2012年2月29日水曜日

日刊動労千葉 第7273号

4月1日全面外注化を
阻止する大きな勝利!

仮処分審尋でJR東日本代理人が「4月1日実施はない」と主張

新たな闘う体制を構築するために、業務外注化差し止めの仮処分を取り下げ

全ての組合員のみなさん!
 そして、JRで働く全てのみなさん!
 JR東日本が行おうとしていた検修・構内業務の全面外注化攻撃について、4月1日での実施ができないところに追い込むという大きな勝利をかちとりました。
 職場での団結と、闘いによって外注化攻撃を阻止することができることを改めて実証したということだ。
 全面外注化は、まだ行われたわけではない。ここで踏ん張り、頑張って闘えば、絶対に阻止することができるのだ。絶対にあきらめずに闘いぬこう。

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◆本部ニュース247号発行!

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2012年2月26日日曜日

日刊動労千葉 第7271号

第66回定期委員会の成功をかちとり、
外注化阻止・基地再編攻撃粉砕へ!

4月全面外注化阻止へ

 昨年の大会以降われわれは、11月労働者集会の1万人結集へ向けての取り組みと検修・構内業務の外注化阻止の闘い、とりわけ京葉車両センターにおける構内1日勤の外注化攻撃との闘い、そして佐倉・銚子運輸区新設における異動のための線見訓練拒否の指名ストライキを闘い抜いている。
 2月26日に開催する第66回定期委員会の成功をかちとり、全面外注化阻止へ、基地統廃合攻撃を粉砕へ向けて全力でたたかいに起ち上がろう。

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2月28日に経産省に署名を提出します

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写真は1月31日の申し入れ。テントが集合場所です

 

 再稼働をとめ、原発をなくしていくために闘い抜いてきたこの一年を経産省につきつけていくために、 ぜひみなさんお集まりください。署名は数万筆になると思います。
 経産省側は、「部屋を用意して対応します」と言ってはいるものの、「部屋に入れるのは5名まで」と意味不明な規制をしています。みんなの声を直接届けよう。報道のみなさんも参加可能です。
 インチキな「ストレステスト」を通して、大飯・伊方の再稼働を狙う経済産業省に怒りの声を。

 2月28日 13:30
 経産省前・脱原発テント前(東京メトロ「霞が関駅」A12a出口すぐ)に集合
 14:00から提出行動を行います。

 まだ署名を持ってらっしゃる方がいらっしゃいましたら送付して頂くか、当日数えた上で持ってきてください。

NAZEN のサイトから転載

◆本部ニュース245号発行!

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2012年2月25日土曜日

日刊動労千葉 第7272号

最高裁の超反動判決を徹底的に弾劾する!

JR東日本との実力闘争で運転士登用を実現するぞ!
外注化阻止ー組織拡大で反撃しよう!

 本日、最高裁第1小法廷・櫻井龍子裁判長は、動労千葉の運転士登用差別事件について、「原審判決を破棄する」との超反動判決を行ってきた。
 判決の要旨は次のとおり。
【補完教育対象者の選考について】
◆本件予科生らの内、補完教育を希望した者の中で、補完教育の対象者に選ばれなかった者の能力や勤務成績等が、対象者に選ばれた東労組組合員と比較して劣るものでなかったということについて、動労千葉は立証していない。
◆また、補完教育の対象者の選考において、動労千葉所属3名が選ばれている。
◆補完教育対象者の選考と同時期に、国鉄において運転士を経験していた動労千葉所属の23名が運転士に発令されている。
◆JR東日本は、90年以降、補完教育を行わずに、昇進基準に基づいて運転士発令をしているが、補完教育を受けなかった予科生が運転士に発令されなくなったことは、所属組合が動労千葉か、他の組合であるかで異なるものではない。
◆補完教育を希望しながら対象者に選ばれなかった者については、補完教育の対象者としないとのJR東日本の判断が示されていた。
◆昇進基準に基づく運転士発令が行われており、予科生らを改めて教育する機会を設けるべき需給状況の変化等は生じていない。
◆JR東日本が、補完教育の対象者選考において、労働組合を理由として動労千葉所属予科生らを不利益に取り扱ったとまではいえない。
◆JR東日本が、90年以降、補完教育を行わなかったことが、予科生を運転士の登用経路から排除する目的に出たものということはできない。
【結論】
◆JR東日本が、車掌経験が必要不可欠な条件とする運用の下で、予科生らについて、補完教育の対象者選考において、予科生の希望者11名から3名を除いて対象者に選ばず、運転士に発令しなかったこと及び、90年以降は補完教育を行わずに予科生らからは発令しなかったことは、いずれも所属労働組合を理由とする労組法の不利益取り扱いや支配介入にあたるとはいえない。

立証できないことを判決理由とするデタラメな判決

 今回の最高裁判決は、これ以上デタラメな判決はないと言い切れるほどデタラメな判決だ。JR東日本が主張している内容をそのまま羅列しただけの、判決とは到底言えないしろものだ。
 判決文では、千葉の労働委員会や中労委、東京地裁、東京高裁で、JR東日本が一言も主張していなかった予科生らの成績を持ち出し「東労組組合員と比較して劣るものでなかったことを立証していない」などといって破棄の理由にしているが、JR東日本が主張していないのに、何を立証しろというのだ。立証できるはずがないのだ。
 また、「補完教育と同時期に動労千葉所属の23名が運転士に発令されている」となっているが、これは運転士から駅等に強制配転された組合員について、2年程度を目途に運転士に復帰させるとの会社との確認の上で行われたものであり、本件予科生らの運転士発令とは全く異なるものであり、こうした事実誤認を最高裁が行ったこと自体、判決に値しないものだ。
 そして、最大の問題は、08年12月に最高裁決定により確定している動労水戸事件については一言も触れていないということだ。いや逆に、動労水戸事件に触れた場合には動労水戸事件も勝利判決にしなければならないため、あえて触れずに判決を下したということだ。
 動労総連合参加の千葉と水戸の予科生の運転士登用をめぐる同じ内容の差別事件であり、しかも、法廷も最高裁第1小法廷で同じ、裁判長も櫻井龍子裁判長で同じであるにもかかわらず、なぜ判断がことなるのか、全く理解できるものではない。
 動労水戸事件はすでに確定しており、この判例は法律と同じ効力を持つことになる。そうである以上、この判例に照らして考えれば、動労千葉の事件も同様にJR東日本の不当労働行為が明確に認定されなければならない。
 しかし、最高裁第1小法廷・櫻井龍子裁判長は、自らが下した動労水戸判決を無視して、動労千葉に対しては東京高裁判決を「破棄」する反動判決を行ったのだ。

全労働者に対する攻撃だ!団結を守り、職場から反撃を!

