2020年2月29日土曜日

星野文昭追悼昭島絵画展中止について

2月24日付本ブログでお知らせした星野文昭追悼昭島絵画展( https://tamarentai.blogspot.com/2020/02/blog-post_24.html )ですが、安倍政権/小池東京都政/昭島市の失政により会場である昭島市民会館・公民館が3月31日まで休館となりました。それに伴い、3月19日〜21日に開催を予定していた星野文昭追悼昭島絵画展を中止せざるを得なくなりました

以下に昭島市の2020年2月28日付告知内容を引用します。

「新型コロナウイルスの感染拡大を可能な限り防止するため、当面、3月31日までのイベントや事業などを原則中止または延期いたします。ご理解とご協力をお願いいたします。
なお、詳しくは、各担当に問い合わせてください」

https://www.city.akishima.lg.jp/s002/030/040/010/20200220130004.html

改めて三多摩星野文昭絵画展実行委員会の声明が示されると考えますが、とり急ぎお知らせします。

日刊動労千葉 第8753号

「運転士・車掌」職名廃止に街頭から驚きと怒りの声!
動労千葉を支援する会が一斉街宣行動を開始
2月9日 津田沼駅前
2月15日 千葉駅前
2月15日 東神奈川駅前

 この間の動労千葉の訴えに応えて、動千葉を支援する会が「運転士・車掌職名廃止反対」を掲げて一斉の街宣行動を開始している。各地の街宣行動からは、「想像以上の反応だった」という声が次々と報告されている。

 「本当なの?」「それは大変だ」「どこに抗議したらいいのか」――街頭からは次々に驚きと怒りの声があがっている。学校の先生からは、「子供たちの進路指導をどうしたらいいのか」という声もあがっている。

 職名廃止と同時に「最大10年」で配転する制度としようとしていることにも「安全は大丈夫なのか」と不安の声があがった。

 JR東日本はこれから自動運転導入を進めて、ワンマン運転を拡大して車掌を削減し、運転士を無資格の「保安要員」に置き換えてドライバレス運転を導入する――深澤社長自身がそう公言している。
 だが、その計画は乗客にまったく知らされていない。乗客のための施策でも、安全を守るための施策でもない。ただただ乗務員の労働条件解体、要員削減、コスト削減が目的だ。団結破壊と金儲けのためだけの施策だ。怒りの声があがるのは当然だ!
 JR東日本はただちにジョブローテーション―「運転士」「車掌」職名廃止を撤回しろ! すべての仲間は街頭の怒りとともに、職場から声をあげて闘いにたちあがろう。




「運転士」は小学生の「将来つきたい職業」アンケート(「小学生白書Web版」19年8月調査)で総合7位。「運転士・車掌廃止」は子供の将来の夢も奪っている。

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動労千葉を支援する会ニュース 342号

https://drive.google.com/file/d/1dc7jcb2RLkQxwT4P54sT45c7fLOIdvEY/view?usp=sharing


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2020年2月28日金曜日

日刊動労千葉 第8752号

木更津支部長への不当処分絶対に許さない!
動労千葉は処分粉砕へ断固闘う!

https://doro-chiba.org/nikkan_dc/n2020_01_06/n8752.htm

 運転士を清掃職場に強制出向が
「ステップアップ」だと?! ふざけるな!


 2月15日、千葉支社は木更津支部長に対し、平均賃金1日分の2分の1の減給及び千葉鉄道サービス(CTS)への3月1日付の強制出向処分を通知してきた。
 処分の原因とされたのは、職場内で発生した社員間のほんの些細なトラブルであり、処分にも値しない問題だ。明らかに支部長を狙い撃ちした職場外しであり、動労千葉への組織破壊攻撃だ。
 われわれはこの不当処分を絶対に許さない! 断固として処分粉砕まで闘いぬく!

支部長排除だけが目的の処分だ!

https://doro-chiba.org/nikkan_dc/n2020_01_06/n8752.htm

 団体交渉での会社の回答もふざけきっている!
 会社は、処分の理由もまともに説明できない。「出向は処分ではない」「今回の件とは関係ない」と言い逃れようとした。それならば、なぜ運転士を清掃職場に強制出向する必要があるのか? 労働者を出向させるには「出向4要件」などの条件がある。だが、会社は「任用の基準」「総合的に判断した」などと繰り返すばかりで理由の一つも示さない。
 挙句の果てには、「出向は本人のためのステップアップだ」とまで回答した。40年近く運転士を続けてきた労働者を、希望から離れた職場に出向させることが「ステップアップ」? ふざけるのもいい加減にしろ!

卑劣な組織破壊攻撃を許さない!

 そもそも発端となったトラブルは、通報されて来た警察官でさえ、事情を聞いて呆れて帰るしかなかったようなものだ。暴力行為と呼べるような問題は一切ない。それをことさらに騒ぎ立てることも、処分に利用することも、卑劣極まりない。断じて許さない!
結局、この処分は木更津支部の中心である支部長を職場から追い出すためだけのものなのだ。会社は「東労組解体」に乗り出し、社長自らが「今後は社友会を通して施策を進める」と宣言している。だから、組合運動の先頭に立ち、職場改善のために闘っている支部長を追い出すために今回の件を利用したのだ。動労千葉の組織破壊に利用しようとしたのだ。
 われわれは、処分に負けるような組合ではない。不当処分は絶対に許さない。仲間を守るために最後まで闘う。それが労働組合だ。

われわれは断固反撃にたつ!

 会社は、ジョブローテーションー「運転士」「車掌」の職名廃止や、鉄道業務すべてを外注化する攻撃をかけようとしている。だが、それは矛盾に満ちた施策だ。だから、労働組合を一掃して、「ジョブローテーション反対」「職名廃止反対」「外注化反対」と職場から訴える声を抑え込もうとしている。
黙っていれば会社の思うままだ。だが、職場から声をあげて団結して反撃にたてば、攻撃を打ち砕くことができる。
 動労千葉は、断固として不当処分撤回ー動労千葉への組織破壊攻撃粉砕の闘いにたつ。すべての仲間に訴える。動労千葉に結集しよう! ジョブローテーションー運転士・車掌の職名廃止反対、外注化粉砕の声をあげよう!

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闘いなくして安全なし No.249

https://doro-chiba.org/ga/tn249.pdf


木更津支部長への不当処分
絶対に許さない!

2・20緊急行動に多くの仲間が結集

 2月15日、千葉支社は木更津支部長に、平均賃金1日分の2分の1の減給及び千葉鉄道サービス(CTS)への3月1日付の強制出向処分を通知しました。動労千葉はこの不当処分に対し、2月20日に緊急抗議行動を行い、多くの組合員や地域の仲間が結集しました。

強制出向が「ステップアップ」?!

 同日行われた団体交渉で、会社は処分の理由もまともに説明できませんでした。「出向は処分ではない」「今回の件とは関係ない」と言い逃れようとしました。
 それならば、なぜ運転士を清掃職場に強制出向する必要があるのか? 労働者を出向させるには「出向4要件」などの条件があります。
 しかし、会社は「任用の基準」「総合的な判断」などと繰り返すばかりで理由の一つも示せませんでした。
 挙句の果てには、「出向は本人のためのステップアップだ」とまで回答したのです。40年近く運転士を続けてきた労働者を、希望から離れた職場に出向させることが「ステップアップ」? ふざけるのもいい加減にしろ!

動労千葉は仲間を守り反撃にたつ!


 そもそも口実にされているのは、職場の些細なトラブルです。処分に値するようなものですらありません。それをことさらに〝重大事〟として扱い、処分に利用するなど卑劣極まりない行為です。断じて許せません!
 結局、この処分は木更津支部の中心である支部長を職場から追い出すためだけのものです。会社はジョブローテーション―運転士・車掌の職名廃止に向けて組合破壊を企んでいます。だから、組合運動の先頭に立ち、職場改善のために闘っている支部長を追い出すために今回の件を利用したのです。動労千葉の組織破壊に利用しようとしたのです。
 動労千葉は、「われわれは、処分に負けるような組合ではない。不当処分は絶対に許さない。仲間を守るために最後まで闘う」と闘いの宣言をあげています。動労千葉とともに、職場からジョブローテーション―運転士・車掌の職名廃止反対の声をあげよう。

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2020年2月27日木曜日

日刊動労千葉 第8751号

「政治和解」から10年
改めて国鉄闘争の旗を掲げよう
2・16国鉄集会で新たな闘いを決意

https://doro-chiba.org/nikkan_dc/n2020_01_06/n8751.htm

 国鉄分割・民営化による解雇から33年となる2月16日、国鉄闘争全国運動は葛西区民館で国鉄集会を開催した。
 司会を動労千葉の北嶋副委員長、動労水戸の高野副委員長が担った。北嶋さんは「ライフサイクルの時のようなくやしい思いはしたくない」と職名廃止・ジョブローテーションとの闘いの決意を語った。
 国鉄闘争全国運動呼びかけ人の金元重さんが開会あいさつ。10年の闘いを振り返り、全国運動の多彩な呼びかけ人をあらためて紹介し、新しいステージを開く正念場だとして、国鉄1047名解雇撤回闘争の新たな闘いとJRにおける労組破壊や職名廃止との闘いなどを呼びかけた。
 関西生コン支部弾圧との闘いでは、全国運動呼びかけ人の花輪さん、東京西部ユニオン鈴コン分会の吉本さん、映画『棘』の杉浦監督、プロデューサーの平林さんらが登壇。「大きな闘いを燃え上がらせよう」と全体の奮起を促した。
 続いて動労千葉の関道利委員長の報告。JR会社の労組破壊攻撃の中で東労組から東京・八王子・水戸の3地本が分裂して新組合を結成したことを明らかにし、会社と闘うのではなく組合財産をめぐって争う幹部連中を断罪した。
そして「運転士」「車掌」職名廃止などこの間の攻撃は、職場に「もう抵抗できない」というあきらめを強制するものであり、だからこそ職場からの反撃が必要だと力説。「もう引く場所はない。現場労働者どうしが競争しあい、蹴落とし合わなければならない職場にさせてはならない。闘えば道は開ける」と語り、3月ダイ改、4月1日のジョブローテーション―運転士・車掌の職名廃止に対し、ストライキを構えて闘うことを宣言した。
 集会メインの国鉄1047名解雇撤回の闘いについて、全国運動呼びかけ人の葉山岳夫・動労千葉顧問弁護団長、藤田弁護士、野村弁護士の3人が発言。千葉県労働委員会の審理拒否をめぐる東京高裁での行政訴訟、そして中央労働委員会の2正面の闘いについて提起した。
 続いて1047名の被解雇者当該である動労千葉争議団、動労総連合1047協議会が登壇。33年前の2月16日の解雇への怒りを改めて燃やし、新たな闘いへの決意を示した。
 職場からの闘いを動労千葉・動労水戸・動労神奈川・動労福島の各単組が報告と決意。さらに自治体労働者、改憲阻止!大行進・神奈川の決意表明が続いた。
 最後に全金本山労組の長谷さんがまとめのあいさつと団結ガンバローを行った。

運転士・車掌職名廃止反対! 不当配転攻撃粉砕
3・14春闘総決起集会

3月14日(土)13時30分~ 千葉市文化センター5階セミナー室


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外注化阻止ニュース 第468号

http://www.doro-chiba.org/ga/gaityuuka468.pdf 

木更津支部長の処分撤回へ
労働組合破壊を許すな
動労千葉に加入し共に闘おう

 
 JR千葉支社は2月15日、動労千葉の木更津支部長に対し、賃金半日分の減給、JR千葉鉄道サービス(CTS)への3月1日付の強制出向の処分を行いました。
 処分の理由は職場内で発生した社員間のほんの些細なトラブルであり、処分にも値しない問題です。明らかに支部長を狙い撃ちした職場外しであり、労働組合への組織破壊攻撃です。
 直ちに行われた団体交渉で会社は「出向は処分ではない」「今回の件とは関係ない」と言い逃れしました。ならばなぜ運転士を強制出向する必要があるのか?
 会社は「出向は本人のためのステップアップだ」と回答しました。40年の経験がある運転士を乗務から降ろすことがなぜステップアップなのでしょうか。
 発端となったトラブルは、通報されて来た警察官でさえ事情を聞いてあきれて帰ったものです。暴力行為と呼べるような問題は一切ありません。これを処分に利用することはまったく卑劣です。
 結局、労働組合の職場の中心である支部長を職場から追い出すことが目的なのです。会社は 東労組解体に乗り出し「今後は社友会を通して 施策を進める」と宣言しました。今回の件も動 労千葉の組織破壊に利用したのです。
 動労千葉は処分に負けるような労働組合ではありません。仲間を守るために最後まで闘います。それが労働組合です。

動労千葉は断固反撃に立ちます

 会社は、「運転士」「車掌」職名廃止や、鉄道業務を丸ごと外注化する攻撃をかけようとしています。これは矛盾に満ちた施策です。だからこそ労働組合を職場から一掃して、職場の声を抑え込もうとしているのです。
 黙っていれば会社の思うままです。しかし職場から声をあげて団結して反撃にたてば状況を変えることはできます。
 動労千葉は、断固として不当処分と闘います。動労千葉に加入して共にジョブローテーションー運転士・車掌の職名廃止反対、外注化粉砕の声をあげよう。

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2020年2月26日水曜日

日刊動労千葉 第8750号

現場から「ミライ構創」に立ち向かおう!
全てのJR労働者の力を結びつけよう!

