2016年2月29日月曜日

外注化阻止ニュース 第248号

http://www.doro-chiba.org/ga/gaityuuka248.pdf


早大 5年上限を撤回
労組と合意 講師3千人が無期転換へ

 JR千葉鉄道サービス(CTS)が就業規則改定で導入を狙う労働契約「上限5年」について、早稲田大学は「5年上限」を撤回し、約3千人の講師が無期転換の権利を手にすることになりました。以下、朝日新聞の記事を紹介します。


(朝日新聞2015年11月27日付記事)
 早稲田大学が、非常勤講師の契約上限を「5年」とした規定を撤回したことがわかった。撤回を求めていた労働組合と東京都労働委員会で和解した。短期契約を更新しながら働いてきた非常勤講師が雇い止めになる恐れがあったが、解消された。
 問題の発端は、労働契約法の「5年ルール」ができたことだ。有期契約で働く人でも、契約が繰り返し更新されて通算5年を超えた場合、無期契約への転換権が与えられるというもの。2013年4月に施行され、18年4月から順次権利が発生する。
 ところが、早大や大阪大など、非常勤講師との契約が無期になることを嫌う一部の大学では、「5年ルール」を免れるために、あらかじめ5年上限の規定をつくる動きがあった。早大は13年3月に5年上限の規定を新たにもうけた。反対する組合が大学を労働基準法違反で告 訴するなど、対立が激しくなっていた。

 和解協定によると、14年3月31日以前から働いている非常勤講師は「5年上限」がなくなり、5年を超えて働くと無期契約への転換権が生まれる。組合によると、約3千人が対象になるという。ただし、14年4月以降に働き始めた講師は、10年の上限が残る。今後、組合は10年上限の撤回も求めていくという。早大の広報担当者は「現時点で包括的に合意できた事項について和解した。引き続き真摯に対応していきたい」とコメントした。(編集委員・沢路毅彦)

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2016年2月28日日曜日

2016年2月27日土曜日

日刊動労千葉 第8054号

安全崩壊の外注化―非正規職化を突き崩そう!
―第27回車両技術分科会 定期委員会開催―
JR―CTSを貫く闘いの展望を大きく切り拓いた一年間!

http://www.doro-chiba.org/nikkan_dc/n2016_01_06/n8054.htm

 第27回車両技術分科会定期委員会が、2月11日(木)DC会館で開催された。 

 

外注化阻止ニュース 第247号

http://www.doro-chiba.org/ga/gaityuuka247.pdf


就業規則4・1改定
卑劣な上限5年制度
CTS 無期転換の仕組み抹殺が狙い

通算5年で誰でも無期契約になる

 2012年に労働契約法が改定され、有期労働契約の更新により通算5年を超えた場合に、労働者は「無期転換権」を付与されます(18条)。
 2回以上の更新で通算期間が5年をこえる労働者が、現在の契約期間が終了する日までに、無期労働契約の締結の申込みをした時には、使用者は申込みを承諾したものとみなされます。
 無期転換制度は、通算5年をこえて有期雇用を利用した場合には、企業側の〈採用の自由〉を制限して、無期雇用での採用を法律によって企業に強制する制度です。
 JR千葉鉄道サービス(CTS)で働く契約期間1年の契約社員も、5年を超えた時点(表の★の期間)で無期転換の申込みをすれば、CTSはそれを承諾しなければなりません。仮にCTSが拒否しても法律によって承諾したとみなされます。

無期転換の無効化を狙うCTS

 制度は2013年4月からカウントが始まり5年後の18年4月1日から申込みできます。
 ところがCTSが提案してきた就業規則の改定では、この無期転換の対象となる契約社員・パート社員について、スタッフ社員と名称を変更し、雇用期間は最大5年になると説明しています(現在は更新の制限なし)。
 つまり無期転換権の発生する通算5年のあいだに正社員か限定社員になれない労働者は(就業規則で一律に)雇い止めして、無期転換権を行使できなくしようとしているのです。

反復更新者の雇い止めはできない

 そもそも、現在CTSで働く契約社員・パート社員は契約更新が続くことを前提に働いています。恒常的な仕事だから当然です。労働契約法19条は労働者保護のため反復更新された労働者の雇い止めを無効とするルールを定めています。この点でも就業規則改定はNGです。
 就業規定の改定と雇い止め制度をストップしよう。動労千葉に加入して共に闘おう。

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2016年2月26日金曜日

日刊動労千葉 第8053号

CTS津田沼事業所 組合員への不当配転を許すな!
業務外注化粉砕!全ての仕事と出向者をJRに戻せ!
JRーCTSによる非人間的な扱いを絶対に許さない!

