2019年10月30日水曜日

日刊動労千葉 第8696号

北嶋琢磨副委員長の訴え
「ジョブローテーションに反対し、
ともに声をあげよう」

https://doro-chiba.org/nikkan_tag/8696/

 すべての仲間に、とりわけ平成採の仲間に訴えます。ジョブローテーション提案を認めることは絶対にできません。最後まで反対を貫き、職場から声をあげよう。

運転士を続けたい人に最悪の施策

 会社は10月にジョブローテーションを前提にした自己申告書を提出させました。これまであった、「当面、現区所」という選択肢はなくなり、「この仕事を通じて成長したいという自分の将来設計を書け」とされています。その上で、業務内容や勤務地を第3希望まで書かせるものです。勤務地も「東京」「千葉」などエリアが広すぎます。「千葉」といっても、銚子から鴨川に通えるのか。社員の生活を考えているとは思えません。
 そもそも、なぜ異動させる前提なのか。「現区所」を選択肢から外すということは、会社は「運転士をやるなら別のところへ」を前提にしているということです。今の場所、今の仕事に残らせる余地がない。運転士や車掌を続けていきたい人にとって最悪の施策です。
 これまでも異動したい人は異動を希望できました。本人が希望を持っていなくても、「異動が前提の〝希望〟」を書かなければいけなくさせるようなこと自体が間違っています。
 「運転士を20年やっても経験しないこともある。10年で十分だと思っているなら間違いだ」――動労千葉の先輩の言葉です。乗務員は経験が大事な仕事です。それなのに、なぜ「最大10年」で異動や担務変更が前提なのか。続けることがなぜダメなのか。乗務員を続けたいという思いも、鉄道の安全もないがしろにしています。
 しかも、今後の養成について車掌は年2回から年4回に、運転士を年1回から年2回に増やすことも検討していると書かれています。乗務員を次々に異動や担務変更させて養成も増えるとなれば、ずっと見習いを乗せるような状態になるのではないでしょうか。教える方も「最大10年」の経験です。それで安全が守れるとは思えません。

「反対」だとはっきり声をあげよう

 ジョブローテーションは、運転士・車掌の職名まで廃止する提案です。運転士の養成課程で「車掌を経ずに運転士に」「車両に関する実習」「故障処置に強い運転士」と書かれています。ワンマン運転の無制限な拡大・車掌の大幅削減と検修部門の要員削減・別会社化のためです。ここまでやって乗務手当(特勤手当)の改悪・全廃を狙っていないはずがありません。
 会社は運転士や車掌という仕事を「誰でもできる仕事」だというイメージを社員に植え付けようとしています。みんなを諦めさせ、お互いに競争しあうような職場にして、会社の思う通りに施策を進めるためです。
 この1年半あまり、会社は組合への攻撃を激しく行ってきました。だからといって、何でも受け入れていたのでは会社に良いようにやられてしまいます。おかしいことにはおかしいといい、反対だとはっきり声を上げ、自分たちのやりたいことや意見をはっきりということが重要です。絶対に諦めず、団結して最後まで反対し、徹底して抵抗する。それが攻撃を打ち破る道です。
 私たちはジョブローテーション、ワンマン運転拡大を認めません。反対して闘います。運転士や車掌、駅で働く仲間やライフサイクルで駅にいかされた仲間すべてに訴えます。動労千葉とともに反対を貫き、職場から声をあげよう。

 動労千葉はジョブローテーション、ワンマン運転拡大に反対します!
 諦めてはなりません! すべての仲間はともに声をあげ、行動しよう!

ニュースへのリンク

闘いなくして安全なし No.234

http://www.doro-chiba.org/ga/tn234.pdf


久留里線沿線住民から怒りの声!
ワンマン運転・列車削減やめろ!

度重なる異常時対応お疲れさまです。
被災された方々にお見舞い申し上げます。



 JR東は来年3月以降、ワンマン運転を線区・区間を限定せず、「中編成」(3~6両)、「長編成」(7両以上)にも拡大すると提案しました。しかし、動労千葉に久留里線沿線住民から2両でのワンマン運転や列車削減に抗議の声が寄せられています(左記参照)。
 「夫婦で乗ろうとしたが妻だけ取り残された」「2時間列車がないので引き返さざるを得なかった」――明らかにワンマン運転導入と列車削減が原因です。

地域の怒りとともに声をあげよう

 ワンマン運転導入で改札やドア扱いも含めて運転士が行うことになりました。運転士の負担が増加する中で、乗車しようとしている人を締め出してしまうということまで引き起こされたのです。
 しかも、JRは地方ローカル線を「儲からない」と列車を削減し、次々に切り捨ててきました。一つ列車に乗れなければ、1時間や2時間も待たされる状態にされたのです。それが事態をより重大なものにしました。
 すべての責任は会社にあります。ワンマン拡大・車掌の大幅削減は安全の放棄そのものです。地域の怒りとともに、現場からジョブローテーション、ワンマン拡大反対の声をあげよう。



久留里線沿線の住民から寄せられた声
○久留里線・木更津行に夫婦で乗ろうとしたら、妻だけが取り残されてドアを閉められてしまった。その後、2時間電車がないため妻は自宅に引き返さざるを得なかった(木更津 11:48着の次は13:37着)。木更津駅で責任者に話がしたいと言ったが、出てきてももらえなかった。
○バスで木更津に行くにも、電車に合わせた時間帯くらいしか本数がない。列車の間隔が大きく開くようなダイヤはやめてほしい。間に一本増発するくらいはできるのではないか。
○学生が列車後方につかまり一駅乗ったことがある。乗り遅れると1時間後の列車になるからだ。ワンマン運転ではそういった事があってもわからない。
○上総亀山まで行く列車は本当に少なくなってしまった。友人が上総松丘で養護学校の大会があったが行けなかった。
○公共交通なのに利用者の数だけ見ているのではないか。効率が悪いと切り捨てているが、住みよい社会にするという観点が除かれている。
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2019年10月29日火曜日

「社友会」に反対します! 2019年10月28日

http://dourousien28.kane-tsugu.com/renrakuban/syayukaidame5.pdf


JR北 釧網線 線路補修の人足りず運休
外注化・低賃金化の矛盾あらわに

台風・豪雨の度重なる異常時対応お疲れ様です。
被災された方々にお見舞い申し上げます。


 JR北海道は、夜間工事が敬遠されて作業員を確保するのが難しいとして、10月21日から釧網線の一部区間で日中の列車を運休させて線路の補修作業を行っています。緑駅~知床斜里駅間の約28㌔区間で、老朽化した枕木3千本余りを交換する計画です。
 人手不足を理由にした補修作業での列車運休はJR西日本でも行われました。
 また、JR西日本は10月24日、保線作業員の「労働 環境改善」「働き手の確保」を掲げて関西エリアの在来線で午前0時以降を中心とした最終列車の時間を早める検討を始めたと発表しました。
 10年前に比べて保線作業員は23%減少したといわれています。
 JR北海道やJR西日本での人員不足の原因は、明らかにグループ会社への外注化と低賃金化、合理化による労働強化です。

職場に闘う労働組合とり戻そう

 JR東日本は「変革2027」で鉄道業務すべてをJR本体から一掃し、外注化・別会社化する構想を打ち出しています。現場の団結を破壊し、JR本体の労働者に転籍を迫り、グループ会社の労働者の権利をさらに奪う攻撃です。
 また、ジョブローテーション提案で「正社員」の最大の象徴である運転士・車掌の職名まで廃止し、非正規職や非正規並み賃金の〝正社員〟だけの会社にしようとしています。
 しかし、JR北海道やJR西日本で示されたように、人員を徹底的に削減し、労働者の権利を奪うこの攻撃には矛盾があります。
 労働者の権利と鉄道の安全を守れるのは労働組合です。社友会ではありません。職場から声をあげ、闘う労働組合を取り戻そう。

※職場での問題やご意見等あれば、是非お寄せください。

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2019年10月28日月曜日

日刊動労千葉 第8695号

久留里線沿線住民から怒りの声!
ワンマン運転・列車削減やめろ!
 