車両技術分科会第31回定期委員会
安全と「ミライの車両サービス&エンジニア構創」は
相容れない

https://doro-chiba.org/nikkan_dc/n2020_01_06/n8750.htm

 車両技術分科会第31回定期委員会が、2月8日DC会館において開催された。
 委員会は議長に川村委員(幕張)を選出した後、冒頭あいさつに立った半田会長は、「分科会も多くが退職年齢を迎えるなどエルダーとなる方が増えている。昨年JR東日本は、ミライの車両サービス&構創をタブレット端末に流した。本社団交では、今後30年で保守のあり様を変えるとし、この10年で基礎作り(人づくり、機械化、AIの活用)を行っていくと回答している。技術の進歩は日進月歩だが、CBMを使ったデータ蓄積を検証している次の段階へ進むという現状を示している。当然、資金を要することから、コストに合うのかとモノサシを当てる。いつも言っていることだが、合理化と安全は相容れない。職場を拠点にミライの車両&構創に立ち向かっていく」と訴えた。
 続いて来賓として本部・関委員長より闘いの現状と課題が全体に示され、一般経過報告、決算~予算案、方針案を一括提起して、質疑に入った。

質疑での主な意見・質問

◆NB(E257系)特急車両の基盤・電池交換作業があり、最後に機能確認を行うのだが、作業計画そのものが悪く、作業を中断することがあった。これで作業安全が保たれるのか? キチンとした作業計画を立てるようにしてほしい。
◆交検庫での上回り作業(CTS)で、朝入れの際、(営業運転を終えて車両基地へ朝方入区すること)、NB(特急車両)の入区待ちか入線が遅くなり、作業開始が遅れるようになった。以前は、ほぼなかったこともあり作りが悪い。運用について考えてもらいたい。
◆臨検においてフィルムの作業立ち会いを行うが、作業の段取りが悪く、構内10番線をあてているのだが、現場に対象車両はいるのに(業者も早く作業に入りたいが)、30分以上も作業に入れない(後から入ってくる車両とのCTSによる併合後2列車を実施)。作業計画の作り方が下手なのではないか?
◆CTS京葉事業所は、現場に人がいない。要因が足りないときは幕張事業所から助勤をとっている。出張も多いため日常的に発生している。出張はJRより多いのではないか。
◆E257系車両のホロ(車両と車両の中間を結ぶ蛇腹)の下側が60~80㎝と大幅に切れる事象が多く出ている。しかし、現場にホロが無い。作っていない。対応としてはテープでの補修作業となるが、構内の入れ換えだけで切れてしまうという話もある。対応を求められれば行うが、役に立たない。違う材質を考えているというが、どうなっているのか?
◆新型コロナウィルス対策として、アルコール消毒薬、手袋が配備されたが、マスクが少ない。各派出においてもマスクは1箱程度と聞く。嘔吐物に対する対処や緊急性もあり、JR、CTSともに配備してもらいたい。

 以上のような討議を経て、闘う方針が満場一致採択された。
 ミライの車両&構創と対決するために、JRで働く全労働者の力を結びつけていくことを確認して、団結ガンバローが会場に轟いた。
 65歳まで闘いを継続して、新たな情勢を切り拓いていこう!

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船橋二和病院労働組合(新組合) 緊急号外

https://drive.google.com/file/d/1Dx2zLCfvGwQXDco1bSQRwZS2sd54HJ3v/view?usp=sharing


病院管理会・理事会に昨日、緊急申入れ 

風邪で休んでも、「給料保障の病気休暇」はパートには適応されないの?  それだと減給になるから働かざるを得ない。

少なくとも、働かせる側が働く側の健康状態を把握する義務があると思います。特に感染症に関しては絶対です!  労働者の検温くらい管理者の義務でしてもらいたい!

新型コロナ感染対策に、厚生省は「熱など風邪症状がある時は学校・会社を休になさい」と呼びかけています。でも現場は、上から「風邪くらいで休むな」という無言の圧力を感じて…

夜勤9回もやらされて「健康管理を」って無理。平日も日曜体制です。個人努力で感染対策は限界です!

新型コロナウィルスのアウトブレイク必至情勢にあります。

 私たち現場労働者は、日々、院内感染と感染拡大防止に必死に頑張っております。
 ところが、人員不足を背景に、体調が悪くても休めない現実が蔓延し、過労で労働者自身が弱っている状態です。経営管理者に解決する責任と義務がありますが、何ら取り組まれずに問題が放置され悪化の一途をたどっています。
 一方、厚生労働省は 「発熱などの風邪症状が見られるときは、学校や会社を休み外出を控える」よう保健所指導を呼びかけています。
 当院は患者や地域を守るどころか、労働者の身も危ぶまれている状態と言えます。
 そこで、院内感染・拡大防止の為に、緊急に経営管理責任で行うべきこと・行って欲しいことを、病院管理・経営者にしてもらうべく申入れました。



2/25理事会と二和病院管理会に申し入れました。

緊急申し入れ
  
 沢山の方々が新型コロナウイルスで亡くなられています。お年寄りや持病がある方のみならず、若い方も亡くなられています。その中には少なからず医療労働者も含まれています。理事会・管理会の方々にはどうか、患者のみならず職員が死ぬ、という事態が起きかねない問題であるとイメージして、そこから考えていただけたら、と思っております。

1. 発熱等の風邪症状の有無の確認と追跡を経営・管理責任で行うこと。

 感染症状の特徴から、無症状でも感染している可能性を想定すること、有症状時には検査を受けていなくても、また検査で陰性であっても、いずれ陽転する可能性があることを想定することが必要です。経営管理者には、安全配慮義務があります。

①  二和病院の直接雇用に関わらず、派遣、請負の労働者は全て、発熱を確認するために、就業時間開始時(日勤・準夜勤・深夜勤・当直のそれぞれ開始時)に検温をし、風邪症状がある場合にはその症状の記録がなされること。

②  平熱よりも高いと本人が認める場合と、37.0度以上の場合は、自覚症状を含めて職責を通じて感染対策管理者への報告をし、感染対策管理者の許可を得て就業すること。
許可を与えられない場合は、管理命令によって休ませ、帰宅させること。以下、発熱時の対応基準によって休ませるという命令による休みを「感染対策休」と仮称する。
許可を与える場合でも、3~4 時間後に検温し記録・報告すること。

2. 発熱の基準と、発熱がみられるときの対応の基準を設けること。

 厚生省からの保健所への事務通達では、「発熱などの風邪症状が見られるときは、学校や会社を休み外出
を控える」との厳しい制限で感染拡大を予防するよう呼びかけられております。
①  37.5度以上の場合は、自覚症状も含めて職責より感染対策管理者への報告をし、「感染対策休」として帰宅させること。
帰宅後も毎日体温測定と症状を記録し、4日以内に解熱しても、感染対策管理者の許可を得て就業する
こと。
熱が4日以上続く場合(基礎疾患を持つ労働者、夜勤に携わる労働者、50 歳以上の労働者、週労働時間が45時間を超える者に関しては、2日以上続く場合)、または強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある場合は、「帰国者・接触者相談センター」に相談させ、その結果を感染対策管理者に報告すること。

②  感染対策管理者は職場安全衛生委員会に毎日現状報告すること。職場安全衛生委員会は、現在勤医労の代表者が参加しているが、新組合からも同人数の代表者を参加させること。

3. 発熱時の対応基準による休みで労働者に不利益が生じないようにすること

 不利益になるために基準が貫徹されないことを防ぐことが経営管理責任で行われなければ、対応基準の徹底はなされず、どんな努力も意味ないものになってしまいます。

①  「感染対策休」の場合は、給料の8割を保証すること。

②  この「感染対策休」を有給の病気休暇や、有給休暇に変更するかは、本人の希望を確認し、本人の申し出によること。その案内をすること。

③  パート労働者にも、就業規則で定める「有給の病気休暇」を同じ日数だけ与えること。

④  派遣労働者に対しては、指揮命令権が派遣先である当院にあるため、「感染対策休」として給料の8割を保証すること。

⑤  請負労働者に対しては、安全衛生上緊急に対処する必要がある場合の指揮命令の「感染対策休」として給料の8割を保証すること。

4. 子どもや要介護家族の有症状時に休めるようにすること。

 保育園や学校、通所介護施設で利用者が発熱した場合、自宅待機が求められている現状に対して、職場の労働者が対応を迫られることが想定されます。これについても対策が必要です。

①  子どもの発熱等の風邪症状が見られるときは、自宅看護をさせること。子どもの自宅看護をする職員は職責を通じて感染対策管理者に報告し、看護後の就業は感染対策管理者が可否を判断すること。

②  要介護家族の発熱等の風邪症状が見られるときは、自宅介護をさせること。家族の自宅介護をする職員は職責を通じて感染対策管理者に報告し、介護後の就業は感染対策管理者が可否を判断すること。

③  家族の看護・介護のための休みの際は、直接雇用の労働者には正規・非正規に関わらず就業規則による有給の看護休暇・介護休暇が取れることを案内すること。

④  看護・介護を必要としなくても、同居家族に有症者があった時、出勤の可否を感染対策管理者が判断すること。

⑤  看護・介護後及び、同居家族に有症者が出た時は、感染対策管理者が当該労働者の就業の可否判断を行い、その結果就業不可が出た場合は、「感染対策休」とし、本人の希望による申請で有給にしない限り8割の給料を保証すること。

5. 新型コロナウイルスのアウトブレイクに限らず、医療従事者があらゆる感染症の媒介者にならないための就労可能判断の基準と、人員体制の保障をすること。

 緊急事態が起きる前に、既に当院では人員不足に拍車がかかり、安全が崩壊し、日常の医療・看護・介護が簡略化されたまま常態化する事態が起きていました。これを真摯に受け止めて、人員不足がなぜ起きたのかを総括し、人命にかかわる重大問題であり経営管理責任であることを自覚し対策を取り組んでください。

①  就業時の検温を、これを機に管理責任で日常不断に行うこと。

②  夜勤者が発熱・有症状時に体制を気にせず休めるように、シフトに緊急時の交代要員の「待機」をあらかじめ体制としてたてること。
例えば…Aさん・Bさんが準夜勤務の時に、控え者Cさん・Dさんをあらかじめ決めて「待機」とし、Aさん・Bさんのどちらかあるいは両者が休まざるを得ない症状がある時、待機者が夜勤の交代要員となるようにする。(そうでなければ基準はあっても休めない状態を生むだけなので)