 最高裁のデタラメ極まる判決で、動労千葉に所属する予科生らの30年以上にわたる運転士への夢を閉ざすなどということは絶対に許されない。実力で運転士登用をもぎとるまで闘いぬくことを改めて決意する。
 また、今回の反動判決は、動労千葉だけではなく、全ての労働者に対する攻撃であることを改めて確認しなければならない。
 動労千葉は、今回の反動判決を徹底的に弾劾するとともに、この怒りをさらに爆発させて、検修業務全面外注化絶対阻止、基地総配合ー組織破壊攻撃粉砕、12春闘勝利、そして何よりも組織拡大に向けて、職場から総決起する決意である。

2012年2月23日
国鉄千葉動力車労働組合

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労働運動ニュース第16号を発行しました!

News16

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郵政非正規ユニオンNEWS第3号

郵政非正規ユニオンNEWS第3号

郵政非正規ユニオンより緊急の呼びかけ!

  本日2月24日郵政非正規ユニオンは東京多摩支店との団体交渉を行いました。団体交渉の内容は後日掲載の予定ですが。
 全国の郵便局の正規社員・ゆうメイトの皆さんに緊急でお伝えしなくてはならない事態が明らかになりました。

「3月雇い止めやるのか?」(ユニオンの問いに
「3月末雇い止めやりますよ!」(中川業務企画室長

 ふざけるな!また非正規の首をきるのか!
 昨年に続いて強行される3月雇い止めは絶対に許せない!郵政非正規ユニオンは断固として闘います。
 昨年より続く雇い止め計画4万6千人は現在、昨年65歳社員1万2千人首切り。そして残りのゆうメイト3万4千人、それでも追いつかない追加700億円赤字穴埋めの為の大量雇い止めがいよいよ3月末よりスタート。今回はそれだけにとどまらずに正規社員の給与3割カットというとんでもない事態が口火をきりました。
「雇い止めやりますよ!」との挑戦的なセリフは郵政における16万非正規社員を蔑視する、郵政経営陣の考えを代表しての発言です!
 昨年のゆうメイトの雇い止めでは65歳以上の契約社員だけでなく各支店の支店長の独断で、率直に言うと「気に入らない」という理由で多くのゆうメイトの仲間たちが怒りと涙で職場を去って行きました。
 その中で私たちは非正規社員を中心にユニオンを結成し、今や全国区となった「郵政非正規ユニオン」はゆうメイトだけでなく、闘わないJP労組の犠牲で正規職で一時金3割カットのみならず、今年において実行されるとされる給与3割カットにも一歩も引かずに闘う事をここに明言します。
 そもそもの郵便事業の大赤字は郵政経営陣や社長である「鍋倉・齋藤社長」が真っ先に責任をとるべきであり、まじめに日々の職務に励み何の責任もない正規・非正規社員に転嫁すべき根拠は何一つありません。
 責任をとらない社長を始めとする経営陣。社員から多額の組合費を集めながらまったく闘おうとしないJP労組中央本部こそ悪だという事です。
 正規社員にしても漠然と給与の3割カットというのは、単純に30万円の月収が約20万円になるということです。
 ゆうメイトは雇い止めになれば即路頭に迷う。正規職でもでたらめな搾取に家庭の維持が難しくなる。
 こんな理不尽な決定は正規も非正規も認めてはならないということです。
 雇い止めの予告通知が渡されたとしても解雇を不当にする闘いがユニオンには出来ます。このユニオンには多くの熱意ある仲間と弁護団がひかえています。
 一方的に雇い止めを通達されて一人悔しい思いをするのではなく当局に怒りを叩きつけるための闘いを当ユニオンの仲間たちは待っています。
  今こそ正規社員とゆうメイトの非正規社員は共に立ち上がり一方的な労働条件や雇い止めをおしつけて恥とも思わぬ、当局にたいして声をあげよう!