久留里線沿線住民から怒りの声!
ワンマン運転・列車削減やめろ!


 JR東は来年3月以降、ワンマン運転を線区・区間を限定せず、「中編成」(3~6両)、「長編成」(7両以上)にも拡大すると提案した。だが、2両でのワンマン運転を行っている久留里線沿線住民から、すでに怒りの声が上がっている。JRはただちにワンマン運転と列車削減を撤回しろ!

「乗ろうとしたのに取り残された」


 「夫婦で乗ろうとしたが妻だけ取り残された」「2時間列車がないので引き返さざるを得なかった」――明らかにワンマン運転導入と列車削減が原因だ。
ワンマン運転導入で改札やドア扱いも含めて運転士が行うことになった。運転士の負担が増加する中で、乗車しようとしている人を締め出してしまうということまで引き起こされたのだ。
しかも、JRは地方ローカル線を「儲からないから」と列車を削減し、次々に切り捨ててきた。一つ列車に乗れなければ、1時間や2時間も待たされる状態にされている。それがこの事態をより重大なものにしたのだ。すべての責任は会社にある!

安全放棄・地域切り捨てやめろ!


 ワンマン運転拡大の目的は、車掌を削減すること以外にない。それは安全の放棄そのものだ。「学生が列車後方につかまって一駅乗った」という事態は、まさにワンマン運転だからこそ起きた重大事態だ。
 この間も、外房線の踏切で軽自動車が列車後方に衝突するなど、運転士だけでは安全が守れない事故が起こっている。車掌が列車後方の安全確認を担当し、運転士とともに安全を守っているのだ。それを要員削減・コスト削減だけを目的に切り捨て、安全を放棄するなど断じて許されない!
 無制限なワンマン拡大がはじめに引き起こすのは、車掌の大幅削減・消滅と大規模な配転攻撃だ。会社はそれを職場の団結破壊に利用しようとしている。団結を守り、攻撃を打ち破る道は徹底して反対を貫いて闘うことだ。
 ワンマン運転拡大は地方切り捨てそのものだ。利益を優先して住民の生活や安全を切り捨てている。JRは久留里線ワンマン運転を中止しろ! 削減した列車を戻せ! ワンマン運転拡大提案をただちに撤回しろ! 地域の怒りとともに、現場からジョブローテーション、ワンマン運転拡大反対の声をあげよう。

久留里線沿線の住民から寄せられた声

○久留里線・木更津行に夫婦で乗ろうとしたら、妻だけが取り残されてドアを閉められてしまった。その後、2時間電車がないため妻は自宅に引き返さざるを得なかった(木更津11:48着の次は13:37着)。 木更津駅で責任者に話がしたいと言ったが、出てきてももらえなかった。

○バスで木更津に行くにも、電車に合わせた時間帯くらいしか本数がない。列車の間隔が大きく開くようなダイヤはやめてほしい。間に一本増発するくらいはできるのではないか。

○学生が列車後方につかまり一駅乗ったことがある。乗り遅れると1時間後の列車になるからだ。ワンマン運転ではそういった事があってもわからない。

○上総亀山まで行く列車は本当に少なくなってしまった。友人が上総松丘で養護学校の大会があったが行けなかった。

○公共交通なのに利用者の数だけ見ているのではないか。効率が悪いと切り捨てているが、住みよい社会にするという観点が除かれている。

https://doro-chiba.org/nikkan_tag/8695/



2019年10月27日日曜日

日刊動労千葉 第8694号

韓国・台湾・ドイツなど多数の海外ゲストが来日
11.3日比谷野音へ

国際連帯の力で、労働大改悪、改憲・戦争を阻止しよう!
11.3日比谷野音へ


11.2労働者国際連帯集会 11月2日(土)12時半 千葉市民会館小ホール


 2003年、動労千葉がイラク戦争に反対して6百本の列車を止めるストライキに立ち上がったことをきっかけに国際連帯が始まりました。イラク戦争の開始時、米サンフランシスコの港湾ストライキを闘った米国からILWU、そして韓国から民主労総ソウル地域本部の代表団が参加したのです。以来、ドイツ・トルコ・ブラジル・台湾などの戦闘的労働組合の代表団が参加し、「万国の労働者、団結せよ」の呼びかけを発しています。
 今年の11・3日比谷野音集会には、韓国や台湾、ドイツなどから労組代表団が来日・参加します。
 11月2日には、千葉市民会館で国際連帯集会も開催されます(12時30分開場)。今ほど労働者の国際連帯が大切な時代はありません。労働者の国際連帯で戦争を止めよう! 11・3日比谷野音に集まって労働者の国際連帯の力を示そう!

世界の労働者が集会に参加

◎韓国


民主労総ソウル地域本部代表団

・公務員労組ソウル本部 
・ソウル交通公社労組(旧地下鉄労組)

*大邱からも訪日団
   
7.3非正規職6万人がゼネスト
安倍政権が韓国への敵意をあおる背景には、2016年のろうそく革命への恐怖と憎悪があります。千数百万人の労働者や民衆が起ちあがってパククネ政権を倒したのです。国境を超えた労働者の国際連帯で戦争を止めよう。労働者の国際連帯で新自由主義攻撃を終わらせよう。

◎台湾

・台湾鉄道産業労働組合
   
18年10.21特急脱線事故弾劾 交通部抗議行動

・桃園市空服員職業労働組合

6月20日台湾エバー航空客室乗務員2,300人が17日間の史上空前大ストライキで大勝利

◎ドイツ

ドイツ機関士労組(GDL)
ベルリン都市鉄道支部組合員

ドイツ機関士労組(GDL)ベルリン都市鉄道支部の組合員ら10人が参加予定。GDLベルリン都市鉄道支部は、組合員1千人でケルン 支部に次いで2番目に大きい。

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実行委員会ニュース (第16号)



11月3日は日比谷野音
関西生コン労組支援を訴えよう

過去の集会参加者にはもれなく
訪問・電話・メールで声かけを


 韓国で鉄道・地下鉄4社で統一ストライキが闘われています。鉄道の民営化に反対し、安全人員の補充を要求する闘いです。韓国の闘いに続くような11・3労働者集会にしよう。
 韓国から民主労総ソウル地本の代表団、台湾の鉄道 労組、ドイツ機関士労組の組合員らも海外ゲストとして集会に参加します。
 残り1週間です。組織化に向けて寄せられた教訓を紹介します。

 【1】過去に11月集会に参加した人にはもれなく訪問・電話・メールで声かけをしてください。週末に何人かで集まって一緒に電話かけをするのも良いアイデアです。
 【2】やはり関西生コン労組の支援を訴えることは集会参加のバネになります。
 【3】11月3日は国会闘争も計画されていますが、ある程度の時間差で連続参加も可能です。広島教職員100人声明を全国に広げ改憲阻止の闘いの出発点をつくるためにも集会への参加を訴えて下さい。