仕事と60歳以降の職場を奪う「出向解除」=不当配転

 この間、千葉鉄道サービス津田沼事業所において、要員が過剰になっていることを理由にして出向者に対する「出向解除」=不当配転の動きが出ている。しかも、JR千葉支社は、国鉄採の動労千葉組合員を対象にしようとしているのだ。

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闘いなくして安全なし No.062

https://drive.google.com/file/d/0B6_MNKzi3eCFbEotQWk4QkZ1bEk/view?usp=sharing


駅業務の完全別会社化ねらう
仙台駅 出札業務の委託提案―全面外注化へ

 JR東日本は、仙台駅の出札業務外注化を狙っています。これは一線を越えた駅業務の全面外注化の始まりです。

次元の違う外注化攻撃はじまる

 これまで外注化は、「エルダー社員の雇用の場の確保」が名目にされてきました。しかし、今回JR仙台支社は、「エルダー社員の雇用の場の確保は、外注化の前提ではない」と言い始めています。さらに「委託可能駅」の基準も完全に取り払い、「すべて業務が外注化の対象」としています。
 とくにJR自ら委託対象外とした「運転取扱駅」についても、「常時運転取扱がある駅でも委託は可能」とまで言っているのです。
 これまでの建前や歯止めをすべて取り払い一挙に外注化を進めようとしています。

平成採への出向・転籍強制へ

 すでに仙台駅改札業務は、東口、新幹線南口が外注化され、3月からは新幹線と在来線の中央口を除くすべての改札口の委託が計画されています。まさに完全外注化です。
 この中で平成採用の青年たちに、「出向に行かないなら遠隔地の駅に行け」という形で出向・転籍が強制されようとしています。
 仙台駅は首都圏以外の駅では最大規模の駅です。また東北地方では、ほとんどの駅は外注化されるか無人駅にされています。
 この中で仙台駅が完全外注化されればJRに戻る職場など残りません。一度出向に出されれば戻ることのない「実質転籍」なのです。

動労総連合とともに闘おう

 東京でも秋葉原や新宿駅など大規模ターミナル駅の全面外注化が狙われています。JRは駅業務の完全別会社化に踏み込んできたのです。それは乗務員の外注化・別会社化まで行きつかざるを得ない攻撃です。
 動労千葉は千葉の検修・構内業務の外注化を10数年にわたり阻止し続けました。職場全体で反対の声を挙げて行動すれば、必ず外注化は止められます。動労総連合とともに外注化に反対し声を上げよう。

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2016年2月25日木曜日

日刊動労千葉 第8052号

CTS雇用形態大改悪絶対反対!

http://www.doro-chiba.org/nikkan_dc/n2016_01_06/n8052.htm

「限定社員試験に合格しなければ5年で雇い止め」

 千葉鉄道サービス(CTS)は、4月1日からの雇用形態の抜本的改悪を含む就業規則の変更を一方的に行おうとしている。CTSの提案は、現在、契約社員やパートで働いているすべての労働者の雇用を根底から脅かすとんでもない内容だ。労働者にとっていいことなど何ひとつない。これほど重大な変更を、契約更新のわずか1カ月前に「決まったこと」のように提示するなど、ふざけるにもほどがある。
提案の要旨は以下のとおりだ。

日刊動労千葉 第8052号へのリンク

外注化阻止ニュース 第246号

http://www.doro-chiba.org/ga/gaityuuka246.pdf


CTS  雇用形態改悪に反対
「限定社員試験に合格しないと5年で雇止め」

 JR千葉鉄道サービス(CTS)が、雇用形態の抜本的改悪を含む就業規則の変更を一方的に行おうとしています(4月1日)。CTSの提案は、契約社員やパートの雇用を根底から脅かすとんでもない内容です。

契約・パートを時給制に

 提案の要旨は以下のとおりです。

◦「契約社員・パート社員」を「スタッフ社員」とし、月給制から時給制に変更
◦スタッフ社員の雇用上限は5年(1年更新で、更新は4回まで)。5年目以降も雇用を希望する者は、5年目に「正社員か限定社員」の試験を受け合格すれば継続して働くことができる。不合格ならば雇い止め
◦2013年(平成25年)4月1日以前から働いている人の場合、2017年度(平成29年度)が5年目となるため、この年に限定正社員に合格しなければ雇い止め

 現在、CTSの契約社員・パートは1年ごとの契約更新で実際上は65歳まで自動的に働くことができます。しかし新制度では、いったん全員5年で解雇し、選別的に限定社員として雇用するというのです。

