国際連帯で戦争阻止を
 労働者・市民の怒りの闘いで、改憲・戦争に突進する安倍政権を打ち倒そう。そして、「有志連合」国下の労働者・市民の国際連帯をつくりだして、この「対テロ戦争」を必ず阻止しよう。戦争をする各国政府を、そのもとの労働者・労働組合と市民が倒す闘いに連帯して立ち上がることです。
 また、辺野古の埋め立て・新基地建設を阻もうとしている沖縄県民の闘いに連帯しましょう。
 集団的自衛権に反対する署名へのご協力を訴えます。

ニュースへのリンク

3・11反原発福島行動実行委員会の声明

https://drive.google.com/file/d/0B4d9Rtjp0SVBX3FpdkxTNHhrZ3c/view?usp=sharing


反原発運動つぶしを狙ったでっちあげ逮捕を絶対に許さない!
福島大学と警察権力は無実のA君を今すぐ釈放しろ!

2015年2月10日
3・11反原発福島行動実行委員会

 2月3日、福島大学構内において、3・11反原発福島行動への参加を呼びかけるチラシをまいていた全学連の活動家A君が、「チラシの受け取りを拒否した学生の胸ぐらをつかんだ」として暴行容疑で逮捕され、容疑を傷害(全治十日)に切り替え、いまなお福島警察署に勾留されています。

 この事件は、100パーセント福島大学当局と警察によるでっち上げです。A君は暴行・傷害にあたることは一切していません。報道されている内容は、事実と真逆です。被害者とされる学生Sは、チラシを受け取っています。A君を突き飛ばしたり、胸ぐらをつかんだりしたのはSの方です。自ら110番し、さらに福大学生課にまで電話して、最後は福大当局と警察の指示で「被害届」を出してA君を逮捕させたのです。一方的にA君の胸ぐらをつかんだ方のSが「首に全治十日の打 撲」を負う余地はいっさいありません。「怖かったから(110番通報した)」も真っ赤なウソです。多くの学生が目撃しています。すべてはでっち上げを言いつくろうためのデマです。

 A君は、3・11反原発福島行動実行委員会のメンバーです。安倍政権による戦争政治と原発再稼働の動きが加速する中、今年の3・11反原発福島行動の成功のためにチラシまきなど精力的に活動してきました。今回の弾圧は、福島大学や警察が、そうした活動を嫌悪し、明確に妨害する意図をもって企てたきわめて政治的な弾圧です。A君の住居などへの家宅捜索の際、捜索令状の「押収するもの」の項目のまっ先に「反原発と記載のあるもの」の一文があったことが何よりの証で す。家宅捜索では3・11反原発福島行動15のチラシをはじめ、反原発や戦争反対を訴えるチラシなどだけを押収していきました。「傷害事件」を裏付けるも のなど当然にも何ひとつありません。
 
 4年目の3・11を前に、国と県をあげた「復興」キャンペーンと帰還の強制攻撃が繰り広げられるなか、「反原発」を掲げることそのものが犯罪であるという今回のあからさまな政治弾圧を許すことは絶対にできません。福島大学と警察権力は、無実のA君をただちに釈放しろ。このメチャクチャな弾圧とデマでしか強行できない安倍政権の原発再稼働と戦争推進を労働者・市民の力で阻止しよう。3・11反原発福島行動を成功させよう!

声明へのリンク

2015年2月12日木曜日

外注化阻止ニュース 第160号

http://www.geocities.jp/siensurukai_santama/index.html#%E5%A4%96%E6%B3%A8%E5%8C%96%E9%98%BB%E6%AD%A2%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9


特急全面廃止反対!
3月ダイ改
沿線地域から反対の声が続々

 JR東日本が3月のダイヤ改正で強行しようとしている内房線や成田線の特急の廃止に反対して、動労千葉は1月27日に銚子駅、2月5日に総武本線沿線、2月6日に鹿島線沿線の駅や商店街でチラシを配布しました。