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2019年10月25日金曜日

日刊動労千葉 第8693号

19年冬季物販にご協力を
第36回サークル協ゴルフ大会開催

国鉄1047解雇撤回・団交開催・原職復帰を!
全組合員の19年冬季物販にご協力を


 国鉄1047名解雇撤回・JR復帰を勝ち取るための19年冬の物販オルグが始まりました。
 30年をこえる闘いで、私たちは、国鉄分割民営化の国家的不当労働行為の真実を暴き出した。「JRに責任なし」の虚構は崩れたのです。
 ところがJR東日本は、「当事者ではない」と解雇撤回どころか団体交渉をも拒否し続けています。
 そのために昨年5月に解雇撤回団交開催を求めて千葉県労働委員会に申入れを行いました。
 しかし千葉県労働委員会は取調を拒否し審議を打ち切ったのです。
 千労委の審理拒否をめぐる千葉地裁においても裁判中に却下命令を出しました。また千葉地裁も結審を強行しました。
 千葉県労働委員会、千葉地裁のあり方は、改憲・戦争を推し進める安倍政権と同じです。JRの進める鉄道業務すべての丸投げ外注化・労働組合のない社会づくりに加担する暴挙です。断じて許してはなりません。
 動労千葉の解雇撤回の物販を力にし、全国の闘う仲間とつながって、労働者が労働者らしく声をあげ、改憲・戦争を絶対に阻止しよう。私たちには、その力が絶対にあります。
 11月労働者総決起集会・改憲阻止1万行動の成功を勝ち取ろう!
 物販は、解雇者を守り共に闘う行動です。全組合員のご協力をよろしくお願いします。

第36回サークル協ゴルフ大会開催

https://doro-chiba.org/nikkan_tag/8693/

秋晴れの10月10日、大多喜C・Cにおいて第36回サークル協ゴルフ大会が組合員・OBが参加して開催されました。
 プレー中は、近況など和気あいあいと語り合いながら、まだまだ若い先輩のプレーにうれしく思える一日となりました。
 今年も2011年からずっと続けられている「福島共同診療所基金」へのチャリティーを行いました。福島に思いをよせ届けます。
 プレー終了後、ご成績発表を行い、また次回もここに集まる事を約束して閉会となりました。

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闘いなくして安全なし No.232

http://www.doro-chiba.org/ga/tn232.pdf


安全守れるのは乗務員だ!
JR東「2020年度末 常磐線自動運転導入」


台風19号異常時対応お疲れさまです。
被災された方々にお見舞い申し上げます。

 JR東日本は10月8日、常磐緩行線の綾瀬~取手間で自動列車運転装置(ATO)を20年度末に導入すると発表しました。その後、ホームドアも整備するとしています。
 運行開始時は現行通り運転士と車掌の2人で乗務させ、その後ワンマン運転を導入。将来的には保安要員1人を乗せた「ドライバレス運転」を行うとしています。

団結破壊のため安全犠牲にするな

 会社の狙いはワンマン化による車掌削減であり、乗務員の権利破壊です。自動運転をいきなり打ち出したのは、現場労働者を諦めさせ、団結を破壊するためです。
 しかし、6月には横浜シーサイドラインで自動運転の列車の逆走・衝突事故が起きました。9月にはパリの地下鉄で無人運転の列車が停車駅3駅を通過して走り続ける重大事態も起こっています。
 車掌削減は安全放棄そのものです。8月には外房線の踏切で列車後方への衝突事故が起きました。ワンマン運転なら運転士が気づかず、さらなる事故に繋がりかねませんでした。
 どんなシステムを導入しても、多くの乗客の命を預かる以上、「自動運転は欠陥を起こす」「安全装置が作動しない場合もある」という前提に立つ必要があります。その時、機械に安全は守れません。最後に安全を守るのは現場の運転士であり車掌です。

ジョブローテーション反対貫き声をあげよう

 ドライバレス運転を掲げ、安全を犠牲にしてまで要員を削減し、労働条件を改悪する。どの職場でも機械化などで労働強化、労働条件改悪が行われてきました。現場からの真剣な闘いには、この社会の怒りと結びついて社会問題化し、攻撃を阻止する力があります。
 会社は「10月から個人面談実施」としています。ジョブローテーションを前提とした〝希望〟を出させ、配転の口実に利用しようとしています。卑劣なやり方は本当に許せません。
 攻撃を打ち破る道は、諦めずに現職にこだわり〝反対〟を貫くことです。会社施策には大きな矛盾があります。職場から一人ひとりの労働者が声をあげることの力は決して小さくありません。団結し職場から声をあげよう。

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2019年10月24日木曜日

外注化阻止ニュース 第450号

https://www.doro-chiba.org/ga/gaityuuka450.pdf


治水・地方 切り捨てが被害拡大
台風19号
ダム万能論で元遊水池に新幹線基地

 台風19号は、82人の命を奪い、11人が行方不明となり、被害は拡大しています。川の堤防決壊は71河川135か所、土砂災害は20都県で482件。住宅の浸水被害は6万2000棟に上ります。水道や送電網も寸断され、停電や断水も続いています。
 北陸新幹線は長野車両センターが浸水して120両が水没しました。脱ダム宣言をした田中康夫知事の後に浅川ダム建設が強行され、ダム万能論で元は遊水池であった場所(地名は赤沼。長野市のハザードマップの浸水予想は最大10㍍)に新幹線車両基地をつくったのです。


 電気や上下水道、道路や橋、トンネルや河川など高度経済成長期に整備されたインフラが老朽化しているにも関わらず、保守・管理に予算が回らず、公務員も削減されてきたことが事態を深刻にしました。
 治水予算は十数年前に2兆2千億円以上だったのが現在は約9千億円です。
 河川管理を担う国土交通省の地方整備局職員も十数年で約2割減となり、地方によっては半数が非正規職員に置き換えられています。

再び「大水害頻発時代」に

 1945年の敗戦から59年の伊勢湾台風までの時代は「大水害頻発時代」と呼ばれています。
 戦争によって国土が荒廃し、防災体制が後退し、自然災害の拡大を招きました。軍事材として山林の乱伐を行ったため山野が保水力を失い、治水予算が戦費に回されたところを台風が襲ったのです。
 伊勢湾台風を機に災害対策基本法が制定され、高度経済成長と共に堤防などの国土整備が進み、災害による被害は激減しました。
 しかし近年再び台風などによる被害が甚大になっています。台風の巨大化やゲリラ豪雨の頻発など気候変動はありますが、防災予算や要員が削られ、社会インフラが老朽化し、外注化や非正規化で技術や経験の蓄積・継承も困難になったことが背景にあります。


 JR東日本も同じです。千葉支社内の保線区・管理所が28カ所から6カ所に削減され、地方線区の徒歩巡回も外注化され、線路保守を放棄した状況になっています。
 保守体制の抜本的見直しを要求し、外注化に反対しよう。

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2019年10月23日水曜日

11.2労働者国際連帯集会

https://doro-chiba.org/2019%E5%B9%B4%EF%BC%91%EF%BC%91%E3%83%BB%EF%BC%93%E5%85%A8%E5%9B%BD%E5%8A%B4%E5%83%8D%E8%80%85%E7%B7%8F%E6%B1%BA%E8%B5%B7%E9%9B%86%E4%BC%9A/


11.2労働者国際連帯集会

11月2日(土) 12時30分開会/ビデオ上映
千葉市民会館小ホール(千葉市中央区要町1−1)

主催 11.3全国労働者総決起集会実行委員会

★韓国から 民主労総ソウル地域本部/大邱から
★ドイツから ドイツ機関士労組
★アメリカから
★日本で闘う外国人労働者

☆反原発を闘う福島から
☆怒りの島=沖縄から
☆乗務員制度改悪・外注化阻止・被爆労働拒否を闘うJR労働者
☆非正規職撤廃・解雇撤回を闘う労働組合から

特設サイトへのリンク

2019年10月22日火曜日

日刊動労千葉 第8692号

「労組なき社会」と闘う!
11・3全国労働者集会へ総結集を

関生支部への弾圧を許さない東京集会に250名結集

https://doro-chiba.org/nikkan_tag/8692/


 11・3集会は、第1部・全国労働者集会。第2部・改憲阻止1万人大行進、日比谷野音→銀座→東京駅までのデモ行進として闘われます。組合員・家族・OBの総結集を訴えます。