③  感染性の他の疾患においても、同様の有症状時基準を早急に作成し、病院の管理運営責任で、医療従事者が感染の媒介者にならないための努力をすること。

④  これまで風邪症状があっても簡単に休めなかった状況があり、症状悪化や感染拡大の原因の一つになっていたことをきちんと総括し、症状把握から就労可否判断までを管理責任で行い、就労不可判断時は、本人希望の有給申請がない限り「感染対策休」を適応し給料の8割を保証することを全労働者にインフォメーションすること。

⑤  人員不足による過労・夜勤増(協定違反)により、労働者自身が弱っていることを早急に解決するべく、大幅な増員をすること。少なくとも、配置基準ではなく、複数看護師による夜勤8回/月以内が守られるだけの人員数を最低限必要な配置人員数とすること。直ちには無理でも、「仕方ない」ではなく「どのような手立てで、いつまでに何人の確保をして解決するかの算段」を示すこと。

6. 発熱者の大量発生による緊急事態的欠員に備えた業務整理をすること

 感染拡大が起きれば人員が半減、あるいはそれ以下になりかねないことを事前に想定して計画してください。

①  緊急事態的欠員に際して、すべての業務を継続させようとしたり、現場の判断で場当たり的に仕事をさせるのではなく、優先的に継続させるべき中核業務を経営管理の責任であらかじめ決定しておくこと。

②  上①の業務のスリム化が常態化して、本来必要な業務が略された形で定着してしまわないように、その後業務の再確立を経営管理責任で行うこと。

以上。



 先日、複数メディアにより、乗組員・乗客634人(2/22 時点)の新型コロナウイルス感染が確認されたクルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号船内に、これまで少なくとも90人の厚労省職員が入ったものの、発熱などの症状がなかった職員の多くがウイルス検査を受けずに職場復帰していること、厚労省はその理由を「陽性者が多く出た場合の業務への支障を考慮して」としていることが報じられています。これに加え、応援で船内に入った災害派遣医療チームも含めて検査は行っていないということです。
 検査をしなければ陽性者になるはずもなく、そのまま生活を続け、家庭・通勤・仕事・買い物などでの接触はごく普通に行われていくことになりますが、無症状の感染者からの感染も報道されており、このようなその場しのぎのいい加減な管理が「アウトブレイク必至」の事態を生んでいると言わざるを得ません。怒りに堪えない事態ですが、「業務への支障を考えて熱ぐらいで休めない」現場をつくり出している二和病院の管理実態は、病院管理の親玉である厚生労働省のその場しのぎでいい加減な管理の姿そのものです。



私たち医療労働者は
この現実に立ち向かわなければなりません!

闘争方針第1弾


①  就業時に自己検温をしてください。  (本来は管理指示で検温されるべきですが、現在はそうなっていないので、管理指示を出させるまでは、自分たちで現場を守るしかありません)

②  就業時に37度以上の熱があった場合、あるいは風邪症状が見られるときは、職場の責任者に報告して下さい。  厚生省指導は「休ませて帰宅させる」というものです。働いていいのかダメなのか、職責に指示を求めてください。

③  このビラを職場に置いてください。話題にしてください。
出来るだけ沢山の人に見せてください。隣の労働者、患者さん、家族、近所の人、友だち、同業仲間、「風邪くらいでは休めない…」とネットに書き込む人。

④  意見をお寄せください。職場の人から出た意見も是非教えてください。

  私たちが今必要なのは、安倍首相の言う「緊急事態条項の発動」ではありません! 熱や風邪症状の時に休める職場です。それは、労働者が声を上げることでしか実現しないのです。
 マスクはしても、黙らず笑顔で闘いましょう(^^♪ 

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2020年2月24日月曜日

星野文昭追悼昭島絵画展

https://drive.google.com/file/d/1tnyjSXpiyEN-BzMkCn9c4sEZxl_yZlQM/view?usp=sharing


沖縄闘争を闘い無実で獄中44年
星野文昭追悼昭島絵画展

昭島市民会館・公民館1階・展示室
(東京都昭島市つつじが丘3丁目7-7 JR昭島駅北口より徒歩6分)
入場無料
3月19日(木)~21日(土)
主催 三多摩星野文昭絵画展実行委員会

19日(木) 12時~午後6時
20日(金) 10時~午後6時
21日(土) 10時~午後5時

詩の朗読
3月21日(土) 午後1時~、2時~



人間が人間らしく生きられる社会を

星野文昭さんの軌跡

1946. 4.27 札幌市で生まれる。
           高崎経済大学に入学。
1966. 4月    大学の不正入試問題を機に全学連運動に参加。以来、ベトナム戦争反対・日米安保反対・三里塚空港反対・沖縄闘争に参加。
1971.11.14 基地付き沖縄返還協定に反対し渋谷闘争に参加。
1957. 8.6 「殺人罪」で不当逮捕。
1986. 9.17 暁子さん(写真右)と獄中結婚。
1987. 7.17 最高裁で無期懲役確定。徳島刑務所に移監。
2017. 7月   服役30年に。「仮釈放」を四国更生保護委員会に申し入れ。
2018. 8.22 懲役作業中に倒れる。精密検査を求めるも徳島刑務所は応じず。
2019. 3.25 「仮釈放」不許可決定。
2019. 4.18 東京昭島市の東日本成人矯正医療センター(医療御刑務所)に突然移監。「巨大な肝細胞癌」と告げられる。
2019. 5.28 肝臓癌除去手術。翌朝、容体が悪化。
2019. 5.30 午後9時44分逝去。享年73歳。

沖縄基地撤去を求めた星野さん


 昨年5月30日、無実の政治囚・星野文昭さん(享年73歳)が、昭島市内の東日本成人矯正医療センターで亡くなりました。がん手術の2日後でした。
 1971年11月14日、当時大学生だった星野文昭さんは、「沖縄返還協定」批准に反対する渋谷のデモに、リーダーの一人として参加しました。当時、米軍統治下でベトナム戦争の出撃基地となっていた沖縄では、基地を残したままのペテン的「返還」に怒りが爆発し、ゼネラルストライキが闘われていました。これと連帯する渋谷デモは国家権力との激しい激突となり、デモ参加者、機動隊員の双方に死者が出ました。星野さんは、ここで機動隊員が死亡した事件の「実行犯」にデッチあげられたのです。
 星野さんは、警察がデッチあげたウソの目撃証言によって無期懲役刑とされました。以来32年間、逮捕されてから44年間、獄に囚(とら)われながら無実を訴え、再審を求めて闘ってきました。

星野さんの獄死は国家犯罪

 しかし一昨年8月、徳島刑務所にいた星野さんは激しい腹痛で倒れました。ところが徳島刑務所は、精密検査を拒み、放置し続けました。
 また昨年3月、ようやく行ったエコー検査で巨大な肝臓がんを確認しながら隠しました。服役30年を迎えた星野さんの仮釈放について四国更生保護委員会が審理を行っていたからです。「心身の状況」は仮釈放の判断材料ですが、隠したまま仮釈放が不許可にされました。
 昨年4月、星野さんは東京都昭島市にある医療センターに移監され、初めて肝臓がんを告知されました。そして医療センターは、体制も能力もないのに、巨大な肝臓がんの切除手術を強行しました。星野さんは手術中、4300㎖の出血でショック状態になりましたが、術後ICU(集中治療室)にも入れられず、23時から翌朝5時まで放置されました。
 星野さんの投獄・獄死は国家犯罪です。私たちは、星野文昭さんのおつれあいである暁子さんやご家族とともに国家賠償請求裁判と第3次再審請求に立ち上がります。ご支援・ご協力をお願いいたします。

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2020年2月23日日曜日

2020年2月22日土曜日

2020年2月21日金曜日

3.22新宿デモ

http://stop-kaiken.blog.jp/20200322bira-cc.pdf


改憲とめる! 戦争させない!
アベたおせ!
3.22新宿デモ
ABE IS OVER!

12:00ー13:00 新宿南口 大演説会
14:30 デモ出発

3月22日(日)
正午~13時、新宿駅南口で大演説会と署名活動
14時、新宿中央公園「水の広場」集合 14時30分、デモ出発
主催: 改憲・戦争阻止! 大行進 実行委員会

中東派兵はただちに撤退!
辺野古の埋め立て即ヤメロ!
中東派兵はただちに撤退!
辺野古の埋め立て即ヤメロ!
「桜」「カジノ」「モリカケ」…
ウソと汚職の安倍を許さん!


 新型ウィルスに乗じて「緊急事態条項の改憲」を求める自民党議員ら。安倍首相は「大いに議論しよう」と応じた。人々の健康や命を「憲法改正の大きな実験台」と言って平然としているのが、安倍を先頭とする改憲勢力だ。
 「募ったが募集ではない」。「桜を見る会」や IR 汚職をめぐって、ウソにウソを重ねるような安倍の自己弁護が続く。一方、官邸と親しい黒川検事長を定年延長させる閣議決定。安倍は検察人事まで支配している。こんな暴挙を許していたら、私たちの未来はどこまでも奪われていく。
 福島県民世論調査で安倍政権「支持」が 30.3%、「不支持」が53.9%(13.6p増)と、「復興五輪」に対する怒りが噴出している。不正腐敗を居直り、改憲・戦争に向かう安倍政権を倒すために、怒りの声をあげ、共に行動しよう。

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3・29全国総決起集会

https://www.sanrizuka-doumei.jp/wp/wp-content/uploads/2020/02/200329syoseijo.pdf


招 請 状
三里塚芝山連合空港反対同盟

 全国の闘う仲間の皆さん。私たちは来る3月29日(日)、「市東さんの農地を守ろう! 空港機能強化粉砕! 改憲阻止・安倍政権打倒!」の決意も新たに全国総決起集会を開催します。全国からの総力結集を訴えます。
 市東さんの農地取り上げを阻む裁判が大詰めを迎えました。請求異議裁判控訴審で、菅野雅之裁判長は3月25日と27日で裁判を打ち切り、年度内結審・早期判決で強制執行を策動しています。国の意を受けた裁判所がお墨付きを与え、地主の資格もない空港会社が、市東さんの命とも言うべき農地を奪うこ となど絶対に許せません。国連の「小農宣言」に逆行して、金もうけの企業農業を推進する安倍政権の 農民・農村つぶしと一体の攻撃です。「54年の農地死守・軍事空港反対の初心を曲げず闘う」という市東さんの宣言(団結旗開き)こそ私たちの決意です。あらためて400万円カンパとさらなる要望書へ のご協力をお願いします。
 1月31日、国土交通省は第3滑走路建設など成田空港の変更申請を認可する決定を下しました。第3滑走路やB滑走路の1000㍍延長、深夜飛行時間延長など、広大な自然と農地を破壊して現在の空港 を2倍に押し広げる暴挙です。40年間騒音被害や落下物の恐怖に苦しめられてきた住民は、さらなる地域破壊・生活破壊を唯々諾々と受け入れることなどできません。新たな住民決起が相次いでいます。3・29集会は、地域住民と連帯して、新たな空港建設との闘いを開始する集会です。
 安倍政権は自衛隊の海外派兵を強行し、「自らの手による改憲」にのめり込んでいます。強制執行阻止と空港機能強化粉砕は、安倍政権の改憲・戦争策動に立ち向かう一体の闘いです。韓国や香港など世 界中で労働者民衆が決起を開始する中で、日本でも「桜を見る会」問題やIR汚職で腐敗にまみれる安 倍政権への怒りは今や地に満ちています。全日建運輸連帯労組関西地区生コン支部への大弾圧やオリン ピックキャンペーンの洪水など治安弾圧・総翼賛化を許してはなりません。反戦の砦として「絶対反対」「実力闘争」を貫いてきた三里塚は、今こそその真価を発揮し、国策と対決して闘います。
 動労千葉・関西生コンをはじめとした闘う労働組合、「帰還」強制攻撃と闘う福島、辺野古新基地建設と闘う沖縄と連帯して闘います。あらゆる闘いと共闘の輪を広げ、国際連帯を進めて闘います。住民・ 市民運動、学生運動をたたかう皆さんの参加を心から呼びかけます。
 3・29三里塚全国総決起集会に、ぜひお集まり下さい。

2020年2月12日




市東さんの農地を守ろう!
空港機能強化粉砕!
改憲阻止・安倍政権打倒!
 