地域から次々と反対の声

 チラシを受けとった地域の住民から次のような声が多数あがっています。
 「これ以上、特急が廃止されて乗客が減ったら食べてゆけなくなる」(タクシー乗務員)
 「駅前で商売をしている私たちはどうやって生きていけばいいのか」(商店街)
 「政府もJRも〝地方創生〟と言っているのに実際は逆」(旅館業)
 「国鉄からJRになってドンドン列車が削減され町がさびれてゆく」(駅利用者)
 JRは、特急列車の乗客数が少ないことを特急廃止の理由とし、存続を訴える地域からの要請に対してJRは「乗客を増やせば特急を復活させる」と開き直っています。
 しかし、ダイヤ改正のたびに列車を減らし、館山、銚子などの職場を廃止し、ローカル線を切り捨ててきたのはJR自身です。
 JR東日本は毎年、数千億円の黒字を出し、駅ナカビジネスのために千葉駅などの大改修には莫大な資金を投入する一方で、儲けが出ないローカル線は次々と切り捨てています。

JRの地方切り捨てに怒り

 地方ローカル線の切り捨て政策として、JRは東京―館山間、東京―銚子間のバス路線を自ら増発してきました。
 地元の人びとは次のように言っています。
 「確かに高速バスが多くなって特急の乗客は減っているのは知っている。だからといって特急が1本も走らないのは許せない」
 「高速バスは時間どおりに走らないので約束に遅れることが多い」
 鉄道は、通勤・通学など人びとの生活を支える重要な社会的インフラです。
 動労千葉は、特急列車の廃止・削減に反対する「銚子地域集会」を2月26日に開催します。特急の全廃と地方ローカル線の切り捨てに反対の声をあげよう。

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ダイエーは雇用を保証しろ! 2/11 第2波ストライキ!

https://drive.google.com/file/d/0B4d9Rtjp0SVBOG5EcE9TXy1VY2M/view?usp=sharing


ダイエーは雇用を保証しろ!
2/11 第2波ストライキ!

閉店でパート労働者はほとんど解雇

 ダイエー八王子店で働くすべての労働者のみなさん! ダイエーをご利用のみなさん!
 合同労働組合八王子・ダイエー分会は、本日第2波のストライキに突入します。
 ダイエー八王子店は2月15日、いよいよ閉店となります。合同労組八王子は①ダイエー八王子店閉店後もすべての労働者の職場を保証すること、②労働条件の切り下げをしないことを要求し、団体交渉を精力的に行ってきました。会社の説明では、正社員とのパートの一部(A3~A6)は他事業所へ異動となりますが、100人ほどのパート労働者(A1~A2)は雇い止め(解雇)となります。その際たった1ヶ月分の「慰労金」を支払うというものです。
 八王子店の閉店は会社の一方的な都合です。イオンの完全子会社になるのは、経営者の責任です。長年ダイエーに勤めてきて、こんな仕打ちは断じて我慢できません。

下請け労働者を差別するな!


 まして、外注化された下請会社の労働者には、なんの保証もありません。まさに使い捨てのモノ扱いです。団体交渉でも「直接の雇用関係にない」と、交渉課題にものせないという冷酷さです。
 長年にわたって、ダイエーに働く労働者として、一日も欠かさず清掃業務に携わってきたクリーンスタッフを、「慰労金」はおろか、閉店後の職場の保証もなく路頭に投げだそうというのです。本人も知らないうちに一方的に下請け会社に移籍させ、いざ閉店となったら一切知らん顔を決めこむ――こんな理不尽なことは許せません!

ご理解、ご支援よろしくお願いします

 本日のストライキは、労働者が生きんがための止むにやまれぬストライキです。
 ご理解とご支援をよろしくお願いします。




◆ストライキ突入集会/9:00~ダイエー八王子店前(甲州街道側)
◆記者会見/10:00~八王子労政会館

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2015年2月11日水曜日

日刊動労千葉 第7850号

「高まる戦争の現実性と階級闘争の激化」
全支部活動者研修会 第2日 講演 藤村一行氏

http://www.doro-chiba.org/nikkan_dc/n2015_01_06/n7850.htm

集団的自衛権行使容認=「戦争する国」へ

全支部活動者研修会が1月25日、26日に開催された。1日目の田中委員長の提起に続き、藤村一行氏(労働者学習センター講師)に「高まる戦争の現実性と階級闘争の激化」と題して講演を行って頂きました。以下要旨を紹介します。