2012年2月24日金曜日

全国運動速報3号

全国運動速報 3号

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 動労千葉の予科生等運転士登用差別事件で2月23日、最高裁第一小法廷の櫻井龍子裁判長は、動労千葉側の勝利判決である高裁判決を破棄する実に許し難い反動判決を出した。
 なぜ動労千葉の組合員だけ運転士に発令されないのか。まったく同じ内容の裁判で、しかも同じ櫻井裁判長によって動労水戸は勝訴しているのだ。
 わずか5秒。櫻井裁判長は主文を読み上げ、逃げるように退廷。最高裁前は、濃密な怒りの感情で満ちた。「これが20数年の不当労働行為に対する判決なのか」--血が逆流する思いだ。
 動労千葉弁護団の広瀬弁護士は「20数年の当該の思いが踏みにじられ悔しい。JRの言い分を丸飲みし、形式論に終始している。動労水戸の判決について一言も触れていない。最初から結論を決めている」と弾劾した。
 田中委員長は、烈火のごとく怒りを爆発させた。「ふざけるな! 最高裁。 30 年間虐げられた労働者の思いが分からないのか! 無人駅の掃除やホームでの牛乳販売など、どれだけひどい扱いを受けてきたのか。その中で動労千葉は団結して闘ってきた。この思いはこいつらには分からないんだ」
 「分割・民営化もすべて同じ仕組みだ。高裁の勝利判決をひっくり返すのにわずか数ページの判決文。俺は許せない。動労千葉と動労水戸とどう違うのか。一言も触れていない。ウソで踏みにじるのか」
 「決意を新たにしなければならない。すべては国鉄分割・民営化にある。間違っていることに決着をつけなければならない。どれだけの労働者が苦しんできたのか。こんな間違った国はぶっ倒さなければならない」
 当該の予科生は10人のうち7人が結集。「本当に悔しい」「残念だが職場からがんばる」「悔しくてしょうがない。外注化阻止でぶっ倒すまで闘う」と口々に怒りと悔しさを語った」
 当該の最後に幕張支部の関さんが「この10人の仲間はみな検修部門の支部に所属している。この怒りを外注化粉砕へ力を合わせる」と、この悔しさを全体のものにして、外注化阻止へ決起することを訴えた。
 動労千葉の各支部や動労水戸、動労千葉を支援する会の仲間も結集した。
 「職場から力づくで会社に頭を下げさせるしかない。反動判決がなんぼもんじゃい。動労水戸との分断が狙いだ。団結してひっくり返そう」(動労水戸)、「すごく悔しい。一人の人間が大人になるくらい長く闘ってきた。これから青年労働者をまとめてJRを糾弾していく」(青年部の北嶋部長)、「本当に頭にくる。これで終わりだと思うな。今からが本当に闘いだ」(支援する会の山本事務局長)
 最高裁の反動判決に対する回答は職場からの壮大な反撃の開始だ。実力で運転士に登用させ、櫻井裁判長を必ず後悔させる。4・1外注化阻止へ全国から支援と連帯を結集させよう。

 

sakurai  ↑↑ こいつが反動裁判長!櫻井龍子 厚生労働省官僚出身 ↑↑

 


全国運動速報第2号

全国運動速報2号

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中野前委員長追悼 
外注化阻止・12春闘勝利!
3・4動労千葉総決起集会

日時  2011年3月4日(日)13時30分から
場所  千葉市・千葉市民会館 地下小ホール

◆本部ニュース244号発行!

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2012年2月23日木曜日

日刊動労千葉 第7270号

JR千葉支社
基地再編に関する要員・行路を提案

銚子運転区▲46名、千葉運転区▲27名運転士
「佐倉運輸区」73名、「銚子運輸区」40名の提案
指名ストライキ貫徹ー 本人の希望を尊重しろ!

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会報・国鉄闘争全国運動第21号

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会報・国鉄闘争全国運動第21号(2012年2月13日)が発行されました。

◆本部ニュース243号発行!

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2012年2月22日水曜日

日刊動労千葉 第7269号

予科生等運転士登用差別事件
2・23最高裁判決公判に全力で結集しよう!

最高裁第一小法廷・櫻井龍子裁判長は、
東京高裁判決に基づく決定を行え!
予科生ら全員の運転士登用をかちとろう!

 全ての組合員のみなさん!
 2月23日、13時30分から、最高裁第1小法廷において、「予科生等運転士登用差別事件」の判決公判が行われる。傍聴動員に全力で結集しよう!

日刊動労千葉 第7269号へのリンク

動労千葉を支援する会ニュース225号

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動労千葉を支援する会ニュース225号へのリンク

日刊動労千葉 第7268号

外注化絶対阻止で闘おう!
-国鉄分割民営化で不当解雇から25年-

2・15労働者集会

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日刊動労千葉 第7268号へのリンク

◆本部ニュース242号発行!

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2012年2月21日火曜日

日刊動労千葉 第7267号

4月全面外注化阻止!
強制出向には絶対行かない!
組合員にウソとペテンを語り、出向に駆り出す東労組を許すな

 この間、JR東日本は、検修業務の全面外注化に関する団体交渉において、
●検修・構内業務については、実施期日において、全面一括して委託を実施する
●検修・構内関係の要員は、全体で約500名おり、工場が約2500名、車両センターが約2500名である
●車両センターには新幹線基地の要員約500名が含まれている。一般の車両センター関係では2000名程度で、この内約1200名が出向対象となる
●出向の解消には10年程度かかる
●出向から戻る場所は車両センターの技術管理や、工場がある
との回答を行っている。

日刊動労千葉 第7267号へのリンク

◆本部ニュース241号発行!

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2012年2月20日月曜日

郵政非正規ユニオンNEWS新創刊2号

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解雇撤回・非正規低賃金労働撤廃!
あなたも郵政非正規ユニオンに
加入しよう!!

日本郵便は業界一のブラック企業!

郵便局で働く皆さん日々の業務ご苦労様です。
皆さんはこの郵政のブラック企業と言われている現状を理解しているでしょうか? 徹底した非正規社員化・三ヶ月雇用更新形態による各支店支店長の独断による社員の雇い止め! 前号でも取り上げた年賀ハガキの強制購入などやパワーハラスメントなど数え上げたらきりがありません。
郵政民営化で国営から民営になり株式会社となった郵便事業ですが、一般の企業が会社の独断や経営責任を明確にするためにとられる安全措置が機能していないのが現状です。一般企業は会社の株を購入した持ち株主による株主総会。その総会で選出された代表取締役が社長や経営陣を監査し、経営能力のない社長や幹部を退陣される事が出来ます。しかし、日本郵政会社は元々が郵政省から分離した会社であるため、現在、株の全てを国家が保有しています。
それゆえに郵政が大赤字となっても元々多大な資産を保有する資産家にはたいした影響もなく、郵政社員の大量雇い止め・犯罪行為の物品強制販売など、常識的にはありえない不法な数々を許しているのです。国内最大の40万人の労働者を擁する日本郵政が最大のブラック企業とあだ名される由縁です。
それと闘う労働組合、それが郵政非正規ユニオンです。

首切りリストラを進んで提出、それが日本郵政労働組合JP労組!

