2020年2月13日木曜日

闘いなくして安全なし No.247

https://www.doro-chiba.org/ga/tn247.pdf


「東労組分裂」に際し訴える
会社の思うままにさせてはならない!

 2月10日、東労組の三地本(東京・八王子・水戸)から分裂が起こり、「JR東日本輸送サービス労働組合」がたちあげられました。規模は2千人ほどとされています。
 この分裂劇を誰より喜んでいるのは会社です。「どう転んでも脱退者を増やして社友会に組織できる」――それが会社の狙いです。これをきっかけに、会社が本部派・三地本派を問わず、さらなる組合への攻撃を狙っていることは間違いありません。

労働組合の力を発揮すべきとき


 会社の思うままに組合を解体されていいはずがありません。
 職場では、ジョブローテーション提案や鉄道業務をすべて外注化・別会社化する攻撃など、鉄道会社の常識を覆すような攻撃が次々にかけられてます。
 現場からは「なぜ車掌や運転士の職名を廃止しなければならないのか」「安全レベルが低下しない根拠がわからない」「生活設計がたてられない」「任用の基準は信用できない」「4月以降、どこに配転されるのか」といった怒りと不安の声があがっています。
 この攻撃の重大さは鉄道に働くものならば誰もが感じています。まさに労働者のために労働組合の力を発揮すべきときです。

今こそ職場に闘う労働組合を

 だからこそ、労働組合の役割は、この攻撃に真剣に闘う方針を提起し、現場組合員と必死に向き合って討論し、闘う団結を組織することです。
 会社は、東労組への解体攻撃を通して、組合を職場から一掃することを狙っています。それは、どんなひどい施策にも一言も声をあげられず、会社の好きにできる職場にするということです。現場労働者どうしが競争しあい、蹴落とし合わなければならない職場にするということです。絶対に許すわけにはいきません。
 動労千葉は、この攻撃に対して反撃にたつ宣言を発しています。闘う労働組合を職場に取り戻すため、動労千葉とともに声をあげ、闘いにたちあがろう。

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