日刊動労千葉 第7850号へのリンク

闘いなくして安全なし No.012

https://drive.google.com/file/d/0B6_MNKzi3eCFaFM3b1RsZ1QtX3M/view?usp=sharing


3月ダイ改―特急廃止・削減反対!
沿線地域街頭行動
次々と反対の声あがる

 動労千葉は、3月ダイ改で狙われている特急列車の廃止・削減に反対し、街頭行動にうってでています。1月
27日には銚子駅、2月5日は総武本線沿線、2月6日は鹿島線沿線の駅や商店街でチラシ配りを行いました。

地域から反対の声次々と

 街頭行動では、地域から次々と反対の声が上がっています。
 「これ以上特急が削減され、乗客が減ったら食べていけなくなる」(タクシー乗務員)、「私たちはどうやって生きていけばいいの」(駅周辺の商店街にて)と地元には生活を破壊される事への怒りがあふれています。
 さらに、手渡したチラシを掲示板やガラスに貼りだしてくれる人もあらわれました。

JRの地方切り捨てに怒り

 JRは、特急列車の乗客数が少ないとして廃止・削減を決定しました。しかし、これまでもダイ改のたびに地方ローカル線切り捨てにむけて列車が削減され続けてきたのです。
 「国鉄からJRになってドンドン列車が削減され、佐原の町はさびれていく。がんばって欲しい」(佐原駅行動)と、これまでJRが地方を切り捨て続けてきたことへの怒りも積もっています。
 地方ローカル線切り捨ての一環として、JRは東京―館山間、東京―銚子間のバス路線を自ら増発してきました。しかし、地元の反応は、「たしかに高速バスが多くなって特急の乗客は減っているのは知っている。だからといって特急が一本も走らないというのは許せない」「高速バスは時間どうりに走らないので、約束に遅れることが多い」という反応です。
 動労千葉は、特急列車の廃止・削減に反対する「銚子地域集会(仮称)」(2月26日15時~銚子読売ビル2F)の開催を決定しました。館山地域でも集会の設定が進められています。
 鉄道は、通勤・通学など人々の生活を支える重要な社会的インフラです。地方ローカル線切り捨てに地域をあげた反対の声をつくりあげよう。3月ダイ改―特急廃止・削減を阻止しよう。

 

2015年2月10日火曜日

日刊動労千葉 第7849号

家族会第24回定期総会を開催

http://www.doro-chiba.org/nikkan_dc/n2015_01_06/n7849.htm

 動労千葉家族会は2月1日、DC会館において第24回定期総会を開催した。

日刊動労千葉 第7849号へのリンク

2015年2月8日日曜日

集団的自衛権反対ニュース 第7号

http://www2u.biglobe.ne.jp/~hyakuman/images/syudanjieinews07.pdf


戦争に突進する安倍を倒せ!

職場・学園から、戦争法反対の嵐を

 安倍首相は口先では「人命が第一」と言いながら、実際には人質を見殺しにした。首相は昨年9月以降、「イスラム国」空爆への支持・協力を公言していた。この事件の原因とその責任の一切は首相にある。安倍政権は、中東歴訪でばらまいた2億㌦―25億㌦を撤回し、首相は全責任をとって退陣せよ!

中東派兵を狙っている

 オランド大統領は、「フランスはテロとの戦いに入った」と宣言し、原子力空母「シャルル・ドゴール」の中東派遣を表明した。他方、米オバマ大統領は一般教書演説で「イスラム国壊滅を主導する」と宣言した。
 安倍は、今回の事件を利用して「有志連合」に参加し、「イスラム国壊滅作戦」に自衛隊を派遣することを狙っている。「7・1閣議決定」を適用すれば、「他国が現に(今まさに)戦闘行為を行っている現場」でなければ補給・輸送などの「後方支援」ができることになる。それが今国会に提出 する「安全保障関連法案」だ。