3・29全国総決起集会
【日時】3月29日(日)正午
【会場】成田市赤坂公園(成田ニュータウン内)
【主催】三里塚芝山連合空港反対同盟
(連絡先)成田市天神峰63 市東孝雄方

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2020年2月20日木曜日

日刊動労千葉 第8749号

木更津支部長への
減給・強制出向処分撤回しろ!
木更津支部長への不当処分粉砕!緊急抗議行動に全力結集を!
日  時 2月20日(木)18時~
場  所 木更津運輸区正門前集合
※不当処分粉砕へ、全支部から全力で結集しよう!
 2月15日、千葉支社は、木更津支部長に対して、平均賃金一日分の2分の1の減給及び千葉鉄道サービス(CTS)への3月1日付の強制出向処分を通知してきた。 絶対に許すことのできない不当処分だ。直ちに撤回しろ!
 些細なトラブルを理由にして二重の処分!

 処分の原因とされたのは、職場内で発生した社員間のほんの些細なトラブルであり、処分にも値しない問題だったのだ。
 しかし千葉支社は、それをことさら大きな問題として扱い、重処分を加えてきた。
しかも、今回の処分は、賃金減額という重処分に加え、CTSへの強制出向という形で二重の処分が行われたという点でも、不当極まりない処分だ。絶対に粉砕あるのみだ!
動労千葉に対する組織破壊攻撃を粉砕しよう!

 そして、今回の不当処分が、東労組への分裂・解体攻撃が激しく進むなど、JRによる「労組なき社会」を狙う攻撃が新たな段階に突入した中で行われたことを重視しなければならない。東労組だけではなく、動労千葉に対しても、組織破壊攻撃が具体的に始まったということだ。
 しかも、今回の処分は、CTSでの組織拡大を進めてきた木更津支部の中心的な存在である支部長を強制出向という形で職場から排除しようとする点でも、これまでよりも激しい攻撃だ。動労千葉への組織破壊攻撃粉砕へ闘いぬこう!
動労千葉とともにジョブローテーション粉砕へ闘おう!

 さらに、今回の処分が、ジョブローテーションー運転士・車掌の職名を廃止しようとする中で行われたということだ。
 今、運転職場では、ジョブローテーションが4月1日から実施されようとしている中で、運転士や車掌は、「4月1日以降、俺たちはどうなるのか」という不安を抱えながら日々の乗務を行っている。
 こうした中で動労千葉がジョブローテーション絶対反対を訴えて闘っていることに対して、職場から反対の声を抑え込もうとする攻撃として今回の不当極まりない重処分が行われたと見なければならない。
 動労千葉は、この攻撃に対して、断固として反撃に起ち上がる。
 2月20日、18時~、木更津運輸区正門前において、不当処分―動労千葉への組織破壊攻撃粉砕の抗議行動を行う。全支部から全力で結集しよう。
 20春闘勝利! 3月ダイ改阻止!ジョブローテーションー運転士・車掌廃止絶対反対!
 反合・運転保安確立! 組織拡大へストライキ体制を確立して闘おう!


第81回動労千葉定期委員会
日 時 2月29日(土)13時~
場 所 千葉市・DC会館
議 題 20春闘勝利、3月ダイ改阻止、ジョブローテーション絶対反対、組織拡大等、当面する闘いについて
※全支部から傍聴に結集しよう!

外注化阻止ニュース 第467号

http://www.doro-chiba.org/ga/gaityuuka467.pdf


動労千葉への組織破壊攻撃を許すな
木更津支部長への不当処分を撤回しろ!

 JR千葉支社は2月15日、動労千葉の木更津支部長に対し、平均賃金1日分の2分の1の減給と千葉鉄道サービス(CTS)への3月1日付の強制出向処分を通知しました。
 絶対に許すことのできない不当処分です。JR千葉支社はただちに処分を撤回しろ!

些細なトラブルで減給・強制出向


 処分の原因とされたのは、職場内で発生した社員間のほんの些細なトラブルです。本来なら処分にも値しない問題です。
 しかし、千葉支社は処分の口実にするために、あえて「大きな問題」として扱い、重処分を加えたのです。
 労働組合の職場における中心である支部長を強制出向という形で職場から排除しようとする点でも許しがたいものです。
 「東労組分裂」という形で会社による労組解体攻撃が新たな段階に入る中、動労千葉にも組織破壊攻撃が具体的に始まっています。不当極まる処分と労働組合への組織破壊攻撃を許すことは絶対にできません。

動労千葉とともに声をあげよう

 運転職場では、4月1日からジョブローテーション―運転士・車掌の職名廃止が強行されようとしています。運転士や車掌は、「4月1日 以降、自分たちはどうなるのか」という不安を抱えながら日々乗務しています。
 この中で組合への攻撃が行われています。それは「ジョブローテーション反対」と職場から訴える声を抑え込もうという攻撃です。
 会社の攻撃は矛盾に満ちています。現場が反対を貫き声をあげる限り、乗務員を好き勝手に配転し続けることなどできません。だからこそ、労働組合を攻撃し、どんな施策にも一言も声をあげられない状況にしようとしているのです。
 黙っていれば会社の思うままにされる。しかし、現場労働者が声をあげ、団結して反撃にたてば、状況を動かすことができます。


 動労千葉は2月20日、木更津運輸区で不当処分撤回、動労千葉への組織破壊攻撃粉砕の緊急抗議行動を行います。
(写真は久留里線ワンマン化に反対する木更津運輸区前の行動=13年3月)

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2020年2月19日水曜日

日刊動労千葉 第8748号

職場から原則的に闘う
第27回労組交流センター全国総会

https://doro-chiba.org/nikkan_dc/n2020_01_06/n8748.htm




 全国労働組合交流センターの第27回定期全国総会が、2月の1~2日に千葉市内において開催されました。

 全国労組交流センターは、1989年の総評解散=連合結成という日本労働運動の歴史的転換を前にして、中野洋動労千葉元委員長と元中立労連議長の佐藤芳夫さんの呼びかけで「反連合・反全労連」「自力・自闘・連帯」の旗を掲げて闘いを開始しました。昨年、結成30周年を迎え、新たな闘いへと踏み出しています。

熱い討論が展開

 総会では、1.労働者の未来をかけ、改憲・戦争を止めよう。2.国鉄闘争と関生支部支援をひとつにして闘おう。3.職場に渦巻く怒りと社会の崩壊に対する怒りをひとつに。4.職場から闘いをはじめること、職場全体を獲得する闘いへ。全国から結集した代議員の熱い討論が展開されました。
 代表運営委員である田中動労千葉顧問は「労組交流センターがもう一度、職場から原則的に闘うという共通認識を打ち立てることができた」と、総会をまとめました。

関生弾圧粉砕へ特別決議

 関生弾圧粉砕へ、特別決議「連帯労組関西地区生コン支部への弾圧を許さない闘いを全国に広げよう」が満場一致で採択され、新役員体制を確立し、総会は大成功裡に終了しました。
 動労千葉は交流センター運動の最先頭にたって、交流センターの仲間とともに闘う労働運動をよみがえらせよう!



外国人強制収容を許さないぞ!
2.11東京入管包囲デモ
https://doro-chiba.org/nikkan_dc/n2020_01_06/n8748.htm



https://doro-chiba.org/nikkan_dc/n2020_01_06/n8748.htm

 2月11日、合同・一般労働組合全国協議会、東京労働組合交流センター、外登法・入管法と民族差別を撃つ全国実行委員会の呼びかけで東京入管包囲デモが120名の結集で闘われました。

 現在、東京入管には約500人の在日外国人が収監され、安倍政権による東京オリンピックを口実とした「我が国社会に不安を与える外国人の大幅縮減」と称した仮放免許可の抑制・長期収容が大問題となっています。日本では、世界でも最悪の人権侵害が外国人労働者に襲いかかっているのです。

 そして、安倍政権は「深刻な人手不足」を口実に、「働き方改革」の一環として外国人労働力の導入をもくろみ、昨年4月から新たな就労資格「特定技能」を創設して外国人労働者を使い捨てにしようとしています。

 収容者の多くは戦争や紛争から命からがら逃げてきたのです。にもかかわらず、ある日突然収容され、家族と引き離され、長期収容によるストレスや心身の疲労・発病による絶望からの自殺・自殺未遂、医療放置で亡くなるなど、許せない現実が強いられています。多くの収容者が命がけのハンストで日本の入管体制の非人道性を告発しています。

 東京入管を包囲する「家族を返せ!収容やめろ」「難民申請を認めろ」「一緒に闘おう」のデモコールに、収容所の中から呼応する歓声や指笛が響きわたりました。「ひとりの痛みは、みんなの痛み」、労働者に国境はない、いまこそ国際連帯の旗を高く掲げよう!

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3.20 さようなら原発 全国集会


http://sayonara-nukes.heteml.jp/nn/wp-content/uploads/2020/01/a852770c847ad1002830007389c1e45a.pdf


3.20 さようなら原発 全国集会
2020年3月20日(金・休)
亀戸中央公園(東京都江東区亀戸9−27−28)

11:00 出店ブース開店
12:30 開会
      オープニングコンサート
13:30 発言
15:10 デモ出発

主催 「さようなら原発」一千万署名 市民の会

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2020年2月18日火曜日

闘いなくして安全なし No.248

https://doro-chiba.org/ga/tn248.pdf 

2/20 動労千葉 緊急抗議行動
不当処分を撤回しろ!

 2月15日、JR千葉支社は動労千葉の木更津支部長に対し、平均賃金1日分の2分の1の減給と千葉鉄道サービス(CTS)への3月1日付の強制出向処分を通知しました。
絶対に許すことのできない不当処分です。JR千葉支社はただちに処分を撤回しろ!

不当処分と組合破壊を許さない!


 処分の原因とされたのは、職場内で発生した社員間のほんの些細なトラブルです。本来なら処分にも値しない問題です。
 しかし、千葉支社は処分の口実にするために、あえて「大きな問題」として扱い、重処分を加えたのです。
 支部の中心である支部長を、強制出向という形で職場から排除しようとする点でも許しがたいものです。
 「東労組分裂」という形で会社による労組解体攻撃が新たな段階に入る中、動労千葉にも組織破壊攻撃が具体的に始まっています。不当極まる処分と労働組合への組織破壊攻撃を許すことは絶対にできません!

動労千葉とともに声をあげよう!

 運転職場では、4月1日からジョブローテーション―運転士・車掌の職名廃止が強行されようとしています。運転士や車掌は、「4月1日以降、自分たちはどうなるのか」という不安を抱えながら日々乗務しています。
 この中で組合への攻撃が行われています。それは「ジョブローテーション反対」と職場から訴える声を抑え込もうという攻撃です。
 会社の攻撃は矛盾に満ちています。現場が反対を貫き声をあげる限り、乗務員を好き勝手に配転し続けることなどできません。だからこそ、労働組合を攻撃し、どんな施策にも一言も声をあげられない状況にしようとしているのです。
 黙っていれば会社の思うままにされる。しかし、現場労働者が声をあげ、団結して反撃にたてば、状況を動かすことが出来ます。
 動労千葉は不当処分撤回―動労千葉への組織破壊攻撃粉砕の緊急抗議行動にたちあがります。不当処分―組織破壊攻撃粉砕! ジョブローテーション―運転士・車掌の職名廃止反対! 動労千葉とともに職場から声をあげよう。



木更津支部長への不当処分を撤回しろ!
動労千葉への組織破壊攻撃粉砕!

2・20動労千葉緊急抗議行動

日時:2月20日(木)18時~
場所:木更津運輸区 正門前 集合

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日刊動労千葉 第8747号

東労組分裂―「労組なき職場」にしてはならない!
「社友会」攻撃許さず職場に闘う労働組合を!

