2020年2月8日土曜日

「東労組分裂」に際し訴える


https://drive.google.com/file/d/16dYF1ZC9-R1mc9MAuNjhE5vCn2XTKA1F/view?usp=sharing

「東労組分裂」に際し訴える
今こそ闘う労働組合が必要だ!

会社の思うままにさせてはならない!
動労千葉は反撃にたつ!ともに闘おう!


「労組なき社会・職場」を許すな!

 東労組が分裂必至の状況に入っている。現場組合員を置き去りにした「本部派」と「三地本派(東京・八王子・水戸)」のいがみ合い。こ の事態に誰よりほくそ笑んでいるのは、会社だ。
 「どう転んでも脱退者を増やして社友会に組織できる」――それが会社の狙いだ。分裂となれば、本部派・三地本派を問わず、会社の解体攻撃がこれまでの段階を超えてかけられること は間違いない。
 会社の思うままに組合を解体されていいはずがない! 「労組なき職場」は、どんなひどい施策にも一言も声もあげられず、会社の好きにできる職場にするということだ。現場労働者どうしが競争しあい、蹴落とし合わなければならない職場にするということだ。絶対に許すわけ にはいかない!

今こそ労働組合の力を発揮する時だ

 職場では、ジョブローテーション提案や鉄道業務をすべて外注化・別会社化する攻撃など、鉄道会社の常識を覆すような攻撃が次々にかけられている。まさに労働者のために労働組合の力を発揮すべきときだ。
 そして、現場には会社の脱退強要に耐えている組合員や、社友会を拒否している仲間がいる。「労働組合は必要だ」「仲間を裏切るわけにはいかない」という思いのはずだ。
 ジョブローテーション提案についても、「なぜ車掌や運転士の職名を廃止しなければならないのか」「安全レベルが低下しない根拠がわからない」「生活設計がたてられない」「任用の基準は信用できない」「4月以降、どこに配転されるのか」といった怒りと不安の声があがっている。
 この攻撃の重大さは、鉄道に働くものならば誰もが感じている。だからこそ、労働組合の役割は、この攻撃に真剣に闘う方針を提起し、現場組合員と必死に向き合って討論し、闘う団結を組織することのはずだ。

労組なら現場組合員のために闘え!

 だが、東労組本部はジョブローテーション妥結を強行した。「反対だけでは展望は開けない」といって、現場の思いを踏みにじり、諦めさせ、会社と一体で怒りを押さえつける道を選んだ。絶対に許せない! 「私たちのジョブローテーションをつくり出そう」? ふざけるな!
 「本部派」は幹部の保身のために頭を垂れ、会社の許しを請うている。だから、「労働委員会への不当労働行為救済の申し立て」を統制処分までして止めなければならなかったのだ。
 「三地本派」もまた、主張が「不当労働行為救済申立て」一色になり、ジョブローテーションや外注化攻撃については完全に容認状態だ。現場組合員は「不当労働行為を許してはならない」という思いでいたはずだ。だが、幹部は明らかに「対会社」で闘うためではなく、「対本部」の財産争いのために使っている。
 これが労働組合の姿か! 組合員の思いとは関係なく財産の取り合いをやっている場合か!
 全組合員、そしてすべての仲間に訴える。今こそ闘う労働組合が必要だ。「労組なき社会」攻撃をうち破ろう! 闘う労働組合を職場に取り戻すため、ともに闘いにたちあがろう!

動労千葉の訴え(日刊動労千葉8743号 2020年2月3日付 )です。
すべての仲間はともに声をあげよう!

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