「存立事態」で戦争自由に

 「集団的自衛権の行使」とは、自衛隊が武力を行使して戦争をすることだ。政府案では、「存立事態」という新しい概念を盛り込み、それに該当すると日本政府が判断すれば、地理的制約もなしに自衛隊に武力行使をさせる、というものである。まさに“自力で戦争をやれる国家”になることであり、日本国憲法第9条の完全な破壊だ。私たちは、集団的自衛権関連法の制定を絶対に許さない。

沖縄、福島の圧殺許すな

 首相は、口では「国民の生命・財産を守る」と言いながら、沖縄では辺野古埋め立て工事を暴力的に進め、福島では子どもたちを放射能の中に置き去りのまま、汚染水処理もできないのに、県民の帰還を強制している。
 「辺野古新基地NO!」の県民意思はくり返し明らかにされている。にもかかわらず、安倍は新基地建設を指示し、それが海上保安庁・警察の暴力となって現れている。私たちは、沖縄の労働者民衆の闘いを支持し、連帯する。戦争をするための辺野古新基地と高江ヘリパッドの建設を絶対に許さない。

「安保」関連法阻止! 憲法改悪を許すな! 辺野古埋め立て阻止!
国会開会日の本日、午後2時から内閣府で8万3千の署名を提出します




1月25日朝のNHK日曜討論で


 集団的自衛権の法整備について、「今回のような人質事件が発生した時に自衛隊を派遣できるようにしたい」

 70年談話について、「『植民地支配と侵略』『痛切な反省』『心からのお詫び』等の文言を使うかどうか、再検討する」




「安倍が殺した」
拘束中の後藤さんが訴えていたこと


 「私は後藤健二だ。安倍、あなたが(湯川)遥菜を殺した。あなたは、私の拘束者による脅しを真剣に受け止めず、72時間以内に行動しなかった。
 いとしい妻よ、2人の娘が恋しい。安倍が私に同じことをしないようにしてほしい。あきらめないでほしい。私の家族、友人、インデペンデントプレスの同僚とともに、政府に圧力をかけ続けなければならない。」(抜粋)

ビラへのリンク


2015年2月7日土曜日

日刊動労千葉 第7848号

「危機に揺れる世界と国鉄闘争、
労働運動の復権」

http://www.doro-chiba.org/nikkan_dc/n2015_01_06/n7848.htm

全支部活動者研修会 第一日 田中委員長

 動労千葉は1月25~26日、山梨県石和温泉において全支部活動者研修会を開催した。田中委員長による「危機に揺れる世界と国鉄闘争、労働運動の復権」と題する講演と労働学校講師藤村先生による「高まる戦争の現実性と階級闘争の激化」と題する講演がおこなわれた。
 

2015年2月6日金曜日

日刊動労千葉 第7847号

外注化は大事故を引き起こす
「雇用と安全」は譲ることのできない問題だ

大量退職が全面外注化の契機に
このままいけば安全は崩壊する

http://www.doro-chiba.org/nikkan_dc/n2015_01_06/n7847.htm

手のつけられない安全崩壊

 昨年10月28日、会計検査院の調査でJR北海道に新たなレールの補修や検査漏れが373カ所あったと判明しました。

日刊動労千葉 第7847号へのリンク

JRダイ改―特急列車廃止・削減 絶対反対!

http://www.doro-chiba.org/pdf/2015daikaibira2.pdf


JRダイ改―特急列車廃止・削減  絶対反対!

JRダイ改―特急列車
廃止・削減 絶対反対
銚子地域集会 (仮称)
 
2月26日(木)15時~ 銚子読売ビル2F
*14時から銚子駅前で街宣行動を行います。

2015年2月5日木曜日

日刊動労千葉 第7846号

これ以上の賃下げは 認められない!

http://www.doro-chiba.org/nikkan_dc/n2015_01_06/n7846.htm

JR貨物「手当等の見直しについて」提案

 JR貨物は1月27日に「手当等の見直しについて」の提案を行った。

日刊動労千葉 第7846号へのリンク

外注化阻止ニュース 第159号

http://www.geocities.jp/siensurukai_santama/index.html#%E5%A4%96%E6%B3%A8%E5%8C%96%E9%98%BB%E6%AD%A2%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9