作業手当等も大幅に減額

◦主任総括手当と、班長および班長代理手当は段階的に廃止、機器取扱責任者手当=1勤務300円に変更
◦ポリッシャー作業手当は廃止
◦徹夜勤務者には2勤務分(例えば便抜き作業なら1500円×2)支払われていた手当を15時間勤務を「1勤務」とし1回分の支給に減額

 ――雇用形態と賃金以外の面でも大改悪です。すべての労働者に関係します。
 CTSは「今後は、昼間4時間だけ、夜8時以降だけ働く夜勤者など、時間単位で柔軟に募集」「電車が来ない手待ち時間なども時間単位で管理を見直」と言っています。
 これだけ重大かつ深刻な労働条件の不利益変更を、使用者が労働者と合意することなく一方的にはできません。これが原則です。これだけの不利益を強いる理由はありません。とりわけ契約社員・パート社員が著しく不利益となることも許せません。
 CTSはすでに決まったことのように現場で伝達することは許されません。動労千葉は、団体交渉での解明、提案の撤回を要求します。みんなで団結して攻撃をはね返そう!

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2016年2月24日水曜日

日刊動労千葉 第8051号

検修・構内業務の全面外注化粉砕!
組織拡大をかちとろう! 
幕張・津田沼・木更津支部、車技分科からの決意

http://www.doro-chiba.org/nikkan_dc/n2016_01_06/n8051.htm
 
 検修・構内業務外注化が強行されてから4年。その現状と闘いの展望を聞きました。(文責編集部)

参加者   山田 護 幕張支部長
      内山敏光 津田沼支部乗務員分科会長
      外山義章 木更津支部執行委員
      半田幸夫 車両技術分科会長

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2016年2月21日日曜日

日刊動労千葉 第8050号

1047名の解雇撤回!
JRに採用を求める新たな署名運動がスタート

http://www.doro-chiba.org/nikkan_dc/n2016_01_06/n8050.htm
 
国鉄分割・民営化で不当解雇から29年ー 2・14労働者集会
会場埋め尽くす620人が結集
 

 国鉄闘争全国運動の呼びかけで「国鉄分割・民営化で不当解雇から29年―2・14労働者集会」が、東京・すみだ産業会館で620人の結集で開催された。同日北海道、福岡、広島、郡山、新潟、名古屋、沖縄で、15日には大阪でも国鉄集会が開催された。

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2016年2月20日土曜日

日刊動労千葉 第8049号

要員問題でCTSに申し入れ

組合要求に基づく要員をよこせ!  

 2月12日、動労千葉は、CTS(JR千葉鉄道サービス)に、要員問題に関する申し入れを行った。
 幕張事業所では、2年間で14人も減っている。昨年はほぼ毎月、退職者がでた。エルダー出向者の退職も重なり、14人も少ない状態で同じ仕事をやらせている。必要な仕事も回らない現状になっている。残った人にあらゆる矛盾が集中している状況だ。管理者は「募集しているが人が来ない」と言っているが、当たり前だ。賃金が安いからだ。あまりの安さに驚き、働き始めてすぐに辞めた人も多い。
 京葉事業所では、3月に2名の退職が予定され、現状でもギリギリの体制だが、2人退職したら仕事は回らない。
 CTSは、組合要求に基づく要員をよこせ!  生きていけるだけの賃金を出せ!  

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闘いなくして安全なし No.061

https://drive.google.com/file/d/0B6_MNKzi3eCFaU04VkpXYlpxcjQ/view?usp=sharing


仙台駅改札外注化提案
全面外注化・完全別会社への道

 東労組は1月25日、仙台駅出札業務委託の中止・見直しを求める声明を発表しました。そこでは、昨年11月20日に仙台駅出札業務をJR東日本東北総合サービスに委託する提案がされていたことが明らかにされています。

グループ会社再編で全面外注化へ

 仙台駅の平均乗降客数は東日本管内で49位(2014年度)で、首都圏の駅を除けば最も乗降客数の多い駅です。新幹線の乗車人員では東京駅、大宮駅に次ぐ3位です。
 首都圏では新宿や秋葉原といった大規模ターミナル駅の外注化が進められようとしています。その中で、「地方最大」といえ る仙台駅での外注化は、まさに駅業務の完全別会社化まで外注化が進もうとしていることを示しています。
 しかも、昨年7月に行われたグループ会社の再編で東北エリアの駅業務の委託先は東北総合サービスに統一されました。そして、11月には今回の提案が行われたのです。
 首都圏においても、駅業務の委託先は同じく昨年7月にJR東日本ステーションサービスに統一されました。そして、新宿、秋葉原と急速に全面外注化が進もうとしています。