JRの労組解体攻撃に反撃を!

 2月10日、東労組の三地本(東京・八王子・水戸)から分裂が起こり、「JR東日本輸送サービス労働組合」がたちあげられた。報道によれば規模は2千人ほどだとされている。
 現場を置き去りにした幹部間での権力争い、財産の取り合いが分裂にまで至る。会社がこれを好機としてさらなる組合解体と「社友会」の組織化を狙っていることは明らかだ。
 会社の思うままに組合解体を許すことなど絶対にできない!

「社友会」を拒否しよう!

 職場の仲間に訴える。社友会に入ってはならない。職場を明け渡してはならない。自分たちのクビを自分たちで締めることになるからだ。
 そもそも、社友会は労働者の権利を守るための組織ではない。不当な扱いに抗議したり、施策について交渉したりする組織ではない。職場で労働者がどんなに惨めな存在に突き落とされても、一言も声をあげられない状況に追い込むための組織だ。
 「職場代表選では社友会推薦の候補に投票する」ことが規約で義務付けられているともいわれている。社友会で職場代表を握ることで、就業規則や労働条件の抜本的な改悪も会社の自由に行えるようにする――それは、安倍政権の「働き方改革」の狙いそのものだ。
 労働組合を職場から一掃し、「社友会」を通して労働条件改悪も会社が好きにできるようにする。「正社員」を解体し、総非正規職・名ばかり正社員化を進める。首相官邸とJRが一体となってそのモデルを作ろうという攻撃だ。
 この攻防にはJRで働くすべての労働者の権利と未来がかかっている。自らと仲間の権利を守るために、社友会を拒否して闘おう。

今こそ労働組合の力を発揮する時

 求められているのは職場からの反撃だ。労働組合の闘いだ。
 「運転士」「車掌」の職名廃止は、鉄道の歴史上ない重大な攻撃だ。職場には「4月以降どこに行かされるのか」という不安が渦巻いている。ライフサイクルに出された仲間が戻ってきた時、今職場にいる仲間たちはほとんどいないかもしれない。駅が全部別会社にされたら、行き着く先は子会社ではないのか。
 職場の仲間がこういう現状に置かれている。まさに労働組合が現場労働者のためにその力を発揮しなければならないときだ。職場に闘う労働組合を取り戻すべきときだ。
 会社の攻撃は矛盾に満ちている。経験が重要な乗務員を「最大10年」で異動させる狙いは現場労働者の団結を破壊すること以外にない。現場が反対を貫き声を上げる限り、乗務員を好き勝手に配転し続けることなどできない。
 〝職名廃止反対〟〝ジョブローテーション反対〟を貫き、団結を守って闘う中でこそ攻撃の矛盾を暴くことができる。打ち破ることができる。
 われわれ動労千葉は3月ダイ改―4月ジョブローテーションに対して、ストライキを構えて反撃にたつ。運転士・車掌職名廃止に徹底的に反対を貫いて闘う。すべての仲間に訴える! 「社友会」を拒否して闘う労働組合を取り戻そう! 今こそ職場からともに反撃にたとう!


◇国鉄1047名解雇撤回! 関西生コン労組を守れ!
「労組なき社会」攻撃粉砕! 安倍政権の改憲攻撃と闘おう!
2・16国鉄集会 2月16日15時~ 葛西区民館ホール

◇3月ダイ改―4月ジョブローテーション―運転士・車掌職名廃止反対で闘う!
決戦の定期委員会へ大結集を!
第81回動労千葉定期委員会 2月29日13時~ DC会館にて

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3.11反原発福島行動’20

https://fukushimaaction.blog.fc2.com/


原発事故は終わっていない
3.11反原発福島行動’20


オリンピックやっている場合か
子どもたちの命と未来を守ろう

日時: 2020年3月11日(水) 正午開場/午後1時開会
会場: けんしん郡山文化センター大ホール

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https://drive.google.com/file/d/1Tl9JrIr7FwZvq2ovF4aDReqvgeAJJRx4/view?usp=sharing


3.11反原発福島行動’20

パネルディスカッション
「復興五輪」では隠せない原発事故と健康被害

ーパネリストー
●アレックス・ローゼン
IPPNW(核戦争防止国際医師会議)ドイツ支部議長/小児科医
●渡辺瑞也
小高赤坂病院院長/精神科医
●布施幸彦
ふくしま共同診療所院長/内科医

3月11日(水)午後1時から
郡山市民文化センター大ホール


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2020年2月17日月曜日

日刊動労千葉 第8746号

ジョブローテーション
運転士・車掌廃止絶対反対!

3月ダイ改阻止へ
ストライキ体制確立を!


 動労千葉は、3月ダイ改の労働条件改善に向け、左記のとおりJR千葉支社に対して申16号により申し入れを行った。
 今回の3月ダイ改は、ジョブローテーションによる運転士・車掌の職名廃止という重大な状況の中での闘いになる。しかもJRは、「同一担務は最長10年」による異動・担務変更を行おうとしている。職場では、不安を抱えながら日々の乗務が行われており、このままでは事故につながるとの声も出ている。しかも、運転台や詰所では監視カメラで監視されている状況だ。
 今こそ闘う労働組合が必要だ。動労千葉とともに3月ダイ改阻止!ジョブローテーション粉砕、反合・運転保安確立へスト体制を確立しよう!




3月ダイ改の労働条件に関する申し入れ
(動労千葉申16号)
  

 3月ダイ改の労働条件に関して、下記のとおり申し入れるので、団体交渉により誠意をもって回答すること。


1.「新たなジョブローテーション」を中止すること。なお、異動にあたっては、本人の希望に基づき行うこと。

2.3月ダイ改に関して、次のとおりとすること。
(1)総武緩行線について、御茶ノ水折り返しの中止により中野・三鷹までの通し運転となることから、ロングラン行路、長大行路にならないように取り扱うこと。
また、津田沼~中野3往復(泊4往復)の行路設定を解消すること。

(2)千葉運輸区、蘇我運輸区の運転士各1名の削減理由を明らかにすること。

(3)短時間行路の設定に伴い他行路に大きな負担がかかっていることから、行路数の増及び拘束時間の短縮、乗務キロの削減、13時前の出勤及び12時を過ぎる退勤の解消等、行路の抜本的緩和を図ること。

(4)この間、内房線、外房線沿線の住民から各種の要請が行われていることに踏まえ、地域の活性化に向けて特急、快速等、削減された列車の復活・増発を行うこと。

3.営業関係について、次のとおりとすること。
(1)亀戸駅の外注化提案を撤回すること。
(2)両国、錦糸町、新小岩、市川、本八幡、船橋の各駅の要員削減及び窓口営業時間変更の理由を明らかにすること。
(3)亀戸、小岩、西船橋、稲毛の各駅の営業時間変更の理由を明らかにすること。

4.「ワンマン運転の拡大」は地域の切り捨て・過疎化、運転士の負担増につながることから、直ちに計画を撤回すること。

5.乗務員について、社内行事等の増大、短日数勤務等により要員不足が生じていることから、各区の要員を増配置すること。

6.本線運転士の高齢者対策及び育児・介護のために、昼間帯に短時間行路を設定すること。なお、短時間行路を設定する際は、他行路の負担とならないよう行路数及び標準数を増やすこと。

7.大量退職を迎えていることに踏まえ、次のとおり高齢者対策を講ずること。
(1)速やかに定年を延長し、65歳まで働き続けることができる労働条件を確立すること。
(2)高齢者が働き続けることができる労働条件の緩和、高齢者対策を講ずること。
(3)外周(居住地に近い)地域にエルダー社員の雇用の場を確保すること。

8.列車の運転台や乗務員詰所、車両センター等に設置した監視カメラを直ちに撤去すること。

9.台風等により災害が発生した場合の勤務の取り扱いについては、「自宅待機」「タクシー利用」等、明確な指示を行うこと。
また、退勤にあたってもタクシー等の利用が行えるよう取り扱うこと。

-以  上- 

ニュースへのリンク

3・1反原発ミーティング

http://nazen.blog.jp/20200301.pdf


3・1反原発ミーティング

避難できない‼
東海第2再稼働スルナ!
ビキニ事件から66年

2020年3月1日(日)
西久保南区民集会所
13:30開場
14:00開始
資料代/500円


呼びかけ:NAZEN東京/3・1MEETING実行委員会
すべての原発いますぐなくそう!全国会議



2020年2月15日土曜日

解雇撤回 中労委署名

https://doro-chiba.org/z-undou/pdf/roudouiinnkaisyomei.pdf
https://doro-chiba.org/z-undou/pdf/roudouiinnkaisyomei.pdf 

 新事実に基づき労働委員会
JR設立委員長(斉藤英四郎経団連会長)が
不採用基準の策定を指示していた
――2015年6月、最高裁が不当労働行為を認定――


JRに国鉄1047名解雇の責任あり
労働委員会は団体交渉開催の決定を!

国鉄千葉動力車労働組合(動労千葉)組合員のJR不採用をめぐり、最高裁判所は2015年6月30日、「国鉄は、分割・民営化に反対する労働組合に所属する組合員を差別し、不利益に取り扱う目的、動機(不当労働行為意思)の下に名簿不記載基準を策定し、動労千葉組合員をJR東日本の採用候補者名簿に記載しなかったと推認するのが相当」「(JRに)採用された可能性は相当程度あった」として、国鉄当局の不当労働行為を明確に認めました。
 この名簿不記載基準の作成を指示したのは、新会社(JR)設立委員長である斎藤英四郎(慶田連会長)です。国鉄総裁室長(当時)で、後にJR西日本会長となった井手正敬が語っています。1987年2月12日の第3回JR設立委員会は、この不記載基準を正式に決定しました。国鉄改革法23条5項は、職員の採用について「JR設立委員の行為はJRの行為」と規定されています。
 不当解雇の法的責任はJR東日本にあります。しかし、JR東日本は団体交渉の申し入れを拒否したため、現在、中央労働委員会に救済命令を求めています。この署名は央労働委員会あて、解雇撤回・JR採用に向けて団体交渉に応じる救済命令を出すよう要請する署名です。全国の皆さん、ご協力をお願いいたします。

「最高裁決定に基づき団体交渉の開催・JR採用の決定を」
 解雇撤回署名


中央労働委員会に提出します
ご協力お願いします



〝解雇撤回まで闘い抜く〟
全国の皆さん、中労委あて署名にご協力を

高石正博さん(動労千葉争議団)
中村仁さん(動労千葉争議団・右)

 動労千葉と1047名解雇撤回闘争を支援頂いてるみなさん。物販などへのご協力ありがとうございます。
 私たち動労千葉が、1047解雇撤回闘争で勝ち取り切り開いたJR不採用にあたっての最高裁の「不採用基準そのものが不当労働行為である」の確定判決は、分厚い壁をこじ開けたものでした。ところが不当労働行為の法的責任者のJR東日本は自分の責任を断じて語らず、団体交渉を拒否し続けています。
 私たちは、JR東日本の団交拒否に対して千葉県労働委員会への申し立てを行いました。しかし県労委は「当委員会としては最高裁判決に反する命令はできない」と言って審理を拒否し、労働委員会の責務を放棄しました。同じく県労委審理拒否に対する裁判でも、千葉地裁は「中労委で争える」と真実から逃げ、門前払いにしたのです。
 どんなに道が険しくとも、国鉄分割・民営化=国家的不当労働行為の真実は消せません。必ず真実を認めさせ、解雇を撤回させJR復帰をかちとります。皆さん、中央労働委員会あて署名へのご協力をお願いします。