春闘で賃金アップを
動労千葉CTS組合員の声
〝普通の労働組合の姿〟

春闘で賃金アップを(Aさん)

 動労千葉は普通の労働組合です。CTSに入る前にいた労働組合と比べてもやっていることは同じようなことだなと。作業ダイヤの勤務指定の細かいところに気づくのもしっかりした組合だと思います。
 住宅手当や諸手当をアップしてほしい。ベア(基本給アップ)もですね。今の賃金では結婚もできない。抱負は春闘で賃金アップです。
 動労千葉に入ったからと言って警戒している人はほとんどいません。逆に「いいところ突いているいるよな」とか言ってきてくれるようになりました。

重労働に見合う賃金を(Bさん)

 感心したのは車輪転削の指切断の労災事故問
題とか組合員以外のことでも熱心になれるところですね。自分の利益と関係なくても熱心 にやっている。掃除のことでも仕事をしていないのに勉強して団体交渉できるところはお世辞抜きに素晴らしいです。
 あれだけの重労働でこの賃金。労働に見合っていない。楽ではないですからね。ある人は手取りで15万円は欲しいと言っていました。けっして高い金額じゃないと思う。

もっと人を大事に(Cさん)

 動労千葉が点呼前作業の問題とか休憩時間中のサービス労働などを取り上げたのは良かった。JRの話だけだと思っていたけど清掃の現場の問題を取り上げて団体交渉も始めたのでさすがだと徐々に反応が出ています。
 「清掃でミスがあったらボーナスカット」という所長発言を取り上げたことはみんな喜んでいました。「良く言ってくれた。額に入れて飾っておこう」なんて人もいました。
 みんな同じ気持ちだと思うけど日勤だけでもまともに食えるようにしてもらいたい。幕張事業所でも社員になれるのは毎年3人ぐらい。ごく小数を社員にして選別している。
 出来栄え検査をうるさく言いだしてから労働時間も長くなっている。昼休みに食い込んで仕事を入れることが普通にある。出来栄えと言うならちゃんと人を大事にすべきだと思う。こんな労働条件で「人が辞めてもまた雇えばいい」でいいのか。(日刊・動労千葉「CTS清掃部門労働者座談会」より引用・編集しました)

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2015年2月4日水曜日

ダイエー八王子分会 ストライキを貫徹したぞ!

https://drive.google.com/file/d/0B4d9Rtjp0SVBWjY1ZnFJbDdmRjQ/view?usp=sharing


2/1 ダイエー八王子分会
ストライキを貫徹したぞ!
解雇阻止! 40人が怒りの決起

 2月1日午前9時、ダイエー八王子店前で力強いシュプレヒコールがあがった。結集した40人の支援者の拍手がわき上がる中、ストライキに突入した合同労組八王子の組合員が次々と店内から出てきて、「スト決行中」というプラカード手に甲州街道に面した入り口に勢揃いする。その数6人。

一人の首切りも許さない

 ダイエーは、本年1月1日をもってイオンの完全子会社となった。今後、全国280店舗を順次閉店し、全国2万数千人の労働者を雇い止め=解雇する方針だ。ここダイエー八王子店は、2月15日、全国に先駆けての閉店第一号となる。従業員139人中、正社員を除くほとんどの非正規労働者が解雇だ。断じて許せない。
 このかん合同労組八王子は、①ダイエー八王子店閉店後もすべての労働者の職場を保証すること、②労働条件の切り下げをしないことを要求して団体交渉を続けてきた。勝手に店舗を閉店して、労働者には職場も保証しない、これでは全くの使い捨てだ。まして、外注化された企業で働く清掃労働者は、「慰労金」も職場も保証しない。この日のストライキは、誠実な回答を示さないダイエー資本に対する、止むにやまれぬ決起だ。