まるで戦前の労組弾圧

 国鉄闘争、11月集会を共に闘ってきた関西生コン支部に対する未曾有の大弾圧をなんとしても粉砕しよう!
 一連の関生弾圧は、ストライキや団体交渉、抗議行動を「威力業務妨害」「強要」「恐喝」としている。当たり前の組合活動を、ヤクザと同じ「組織犯罪」とみなして関西生コン支部をつぶし、労働運動全体の禁圧を狙うものだ。組合員が働く職場では、仕事外しや不当解雇が相次いでいる。
 まるで、労働組合が禁止されていた戦前と同じだ。
 この弾圧は、関西生コン支部の壊滅を狙う攻撃であると同時に、憲法二八条の労働基本権(労働者の団結権、団体交渉権、団体行動権=労働三権)を根本から否定して破壊を狙うものであり、まさしく改憲と戦争の大攻撃だ。

労働者の未来かけ

 関西生コン支部は、セメントメーカーとゼネコンに支配・収奪される構造の中で、中小零細企業がひしめいていた生コン産業を協同組合に組織し、セメントを共同購入し、生コンを共同販売することで、競争原理にストップをかけ、生コン価格を維持し、生コン労働者の劣悪な労働条件を改善する画期的な闘いをつくりだしてきた。
 これは、「もうそんな運動は絶対許さない」という国策弾圧だ。JR東における、東労組脱退と「社友会」への組織化、安倍政権の「労組なき社会」という新たな労働者支配の仕組みづくりと一体の攻撃だ。
 関西生コン支部とJRをめぐる攻防の中に、すべての労働者と労働運動の未来がかかっている。「戦争のできる国」をつくろうとする現代の産業報国会化攻撃を打ち砕こう!

東京で反撃の炎あがる

 関西生コン支部は、現場からの反撃を開始している。そして、全国の労組や諸団体が抗議の声を上げ、各地で関西生コン支部支援の取り組みが始まっている。
 東京でも本格的な反撃の炎があがった。東京西部ユニオン鈴木コンクリート工業分会の呼びかけで、「関西生コン支部への弾圧を許さない! 10・14東京集会」が曳舟文化センターで開催され、会場を埋め尽くす250名の参加で大盛況となった。
 関西生コン支部からは、2度の不当逮捕・勾留で9月に保釈された西山直洋執行委員が、警察・検察・裁判所が一体となった不当労働行為を生々しく報告。組合運動に制限をかけることを狙った保釈条件に、会場から驚きと怒りの声があがった。
 労働社会学者で元昭和女子大教授の木下武夫さんが「関西生コン支部の運動と弾圧の背景」と題して講演。「関生支部の運動が労働者を企業ごとに競争させられるあり方をのりこえた『本当の労働組合』。これを全産業化・全国化することが労働運動再生」と力説。
 憲法と人権の日弁連をめざす会代表の武内更一弁護士は「労働組合の正当な目的に沿った活動は刑事免責される。弾圧は労働組合法違反だ」と明らかにした。

 関生弾圧を許すな! 11・3労働者総決起集会と1万人デモで、安倍政権の労働組合つぶしに総反撃を開始しよう!

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法務省・出入国在留管理庁は外国人を収容するな!

https://drive.google.com/file/d/1aUKg6TQ-mXK_o57s7f0bXrd8FX1Y1rHJ/view?usp=sharing



法務省・出入国在留管理庁は
外国人を収容するな!


無期限の長期収容をやめろ!
強制送還を許さないぞ!

労働者の国際連帯で差別・弾圧と戦争をなくそう!
11.3 日比谷野音に集まろう!
怒りの声を上げて銀座をデモしよう!

11.3 全国労働者総決起集会
正午開会 東京・日比谷野外音楽堂
2時~  改憲阻止!1万人行進
3時~  銀座→東京駅までデモ行進

呼びかけ:全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部/全国金属機械労働組合港合同/国鉄千葉動力車労働組合/国鉄分割・民営化に反対し、1047 名解雇撤回闘争を支援する全国運動/改憲・戦争阻止!大行進

外登法・入管法と民族差別を撃つ全国実行委員会



労働者の国際連帯で世界を変えよう!

差別・排外主義は「戦争への道」
天皇制攻撃・改憲攻撃を粉砕しよう!
   
*在日外国人300万人時代――お隣の外国人と共に世の中を変えよう!
・技能実習生は約30万人、受け入れ企業の約 70.3%で労基法関係法令違反! 送り出し機関に100万、150万円もの借金を背負って来日し、日本でも低賃金・超過労働が月平均178時間も!
その上、賃金未払い、安全教育なしで労災多発、死亡事故も後を絶たない! パスポート取り上げ、帰国強制! パワハラ・セクハラを受け、「殺される !」と逃げても、捕まったら入管収容!
   
*悪辣な「留学生ビジネス」が横行
・3年間で1600人以上の留学生が行方不明となった東京福祉大学。「留学生は金づる。受け入れれば、金はガッポ、ガッポ」と言い放った元総長
・人手不足のコンビニや外食産業、深夜の弁当工場で働く留学生、「資格外労働週28 時間」は建て前の「単純労働力」 
   
*入管法・入管体制の要=入管収容所において長期収容に抗してハンストが続く
・6月24日、長崎・大村入管センターでナイジェリア人男性がハンストで「飢餓死」!
・牛久入管で100人規模のハンガーストライキ。6月末で被収容者316人中301人が長期収容者! ハンガーストライキで体調が悪化 → 入管当局が仮放免を約束 → やっと許可が出て仮放免になる → 2週後に仮放免の更新手続きに東京入管に出頭すると、その場で拘束され、即、牛久入管に再収容! → 再度、抗議のハンスト → また2週間の期限付き仮放免 ……
          
何という残酷!  こんな非人間的な仕打ちは絶対に許せない!

*日本軍慰安婦制度と徴用工強制連行・強制労働は、日帝の戦争犯罪だ!
 
*高校無償化からの朝鮮学校排除、幼保無償化からの朝鮮幼稚園排除をやめろ!
   
*深刻な台風の大災害も、被害は弱いもの、弱い地域により集中する

・世界大的な環境破壊・自然災害の激化は、新自由主義の「命より金もうけ」の結果だ!
   
*トルコがシリアのクルド人地域を爆撃! 新たな中東戦争を許すな!
     
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2019年10月20日日曜日

実行委員会ニュース(第15号)

https://doro-chiba.org/wp/wp-content/uploads/2019/10/9b31e2821878bf005dfa2f0dec5da4ba.pdf


11・3日比谷大結集へ
残り2週間 組織化に全力を

各団体・職場で独自ビラをつくり
もう一巡、もう一声の呼びかけを


 11・3全国労働者集会まで残り2週間となりました。日比谷野音への大結集に向けて、もう一巡、もう一声の参加の呼びかけをお願いします。


↖左上のチラシは、9月23日に行われたジャーナリスト安田純平さん講演会の報告と共に配布されている「大行進神奈川」のものです。各団体の運動に踏まえたチラシを作成して、もう一声ずつ集会参加を訴えて下さい。百万人署名運動のチラシなどもぜひ活用してください。
 右上は全国労組交流センター教育労働者部会が作成した全国の教育労働者に参加を呼びかけるチラシです。
 産別ビラ、実行委員会ニュースなどを手に職場の仲間に「11月3日、一緒に日比谷野音に行こう」ともう一巡の声かけを!
 実行委員会でもプログラムの入ったチラシを作成しました(表面はポスターの縮小版)。これまで11月集会に参加したことがある人にはもれなく関西生コン労組支援や国際連帯、改憲阻止などを訴えて、ぜひ最後の声かけをお願いします。

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2019年10月19日土曜日

全逓労働者部会 2019年10月11日発行

https://drive.google.com/file/d/168D09Cir8fn8h_RoeWdSq-oUbjxOTnf0/view?usp=sharing


かんにん袋の緒は切れた
配達・集荷にも行かない
管理者が偉そうな顔するな!