小玉忠憲さん(秋田)
動労総連合1047協議会


 本年はあらゆる意味で勝負どころ だと考えます。国 鉄1047名解雇撤回闘争に今年こそ勝利の決着をつけようではありませんか。
 労働委員会の闘いは中央労働委員会に移行し、千葉県労働委員会の審理拒否をめぐる行政訴訟も東京高裁での控訴審となり、二正面の闘いとなります。
 とりわけ中央労働委員会における闘いは現在、①動労西日本・元木さん不当解雇との闘い、②動労新潟・八代さん不当解雇との闘い、③動労神奈川・時廣さん不当解雇との闘いが不屈に継続されています。
 ここに④動労東京・八潮支部の申し立てが加わり、⑤さらに動労千葉争議団・動労総連合の「JR不採用・解雇はJRによる不当労働行為と確定した事実」を 突きつけ、「JRは団交に応じろ!」という闘いが開始されるのです。
 動労総連合1047協議会は、その先頭で闘いますので、全国のみなさまの御 協力をよろしくお願いします。


成田昭雄さん(北海道)
動労総連合1047協議会


 国鉄分割・民営化が強行されたとき、私は、仲間の泣く顔を見たくない、子ども達につらい思いさせたくない、交通弱者を作りたくない、鉄道を利用する北海道の人たちを交通弱者にしてはいけないという気持ちがありました。
 国鉄分割・民営化は、国民をだまして、経営者や政治家のために新自由主義的立場でやったものです。嘘八百で赤字を作った人間が赤字を理由に国民の責任にした。この矛盾は絶対に許せない。俺達は何十年も言ってきたたことは間違いじゃないと確信を持っています。
 動労千葉の中野前委員長が「あなたたちがいるから動労千葉は闘いに専念できるんだって」と言ってくれた。私たちは2010年の政治和解を蹴っ飛ばしました。解雇撤回がまったくない。不当労働行為への謝罪もない。あんな和解はない。
 あらためて被解雇者の立場で北海道に帰って、労働組合の原点に立って闘おうと動労総連合・北海道をつくった。分割・民営化は間違っていたと訴えたい。


羽廣憲さん(九州)
動労総連合1047協議会


 2010年の政治和解では、これまでの人間関係、家族も巻き込んで和解を飲ませるオルグが繰り広げられました。九州では私と石崎さんが和解拒否を決断して国鉄闘争全国運動に合流しました。
 労働運動の根本的な危機にどう立ち向かっていくか。悩みましたが「解雇撤回・原職復帰」を目指して闘うための団結が必要だと考え、動労総連合・九州の結成を決断しました。
 JR九州は株式上場(完全民営化)に踏み込み、107本減便や駅無人化、車掌業務の非正規職化、検査・修繕部門の外注化・非正規職化などを全面的に展開しています。そういうことに現場から声を挙げていくことが重要です。
 新幹線の建設、無人運転導入の試験強硬などが焦点です。利益を最優先にして鉄道業務を放棄し、安全と地域社会を破壊するJR資本に対して、労働組合が先頭に立って闘います。
 これからも労働者として全力で闘い続けていきたいと思います。

署名用紙へのリンク


2020年2月13日木曜日

闘いなくして安全なし No.247

https://www.doro-chiba.org/ga/tn247.pdf


「東労組分裂」に際し訴える
会社の思うままにさせてはならない!

 2月10日、東労組の三地本(東京・八王子・水戸)から分裂が起こり、「JR東日本輸送サービス労働組合」がたちあげられました。規模は2千人ほどとされています。
 この分裂劇を誰より喜んでいるのは会社です。「どう転んでも脱退者を増やして社友会に組織できる」――それが会社の狙いです。これをきっかけに、会社が本部派・三地本派を問わず、さらなる組合への攻撃を狙っていることは間違いありません。

労働組合の力を発揮すべきとき


 会社の思うままに組合を解体されていいはずがありません。
 職場では、ジョブローテーション提案や鉄道業務をすべて外注化・別会社化する攻撃など、鉄道会社の常識を覆すような攻撃が次々にかけられてます。
 現場からは「なぜ車掌や運転士の職名を廃止しなければならないのか」「安全レベルが低下しない根拠がわからない」「生活設計がたてられない」「任用の基準は信用できない」「4月以降、どこに配転されるのか」といった怒りと不安の声があがっています。
 この攻撃の重大さは鉄道に働くものならば誰もが感じています。まさに労働者のために労働組合の力を発揮すべきときです。

今こそ職場に闘う労働組合を

 だからこそ、労働組合の役割は、この攻撃に真剣に闘う方針を提起し、現場組合員と必死に向き合って討論し、闘う団結を組織することです。
 会社は、東労組への解体攻撃を通して、組合を職場から一掃することを狙っています。それは、どんなひどい施策にも一言も声をあげられず、会社の好きにできる職場にするということです。現場労働者どうしが競争しあい、蹴落とし合わなければならない職場にするということです。絶対に許すわけにはいきません。
 動労千葉は、この攻撃に対して反撃にたつ宣言を発しています。闘う労働組合を職場に取り戻すため、動労千葉とともに声をあげ、闘いにたちあがろう。

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2020年2月12日水曜日

日刊動労千葉 第8745号

反撃のストライキ体制を確立しよう!
2・29定期委員会に結集を

歴史的な定期委員会

 JRで進む「労組なき社会」をつくる攻撃、関西生コン支部への大弾圧、そして「働き方改革」、改憲への突進。国鉄分割・民営化以来の歴史的攻撃の中で開催される第81回定期委員会は、「何があっても諦めない、絶対反対を貫き、団結を守って闘い抜けば道は開ける」という動労千葉の本領を発揮するための歴史的な定期委員会だ。

3月ダイ改阻止!ジョブローテーション粉砕!

 3月ダイ改は、ジョブローテーションー運転士・車掌の職名廃止という重大な状況の中での闘いになる。鉄道150年の歴史の中で運転士・車掌が廃止になるなど初めてのことだ。運転士・車掌は、鉄道業務の中でも象徴的な職種であり、JRの中でも最も戦闘性を有してきた職種だ。JRは、その運転士と車掌を廃止することで労働者としての誇りと団結を打ち砕き、「抵抗しても無駄」「あきらめ」を強制しようとしている。
そして、乗務員手当の廃止をはじめJR全体の労働条件を引き下げ、非正規職化しようとしている。安倍政権の「働き方改革」ー総非正規職化をJRの職場で行おうとしているのだ。
一方で「ミライの車両サービス構創」による検修業務の水平分業ー外注化の本格化や、電車及び気動車の検査周期が延伸されるなど、検修業務をめぐっても大きく動き出すと考えられる。

北嶋副委員長への不当配転を許すな!

 JR東日本の運転職場ではこの間、「職場の活性化」と称して平成採に対する強制配転が行われている。ジョブローテーションで「同一担務は最長10年」による異動・担務変更を行うとの状況を考えると、北嶋副委員長に対する不当配転が予想される。絶対に阻止しなければならない!
3月ダイ改阻止、ジョブローテーションー運転士・車掌の職名廃止に対し、動労千葉として断固として反撃に立ち上がろう! 北嶋副委員長への不当配転粉砕! ストライキで反撃しよう!

ワンマン運転拡大阻止!

 ワンマン運転については、今時ダイ改での拡大は行わないとしているが、新型車両の製造が行われる等との情報があることから、来年の導入に向けて動くことは間違いない。内房線・外房線を守る会では、「車掌は必要だ」とワンマン運転に対する怒りが広がっている。

20春闘勝利!

CTSの全事業所一律で、時給1500円を目指そう。これでも手取りで20万円前後、最低限の要求だ。大幅賃上げ獲得、格差賃金の是正、住宅手当等の獲得へCTS春闘を闘おう。
貨物では、本線運転士の高齢者対策が深刻になっている。具体的な対策が必要だ。千葉機関区の将来展望の明確化を。新人事制度による評価制度粉砕、シニアの格差賃金を許すな。「安心して働かせろ」「生きさせろ」の声をあげよう。

東労組分裂! 組織拡大へ

 東労組をめぐる状況が重大局面を迎えている。東労組の分裂で一番ほくそ笑んでいるのはJRだ。本部派も三地本派(東京・八王子・水戸)も、ジョブローテーションには賛成だ。これで労働組合なのか。どっちも御用組合だ。
「労働組合は必要だ」「仲間を裏切ることはできない」と脱退強要に耐え、社友会を拒否している東労組の仲間がいる。闘う労働組合を取り戻すため、ともに闘うことを訴えよう。
第81回定期委員会の成功をかちとり、20春闘勝利、3月ダイ改阻止、ジョブローテーション=運転士・車掌職名廃止粉砕、北嶋副委員長への不当配転粉砕、外注化阻止、ワンマン運転拡大阻止、組織拡大へ万全のストライキ体制を確立しよう!

第81回動労千葉定期委員会
2月29日(土)DC会館13時より


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外注化阻止ニュース 第466号

https://www.doro-chiba.org/ga/gaityuuka466.pdf


「東労組分裂」に際し訴えます
会社の思うままにさせてはならない

 2月10日、東労組の3地本(東京・八王子・水戸)から分裂が起こり、新たに「JR東日本輸送サービス労働組合」がたちあげられました。規模は2000人ほどとされています。
 この分裂劇を誰より喜んでいるのは会社です。「どう転んでも脱退者を増やして社友会に組織できる」――それが会社の狙いです。これをきっかけに会社は、本部派・3地本派を問わず、さらなる組合への攻撃を狙っていることは間違いありません。

労働組合の力を発揮すべきとき

 会社の思うままに労働組合を解体されていいはずがありません。
 いま職場では、ジョブローテーション提案や鉄道業務をすべて外注化・別会社化する攻撃など、鉄道会社の常識を覆すような攻撃が次々にかけられてます。
 現場からは「なぜ車掌や運転士の職名を廃止しなければならないのか」「安全レベルが低下しないという根拠がわからない」「生活設計がたてられない」「任用の基準は信用できない」「4月以降、どこに配転されるのか」といった怒りと不安の声があがっています。
 この攻撃の重大さは鉄道に働くものならば誰もが感じています。まさに労働者のために労働組合の力を発揮すべきときです。

今こそ職場に闘う労働組合を

 だからこそ、労働組合の役割は、この攻撃に真剣に闘う方針を提起し、現場組合員と必死に向き合って討論し、職場に団結を組織することです。
 会社は、東労組への解体攻撃を通して、労働組合を職場から一掃することを狙っています。それは、どんなひどい施策にも一言も声をあげられず、会社の好きにできる職場にするということです。
 現場労働者どうしが競争しあい、蹴落とし合わなければならない職場にするということです。絶対に許すわけにはいきません。

動労千葉と共に闘おう!

 動労千葉は、この攻撃に対して反撃にたつ宣言を発しています。闘う労働組合を職場に取り戻すため、動労千葉とともに声をあげ、闘いにたちあがろう。

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2020年2月10日月曜日

日刊動労千葉 第8744号

第28回全支部活動者研修会開催

https://doro-chiba.org/nikkan_dc/n2020_01_06/n8744.htm

ジョブローテーション粉砕!
3月ダイ改阻止!20春闘勝利へ、決戦体制!


反撃に立ち上がる!