当該組合員が次々と決意表明

 合同労組八王子の石川執行委員の司会で、スト突入集会が開催された。冒頭合同労組八王子・末松書記長が経過報告。「本日のストライキは、今後始まるダイエー2万数千人の解雇に対する怒りの決起の先駆けだ。全国のダイエー労働者の決起を呼び覚ます闘いをやろう」とあいさつ。
 そしていよいよ当該組合員の決意表明だ。「私は18年もここで働いてきた。もともとはダイエーの直雇いだったのに、いつの間にか別の会社から給料が振り込まれてきた。本人の了承もなく、今や4次下請けです。そうしておいて『あなたとは直接雇用関係にない』と差別するのか! 断じて許せません」「掃除のおばさんだからと言って、なめんじゃないよ」。さらに次々とストライキに立ち上がった6人の当該から怒りの決意表明が述べられた。

支援から熱い連帯あいさつ

 つづいて合同・一般全国協の小泉事務局長から「みなさんのストライキは、解雇自由の労働法制を狙う安倍政権に対する根底的な決起だ」と激励。さらに地元の日本機械労働組合、立川市職の有志、「君が代」不起立被処分者の根津公子さんも駆けつけて激励された。首都圏の全国協の仲間から次々とエールが送られた。三多摩労組交流センターの徳永代表は、「ストライキ決起は、必ず闘う労働組合を呼び覚まします。共に闘おう」と檄布を手渡した。最後に、合同労組八王子の清水委員長が「これは第1波のストライキだ。これから厳しい闘いとなりますが、支援をよろしくお願いします」とまとめのあいさつを述べた。さらに合同・一般全国協議会、関西合同労働組合から檄布が手渡されました。
 集会中、用意したビラ500枚が通行人に手渡され、ダイエーを利用している市民から「頑張って下さい」と声援がよせられた。最後にダイエー八王子店を一周するデモを敢行し、スト突入集会をしめくくった。

スト貫徹し晴れやかに総括集会

 その後八王子労政会館に移動して総括集会を行った。ここでは当該から「昨日、ダイエーのお客さんから『長い間ありがとう。頑張ってね』と激励を受けた。不安で大変だが、この闘いに命をかけるつもりだ」。当該の青年労働者は「団結して闘うことの大切さを知りました」と晴れやかに決意表明。最後に清水委員長の音頭で団結ガンバローを三唱して、一日の行動を終了しました。
 この日のストライキは第一波だ。理不尽な雇い止めを許さず、全員の雇用を保障させ、ダイエーに雇用責任をとらせるまで、何度でもストライキに立ち上がる! 断固として闘い抜こう!



国鉄分割民営化で不当解雇から28年
 2・15労働者集会

◆とき2月15日(日)午後6時~
◆ところすみだ産業会館8階サンライズホール(東京都墨田区江東橋3‐9‐10)

◆呼びかけ国鉄闘争全国運動

ビラへのリンク

日刊動労千葉 第7845号

不当解雇から28年
2・15国鉄集会へ

2015年2月15日(日)午後6時(開場5時半)
すみだ産業会館8階サンライズホール(JR錦糸町駅前の丸井錦糸町店8階)
よびかけ 国鉄闘争全国運動

 国鉄分割・民営化で7628人の国鉄労働者にJRへの不採用通知が出された1987年2月16日から28年を迎える。
 国鉄1047名解雇撤回闘争は、2010年の4 ・ 9政治和解をこえて闘いを継続し、動労千葉鉄建公団訴訟において不当労働行為を明確に認めさせた。
 さらに高裁判決から1年3カ月、最高裁は年末に反動判決を下ろすことができなかった。



3月ダイ改―特急廃止・削減反対!

1・27 銚子行動

 1月27日、銚子支部は、銚子駅前や駅前商店街で特急列車廃止・削減反対のチラシ配り行動を、動労千葉を支援する会の仲間と共に行った。

 駅前で乗客を待つタクシー乗務員にビラを渡すと、「これ以上特急が削減され乗客が減ったら俺たちは食べていけなくなる」と怒りをあらわにし、商店街では「私たちはどうやって生きていけばいいの」と議論になり、チラシを手渡したところ掲示板やガラスに貼りだしてくれるなど大きな反響だった。