職場を変える知恵と力は現場にある

ここは監獄か

 圧倒的な人員不足、今日も欠員、明日も欠員。一ケ月先の超勤さえ決まっている。本来ならば、「今日はブツが多いから超勤してくれませんか」と会社が聞いてくるのが常識だ。
 昨今の職場はどうか。普通郵便の物数は毎年減っている。しかし、民営化前より人員は半分、仕事は3倍という現実だ。
 そうした中で、管理者は「時間前着手をするな」「超勤を減らせ」と言う。それでは、どうやってブツをさばけというのか!
 我々は、出勤すれば目の前のブツをなんとか終わらそうと必死の形相で区分函とにらめっこしている。その最中に、安全スローガンの唱和、エアバイク、エア四輪、郵便体操。全体朝礼になれば、しびれるほど長い管理者の演説。それだけでクタクタだ。さらに追い打ちをかけるように、絶叫が始まる。
「安全最優先の業務を実践し事故災害を根絶しよう、ヨシ!」
「あわてない、あせらない、今日もゼロ災で行こう、ヨシ!」
 スローガンは素晴らしい。しかし、管理者は、それとは真逆なことをおしつけてくる。ようやく出発準備が終わり、いざ局を出ようとすると、出口には管理者が待ち構えている。いったいどこまで仕事の邪魔をするのか!そうやって我々を追い詰め、事故でも起こそうものなら、鬼の首をとったように、事故事例研究会でつるし上げる。ふざけるんじゃない!

決定権は現場にあるはずだ

 我々の切実な要求は、安全スローガンを実践できる人員の確保と仕事のゆとりである。それさえ奪っておいて、何か起きれば全てが現場の責任に転化される。このままで良いはずはないと誰もが思っている。
 全体朝礼で最後に、管理者は「皆さんからなにかありますか」と言う。あまりに長い演説で、話す気も起きないかもしれないが、「あんたの話が長いんだよ」と言ってやろう。
 ひとりで言うのは、勇気がいることだ。それならば、事前に仲間と打ち合わせをしよう。口火を切る役、それに続いて「そうだ、そうだ」という役をつくっておけばよい。
 これは、一例だが、みんなで集まって職場を良くしようと話し合って実践するのが労働組合だ。偉い役員がいて、本社と交渉するのが本筋ではない。現場で日々働いているのは他でもない我々だ。その我々に現場を良くする決定権があるはずだ。労働組合を我々の手でよみがえらせよう!
 職場を良くするためにも、他の職場の話を聞くのも勉強になる。うってつけが11・3全国労働者総決起集会だ。職場で闘っている仲間の声を、姿を見に行こう。みんなで行こう日比谷野音へ!



11月3日、みんなで日比谷野音へ!

土曜配達休止 翌日配達廃止 → 郵便事業切捨て

 民営化によって、公共サービスの維持と営利優先という相いれない矛盾を抱えた郵便事業は、どうしようもない危機を迎えています。
 郵便事業を堅持する唯一の方策として行われてきた人員削減合理化は、正規の退職の穴埋めをしない、それに代わって非正規雇用をギリギリの配置で行ってきました。行き着いた先は、、「人員は半分、仕事は3倍」という極限的強労働と、労働者の6割が非正規職という職場の現実です。

もはや打つ手はない

 しかし会社は、ここまで極限的な合理化をしても、もはや打つ手がない状況に追い込まれています。
物数は約262億通、2017年度は約172億通で34・5%減となっており、今後、赤字に転落すると予測しています。
 しかし現場は、ブツが減って職場は楽になったのか、否だ! ブツが減るよりも遙かに多くの人員が削られているのです!
 営利優先の民営化は、現場労働者に犠牲を強いる以外にやりようがなかった、これが郵政民営化12年の真実です。

郵便事業の切り捨てへ

 では会社は、今後どうしようとしているのでしょか。それが、普通郵便の土曜配達の休止と翌日配達の廃止です。
①郵便法令で求められている送達水準を維持する人員確保は困難。経営努力だけでは限界だから、郵便法令の規定を見直す
②現状のサービスを維持した場合、将来、郵便の事業収支は数百億円規模で赤字化に。機械処理の拡大、要員配置の効率化でも毎年200億円程 度の営業利益が減少するから、土曜 配達の休止と翌日配達の廃止を打ち 出しました。
 それによって、
ア、土曜配達休止により、現在約55000人いる土曜日の郵便事業の配達担当者のうち、約47000人分が他の曜日や荷物等の別の担当業務 に再配置
イ、送達日数繰り下げにより、郵便の区分業務を担当する内務深夜勤帯勤務者約8700人のうち、約5600人分が日勤帯の別の業務に再配置
 財政的には、
①週5日配達によって約535億円
②送達日数の繰り下げ実施によって約 90億円合計で625億円の経費が浮くとしています。
 この会社の申請に対し総務省・郵便局活性化委員会も承認し、「最後の切り札」=郵便事業の切捨て、公共サービスをやめようとしています。
 郵政民営化を維持するために、郵便事業を切り捨てに向かうというのです。

強制配転・雇い止め反対

 では、現場はどうなるのでしょうか。
 人が減ることはあっても増えることはありません。役に立ちそうもない配達ロボットやドローン、自動運転車を導入することにお金をかける。
 別の業務に再配置とは、強制配転。それに従わなければ雇止め解雇です。絶対に許してはなりません!
 会社の机上の計算は、民営化の中でことごとく破たんしてきました。JPエクスプレスの破綻、ペリカン便とゆうパック統合、トール社の買収、巨額の赤字を垂れ流しながら、一切の責任をとらない。デタラメすぎます。

戦争と憲法改悪に反対!

 こうした施策を許してきた根本に会社とJP労組本部のスローガン=生産性向上があります。その核心は「会社のために」現場に文句を言わせず、さらに「国のために」とかつて戦争体制をつくった産業報国会・逓信報国団のスローガンと同じです。
 今臨時国会で安倍政権は、憲法9条を改悪し、戦争する国に変えようとしています。職場での合理化が戦争への道と直結する時代を迎えています。
 職場から反撃を! 職場に労働者の団結を作ろう! 民営化反対で闘うJRの労働組合=動労千葉や弾圧と闘うミキサー車の労働組合=関西生コン支部、世界の労働者の闘いに触れよう!11・3労働者集会に参加しよう!



NO安倍! 改憲発議を許すな!
非正規職だけの社会にさせない

11・3日比谷野音


関西生コン支部弾圧粉砕!国鉄1047名解雇撤回!闘う労働組合の全国ネットワークを!
【日時】11月3日(日)
 ○ 正午~ 全国労働者集会
 ○ 2時~ 改憲阻止!1万人行進
 ○ 3時~ 銀座→東京駅のデモ行進
【場所】東京・日比谷野外音楽堂
【呼びかけ】全日本建設運輸連帯労組・・・関西地区生コン支部/全国金属機械労組・・港合同/動労千葉/改憲・戦争阻止!大行進

★全国から郵政労働者も参加!
怒りを共有し、交流しよう!
★世界から闘う労働組合が参加!
韓国/アメリカ/ドイツなど

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日刊動労千葉 第8691号

11・3全国労働者総決起集会
改憲阻止・1万人大行進へ!