郵便局で働く、とくに期間雇用ではたらく若いゆうメイトの皆さんは、労働組合の事を知らないという方が多いと思います。
労働組合とはそれぞれの職場にある労働組合に月額の会費を納めることで、職場相談や賃上げなどを経営陣と直接やりとりし円滑な職場に改善する為の組織です。
労働組合とは法の下に経営者と同等の権利を保持し、そもそもの労働者の労働法も個人が労働組合に所属している事を前提に決められています。
働く非正規労働者の多くが組合についての理解が薄いことは当然で、JP労組は社員の環境改善の為の仕事をしていません。
それはなぜか? JP労組の指導部であるJP労組中央本部の役員は、同じ郵便局員でありながら職場では支店長クラスと同じ3千万円ほどの年収を得ているのです。この金は、全て多くの社員から集めた組合費です。年間3千万円もの膨大な給与を得ている指導部は社員の職場、給与問題で経営陣と闘う事はせずに率先してゆうメイトの雇い止めリストを提出し、正規社員の一時金3割カットに対してさえ争おうとはしません。
本来、社員の為に交渉をしそのために給与から組合費を集めていながら懐に入れる。それが日本郵政労働組合JP労組です。これら闘わない、社員を裏切り社長や経営陣のいいなりになる組合を『御用組合』とよびます。経営陣や社長、株主や組合の悪辣さをして社会からは「ブラック企業」とよばれているのです。
それとは逆にあらゆる不満と闘うのが新たに発足し自力自闘をする組織。それが期間雇用社員を中心に組織を構成している「郵政非正規ユニオン」です!

ユニオンに加盟すれば、雇用保険を支払わせる!
団体交渉・労働委員会などに参加できます!

昨年「郵政非正規ユニオン」は、当局と交渉し「団体交渉」などにおいて、雇い止めになり雇用保険の受ける資格のないとされる組合員の雇用保険と夏の一時金を勝ち取りました!一人あたま50万円を勝ち取り、現在は不当解雇を争っています。
非正規ユニオンは専属の弁護士もそろえ、現在は東京都労働委員会に不当労働行為救済命令を求めています。また、いつでも裁判闘争に入ることが出来ます。
不当解雇の勝利で得られるものは当然ながら職場復帰、ならびに不当に雇い止めされたとする期間の給与保障や一時金。年休の買取。スキルアップや正社員への登用化です。およそ個人では争えない不当解雇や嫌がらせ等に対しての「団体交渉」で、対等に会社に話し合いを求めることが出来ます。
一人で悩んでいれば、会社の思う壺です。郵政非正規ユニオンに加盟し皆で力を出し合い、話し合えば必ず道は切り開かれます。
私たち郵政非正規ユニオンに加入して、共に闘いましょう。

2012年2月18日土曜日

郵政非正規ユニオンからの全国アピール

執行委員長齋藤裕介

 郵便局で働く皆さん日々の激務の中ご苦労様です。
 いよいよ非正規労働者による労働組合である郵政非正規ユニオンも組合運動にしっかりと根付き、交流センターの皆さんの総力を挙げての全国ビラいれ、駅頭街宣、郵政非正規ユニオン各県各支部の結成と陣形も整いました。郵政民営化、JPEⅩ統合による1034億円の赤字削減のための人員整理による全国ゆうメイトの大量雇い止め、正規社員の一時金3割カットが強行され、一切を責任のない社員に押し付ける当局の凶行を止めるための非正規ユニオンの闘いは激しさを増しています。
 日々ユニオンには相談や加入の報告が届けられ非正規社員だけでなく正規社員からの激励や協力、街頭からの応援など郵便局でおこなわれているパワーハラスメントや物品の強制押し売りなどの当局による全国的な悪事ともよべる数々はいまやお茶の間でも話題となっております。
 非正規労働者の反乱は郵政だけでなく一般の企業にも伝わり、経営者の側の一方的な雇い止めを一定くいとめ労働組合の新しい形態として日本だけでなく世界からも注目をあつめています。
 相談は是非非正規労働者による労働組合である郵政非正規ユニオンにご相談ください。

年賀はがきを金券ショップに/労基署にも目を付けられる

 年始よりお茶の間でテレビ番組でも注目されていますが、郵便事業会社は減少傾向にある年賀はがきの収益穴埋めのために全国的に郵便集配課の正規・非正規社員に一律7千枚(35万円相当分)の年賀はがき営業ノルマを強制し、結果全国の金券ショップに郵便局員が列をなし「年賀はがきはもう結構です」と断られ、なくなく借金をして購入。
 ノルマ未達成社員を「訓練道場」とよばれる研修を行い座った椅子をける。暴言を吐く、などさまざまなパワーハラスメント行為を行い郵便社員の怒りがテレビやマスメディアを通して一般にも知れ渡ることとなりました。
 こうした一連の事態を見て専門家は郵政は「ブラック企業だ・・」と指摘され、労働基準局からの監査も目が光っています。
 当局のこうしたノルマ制は会社に貢献した職員を優遇し、貢献しない社員を雇い止め材料とする悪辣さをもってしての「ブラック企業」である。
 年賀はがきの自爆営業はコンプライアンス違反であり犯罪行為の押し付けです。こうした全国郵便局員の悩み相談にも当ユニオンは全面的に協力します。

お役所以上に無責任体質!!