労働組合が外注化協力した結果

 この事態に東労組は、「外注化はエルダー社員の雇用の場の確保が前提のはずだ」「約束が違う」といった批判に終始しています。
 しかし、「雇用の場の確保」と引き換えに、外注化に率先して協力してきたのは東労組自身です。労働組合側が外注化を容認し推進したことが、今回の事態を招いたのです。
 外注化の目的は労働者の権利を破壊することを通してコストを徹底的に削減することにあります。だからこそ、この攻撃はあらゆる業務の全面的な外注化まで行きつかざるを得ないものです。
 外注化は雇用と同時に鉄道の安全を破壊します。JR東日本自身、外注化がこの間の事故多発の「変化点(背後要因)」だと認めているのです。鉄道業務の外注化は絶対に認められません。動労千葉とともに、外注化反対の声を職場からあげよう。

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2016年2月19日金曜日

原発なくせ! 戦争やめろ! 3・1東京集会

http://4754e3a988bc1d78.lolipop.jp/pdf/1631color.pdf


ビキニ水爆実験と被ばくから62年
原発なくせ! 戦争やめろ!
3・1東京集会

3月1日(火)19:00~
西荻勤労福祉会館(西荻地域センター)ホール
(杉並区桃井4-3-2 JR西荻駅北口から徒歩15分 関東バス「桃井4丁目」)
講師 布施幸彦医師(ふくしま共同診療所院長) 「原発事故から5年 福島の現実と怒り」
資料代 500円

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2016年2月18日木曜日

外注化阻止ニュース 第245号

http://www.doro-chiba.org/ga/gaityuuka244.pdf


闘いなくして安全なし
レール破断で運転保安闘争
レール160㌔を交換させた

 軽井沢バス事故や廃棄カツ転売、杭打ちデータ偽装など鉄道・バスでの事故頻発や食品・建築業界の偽装問題が深刻化しています。
 00年代初頭の規制緩和で、乗合バスは免許制から許可制となり、運賃も自由化されました。98年の建築基準法の改定では、建築確認などの検査業務が民間に丸投げ開放され、数年で民間検査が行政検査の件数を逆転しました。
 規制緩和と民営化が安全を崩壊させたのはJRでも同じです。05年に福知山線脱線事故(尼崎事故)が発生した時、JR西日本は、数年で経常利益を5割も増やす一方でATS設置費用を4分の1まで減らしていました。
 国鉄時代のATSを義務づける通達は民営化後に廃止。ダイヤ変更も許可制から届け出制となり、大手私鉄と競争するための余裕のないダイヤがまかり通っていました。

規制緩和・外注化でレール破断

 規制緩和で加熱する競争激化が事故や偽装の背景にあることは間違いありません。しかし、なにより職場から声を上げなければ、この状況を変えることはできません。
 動労千葉は、京葉線や総武線で04年前後から頻発したレール破断と05年の尼崎事故に対し、危険箇所でのスピードダウンなどの安全運転闘争を闘い抜き、総計160㌔ものレールを交換させました。
 レール破断の原因は、規制緩和と外注化です。
 国土交通省が02年に鉄道の安全規制を抜本的に緩和し、「事前規制から事後チェック」に変更され、事実上JRの自主管理になりました。
 たちまち検査周期の延長など安全コストの大幅削減が始まり、鉄道業務の外注化が進みました。保線部門は真っ先に外注化され、わずか2年後にはレールが次々と折れる事態に陥ったのです。