11月3日 12時~  日比谷野外音楽堂

https://doro-chiba.org/nikkan_tag/8691/

 安倍は、「大変高いハードルだが、自民党総裁としてその責任を果たさなければならない」と、今臨時国会を「改憲国会」として臨んでいる。自民党憲法改正推進本部は、全国で改憲の必要性や、「改憲気運の醸成や支持拡大」を図るため、「遊説・組織委員会」を設置することを決定した。

反動的クーデター

 改憲とは国家の在り方、性格を歴史的に転換させることを意味する。7月の参院選において改憲を掲げて国政選挙をやってしまった以上、引くに引けない関係になっているのだ。安倍政権による、ある種の反動的クーデターが開始されていると見なければならない。第四次改造内閣や党人事は「改憲シフト」を鮮明にした。新内閣、そして首相官邸は、安倍の側近、極右国家主義者(日本会議)で固められた。
 自民党は、第9条に「武力行使が可能な自衛隊」を明記し、「戦力の不保持」「交戦権の否認」をうたった9条2項を死文化させようとしている。さらに「緊急事態条項」の新設は、首相に「憲法の停止」を含む独裁的権限を与えるものだ。かつてナチス・ヒトラーは、憲法を一条も変えることなく、独裁と戦争と大虐殺を遂行した。その時に使った手口が「緊急事態条項」の発動だったのだ。

「報道の自由度」は最低!

 この間も、「自衛隊募集事務を拒否している」といって地方自治体が激しく攻撃され、「専守防衛」も有名無実化し、武器輸出が「成長戦略」として推進されている。あるいは、安倍政権による激しい攻撃の中で日本の報道の自由度は先進国中最低ランクとなり、日本の新聞やテレビは政府の広報機関化している。今ですらこのような状態なのだ。9条に自衛隊が明記されれば、兵力維持が憲法上の義務になる。地方自治体は否応なく事実上の徴兵機関、国防の広報機関となる。教育やマスコミ、企業も同じだ。奨学金さえ「貧困による徴兵」の道具として使われるようになっている。こうして、社会全体が「戦争のできる国」につくりかえられていく。それが改憲攻撃だ。

空前の大軍拡

 空前の大軍拡が進んでいる。2020年度予算編成の防衛省概算要求総額は、6年連続で過去最大を更新する5兆3223億円。
 護衛艦「いずも」の攻撃型空母化、最新鋭ステルス型戦闘機「F35B」の大量購入、地上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」導入、宇宙やサイバー空間、電磁波領域での対処能力強化(「宇宙作戦隊」新設)等、これまでとは異次元の大軍拡が進められている。
 それと一体で、韓国への敵意が異様な形であおられている。そして、新天皇即位や東京オリンピック祝賀の政治的キャンペーンの組織化。1940年、「皇紀2600年」の大祝賀運動のもと、大政翼賛会・産業報国会が組織され太平洋戦争に堕ちて行った歴史とそっくり同じことが繰りかえされている。

二度と戦争を許すな!

 労働組合を完全否定するような職場での攻撃や関西生コン支部への大弾圧は、改憲と一体の攻撃だ。「二度と戦争を許してはならない」―これは、戦後日本労働運動の一貫として変わらない最大の課題である。改憲阻止!大行進運動を全国に組織するために全力で闘おう!
 11・3全国労働者総決起集会ー改憲阻止!1万人大行進へ!

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会報・国鉄闘争全国運動 第113号

https://www.doro-chiba.org/z-undou/pdf/news_113.pdf


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2019年10月18日金曜日

11・3集会教労ビラ

https://drive.google.com/file/d/138R_e5I_1I9R1evwKfQVaffKHukZ3-oC/view?usp=sharing


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医療福祉部会ビラ

https://drive.google.com/file/d/1YI_gukgoaGlFNOI5OnaAAuaBtrzeF7X7/view?usp=sharing


労組つぶしと総非正規化、
住民から命を奪う424病院統廃合
医療・福祉の民営化・営利化 絶対反対

 「424病院に『再編検討を』」「厚労省、非効率解消促す」と、9月27日付の日経(左図)はじめ各紙は一斉に大見出しで報じました。424病院とは、全国の公立・公的病院の25%! 厚労省はこれを名指しして、「統廃合せよ」と迫ったのです。その規模、やり方、どれを取ってみても明らかに一線を越えています。
 これに先立つ9月20日、政府は「全世代型社会保障検討会議」をスタートさせました。初会合では中西・日本経団連会長や桜田・経済同友会代表幹事など資本家たちの代表が顔を揃え、「75歳以上も(自己負担)2割とか、大いに前向きに議論したらいいのではないか」とぶち上げています。結局のところ「全世代型」とは、高齢者からも現役世代からも給付減と負担増で搾り取るということしか意 味しません。
 大不況と税収減、そして超高齢化にともなう医療費の増大が、「医療・福祉は非営利が原則」など建前としてももはや口にすることができないような現実を、資本家たちに強制しています。医療福祉を資本の利潤追求の残された最後の草刈り場にして、群がり搾り取る。これが、医療福祉の民営化=営利産業化であり、その切っ先が、安倍政権が進める「地域医療構想」にほかなりません。

労働組合解体・非正規化と一体

 だが、地域医療構想による医療福祉の大再編は、決して資本家たちの思い通りには進んでいません。厚労省社保審医療部会の会合では、出席した委員から「地域によって地域医療構想の進捗状況に大きなバラつきがある。国が介入すべきだ」という苛立ちの意見が出たといいます。現在動いている地域医療連携推進法人は全国でまだ11法人(6月末現在)。そのどれもが当初構想されていたあり方とはまったく程遠い、物品の共同購入等を目的としたゆるやかな連携にとどまっています。「国が強力に介入せよ」というような焦りと苛立ちの根拠はここにあります。そしてその突破をかけて、424の公立・公的病院を名指して再編統合を強引に進めようとしているのです。そして統廃合は間違いなく一旦全員解雇・選別再雇用=総非正規化と一体で進みます。そのために、労働組合の解体が狙われています。公立・公的病院が名指しされているのは、地方自治体の労働組合をつぶす攻撃と完全にひとつのものだからです。

国鉄解体・分割民営化と同じ

 424の病院を名指しして「再編統合 せよ」と迫る攻撃は、32年前の国鉄分割民営化とまったく同じです。「赤字」を口実に地域から公共交通機関を、そして病院を奪い、人が当たり前のようにそこに住むことすらできなくするというのです。だがそもそも、地域に根差して命と健康を守る公立病院が赤字で一体何が悪いというのか。そして公立・公的病院だけではなく、そもそも医療福祉という分野こそ、労働者民衆がそこで安心して生き、働き、暮らし、そして次の世代へとつなげていく欠かすことのできない存在ではないのか。だから「非営利原則」であり、たとえ建前に過ぎないとしても「儲けの対象にしてはならない」とされてきたはずなのです。
 危機にあえぐ新自由主義の攻撃は、社会全体を崩壊させてしまおうとしています。生きていくことさえ許さない医療福祉の破壊に対して、私たち医療福祉労働者・労働組合が軸となって地域住民の怒りや思いを真正面から受け止め、その先頭に立ち、はね返していく闘いが、全国各地で始まっています。
 労働組合の存在と闘いこそ決定的です。「よりよい地域医療構想」などと絶対反対の立場を投げ捨て、現場での闘いを放棄してすべてを議会内の取引に流し込む既成の医療福祉労働運動の潮流を乗り越え、職場から闘いを起こそう。
 労働組合が団結を崩されずに闘いの旗を掲げれば、絶対に勝てます。 
 11月3日、東京・日比谷野音に集まり、ともに声を上げよう。一緒に銀座デモをやろう!

11・3全国労働者集会(東京・日比谷)に集まろう

全国労働組合交流センター 医療・福祉労働者部会
私たちは闘う医療・福祉・介護労働者の全国ネットワークをめざして、
全国で闘いを進めています



医療・介護・福祉労働者の共同アピール
命を守る労働者として、改憲発議に反対します!