 そもそも年賀はがきは郵政の独占商品で言わば郵便局の誇りとも言うべき大イベントです。ですが今年の年賀はがきは「元旦当日に届かない!」なぜか?
 赤字解消の強引なスリム化と証する大量首切りのために各局で人員不足が叫ばれており、郵便物があっても当日までに配れるだけの人員がおらず計画遅延をしているからです。
 人員不足のため、日によってまったく配送しないエリアを作る。
 これを「欠区」「計画配送」とよんでいます。人員不足を理由に指定日に荷物を配送しない。郵政の誇りでもある「元旦年賀状」が一日に届かない・・これは一民間企業でもありえない。まして郵政がライバルとみなしている佐川急便や黒猫ヤマトからみてどうなのか?
 お役所以上に無責任な体質。責任の一切を役職者以外の正規・非正規社員に転化して誤魔化し続け、身の保身しか考えない鍋倉・齋藤社長を始めとした郵政経営陣ならびに、社員の一律3割カットでも闘わないJP労組ではないかという事です。それについての代表鍋倉氏の記者インタビュー「上にいくほど現場のことがわからない」であらわれているのではではないでしょうか?
 ゆうメイトの大量雇い止め。正規社員の一律3割カット。そして今年は2011年以上の4万人以上の首切りやボーナスの更なる削り行為。これら全ての不満や怒りに「郵政非正規ユニオン」は闘います!

ビラへのリンク

原発いらない!3・11福島県民大集会へ参加の呼びかけ

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原発いらない!3・11福島県民大集会の公式サイトに参加への呼びかけ文が掲載されました。(下に一部引用) 3月11日がまもなくやってきます。この日は、亡くなられた方々への追悼を行うとともに、福島県では二度と原発は認めないとの決意を県民が固め、復興に向けた思いを新たにする日としなければなりません。そして、その県民の決意と思いを国と東京電力に、そして全国に届ける必要があります。 そのため、私たちは、この日に県民が結集し、思いを発信する場として、県民大集会を開催することとしました。 呼びかけ人からの集会の趣旨に賛同した県内の団体で構成する実行委員会が主催します。 集会の訴え 福島県では原子力発電は将来にわたり行わず、福島県を自然エネルギー等再生可能エネルギーの研究・開発の拠点とすること。 放射能によって奪われた福島県の安全・安心を国と東京電力の責任で実現すること。特に子どもたちを放射能から守ること。 原発事故に伴うすべての賠償の実現と、県民の生活と雇用の保障を実現すること。 「原発いらない!3.11福島県民大集会」会場の線量について(3.11県民大集会実行委員会)

サイトへのリンク

2012年2月17日金曜日

2・15労働者集会

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国鉄闘争全国運動が呼びかけた「国鉄分割・民営化で不当解雇から25年/2・15労働者集会」が2月15日、東京のすみだ産業会館で開催され、570人が結集した。

◆本部ニュース240号発行!

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2012年2月16日木曜日

原発とめろ!2.11東京アクションに1万2000人

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昨年の3.11大震災・原発大事故から11ヶ月。2月11日~12日に、全国各地で「原発なくせ!再稼働やめろ!」と集会やデモが行われた。3.11以降、定期点検が終わった原発は止まったままだ。今稼働しているのは3基のみ、4月末にはすべての原発が止まる。そうした中、野田政権は「なんとしても再稼働させる」とあがいている。再稼働は絶対にダメ!!怒りを力に!【続く…

とめよう戦争への道!百万人署名運動サイトから転載

◆本部ニュース239号発行!

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2012年2月14日火曜日

日刊動労千葉 第7266号

新人事・賃金制度
東労組の 裏切り妥結弾劾!

労働者の誇りを取り戻すために動労千葉で闘おう!

全ての組合員のみなさん!
 JRで働く仲間のみなさん!
 JR東日本が導入しようとしている「新人事・賃金制度」に対してJR東労組は、1月31日付で妥結するという大裏切りを行った。「人事」「賃金」は、労働者にとって一生を左右する重大な問題だ。その制度を変更するという攻撃に対して、何の抵抗もせず、ほとんど会社提案のまま妥結すること自体、現場労働者の怒りを踏みにじるものであり、絶対に許すことはできない。
 JR東労組の裏切りを徹底的に弾劾するとともに、「新人事・賃金制度」の撤廃に向けてさらに闘いを貫き、導入による労働者の分断、差別・選別攻撃を粉砕するために団結をさらに強化して闘いぬこう!

日刊動労千葉 第7266号へのリンク

◆本部ニュース237号発行!

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2012年2月12日日曜日

日刊動労千葉 第7265号

全面外注化阻止決戦に起つ!
検修職場と安全を守る闘いに結集しよう!

第23回車両技術分科会定期委員会

JRの全労働者は外注化を止めるために起ち上がろう!

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 車両技術分科会第23回定期委員会が、京葉構内1日勤外注化強行弾劾のストライキが闘い抜かれた1月27日の翌28日、DC会館において開催された。

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2012年2月8日水曜日

日刊動労千葉 第7264号

予科生等運転士登用差別事件
弁論再開に怒りの抗議・ 傍聴闘争を闘いぬく!

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田中委員長ー心に響く感動的な意見陳述を行う!
櫻井裁判長ー2月23日に判決期日を指定

弁論期日からたった20日後に判決期日を指定する反動性

 2月2日、13時30分から、最高裁第1小法廷において、動労千葉の「予科生等運転士登用差別事件」に対する弁論が行われた。
 最高裁での弁論再開は、東京高裁の勝利判決を覆すことを目的に開かれるものであり、絶対に認めるわけにはいかない。

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◆本部ニュース234号発行!