 第28回全支部活動者研修会が、1月26日~27日、山梨県石和市において開催された。
 冒頭あいさつにたった関委員長は、「4月1日の運転士・車掌の職名廃止に対し、動労千葉として断固として反撃に立ち上がる。なぜ今、職名を廃止するのか。『職名まで廃止されるのか』と、『鉄道会社としての常識は通用しない』と突きつけ、労働者側の抵抗する力が最も強く、最も象徴的な位置にある乗務員の抵抗力を打ち砕き、諦めさせ、抵抗できなくさせ、すべてのJR労働者の権利を根底から破壊するためだ。職名廃止に対して、決して諦めず、絶対に許さない闘いを、団結を守って徹底して闘い抜けば何かをつかむことができる。闘えば道は開ける。全活を期して決戦体制を確立し、ジョブローテーション粉砕!3月ダイ改阻止!20春闘勝利へ、ストライキを配置して総決起を開始しよう!」と、今全活の重要な意義をあきらかにした。

3つの提起で確信

 初日は、川崎書記長から「20春闘勝利!3月ダイ改阻止!ジョブローテーション粉砕をはじめとした当面する取り組みについて」、田中顧問から「俺たちは鉄路に生きる・40年の闘いの到達点・労働運動の再生のために」について提起を受けた。
 二日目は、動労千葉労働学校の藤村先生から「『資本主義は持続できるか』、『世界的規模でどんな危機が起きるかわからない』『日本も例外ではない』、だからこそ、労働者階級の現場からの闘争と団結がすべてを決める。JRを軸に、日本労働運動の転機を作り出そう」と題した講演を受けた。
 参加者は、3つの提起で、決戦を闘う確信を掴んだと思う。全活の詳しい内容、参加者の感想文は「機関誌・動労千葉」にて報告される。

19年は『騒乱の年』20年はそれ以上に

 この決戦を闘うにあたって、全活を通して提起された時代認識は何か。
 イギリスの経済誌『フィナンシャルタイムス』は、「未来の歴史家は2019年を特筆すべき『騒乱の年』と定義づけるかもしれない」とし、2019年は資本主義時代始まって以来の「全世界同時の巨大な労働者人民の反乱」が起きた。しかも、「20年は19年以上に大規模デモが世界を揺るがすかもしれない」と論説している。四半世紀にわたる新自由主義的な搾取、収奪の結果として政治的経済的危機が全世界を覆っているなかで、「金持ちと貧乏人しかいない。不公平だ」(チリ)と、貧困、そして激しい格差に対し全世界で反乱が起きているということだ。
 たしかに、日本の状況は世界の動きと隔絶されたかのような感じがある。しかし「限界国家ニッポン」と呼ばれる現実、安倍政権のもとで進む社会の「総崩れ」、あまりにもデタラメで傲慢な政権運営・・・日本の労働者民衆の中に、怒りはマグマのように渦巻いているのだ。

原点にかえって

 JRで進む「労組なき社会」をつくる攻撃、関西生コン支部への大弾圧、そして「働き方改革」、改憲への突進。国鉄分割・民営化以来の歴史的攻撃は、JRだけではなく労働者全体の未来を左右する攻撃だ。これと真っ向から闘う動労千葉の任務は重大だ。
 「どんなに小さな労働組合でも労働者階級全体の利益、労働運動全体の前進という観点を忘れないこと」。
 今こそ闘う労働組合が必要だ! 職場の怒り、現場の怒りと結びつき、労働運動の復権を! 動労千葉結成40年、国鉄分割・民営化、外注化と闘い抜いてきた原点にかえり、反合・運転保安闘争で2・3月の決戦を闘い抜こう!

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闘いなくして安全なし No.246

https://www.doro-chiba.org/ga/tn246.pdf


千葉運輸区 職場代表選でまた不正選挙?!
通し番号付き投票用紙を使ってはならない!

 次回の千葉運輸区職場代表選で、通し番号付き投票用紙が使われるという話が職場で広がっています。
 番号をあとで確認すれば、誰がどの候補に入れたチェックできることになります。これで公正な選挙と言えるでしょうか? 会社は不正選挙を行わせるな!

会社は不当な圧力をかけるな!


 労働基準法では、労働者代表は「使用者の意向に基づき選出された者でないこと」と規定されています。
 会社が一人ひとりの投票先を確認できることを利用して、会社の都合のいい候補に投票させれば、明らかに「使用者
の意向に基づき選出された」ことになります。
 また、「親和会」(千葉の乗務員関係の社友会)の規約では、「職場代表選では親和会の決めた候補に投票する」と定められていると言われています。通し番号付き投票用紙が使われれば、「絶対に入れろ」という圧力になります。
 これでは、自由意志に基づく公正な選挙とはとても言えません。
 この間の職場代表選では、助役などの管理者が見ている前で投票させ、投票先を確認する、「この人に入れろ」と指示するといった不正も行われてきました。
 しかし、組合からの追及を受けて、会社もそういった不正は改めるとしてきたはずです。再び不正選挙を行うなど、断じて許されません。

「労働者の代表」を選ぼう


 職場代表は、36協定や就業規則改正などに関わります。その職場で働く労働者の代表です。現場労働者の権利を守るために、区長などの上司にもはっきり物言える人が選ばれるべきです。
 安全を守ってきたのは現場労働者であり、労働組合です。安全を守るためにも、現場労働者がきちんと物言える職場環境が必要です。会社の不正選挙を許さず、労働者のための労働者を選ぼう。



職場代表の適正な選出のポイント
(参照:厚生労働省HP)
○管理監督者は職場代表にはなれない
○代表者は投票など民主的な方法で選ばれなければならない
○使用者の意向によって過半数代表者が選出された場合は無効
○社員親睦会の幹事などを自動的に代表者にした場合は無効

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2020年2月8日土曜日

「東労組分裂」に際し訴える


https://drive.google.com/file/d/16dYF1ZC9-R1mc9MAuNjhE5vCn2XTKA1F/view?usp=sharing

「東労組分裂」に際し訴える
今こそ闘う労働組合が必要だ!

会社の思うままにさせてはならない!
動労千葉は反撃にたつ!ともに闘おう!


「労組なき社会・職場」を許すな!

 東労組が分裂必至の状況に入っている。現場組合員を置き去りにした「本部派」と「三地本派(東京・八王子・水戸)」のいがみ合い。こ の事態に誰よりほくそ笑んでいるのは、会社だ。
 「どう転んでも脱退者を増やして社友会に組織できる」――それが会社の狙いだ。分裂となれば、本部派・三地本派を問わず、会社の解体攻撃がこれまでの段階を超えてかけられること は間違いない。
 会社の思うままに組合を解体されていいはずがない! 「労組なき職場」は、どんなひどい施策にも一言も声もあげられず、会社の好きにできる職場にするということだ。現場労働者どうしが競争しあい、蹴落とし合わなければならない職場にするということだ。絶対に許すわけ にはいかない!

今こそ労働組合の力を発揮する時だ

 職場では、ジョブローテーション提案や鉄道業務をすべて外注化・別会社化する攻撃など、鉄道会社の常識を覆すような攻撃が次々にかけられている。まさに労働者のために労働組合の力を発揮すべきときだ。
 そして、現場には会社の脱退強要に耐えている組合員や、社友会を拒否している仲間がいる。「労働組合は必要だ」「仲間を裏切るわけにはいかない」という思いのはずだ。
 ジョブローテーション提案についても、「なぜ車掌や運転士の職名を廃止しなければならないのか」「安全レベルが低下しない根拠がわからない」「生活設計がたてられない」「任用の基準は信用できない」「4月以降、どこに配転されるのか」といった怒りと不安の声があがっている。
 この攻撃の重大さは、鉄道に働くものならば誰もが感じている。だからこそ、労働組合の役割は、この攻撃に真剣に闘う方針を提起し、現場組合員と必死に向き合って討論し、闘う団結を組織することのはずだ。

労組なら現場組合員のために闘え!

 だが、東労組本部はジョブローテーション妥結を強行した。「反対だけでは展望は開けない」といって、現場の思いを踏みにじり、諦めさせ、会社と一体で怒りを押さえつける道を選んだ。絶対に許せない! 「私たちのジョブローテーションをつくり出そう」? ふざけるな!
 「本部派」は幹部の保身のために頭を垂れ、会社の許しを請うている。だから、「労働委員会への不当労働行為救済の申し立て」を統制処分までして止めなければならなかったのだ。
 「三地本派」もまた、主張が「不当労働行為救済申立て」一色になり、ジョブローテーションや外注化攻撃については完全に容認状態だ。現場組合員は「不当労働行為を許してはならない」という思いでいたはずだ。だが、幹部は明らかに「対会社」で闘うためではなく、「対本部」の財産争いのために使っている。
 これが労働組合の姿か! 組合員の思いとは関係なく財産の取り合いをやっている場合か!
 全組合員、そしてすべての仲間に訴える。今こそ闘う労働組合が必要だ。「労組なき社会」攻撃をうち破ろう! 闘う労働組合を職場に取り戻すため、ともに闘いにたちあがろう!

動労千葉の訴え(日刊動労千葉8743号 2020年2月3日付 )です。
すべての仲間はともに声をあげよう!

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2020年2月7日金曜日

闘いなくして安全なし No.245

https://www.doro-chiba.org/ga/tn245.pdf


安全のために経験・技術必要
運転士・車掌の職名廃止反対!

 JR東は来年3月、常磐線に自動運転を導入する計画を発表しています。次にワンマン運転化を進めて、その先には運転士を「緊急停止用の保安要員」に置き換え、「ドライバレス運転」にするとしています。

「緊急停止」にも経験や知識必要


 保安要員の役割は、異常時に非常ブレーキをかけて列車を止めることです。
 運転士であれば、状況に応じて速度を緩めることもできます。しかし、緊急停止しかできない保安要員ではいきなり非常ブレーキをかけることになります。また、事故時には指令とのやり取りなど様々な対応も必要です。
 「列車を遅らせても緊急停止すべき」と即座に判断したり、事故対応を行ったりするためには、十分な知識や経験が必要になります。
 普段、運転をしていない状態でそういった経験がどこまで身につくでしょうか。

「自動運転も可能だから」は口実

 結局、安全を守るためには技術と経験が必要です。「自動運転だから、運転士・車掌に特別な職名や待遇は必要ない」「ワンマン運転を拡大してもいい」というのは、現場の乗務員を諦めさせるための口実です。
 必要なところに必要な人がいないことは、鉄道の安全にとって一番の問題です。
 外房線の踏切で軽自動車が列車後方に衝突した事故では車掌が非常ブレーキを引きました。
 仮に、ワンマン運転なら運転士が衝突に気づ かない可能性の高い事故でした。ワンマン運転拡大は安全放棄そのものです。

職名廃止に反対の声を!

 日々、乗客の命を預かり列車を運行するのは現場の乗務員です。運転士・車掌の職名には、鉄道の安全と命を守ってきた歴史と誇りが込められています。「自動運転」を口実に踏みにじるなど絶対に許せません。
 現場で働く人から誇りを奪い、諦めさせ、ないがしろにして権利と労働条件を解体する。そうやって利益だけを追求した先に鉄道の安全はありません。職名廃止・ジョブローテーションに反対の声をあげよう。

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2020年2月6日木曜日

日刊動労千葉 第8743号

「東労組分裂」に際し訴える
今こそ闘う労働組合が必要だ!

会社の思うままにさせてはならない!
動労千葉は反撃にたつ!ともに闘おう!

https://doro-chiba.org/nikkan/%e3%80%8c%e6%9d%b1%e5%8a%b4%e7%b5%84%e5%88%86%e8%a3%82%e3%80%8d%e3%81%ab%e9%9a%9b%e3%81%97%e8%a8%b4%e3%81%88%e3%82%8b%e3%80%80%e4%bb%8a%e3%81%93%e3%81%9d%e9%97%98%e3%81%86%e5%8a%b4%e5%83%8d%e7%b5%84/

「労組なき社会・職場」を許すな!

東労組が分裂必至の状況に入っている。現場組合員を置き去りにした「本部派」と「三地本派(東京・八王子・水戸)」のいがみ合い。この事態に誰よりほくそ笑んでいるのは、会社だ。

「どう転んでも脱退者を増やして社友会に組織できる」――それが会社の狙いだ。分裂となれば、本部派・三地本派を問わず、会社の解体攻撃がこれまでの段階を超えてかけられることは間違いない。

会社の思うままに組合を解体されていいはずがない! 「労組なき職場」は、どんなひどい施策にも一言も声もあげられず、会社の好きにできる職場にするということだ。現場労働者どうしが競争しあい、蹴落とし合わなければならない職場にするということだ。絶対に許すわけにはいかない!