安全守る労働組合の闘い

 動労千葉の闘いは、安全を犠牲にしたコスト削減に歯止めをかけました。労働組合の闘いこそが安全と乗務員・乗客の生命を守ります。

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3・11反原発福島行動’16

https://drive.google.com/file/d/0B6y4rccbE8WTU3hXSTdkRXJRa2s/view?usp=sharing


ビラへのリンク

2・29クレオ集会への結集を呼びかけます

http://gendai-chianijihou.at.webry.info/201602/article_1.html


改憲・戦争攻撃と一体の新捜査手法を廃案に!
階級的労働運動の力を基軸に闘いの大爆発へ

2・29クレオ集会への結集を呼びかけます

 「現代の治安維持法と闘う会」は2月9日、「労働者の団結で戦争を止めよう 新捜査手法を廃案に 2・29集会」への参加を呼びかける霞ヶ関・裁判所前街宣を行いました。
 安倍政権は、アベノミクスの総破綻、甘利経済再生担当大臣の汚職による辞任等により、政権崩壊の危機に追いつめられ、一層凶暴化し、改憲・非常事態条項の新設を7月参院選を契機に行い、戦争体制の構築を急ごうとしています。
 また、総非正規職化・派遣労働者化の攻撃をさらに強め、生きるに生きられない社会となっています。しかし、これら安倍政権の新自由主義攻撃に対し、派遣法粉砕、外注化阻止・非正規職撤廃を貫いてストライキで闘う階級的労働運動が、「動労総連合」建設を中心に、ゼネストで闘う韓国民主労総や全世界の労働者との共通の闘いとして、国際連帯の力で闘いぬかれ、労働者が主人公の社会を作る闘いとして力強く推し進められています。

連続するデッチあげ治安弾圧は改憲・戦争攻撃と一体だ

 この闘いの前進に恐怖した、国家権力は、昨年の「街」デッチあげ弾圧や学生へのスパイ化攻撃をはじめとする治安弾圧を連続して加えてきましたが、完黙・非転向と団結の力でことごとく破綻させ、勝利してきました。
 今年に入ってからも、1月18日に権力は「転び公妨」で2名を逮捕し、あろうことか2月5には「免状不実記載」を口実に再逮捕まで行いました。これら一連の治安弾圧は、今国会で導入されようとして継続審議となっている「新捜査手法」の導入の先取り攻撃に外なりません。
 「新捜査手法」は、盗聴の拡大、司法取引の導入(密告制度)、証人隠し等を狙った刑訴法の大改悪であり、これらが導入されれば、権力が、今までは公然とはできなかったスパイ化攻撃や潜入捜査、盗聴なども思いのままにできることになります。この攻撃が、改憲・戦争攻撃と一体のものであり、労働組合や反戦運動を解体・壊滅させることを目的にしたものであることは明白です。これを許してはなりません。
 2月29日に行われるクレオ集会は、「新捜査手法」をはじめとする現代の治安維持法攻撃との闘いを、前進する階級的労働運動の力を基軸に大爆発させることを、大衆的に呼びかけるものです。大結集を勝ち取り、新捜査手法を廃案に追い込もう。

2016年2月17日水曜日

2016年2月13日土曜日

日刊動労千葉 第8048号

第74回定期委員会の成功をかちとろう!

 第74回定期委員会が2月28日(日)13時から、DC会館において開催されます。
議題は、①第44回定期大会以降の総括について。②16春闘勝利、1047名解雇撤回、業務外注化粉砕、3月ダイ改合理化阻止に向けた当面する取り組み。③2016年度暫定予算について。④その他、です。

日刊動労千葉 第8048号へのリンク

NAZEN通信 34号

http://4754e3a988bc1d78.lolipop.jp/pdf/tsushin34.pdf


通信へのリンク

2016年2月12日金曜日

日刊動労千葉 第8047号

2・24出向無効裁判へ結集を

2月24日、第14回動労総連合・出向命令無効確認訴訟が行われる。現在、裁判は証人尋問の段階に入ろうとしている。大結集で裁判所に証人尋問段階から大法廷で開催することを要求しよう。




「みどりの窓口」6駅で廃止提案

JR千葉支社は1月にみどりの窓口廃止の提案を行った。廃止が提案されたのは、錦糸町(北口)、本千葉、千倉、船橋法典、新習志野、浜野の6駅だ。

日刊動労千葉 第8047号へのリンク

闘いなくして安全なし No.060

https://drive.google.com/file/d/0B6_MNKzi3eCFblZwOTVqOFU0WVE/view?usp=sharing


「ライフサイクルつぶそう!」
1・29スト 動労水戸・會澤さんの訴え

 1月18日に事前通知の受け取りを拒否し、改めて「ライフサイクルでの異動は反対です」と伝えました。2月1日には発令される と思いますが、これまで発令を阻止撤回させるために全力で闘ってきました。
 これから3年間、駅に行くことになります。ライフサイクルとは本当に運転士が行かなければならないものなのかどうか、自分が体験してはっきりさせたい。自分の経験から反対だと発信していきたいと思います。

闘わなければ勝てない

 東労組の役員は「結局反対して闘っても勝てないんだ」などと言うだろうと思います。闘っても勝てないんじゃなくて、闘わなければ勝てないんですよ。おかしいことにはおかしいと、はっきり声に出さなければ気持ちは伝わらないし、何も変わらないんですよ。
 動労水戸は、本当に仲間を大切にして闘っています。仲間が闘っている時に、今日もこうして東京や東北からたくさんの人が駆けつけてくれています。そういう人たちこそ仲間だと言えるんじゃないでしょうか?