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2012年2月7日火曜日

「日の丸・君が代」最高裁判決に対する声明

以下に、根津・河原井停職処分取消訴訟弁護団、および、河原井さん根津さんらの「君が代」解雇をさせない会の声明を掲載しします。


声 明

根津・河原井停職処分取消訴訟弁護団
河原井さん根津さんらの「君が代」解雇をさせない会
2012年1月31日

 1月16日、最高裁判所第一小法廷は、一連の日の丸・君が代裁判について3件の判決を言い渡し、1名の減給処分と河原井純子さんの停職1ヶ月の処分は裁量権濫用にあたるとして取り消しましたが、戒告処分と根津公子さんの停職3ヶ月の処分は違法ではないとして上告を棄却しました。私たちは、長年にわたって同じ思いでたたかってきた根津さんと河原井さんを分断し、同じ思いをこめてした不起立について、停職1ヶ月の処分は取り消し、それより重い停職3ヶ月の処分は違法ではないとする矛盾した判決を徹底的に弾劾するとともに、現在、東京地裁でたたかわれている根津さん河原井さんの停職3ヶ月・6ヶ月の処分取り消しを求める3件の裁判で、必ずや処分取り消しを勝ち取ることを誓います。
 判決は、「戒告を超えてより重い…処分…については、慎重な考慮が必要」と判断しました。しかし、「過去の…処分歴や不起立前後の行為における態度」が「秩序を害する程度の相応に大きいものである場合」には停職処分妥当という基準をつくり、それに根津さんを当てはめ、根津さんが過去に受けた処分の行為は「積極的な妨害」であり、「秩序を害する」ものであるから、停職3ヶ月の処分は妥当だとしたことは、極めて不当であると考えます。
 そもそも、君が代斉唱時に起立を求める職務命令に違反したことを理由に、累積加重処分をすることは、教員の真摯な信念に基づく行為について、その思想良心の変更を強要するものであり、不起立に対しては、戒告、減給、停職の如何を問わずいかなる処分も許されないと考えます。
 ことに、根津さんの処分量定(停職3ヶ月)は、過去の処分に加え不起立についての累積加重処分をしたものです。すなわち、河原井さんは3回の不起立で停職1ヶ月とされたことに比べて、根津さんは過去の処分歴があることを理由に減給6ヶ月から出発して3回の不起立で停職3ヶ月とされたものであり、いっそうその不当性が著しいものです。
 判決が「積極的な妨害」と断定した根津さんの行為は、どれも教育行政が学校に「日の丸・君が代」を強制し不当介入をする中で、子どもたちが事実を知り、それをもとに自分の頭で考える子どもに育つことを願ってした教育活動でした。1994年の卒業式の朝、根津さんが「日の丸」を降ろしたのは、「日の丸は揚げない」と決定した職員会議の決定を破り、「校長先生揚げないで」という生徒たちの声を無視して「日の丸」を掲揚した校長の行為に対して納得できなかった生徒たちの、「根津先生降ろして」の声に応えた行為でした。その声は、生徒の総意と言っていいものでした。また、判決が「校長を批判した」とする、生徒に配付した文書(1995年、1999年)とは、何も考えずに上からの指示に従うのではなく、事実をもとにして自分の頭で考えることの大切さを提起する学級だよりであり、教材プリントでした。
 さらに再発防止研修時に「強制反対」と書いたゼッケンを着用したことも、判決では「積極的な妨害」だとされていますが、思想信条の転向を迫るこの研修に反対し発言するのは、教育行政の不当な支配の是正を求める行為でした。この再発防止研修は、東京地裁の執行停止の申立に対する決定においても、違憲違法のおそれがあると指摘されていたものであり、これに抗議することは、非難されるべきことではありません。

 最高裁に問われていたのは、「君が代」斉唱時の不起立行為に対する停職処分の是非、並びにそれに対する累積加重処分の是非でした。しかし、根津さんの過去の行為を持ち出し、それを「積極的な妨害」=「秩序を害する」としたことは、司法が「積極的な妨害」=「秩序を害する」と恣意的に判断すれば、いかなる不起立処分も妥当とされる抜け道を用意したのと同じです。
 判決の翌日には大阪維新の会は「同一の職務命令違反3回で原則免職」の案を「1回で戒告、2回で減給、3回で停職」と修正したものの、2回の不起立処分の次に「指導研修」を入れ、職務命令に従うことを「宣誓」しなければ「現場に戻さない」「辞めてもらう」と発言しました。不起立のみでの免職案は撤回されましたが、「指導研修」で「宣誓」しない者は「学校の規律や秩序」を破壊する者と見なして、教員の適格性に欠けるとして分限免職に持ち込まれるおそれがあります。このような条例は、本件最高裁判決にも明らかに抵触するものであると考えられますが、判決が、思想良心の自由並びに教育の自由の本質をふまえて、累積加重は許されないと明示しなかったために、このような条例案が提案される余地を残してしまったといえます。本件最高裁判決は極めて恣意的かつ政治的な判決であり、自らが憲法「秩序を害する」ことに道を開いているといえます。

 国民の間で今なお意見や評価の分かれる論争的主題である「日の丸・君が代」を、その意味するところを隠し、命令と処分という環境の中で国家が、その「尊重」を子どもたちに体で覚えさせようとするとき、こどもの側に立ち続ける教師の責任を強く自覚します。とりわけ、東日本大震災での東京電力原子力発電所事故がもたらした多大な犠牲を通して「何事に対しても黙って従うのではなく自分で考え判断する(道を選ぶ)力の大切さ」を多くの人が強く思う今、教員が子どもたちに「日の丸・君が代」の意味や歴史を教え、「日の丸・君が代」の強制に反対して斉唱時に起立しないことは、子どもたちの知る権利を保障するまっとうな教育活動であることを私たちは確信を持って広く訴え、学校現場・市民と共に闘って行きます。

 私たち根津河原井停職処分取消訴訟弁護団と河原井さん根津さんらの「君が代」解雇をさせない会は、君が代不起立に対するいかなる処分も許さないという立場を貫き、停職3ヶ月・6ヶ月の処分の取消をかちとるべく全力を挙げてたたかい抜く所存です。

以上

 

河原井さん・根津さんらの「君が代」解雇をさせない会サイトから転載

日刊動労千葉 第7263号

戦後労働運動をどう乗り越えるか
伊藤晃氏講演(全支部活動者研修会)

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 第20回全支部活動者研修会が1月22~23日、上諏訪で開催された。
 一日目は、田中委員長による「階級的労働運動の復権をめざして とりまく情勢と外注化阻止闘争」、長田書記長による「外注化、基地統廃合決戦と3月ダイ改、12春闘を中心とした当面する取り組みについて」が提起され、渦中の外注化阻止闘争、基地再編攻撃阻止闘争を皮切りに組織拡大闘争に打って出ることが確認された。
 二日目は、伊藤晃氏(労働運動研究家)による「戦後労働運動史と国鉄労働運動」と題する講演を受けた。この講演は、昨年11月の韓国における日韓理念交流での講演を元に、動労千葉の反合・運転保安闘争を戦後労働運動の歴史のなかに位置づけて論じられ、初日の闘争方針に大きな確信を与えるものとなった。

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◆本部ニュース233号発行!