 鉄道は、通勤・通学など人々の生活を支える重要な社会的インフラだ。地方は人口減や財政危機で学校・公立病院・水道などはすでに限界ギリギリだ。また銚子も南房総と並ぶ観光地で、特急列車廃止・削減はもろに直撃する。とりわけ銚子市は富津市と並んで財政破綻が問題になっており、市民病院の存続を巡って廃止反対の大運動が起きている。今回のローカル線切り捨ては最後の一撃を打ち下ろすような意味をもっている。

沿線自治体が反対表明

 すでに館山市につづいて、銚子市、香取市、成田市、神崎町、東庄町、旭市、匝瑳市、鹿嶋市、潮来市など沿線自治体から次々と反対の声が一斉に上がっている。
 地方ローカル線切り捨て攻撃に対しては地域の総反乱をつくりだそう。3月ダイ改に向けて全力で闘争体制を確立しよう!

日刊動労千葉 第7845号へのリンク

闘いなくして安全なし No.011


https://drive.google.com/file/d/0B6_MNKzi3eCFZXZKc192RHJNaWc/view?usp=sharing


ライフサイクル制度発令弾劾!
制度を廃止し、ただちに全員を運転士に戻せ

 JR東日本は、2月1日付けでライフサイクル制度による運転士の駅への異動を発令しました。絶対に許せません!

誇りと安全を踏みにじるな

 現在、運転士になるには駅業務、車掌業務を経験した上で、国家試験に合格しなくてはなりません。そうしてなった運転士の経験を、3年も強制的に奪われるのです。一体誰がこんな制度を望んでいるでしょうか。労働者の意思も誇りも踏みにじっています。
 また3年も運転していなければ、運転の技術や感覚が失われるのは当然のことです。
 鉄道の安全を守るためにも、こんな制度は絶対に許してはなりません。
 しかも、この制度は3年で必ず運転士に戻れるわけではありません。会社の都合で、何年でも駅に残されてしまうのです。

制度撤廃し、全員を運転士に戻せ

 JR東日本千葉支社は、動労千葉との団体交渉で「2~4割は駅に配置する」と回答しています。これまで千葉では、たまたま「本人希望」で駅に残る人がいました。しかし、全員が運転士への復帰を望めば、業務命令で強制的に駅に残すこともあるということです。
 実際に東京では、本人の意思に反して業務命令で駅に残された人もいます。「3年我慢すればいい」というものではないのです。
 また、前年から駅に配転されている運転士は、いまだに駅から戻ってこれていません。
 駅要員は、ライフサイクルの要員を前提に、徹底して削減されています。そのため、翌年のライフサイクルで来た運転士が駅の仕事を覚えるまで、帰ることができないのです。会社の、「駅の要員補充ではない」という言葉は真っ赤なウソなのです。
 この制度はもともと、駅業務の全面外注化、非正規職化のためのものです。労働者の誇りと権利を踏みにじり、鉄道の安全を破壊する。こんな制度は今すぐ廃止しかありません。
 JRは今すぐライフサイクル制度を撤廃し、全員を運転士に戻せ!

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◆本部ニュース575号発行!

http://blogs.yahoo.co.jp/shinsaikyuenhonbu/12970163.html

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2015年2月3日火曜日

日刊動労千葉 第7844号

CTS清掃部門労働者座談会

食える賃金をよこせ!
15春闘で賃金アップ実現・組織拡大を!

これが普通の労働組合の姿だ

日刊動労千葉 第7844号へのリンク

2015年2月2日月曜日

「共に闘う国労の会」会報No.54

「共に闘う国労の会」会報No.54 (2015年1月15日)が発行されました。

http://tomonitatakaukai.com/pdf/kaihou54.pdf


2015年2月1日日曜日

ダイエー八王子店 本日ストライキ決行!

https://drive.google.com/file/d/0B4d9Rtjp0SVBN3FPc2hRaFgzSlk/view?usp=sharing


本日ストライキ決行!
下請け労働者にも職場を保証しろ!