動労水戸加入は間違ってなかった

 私は「ライフサイクル絶対反対」を掲げて闘うために動労水戸に結集したことは間違っていなかったと自信を持って言えます。
 大子運輸科の皆さん、そして平成採運転士の皆さん。今のままライフサイクルに反対もせず、ただ従うだけでいいのでしょうか?
 みんなも結婚したり、家族がいたり、子どもがいたりして、守らなきゃいけない存在がいるんじゃないですか。そういう人たちを守るため、本当に人生設計すら壊されるようなライフサイクルなんてぶっ潰すしかないじゃないですか。そのために、できるなら動労水戸に入って一緒にストライキに立ち上がってライフサイクルを潰しましょう。
 まずはライフサイクルを潰し、外注化を潰し、非正規職の人たちの正規雇用を勝ち取りましょう。労働者が団結して闘えば負けることなんてないんです。動労水戸に結集して共に闘いましょう!

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2016年2月11日木曜日

外注化阻止ニュース 第244号

http://www.doro-chiba.org/ga/gaityuuka244.pdf


CTS春闘 賃金と要員よこせ
過去最高 2481億円の純利益 ボロ儲けのJR東

 JR千葉鉄道サービス(CTS)幕張事業所(清掃部門)は、2年前の2014年1月時に127人(管理者含む)だったのが、今年1月 段階で113人にまで減っています。実に14人も少ない状態で同じ仕事をしています。
 少なく見積もってもCTSは年間で数千万円の人件費を浮かしています。
 管理者は「募集しても人が来ない」と言いますが、賃金があまりに低いからです。「賃金が仕事に見合わない」とすぐに辞める人もいます。
 現場は、車両の日常清掃で精一杯で、体制が組めずに全般清掃が十分にできないなど完全に悪循環に陥っています。217系 快速車両の全般清掃は、ほとんど実施できていないのが現状です。

「経費削減に貢献」?

 京葉事業所では夜勤が8人から5人になり、そのことを「経費削減に貢献した」として本社から社長が来て表彰しました。まったく冗談ではありません。
 君津作業所では要員不足で5日連続夜勤が当たり前となり、現場からは「とにかく人を増やさなければ体が壊れる」との声が上がっています。
 要員不足で急に「夜勤に入って」「徹夜勤務に」と泥縄的に勤務指定が変更されたり、特定の人がキツイ仕事に連続して入らざるをえない状況です。計画的な要員募集をせず、残った人に負担が集中しています。

JR東は過去最高益を更新

 一方でJR東日本は、1月29日に発表した2015年度の4月~12月の連結決算で、前年同期比率で26・7%増、過去最高の利益を更新し2481億円となりました。
 コスト削減のためにあらゆる業務の外注化を進め、安全やローカル線を切り捨て、グループ会社の労働者には極限的な低賃金を強制して利益を積み上げ続けているのがJR東日本なのです。
 その溜め込んだ資金で、あちこちにビルを建てまくっているのです。はらわたが煮えくり返る思いです。CTSは、大幅賃上げを実施せよ! 十分な要員をよこせ! JR東日本は下請け叩きをやめろ!

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JR署名リーフレット

http://www.doro-chiba.org/z-undou/pdf/2016rifu.pdf


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2016年2月10日水曜日

JR署名用紙

http://www.doro-chiba.org/z-undou/pdf/2016yousi.pdf

JR署名用紙へのリンク


JR署名呼びかけ・賛同用紙

http://www.doro-chiba.org/z-undou/pdf/2016yobikakesandouyousi.pdf


最高裁決定に基づき1047名の解雇撤回・採用を
JRに求める署名運動の呼びかけに加わって下さい

国鉄分割・民営化に反対し、1047名の解雇撤回闘争を支援する全国運動(国鉄闘争全国運動)