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2012年2月6日月曜日

緊急アピール

原発の再稼働か全原発の停止・廃炉か。闘いは正念場です!
署名提出(2月28日)へ再稼働反対署名の強化を!
3・11福島県民集会に全国から集まり再稼働とめよう!

2012年1月27日
すべての原発いますぐなくそう! 全国会議(NAZEN)

(1)3月11日。言葉では言い尽くせないたくさんの思いが込められたこの日を、私たちは緊迫した情勢の中で迎えるに至っています。

 それは2つに1つの未来の選択です。この一年間、多くの人々が原発反対の声を上げ、次々と原発は再稼働の見込みなく定期検査のために停止しています。柏崎刈羽5号機、島根2号機の停止を受けて稼働原発は残り3機(高浜3号機=2月20日停止、柏崎刈羽6号機=3月下旬停止、泊3号機=4月下旬停止)。全原発の停止から廃炉へ。この展望が私たちの手の届くところにまで来ています。他方で、野田政権はこれを巻き返すために、昨年12月16日、福島第一原発の「冷温停止状態」をねつ造し、「事故収束」を宣言しました。さらに、同15日の「低線量被ばくのリスク管理に関するワーキンググループ」による“年20ミリシーベルトを避難区域の設定基準とするのは妥当”とした報告書を受け、ただちに16日、ふくしま集団疎開裁判において14人の子どもたちの訴えを却下しました。日本原燃による六ヶ所再処理工場におけるガラス固化実験の再開宣言や原発再稼働に向けた各原発30㎞圏内の避難訓練、そして、経産省テントへの撤去命令(1月24日)も再稼働への巻き返しの一環です。大飯原発3・4号機の「ストレステスト」にはIAEA(国際原子力機関)まで乗り出しての「妥当宣言」、すなわち国際的な真実の隠ぺいが狙われています。
 私たちの未来に原発はいらない。選択すべき未来はひとつです。再稼働阻止をかかげて、3・11福島県民集会へ大結集を勝ちとりましょう。

(2)全原発の停止・廃炉か再稼働か。闘いは正念場です。これはいのちを守る闘いであり、一歩も引くことのできない闘いです。そして、私たちの生きる社会のあり方を真正面から問う重大な闘いです。

1月18日に行われた経産省原子力安全・保安院のストレステスト(大飯3・4号機)についての「妥当で安全性が確認出来た」との判断は、いかに結果ありきでアリバイ的な「安全基準」であるかという問題のみならず、会議の司会を務めた岡本孝司委員(東京大学)を含む2名の委員に3000万円以上の寄付金が三菱重工等々の原子力産業から流れている事実、すなわち、〈原子力ムラ〉の腐敗した利権構造が私たちの生活と命を暴力的に圧迫する社会の姿が未だ維持されている事実を改めてつきだしたのです。

(3)みなさん。この一年を思い出してください。3月11日のあの大地震、そして原発が爆発するあの映像を。「ただちに影響はない」と繰り返す政治家と学者の表情を。どれだけの人々が命を奪われ、どれだけの人々が苦難と涙を強制されたのか。自分たちの社会の真の姿を突きつけられ、今度こそこの社会を変えなければならないと心に誓い、多くの人たちが行動に立ち上がりました。

 経産省幹部が再稼働について「最後は政治判断」と語っているとおり、私たちの行動によってのみ原発をとめることができます。世界中で私たちと思いを同じくして闘う人たちが、日本の私たちを注目しています。この一年のすべての思いを、再稼働阻止の一点にこめて、声をあげるときです。力の限り叫び、行動するときです。

(4)原発の再稼働を絶対に阻止するために、以下の行動を呼びかけます。

 第一に、福島との分断を許さず、原発再稼働をとめるため、国と東電の責任を徹底的に追及してあらゆる場所から闘うことです。とりわけ、経産省テントを守り抜き、霞ヶ関での闘いと原発立地現地での闘いをつなげて闘いましょう。
 政府のすべての政策の本質は福島との分断であり責任逃れです。がれき拡散の問題の核心は、「福島での中間貯蔵施設か、地方への拡散か」という分断にあります。すべて国と東電がもって帰れ! 責任をあいまいにするな! 責任をあいまいにした先にあるのは、福島の被曝の現実の隠ぺいであり、福島の思いを踏みにじることであり、原発の再稼働と輸出であり、原発で金儲けする〈原子力ムラ〉のための「復興」です。私たちは責任を徹底的に追及し、原発をなくし、〈原子力ムラ〉を解体し、福島の人たちのための真の復興のために闘います。がれき問題、再稼働に向けた避難訓練、責任転嫁の電気料値上げと増税、再稼働へ向けた議会での議論や「ストレステスト」、賠償問題。あらゆる政策に対して、国・東電の責任を追及し、原発の再稼働阻止へ、福島と心をひとつに闘おう。
 第二に、原発再稼働反対の署名運動の強化を訴えます。3・1ビキニデーにちなんで、集めてきた署名の提出を行います(2月28日を予定)。経産省に再稼働反対署名をうずたかく積み上げたたきつけるために、署名の取り組みを強化してください。署名は2月21日までにNAZEN事務局まで集中してください。
 第三に、3・11福島県民集会への2万人大結集で決着をつけよう。昨年9・19明治公園の感動を、今度は福島で実現しよう。必ず再稼働を阻止できる。
 政府はこの日、被災3県の式典と連動し、天皇・皇后の出席のもとで「追悼式典」を国立劇場で開催、原子力ムラの免罪と再稼働の大宣伝を狙っていますが、こんなもので私たちの思いが弱まることはありません。若者、学生こそが先頭に立ちましょう。
 何より、9・19を再び実現するためには、労働組合の力が不可欠です。「取り組み拒否」の連合ふくしまの現実を、現場から覆し、労働組合そのものを現場組合員の手に取り戻す闘いを推し進めて3・11へ。支部・分会での討論と決定を組合旗に込めて、当日結集しましょう。
 あらゆる地域・職場・キャンパスから3・11郡山に集まり、3月11日を原発のない社会を勝ちとるその日にしましょう。