 安倍首相は、10月4日に開会した臨時国会において自民党改憲案の提出と改憲発議を行おうとしています。

 「戦争放棄」と「戦力不保持」を定めた憲法第9条に、自衛隊を明記した「9条の2」を加え「緊急事態条項」を新設することによって「戦争ができる国」に変えようとしています。私たちは命を守る医療・介護・福祉労働者として、憲法改悪に絶対反対です。

 戦争は、わずか「1%」の資本家のためであり、「99%」の私たちが国や民族の違いによって殺し殺される理由などありません。戦争によって命を奪われるのは、他でもない私たちです。戦争が始まったら私たち医療・介護・福祉労働者は真っ先に戦場に送り出され、傷ついた兵士の治療や介護を行い、回復した兵士をまた戦場に送り出さなければならない立場になります。自分の労働を通して戦争の加担者になってしまうのです。同時に、障害者・高齢者を「戦争には役立たない」「生産性が低い」と切り捨てる「命の選別」の加担者にされることです。
 しかし、軍事物資を作るのも、運ぶのも、戦地で戦わされるのもすべて労働者なら、それを止めることができるのも労働者です。ベトナム戦争のさなかには沖縄の基地労働者がストライキに立ち上がり、ベトナムに爆弾が落とされなかった日がありました。イラク戦争の時にはアメリカの港湾労働者とイラクの港湾労働者がストライキに立ち上がり軍事物資の搬入出を止めました。労働組合の国際連帯の力が戦争を止めたのです。この社会を動かしている労働者が国境を越えて団結し立ち上がったとき、戦争は止められます。

 安倍政権が進める「命よりも金儲け」の社会保障解体、「儲ける医療」への転換のなかで、命を守る私たちの職場そのものが既に「戦争」状態です。医療・介護・福祉の職場で闘うこと、患者・利用者の命と生活を守ること、そして戦争・改憲に絶対反対することはひとつのことです。私たちは、医療・介護・福祉労働者の誇りにかけて、改憲発議に断固反対することをここに宣言します。

 全国の医療・介護・福祉労働者のみなさん。組合として、また有志でこの共同アピールに賛同してくださることを心から訴えます。

2018年10月9日(2019年10月改定)

呼びかけ:一陽会労働組合(東京都練馬区)/高槻医療福祉労働組合(大阪府高槻市)/八尾北医療センター労働組合(大阪府八尾市)/高陽第一診療所労働組合(広島県広島市)/徳島医療福祉労働組合(徳島県徳島市)



病院再編「住民は不安」 名前公表 知事らが国批判 
東京新聞(10月5日)より抜粋

●厚生労働省が全国424の公立病院や日本赤十字社など公的病院の名前を挙げ、「再編統合に向けた議論が必要」としたことに波紋が広がっている。四日には全国知事会など地方三団体と政府との協議が東京都内で行われ、地方自治体側が「住民は不安に思っている。リストを返上してほしい」と厳しい言葉で迫る場面もあった。

●「病院に就職しようとしていた看護師さんが、やめようかと言い始めている。大変な影響が地方で生まれている。リストを返上できないなら、民間病院も含めたリストを出してもらわないと先に進むことができない」。冒頭だけ公開された協議の場で、全国知事会で社会保障を担当する鳥取県の平井伸治知事は訴えた。

●10病院が公表された東京都内では、島しょ部唯一の町立八丈病院(八丈町)も入った。町の担当者は「他の病院は都心にしかない。距離を考えれば住民の不安は大きく、統廃合は受け入れられない」と話す。
 ほかにも「統合しようにも近くに相手がいない」との声や「過疎地域では学校と病院が最後の砦」といった声が上がる。

●厚生労働省が全国の公立・公的病院の再編統合を進めようとするのは、団塊世代の全員が後期高齢者となり、日本人の4分の1が75歳以上となる2025年度に向け、「効率的な医療体制への早急な転換が必要」と考えるからだ。


日刊動労千葉 第8690号

運転士・車掌を軽んじるな!
「10月から面談実施」
乗務員にこだわり「反対」貫こう

「10月から面談実施」ジョブローテーション提案を撤回しろ!
乗務員にこだわり「反対」貫こう


 会社は10月、「新たなジョブローテーションの実施について」なる文書をタブレットに一方的に配信した。そこでは、10月からジョブローテーションを前提とした自己申告書面談を行うとされている。

何が「主体的にキャリアを描け」だ!

 文書では「ジョブローテーションをきっかけに主体的に将来設計を」「自らのキャリアを主体的に描け」などと書かれている。
 しかし、「主体的に」といいながら、その前提とされるジョブローテーション提案では「同一担務は最大10年」「生涯乗務員ではなく多様な経験を」などと言っているのだ。これのどこが「主体的なキャリア形成」だというのか!
 会社の狙いは、現場労働者を〝もう今の職を続けられない〟という思いにさせ、諦めさせることだ。「既に10年を超えている社員については今後数年を目途に異動又は担務変更」といって不安を煽り、現場の団結を破壊することだ。
 その上で自己申告書を書かせ、「社員の希望した異動だ」という口実に利用しようとしているのだ。「外部へのオープンなマインドセット」などと、出向を〝希望〟させようとまでしている。会社による人の気持ちを弄ぶ卑劣な策動を許すことは絶対にできない!

〝反対〟貫くことが攻撃うち破る道

 会社は自己申告書に別様式を追加し、業務や勤務エリアの希望を詳細に把握するといっている。だが、ジョブローテーションを前提にした〝希望〟は会社の得手勝手な配転の口実に利用されるだけだ。
 そもそも、会社自身が「希望通りいかないこともある」といっている。しかも基準は「任用の基準」だ。それは会社の都合の良いように判断するということでしかない。
 この攻撃を打ち破る道は、現職にこだわり、〝ジョブローテーション反対〟を貫くことだ。会社も現場が反対を貫き声を上げる限り、乗務員を好き勝手に配転し続けることなどできない。経験が重要な乗務員を「最大10年」で異動させる狙いは現場労働者の団結を破壊すること以外にない。矛盾に満ちた施策なのだ。団結を守り徹底して反対を貫く中にこそ、その矛盾を暴き、攻撃を打ち破る力がある。
 われわれは、あらゆる不当労働行為や組合破壊に対して闘いぬいてきた。JR発足以降、動労千葉や国労組合員には組織破壊を目的とした強制配転や配属差別が行われた。だが、われわれは職場復帰を求めるストを断続的に打ち抜き、団結を守って闘い抜いた。そして、最後には職場復帰をかちとったのだ。
 動労千葉の組織破壊だけを目的とした業務移管や乗務員基地廃止攻撃に対しても、組織をあげて反撃し、徹底して反対を貫き団結を守り抜いた。07年の館山運転区・木更津支区廃止反対闘争は、これまでストに抗議してきた観光協会をはじめ、地元の圧倒的な支持を受けた。廃止に伴う配転先も「第1希望以外書かない」という方針を確認した。「組合の指示に従って第1希望だけだと、どこに飛ばされるかわからない」という会社の卑劣な切り崩しも、組合員全員が一糸乱れぬ団結を見せて打ち破った。そして、組合員をバラバラに配転し、団結を破壊しようという最大の狙いを打ち破ったのだ。

今こそ職場から声をあげ闘おう!