 私たちは、国鉄1047名解雇撤回に向けた新たな署名運動をはじめます。JRに対して直接、解雇撤回と採用を要求する署名運動です。
 昨年6月の最高裁決定による確定判決は、採用候補者名簿が不当労働行為意思のもとに作成されたことを明確に認定しました。さらに私たちが裁判に提出した新たな証拠により、それを指示したのがJR設立委員長だったことも明らかになりました。
 国鉄改革法23条第5条は「職員の採用について、当該承継法人の設立委員がした…行為は、当該承継法人がした行為とする」と規定しています。JRは採用差別について明確に法的責任を負うことは明らかです。
 動労千葉は2015年9月9日、JR東日本本社に対して「高裁決定に基づいて動労千葉組合員を採用せよ」と団体交渉を申し入れました。私たちは闘いの旗を下ろさず、〈解雇撤回・JR復帰〉を掲げて闘い続けます。今回の最高裁決定は解雇された1047名全体の問題です。新たな解雇撤回・原職復帰闘争の開始です。
 国鉄1047名解雇撤回の新たな闘いを、安倍政権による派遣労働の全面解禁や残業代ゼロ、金銭解雇制度などの労働法大改悪、さらには改憲・戦争政策への反撃の闘いとしたいと考えています。
 派遣法改悪についてマスコミでも「1985年以来の大転換」と報じています。派遣法の制定は国鉄分割・民営化と一体でした。労働法や雇用をめぐり国鉄分割・民営化以来ともいえる大転換が始まっています。労働組合にとってもういちど勝負のときが来ています。
 安倍政権は「成長戦略」の名で社会を丸ごと民営化し、「地方創生」の名で地方を切り捨て、労働者を貧困と非正規雇用に突き落としています。すべてが限界に来ています。新しい署名運動をこの怒りの声と闘いの意欲を結集し、労働運動再生の展望を示す運動としたいと考えております。
 私たちは解雇撤回をかちとる最後まで闘い抜く決意のもと、新たにJRに対する解雇撤回・JR採用を求める署名運動を呼びかけます。つきましては、この運動を強力に推し進めるため、全国各界の多くの方に呼びかけに加わることをお願いいたします。呼びかけが難しい場合は、賛同(公表)をお願いいたします。

JR署名呼びかけ・賛同用紙へのリンク

2016年2月9日火曜日

日刊動労千葉 第8046号

派遣法粉砕!「残業代ゼロ法」、「解雇金銭解決制度」
━労働法大改悪に立ち向かおう!
2・14国鉄集会かちとり16春闘へ

2月14日(日)午後6時(開場5時半)すみだ産業会館8階サンライズホールJR錦糸町駅(南口)丸井ビル8F

 安倍政権は、昨年の安保法制の強行や派遣法改悪に続き、16年通常国会で、残業代ゼロ法や解雇の金銭解決制度などの労働法制大改悪を進めることを宣言した。これは国鉄分割・民営化以来の社会の大転換だ。社会が根底から崩壊し、すべてがもう限界、怒りの声が爆発し間違いなく全部破綻する。日本の労働運動がもう一度、力を取り戻す時が来た。

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JR署名パンフレット

http://www.doro-chiba.org/z-undou/pdf/2016panf.pdf


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2016年2月8日月曜日

全国協ニュース 第97号

http://www.godoroso-zenkokukyou.org/grz/?p=4081

2016年2月6日土曜日

日刊動労千葉 第8045号

CTSは、生きていけるだけの
賃金を出せ! 要員をよこせ!

「2年間で14人減」(CTS幕張事業所)は異常事態だ

 2年間で14人も減っている! 賃金が安いからだ!!
CTS幕張事業所(清掃部門)では昨年、ほぼ毎月、退職者がでた。エルダー出向者の退職も重なり、必要な仕事も回らない現状になっている。

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会報・国鉄闘争全国運動第68号

https://drive.google.com/file/d/0B6_MNKzi3eCFSVBRVGdUZHdCdWM/view?usp=sharing


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2016年2月5日金曜日

闘いなくして安全なし No.059

https://drive.google.com/file/d/0B6_MNKzi3eCFeWJodGRTOVh4Vzg/view?usp=sharing


ライフサイクル発令弾劾!
動労水戸が3波のスト闘う

 JR東日本は2月1日、「ライフサイクル制度」による運転士の駅への配転を発令しました。これに対して、水戸駅への配属を命じ られた動労水戸の會澤運転士は、3波のストライキを闘いぬきました。

「運転士の仕事をなめるな!」

 ストライキを闘った會澤さんは、「おかしいことにはおかしいと、反対の声を上げなければ怒りは伝わらない」「自分の仕事に責任感と誇りを持って真剣に頑張っている運転士はたくさんいる」「本当に、運転士の仕事をなめるなと言いたい」と訴えました。
 「ライフサイクル制度」は、運転士を40歳までに駅に配属するというもので、「運輸のプロを育成する」ことが目的とされました。
 しかし、運転士の仕事は毎日同じことの繰り返しというわけではありません。経験がものをいう職場で3年も乗務しなければ、技術力が落ちるのは当然のことです。
 現在、運転士になるには駅業務を経験した後、国家試験に合格しなければなりません。その運転士の仕事を、強制的に3年間も奪われるのです。
 會澤さんが配転させられた水戸駅の管理者は、「駅員は足りている。組合の主張はわかるが受け入れ拒否はできない」と言っています。労働者が誇りをもってやっている仕事をこんな形で奪われていいはずがありません。
 運転士の使命は、何より安全に列車を運行することのはずです。労働者の誇りを奪い、鉄道の安全を破壊するライフサイクル制度は即刻廃止する以外にありません。