〔署名送付先〕
 〒167-0032 東京都杉並区天沼2-3-7 さかいビル2A【NAZEN事務局】

すべての原発いますぐなくそう! 全国会議サイトから転載

◆本部ニュース232号発行!

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2012年2月5日日曜日

労働運動ニュース第15号を発行しました!

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労働運動ニュース第15号へのリンク

日刊動労千葉 第7262号

国鉄1047名解雇撤回-JR全面外注化阻止・非正規職撤廃
2・15労働者集会に結集を!
◆2月15日(水)18時30分~ ◆錦糸町・すみだ産業会館

貧困・格差社会をもたらした新自由主義と対決し、
労働者の未来を切り開こう!

われわれは、「2月16日」を絶対に忘れない!

 「2月16日」。われわれは、この日を絶対に忘れることはできない。国鉄分割・民営化直前の1987年2月16日、7628人の国鉄労働者に対する新会社=JRへの不採用が決まった日だ。
 明確な理由も無く、分割・民営化に反対した組合所属の組合員を狙い撃ちにした、不当極まりない解雇だ。それから25年目の歳月を迎えようとしている。

日刊動労千葉 第7262号へのリンク

2012年2月4日土曜日

日刊動労千葉 第7261号

JR千葉支社 CTS
ウソと隠蔽で
京葉車両C 構内業務の外注化を強行

「前進全ノッチ」投入問題ー「手がすべった」「ブレーキを当てていた」「本人も非常をかけた」ーウソと隠蔽の回答を行うJR千葉支社とCTS

 1月27日、JR千葉支社は、京葉車両センターの構内入換業務について、「1日勤」の外注化を強行した。
 しかし、今回の構内業務外注化強行は、全てが真っ赤なウソで塗り隠し、事実を隠蔽して行われた代物だ。
 この間、日刊で報道したとおり、1月13日、京葉車両センターの洗浄線において、元管理者が列車の入換訓練を行っていたところ、一旦停止表示の手前で、本来ブレーキをかけなければならいないのに、「前進全ノッチ」を投入するという考えられない事態が発生した。これは、23年間もハンドルを握ったことがない者を、無理矢理外注化要員として駆り出したJR千葉支社と、業外注化を受託した千葉鉄道サービス(CTS)に全ての責任があることは明らかだ。

日刊動労千葉 第7261号へのリンク

1月27日、経産省前で「撤去させないぞ!」800名が抗議集会

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 1月24日、経産省が、原発反対の拠点となっている経産省前「テントひろば」に対して、「1月27日午後5時までに、テントを撤去せよ」と「命令」してきました。 27日当日、「テントひろば」を経産省と警察権力に蹂躙させてはならないと、午後3時ごろから人々が集まりました。テントの前では、ロックの演奏や替え歌の合唱が続き、午後4時から抗議集会開始。6時過ぎまで約800人余の人たちが集まり、リレートークと、全員のシュプレヒコールを経産省にたたきつけ、抗議の声をあげました。【続く…

とめよう戦争への道!百万人署名運動サイトから転載

2012年2月3日金曜日

最高裁による弁論再開-高裁判決見直しを許すな!

2・2予科生運転士登用差別事件の
最高裁闘争に決起
2月24日に判決を指定

0202 組合員支援70名近くが傍聴に駆けつけた
202_1 裁判終了後社文会館で集会

「共謀罪」上程を阻止しよう~1月24日通常国会開会

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 久しぶりに東京に降った雪が残る寒い中、通常国会開会当日、朝早くからビラまき・昼休み集会と起ち上がった。 今年に入って、1月4日の産経新聞は、「共謀罪創設に赤信号」「法相反対・・・公約は5月期限」という見出しの大きな記事を出した。今年の5月までに創設することを政府が国際公約した共謀罪が、(平岡秀夫)法相の反対で赤信号がともったというのだ。 【続く…

とめよう戦争への道!百万人署名運動ブログから転載

◆本部ニュース231号発行!

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2012年2月1日水曜日

日刊動労千葉 第7260号

最高裁による弁論再開-高裁判決見直しを許すな!
2・2最高裁に全力結集を!

予科生組合員の意見書を最高裁に提出(26日)
動労水戸判決が確定している以上、 JR東日本の不当労働行為は明白だ!

n7260 「意見書」提出にあたり、最高裁前に立つ予科生当該の関道利君、川村雅巳君と、広瀬理夫弁護士。右手後方が最高裁(1/26、最高裁)

日刊動労千葉 第7260号へのリンク

日刊動労千葉 第7259号

京葉構内業務外注化強行弾劾!
4月全面外注化阻止へ、
1・27ストを闘いぬく!

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何の意味もない「1日勤」の外注化ー怒りのシュプレヒコールが響き渡る
組織拡大で反撃しよう!

日刊動労千葉 第7259号へのリンク

◆本部ニュース229号発行!

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