今こそ労働組合の力を発揮する時だ

職場では、ジョブローテーション提案や鉄道業務をすべて外注化・別会社化する攻撃など、鉄道会社の常識を覆すような攻撃が次々にかけられている。まさに労働者のために労働組合の力を発揮すべきときだ。

そして、現場には会社の脱退強要に耐えている組合員や、社友会を拒否している仲間がいる。「労働組合は必要だ」「仲間を裏切るわけにはいかない」という思いのはずだ。

ジョブローテーション提案についても、「なぜ車掌や運転士の職名を廃止しなければならないのか」「安全レベルが低下しない根拠がわからない」「生活設計がたてられない」「任用の基準は信用できない」「4月以降、どこに配転されるのか」といった怒りと不安の声があがっている。

この攻撃の重大さは、鉄道に働くものならば誰もが感じている。だからこそ、労働組合の役割は、この攻撃に真剣に闘う方針を提起し、現場組合員と必死に向き合って討論し、闘う団結を組織することのはずだ。

労組なら現場組合員のために闘え!

だが、東労組本部はジョブローテーション妥結を強行した。「反対だけでは展望は開けない」といって、現場の思いを踏みにじり、諦めさせ、会社と一体で怒りを押さえつける道を選んだ。絶対に許せない! 「私たちのジョブローテーションをつくり出そう」? ふざけるな!

「本部派」は幹部の保身のために頭を垂れ、会社の許しを請うている。だから、「労働委員会への不当労働行為救済の申し立て」を統制処分までして止めなければならなかったのだ。

「三地本派」もまた、主張が「不当労働行為救済申立て」一色になり、ジョブローテーションや外注化攻撃については完全に容認状態だ。現場組合員は「不当労働行為を許してはならない」という思いでいたはずだ。だが、幹部は明らかに「対会社」で闘うためではなく、「対本部」の財産争いのために使っている。

これが労働組合の姿か! 組合員の思いとは関係なく財産の取り合いをやっている場合か!

全組合員、そしてすべての仲間に訴える。今こそ闘う労働組合が必要だ。「労組なき社会」攻撃をうち破ろう! 闘う労働組合を職場に取り戻すため、ともに闘いにたちあがろう!

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外注化阻止ニュース 第465号

https://www.doro-chiba.org/ga/gaityuuka465.pdf

安心して働ける労働条件確立を
動労千葉エルダー協議会座談会
「問題点あげて改善」

渡辺さん(津田沼清掃)
越川さん(幕張構内)
山中さん(南船橋駅清掃


渡辺 現在の状況についてお話を。
越川 再雇用となったエルダー社員のために何ができるのか、いろんな問題点に関して要求を出して、それなりの実績も上がってきている。
山中 エルダーになって2年半です。最初はまともな詰所がないなど労働条件もひどかった。動労千葉で問題点を出し詰所をつくらせた。
渡辺 津田沼事業所で清掃に従事しています。最初は会社に対して発言する人はほとんどいない状況でした。いまは職場の問題点を明らかにして団体交渉をやって改善するということが起きています。
山中 駅の清掃を実際やってみるときつい仕事なんですよ。夏場と冬場は大変。この時期は寒いし、他に逃げ場がない。
渡辺 電車の掃除では嘔吐が多い。みんなで頑張ったという気持ちがあるからできるようなもので、低賃金でここまで仕事をやらせるのかと思う。
越川 エルダー社員になって2年半、清掃の苦労も分かってきたので、本当の意味で吸い上げて会社側にぶつけていきたい。
渡辺 基本給も半分以下、都市手当もないのが問題ですね。
越川 プロパーの運転士も、低賃金のため嫌気がさして他の鉄道会社に転職する。幕張は、構内運転士が要員的にきつくて若い人の休勤でようやく回っているのが現実。エルダー運転士は同じ仕事をやっていて目に見えるように給料が減らされちゃってる。

誇りをもって働ける職場に

渡辺 それでも選ばざるを得ないという現実もあって外周区の人は本線運転士で残る人が多い。外周区に雇用の場を求めていくのはわれわれの責任だ。
越川 問題をたくさん出してもらって団体交渉でぶつけて仕事内容を改善したい。
渡辺 65歳まで安心して働けるということですね。
越川 そうだね。安心だね。体も衰えているのがよく分かる。
山中 実際、65歳まで働くみんなの意見も聞きたい。職場の状況もわかるから。
渡辺 私も、今年も津田沼で今年も職場代表選に出ます。労働者が誇りをもって働ける職場に改善できるのは動労千葉しかいません。頑張っていきたい。

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2020年2月5日水曜日

「ドキュメンタリー映画『棘』ーひとの痛みは己の痛み。武建一」上映会 訂正

2020年1月6日掲示の標記記事に、会場表記の誤りがありました。

日時 2月23日(日)   午後2時開始(開場1時半)
【誤】会場 八王子クリエイトホール・6階視聴覚室
 ↓
【正】会場 八王子クリエイトホール・11階視聴覚室

お詫びして訂正します。

日刊動労千葉 第8742号

団結した力で未来を切り拓こう!
2020貨物の課題

1.シニアの基本賃金格差の解消
2.新規採用の運転士の配置
3.千葉機関区の将来展望の明確化
4.本線運転士の高齢者対策の確立

https://doro-chiba.org/nikkan/%e5%9b%a3%e7%b5%90%e3%81%97%e3%81%9f%e5%8a%9b%e3%81%a7%e6%9c%aa%e6%9d%a5%e3%82%92%e5%88%87%e3%82%8a%e6%8b%93%e3%81%93%e3%81%86%ef%bc%81-%ef%bc%92%ef%bc%90%ef%bc%92%ef%bc%90%e8%b2%a8%e7%89%a9%e3%81%ae/

貨物会社はどこへ?

2019年度から始まった「JR貨物グループ2023」において、2023年度の連結経常利益140億円を目指し、1.「鉄道輸送を基軸とした総合物流グループ」へ進化する。2.貨物鉄道の持つ、環境保全やエネルギー効率の比較的優位性を活かし、グループ一体となって、鉄道輸送を基軸として、輸送機材や駅のオペレーションに新しい技術を入れ、商品力・競争力を高め、かつ物流、サプライチェーンでの事業分野の拡大を図る、としています。
そのために、2016年から「業務推進プロジェクト」を立ち上げ、「東京レールゲート」などの大規模物流施設の建設、貨物駅構内の作業を自動化する「スマートターミナル」の取り組み、なによりも、「社員の挑戦を評価し、やりがいを持って働ける環境を整えるために」新人事制度を開始した、と。
しかし、「やりがいを持って働ける環境」―職場の現実とは、あまりにもかけ離れています。55歳からの基本給71%はそのまま、勤務地によって異なるシニアの基準賃金など、新人事制度で、「国鉄採」はおきざりです。

現場の切実な課題

梶ヶ谷支部長は、日刊動労千葉の新年あいさつで、「昨年の4月から新人事制度が強行されました。全面的な評価制度や『45歳ピーク』『評価されなければ非正規並』という賃金制度です。その中で、シニア社員の基本賃金の地域間格差の根拠について説明が出来ないのは納得できません。
千葉機関区は30年以上も新規採用の運転士を配置しなかった為、この2年ほどの間にほとんどの運転士が定年退職を迎える深刻な事態に直面しています。
千葉における貨物輸送はライフラインを守るという石油輸送の重要な拠点です。会社はその将来展望を明確にしていません。
定年再雇用(シニア社員)となっても降りるところがなく、本線運転士を続けなければならないのが現実です。本線運転士の高齢者対策の確立はまったなしです。定年延長と65歳まで安心して働き続けることの労働条件確立に向けて全力で闘います」と決意を表明しました。
今年から来年へ、貨物も正念場の闘いの年になります。

3月ダイ改で申し入れ

誰でも歳を取れば「うっかり・ぼんやり」、普通に歩いていても「つまずいたり」します。シニアの転倒や機関車からの降車時の受傷などの労災が増えています。
3月ダイ改に向けて、長時間勤務やW泊の解消、休養室の確保、トイレの設置、熱中症対策としての新型車両の導入、腰痛対策として重い乗務バッグ携行の解消、手歯止め軽量化、制服の改良などを求め申し入れを行いました。
労働条件で一番大切なことは、職場が「明るく、楽しいこと」「仲間に会えるのがうれしいこと」。そのための労働組合です、団結です。みんなで知恵を絞って、職場の諸問題・諸課題を具体的に解決していこう。貨物で働く労働者の未来を切り拓こう!
3月ダイ改・20春闘へ総決起を開始しよう!

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2020年2月2日日曜日

「運転士」「車掌」がなくなる?

https://www.doro-chiba.org/ga/200131syokumeihaisi.pdf


「運転士」「車掌」がなくなる?

JR東日本は「運転士」「車掌」の職名を4月1日から廃止するといっています。
私たちは反対します。
これでは  鉄道の安全が壊される!

「自動運転」導入で乗務員いらない?
NO!


 そんなことはありません。鉄道業務は多くの乗客の命を預かる仕事です。どんなシステムを導入しても、「自動運転は欠陥を起こす」「安全装置が作動しない場合もある」という前提に立つ必要があります。その時、機械に安全は守れません。最後に安全を守るのは現場の運転士であり車掌です。

「最大10年まで」経験は必要ない?
NO!


 JR東は4月1日以降、乗務員に「最大10年」で別の職場や職種に異動させるといっています。「乗務員の経験は10年で十分」と言わんばかりです。しかし、乗務員は各線路の特徴や様々な経験を蓄積して安全を守っています。その経験が「最大10年」では安全を守るための技術が継承されなくなってしまいます。



シーサイドライン事故
自動運転で逆走し衝突
安全のため運転士・車掌は必要!

人がいれば止められた事故

 昨年6月1日、横浜市のシーサイドラインで無人運転列車が逆走して車止めに衝突。乗客約50人のうち重傷6人など14人が負傷しました。原因はケーブル断線でした。緊急時にブレーキをかける安全装置は終着駅での逆走を想定しておらず作動しませんでした。
 乗務員がいれば緊急ブレーキをかけられたはずです。しかし、無人の列車は加速しながら車止めに衝突。運転指令所が異常を把握したのは衝突後でした。
 昨年9月にはフランス・パリの地下鉄で無人運転の列車が停車するはずの3駅を通過して走り続けるということも起こっています。必要なところに必要な人間がいないことは、鉄道の安全にとって一番の問題です。

「緊急停止」にも技術・経験必要

 JR東は来年3月、常磐線に自動運転を導入する計画を発表しています。次にワンマン運転化を進めて、その先には運転士を「緊急停止用の保安要員」に置き換え、「ドライバレス運転」にすると公言しています。
 運転士であれば、いきなり非常ブレーキをかけずに状況に応じて速度を緩めることもできます。一方、緊急停止しかできない保安要員では、列車を止めることを躊躇しやすくなります。異常時対応や荒天時の速度制限などでの混乱が事故につながることも考えられます。安全を守るためには技術と経験が必要なのです。

働く人をないがしろにするな!

 毎日、乗客の命を預かり列車を運行するのは現場の乗務員です。運転士・車掌の職名には、鉄道の安全と命を守ってきた歴史と誇りが込められています。「自動運転」を口実に踏みにじるなど絶対に許せません。
 現場で働く人から誇りを奪い、諦めさせ、ないがしろにして権利と労働条件を解体する。そうやって利益だけを追求した先に鉄道の安全はありません。私たちは運転士・車掌の職名廃止に反対します。

JR東日本に抗議の声を!
◇「ご意見・ご要望」の連絡先◇
電話:050-2016-1651(9~18時)
メール:https://voice2.jreast.co.jp/

動労千葉(国鉄千葉動力車労働組合)とは?

 動労千葉はJR東日本とグループ会社の労働者で組織する労働組合です。
 1987年の国鉄分割・民営化に対しては、2波のストライキを闘いました。現在も「国鉄1047名解雇撤回」を掲げて闘っています。
 JR移行後の職場では、外注化と非正規職化に反対し、外注化を12年間にわたり完全に阻止しました。
 レールが次々に破断する事態には危険箇所で速度を落とす安全運転闘争で160㌔のレール交換を実現させました。闘いの場をグループ会社の労働条件改善にも拡大し、闘う労働運動復権にむけて奮闘しています。

ホームページはこちら → https://doro-chiba.org/

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