駅業務全面外注化に向けた攻撃

 この制度は、駅業務外注化にむけた攻撃でもあります。外注化とライフサイクルを前提に、駅要員は徹底的に削減されました。そして、委託の難しい輸送職を運転士に担わせることで矛盾の穴埋めを強制しているのです。
 現在、秋葉原駅や新宿駅といった大規模駅さえ全面的外注化されようとしています。駅業務外注化は、乗務員の外注化・別会社化に行きつかざるを得ない攻撃です。ライフサイクル制度・外注化に反対の声をあげよう。

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2016年2月4日木曜日

外注化阻止ニュース 第243号

http://www.doro-chiba.org/ga/gaityuuka243.pdf


CTS春闘
賃上げ・要員増を!
幕張・木更津・館山・京葉 組合員の声

【幕張事業所】

❖当たり前の労働組合として
 昨年は、CTSで11人の組合員が加入しました。「私たちは当たり前の活動をしている労働組合。特別なことをしているわけじゃない」という姿を職場の仲間に見せることで理解を深めたいと思っています。
❖幕張では2年で14人も減った
 昨年、幕張事業所では毎月のように退職者が続きました。「仕事と賃金が見合ってない」「あまりの賃金の安さにびっくり」と一日で退職した方もいました。春闘にあたって幕張事業所の人数を数えなおしたところ、2年間で14人も減(127人が113人に)。これで同じだけ仕事しろとは無茶です。

【木更津事業所】

❖福利厚生の改善に尽力したい
 昨年は、初めて職場から要求を出し労働環境の改善を実現しましたが、福利厚生が不十分です。住宅手当もなく契約社員は扶養手当もない。「JRグループ」を名乗りながら、JRでは出てCTSで出ないのはおかしい。
 君津作業所では要員不足で5日連続夜勤が当たり前のように入れられています。「とにかく人を増やしてくれなければ、体がぶっ壊れてしまう」という声が上がっています。

【館山事業所】

❖動労千葉に加入し初の春闘
 私はCTSに入社して4年になりますが、今まで時給のアップがありません。今年はアップして欲しいです。契約社員やパートにも退職金や慰労金制度をつくって欲しい。
 この先、病気や働けなくなった時を考えると不安になります。年金だけでは食べて行くことができません。このままでは病気になっても病院に行くことができません。
 動労千葉に加入して初めての春闘です。一致団結して満足できる回答をかちとるぞ!

【京葉事業所】

❖職場は矛盾だらけ
 雪や雨が降っても待機する場所もなく、濡れながら入区する電車を待つこともあります。副所長は暖かい事務所で雪が降ったことも知りませんでした。お昼を食べながら洗濯機を回して雑巾を洗うこともあります。
❖春闘で賃上げかちとりたい
 人が足らなくても社員にしない。給料もボーナスも安いし、60歳過ぎたらさらに安くなる。どこかで悪循環を断ち切らないと。今度の春闘でちゃんと賃上げをかちとりたい。

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2016年2月3日水曜日

日刊動労千葉 第8044号

全支部活動者研修会報告②
「日本はどこへ行く」
労働者はこの情勢にいかに立ち向かうのか
 

http://www.doro-chiba.org/nikkan_dc/n2016_01_06/n8044.htm

 2日目 藤村一行 氏(動労千葉労働学校講師)
 
 全支部活動者研修会2日目は、「情勢と時代認識」として、動労千葉労働学校講師である藤村一行先生の講義です。まず、中野洋前委員長の「甦る労働組合」から、現代はどういう時代なのかをとらえる「四つのキーワード」が改めて提起されました。

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◆本部ニュース603号発行!

http://blogs.yahoo.co.jp/shinsaikyuenhonbu/13913608.html


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2016年2月2日火曜日

日刊動労千葉 第8043号

乗務員分科 16年の課題と抱負 
定年延長と65才まで働ける労働条件を!
ローカル線切り捨て、ワンマン運転の拡大を許すな!

JRでの組織拡大を必ず実現しよう!

 3月ダイ改合理化粉砕、反合・運転保安確立、行路緩和実現、ワンマン運転廃止に向けて、乗務員分科会及び支部からの闘いの決意を寄せていただきました。 (文責・編集部)

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