閉店でパート労働者はほとんど解雇

 ダイエー八王子店で働くすべての労働者のみなさん! ダイエーをご利用のみなさん!
 本日、合同労働組合八王子・ダイエー分会は、①ダイエー八王子店閉店後もすべての労働者の職場を保証させること、②労働条件の切り下げを許さないことを要求し、断固ストライキに突入します。
 2月15日閉店が打ち出されて以降、合同労組八王子は団体交渉を精力的に行ってきました。会社の説明では、正社員とのパートの一部(A3~A6)は他事業所へ異動となりますが、100人ほどのパート労働者(A1~A2)は雇い止め(解雇)となります。その際たった1ヶ月分の「慰労金」を支払うというものです。
 八王子店の閉店は会社の一方的な都合です。イオンの完全子会社になるのは、経営者の責任です。長年ダイエーに勤めてきて、こんな仕打ちは断じて我慢できません。

下請け労働者を差別するな!

 まして、外注化された下請会社の労働者には、なんの保証もありません。まさに使い捨てのモノ扱いです。団体交渉でも「直接の雇用関係にない」と、交渉課題にもさせないという冷酷さです。
 長年にわたって、ダイエーに働く労働者として、一日も欠かさず清掃業務に携わってきたクリーンスタッフを、「慰労金」はおろか、閉店後の職場の保証もなく路頭に投げだそうというのです。本人も知らないうちに一方的に下請け会社に移籍させ、いざ閉店となったら一切知らん顔を決めこむ―こんな理不尽なことが許せるか!

ご理解、ご支援をよろしくお願いします

 本日のストライキは、労働者が生きんがための止むにやまれぬストライキです。ご理解とご支援をよろしくお願いします。




◆ストライキ突入集会/9:00~ダイエー八王子店前(甲州街道側)
◆スト総括集会/11:00~八王子労政会館

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日刊動労千葉 第7843号

民営化・外注化、非正規職化、残業代ゼロ…
すべての出発は国鉄分割・民営化だった

民営化・外注化反対は
すべての労働者の未来かけた闘い

http://www.doro-chiba.org/nikkan_dc/n2015_01_06/n7843.htm

 非正規職の労働者数は、ついに総務省の調査でも2000万人を超えました。これほどまでに非正規職があふれる社会の出発が、国鉄分割・民営化でした。

日刊動労千葉 第7843号へのリンク

闘いなくして安全なし No.010

https://drive.google.com/file/d/0B6_MNKzi3eCFWDRNTm1vVlA0WU0/view?usp=sharing


ライフサイクル発令するな
職場から制度廃止の声をあげよう

 JR東日本は、すでにライフサイクル制度の事前通知を行い、2月1日付けで発令しようとしています。運転士を駅に強制的に異動させ、3年間もしばりつけておくのです。こんなこと は絶対に許すわけにはいきません。

運転士の誇りと経験を奪うな


 何より運転士から3年間もハンドルを奪うことは、運転士の誇りと鉄道の安全を踏みにじる 行為です。運転士にとって、これまで培ってきた経験や運転の感覚を途中で奪われるのです。
 昨年3月1日付けでライフサイクルの異動から千葉運転区に戻った動労千葉の北嶋青年部長は、いまだに「不安な気持ちが残っている」と語っています。
  「安全は輸送業務の最大の使命」だったはずです。運転士は、人の命を直接に預かる仕事です。その経験を強制的に奪うなど、許されることではありません。

「運輸のプロをつくる」はウソ


 JRはライフサイクル制度は、「運輸のプロを育成する」ためだと説明してきました。
 しかし、駅はまともに要員の育成もされず、ライフサイクルできた人が3年ごとに入れ替 わっています。「プロを育成する」どころか、駅業務の体制そのものが破壊されているのです。ライフサイクルは、その駅輸送職の穴埋めに運転士をたらい回しにする制度です。

狙いは外注化・非正規化


 その本当の狙いは、駅の全面外注化と非正規
職化です。そもそもが、駅の全面外注化、契約 社員の導入と一体で提案された制度なのです。 また、乗務手当の廃止・削減へ向けた制度でも あることは、JR自身が公言していた事です。
 運転士から誇りと経験を奪い、鉄道の安全を
犠牲にする。さらに、外注化を進めて労働者を 非正規に突き落とす。こんな制度は今すぐ廃止 以外にありません。
 職場全体で反対の声をあげ、行動すれば、必ず廃止に追い込めます。みんなの力でライフサイクル制度を撤廃させよう。

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