 会社はジョブローテーション提案の趣旨は乗務員や駅社員だけでなく、全系統に適用すると宣言している。
 「変革2027」では、鉄道の現業部門はJR本体から一掃し、すべて「外部化」する構想まで打ち出されている。すべての鉄道業務の外注化と一体で、JR社員の転籍に手をかけようとしているということだ。
 10月8日には組合への提案もなく「20年度末常磐線へ自動運転導入」とまで発表した。ワンマン運転拡大・車掌削減を強行しようとしている。そして、会社は明らかに乗務手当(特勤手当)の改悪・廃止を準備している。
 だが、会社の構想も現場から反乱が起きれば頓挫せざるを得ない。だから、会社は現場労働者の団結破壊に全力をあげているのだ。一人ひとりの労働者が職場から声を上げることの力は決して小さくない。今こそ職場から声をあげよう。団結してともに闘いにたちあがろう。

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実行委員会ニュース(第14号)

https://doro-chiba.org/wp/wp-content/uploads/2019/10/7bc824db1c9d54b2ac81aca58ca2b7f2.pdf


西山さん 「権力弾圧をはねかえす運動を」
「本当の労働組合つぶしが狙い」 木下さん
武内さん 「この弾圧は労働組合法違反だ」

関西生コン支部弾圧を許さない
10・14東京集会が大盛況で成功


 「関西地区生コン支部への弾圧を許さない! 10・14東京集会」が10月14日、東京・曳舟文化センターで開催され、250人の参加で大盛況となりました。
 集会を呼びかけた東京西部ユニオン鈴木コンクリート工業分会の吉本伸幸書記長が開会あいさつ。続いて大きな拍手の中、関生支部の西山直洋執行委員が登場しました。西山さんは2度の不当逮捕・勾留で9月に保釈されたばかりです。警察・検察・裁判所が一体となった不当労働行為を生々しく報告。組合運動に制限をかけることを狙った保釈条件には、会場の参加者から驚きと怒りの声があがりました。11月16日に開催される大阪市・西梅田公園での全国集会が呼びかけられました。
 労働社会学者で元昭和女子大学教授の木下武男さんが「関西生コン支部の運動と弾圧の背景」と題する講演を行いました。
 木下さんは、関生支部の運動が労働者が企業ごとに競争させられるあり方をのりこえた「本当の労働組合」であるとし、これを全産業化・全国化することが労働運動再生への大きなインパクトになると力説しました。
 憲法と人権の日弁連をめざす会代表の武内更一弁護士は「労働組合の正当な目的に沿った活動は刑事免責される。弾圧は労働組合法違反だ」と訴え、安倍政権の改憲策動と弾圧との一体性を明らかにしました。
 映画『「棘(とげ)」~ひとの痛みは己の痛み。武建一』の紹介に続き、ス労自主・動労千葉などが決意表明を行いました。
 最後に、鈴コン闘争支援・連帯共闘会議呼びかけ人代表の花輪不二男さんが「きょうだい組合への弾圧に黙っていられない。絶対に勝つ」と団結ガンバローを行いました。

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2019年10月17日木曜日

実行委員会ニュース(第13号)

https://doro-chiba.org/wp/wp-content/uploads/2019/10/fb5ae5bc024829894e417da356305f5e.pdf


全国各地で〝改憲阻止!
大行進運動〟の発展を

〝神奈川で多くの人が動き始めた〟
発言紹介 大行進神奈川・野本三吉さんの訴え


 横浜で9月23日に開催された集会「ジャーナリスト 安田純平が語る戦争下のシリア 拘束40カ月の真実」での野本三吉さん(改憲・ 戦争阻止!大行進神奈川の呼びかけ人)の発言の一部を紹介します。


 安田さんのお話に声が出ないほど感動しています。
 拘束されている時に一番思っていたことは「自由に色々なことができるときに、やりたかったことをやるべきだ」と。翻って、私たちはいま自由にできます。戦争状態になると、体が拘束されてないのに言いたいことを言えなくなってしまいます。
 日本は、2015年に安保関連法ができ、その前年に武器輸出三原則を廃棄した。いま大学や研究所が軍事産業の研究の予算をもらって軍事産業への協力を始めています。
 ナチスのユダヤ人追放政策に反対し闘ったニーメラー牧師の言葉を一緒に読みたいと思います。
 「ナチスが最初に共産主義者を攻撃したとき、私は声をあげなかった。私は共産主義者ではなかったから。………彼らが私を攻撃したとき、私のために声を上げる者は誰一人残っていなかった」
 この歴史の教訓を、いま私たちがしっかりと認識しなければならない。
 この運動は、今年3月に、憲法を絶対に改悪してはならないという思いで始めました。昨年、横須賀で集会を開き、デモをやり、基地の前でシュプレヒコールをあげた。第1歩が踏み出されて、神奈川県下で多くの人たちが動き始めた。
 そして今日、ここにたくさんの方がお見えいただいている。この気持ちを、一つにまとめて、自分たちが本当に言いたいことを言うことが大事です。
 労働組合がつぶされている。歴史的には、国鉄が民営化されて、郵政も民営化されて、総評もなくなった。日教組もどうなるかわからなくなってきています。
 本当に先生が声を上げられなくなっている。しかし広島で、もう絶対に原爆を使ってはならないということで百人以上の先生が実名をあげて立ち上がった。
 僕も8月に広島にいきましたが、私は、これに共感して、神奈川からもこの声を上げたいものだと思いました。
 みんな、子どもたちの教育に一生懸命やっていると思いますが、学校や児童相談所などの先生や職員の方たちの劣悪な状況の中で、どなたかが声を上げる。そのときに、そうだそうだと思ったら、応援しましょう。孤立させてはいけない。
 これから3月に向けて、各地で小さな勉強会、集まり、地域の中で、家族の中で声を出し合いながら真実を見ていきましょう。
 神奈川から今から第1歩を踏み出したい。労働組合の皆さん、市民の皆さんと一緒に、一歩一歩助け合いながら、大きくつながっていきましょう。

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外注化阻止ニュース 第449号

https://www.doro-chiba.org/ga/gaityuuka449.pdf


米GM55工場でスト続く
二層賃金を拒否し最大規模の闘いに

 9月16日以来、米ゼネラル・モーターズ(GM)の労働者4万9千人のストライキが数週間続いています。
 工場閉鎖と人員削減計画の撤回を求めて始まったストライキですが、08年のリーマンショック以後、米国の民間部門における最大規模のストライキとなっています。
 GMの55工場で生産が停止し、メキシコやカナダの組立工場など世界中のGM工場の生産もストップしています。GMの損害は1000億円を超えるとも言われています。

新規採用は賃金半分の二層構造に

 GMの労働者は、かつて民間部門で最高の労働条件でしたが、リーマンショックの翌年に経営が破綻し、米政府が約5兆円の公的資金で救済した際に、二層構造の賃金体系が導入されました。
 そのやり方は、既存の労働者の賃金には手を付けず、新たに雇用する労働者の賃金を半分にするというものでした。新規採用の労働者の賃金は約15㌦(1600円)になったのです。

工場内は臨時工と下請工が増加

 結果、いまGM工場では、臨時工と協力会社の労働者が正規雇用の半分の賃金で雇用保障も福利厚生もないまま、正社員がしていた仕事をしています。
 もともと臨時工の導入は、正規労働者の欠員や有給休暇を埋める一時的なものだと説明されていました。しかし、今では多くの仕事が臨時工に置き換えられています。工場内の清掃業務などももともとはGMの正規労働者の仕事でしたが、いまでは協力会社に外注化されるようになりました。
 人件費の大幅圧縮の結果、GMは業績が急回復し、毎年1兆円近い利益を出しています。労働者は10年以上も困難な状況のままですが、最高経営責任者の報酬は2200万㌦(23億円)も得ているのです。
 これまで全米自動車労組(UAW)は「二層賃金制はやむを得ない譲歩」と説明してきましたが、現場組合員の怒りは大きく、ついに数週間にわたる全米の自動車工場ストライキになったのです。

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2019年10月16日水曜日

実行委員会ニュース(第12号)

https://doro-chiba.org/wp/wp-content/uploads/2019/10/442016b63c4dcb0be3dd426f9f0050c2.pdf


全国の教育労働者は
11・3日比谷野音へ

11・3で100人声明からアピール
映画「ひろしま」の鑑賞・討論会を開催


 11・3全国労働者集会&改憲阻止!1万人行進で広島教職員100人声明の発言が予定されています。全国の教育労働者の結集を訴えます。以下、広島からの投稿を紹介します。


 10月13日、改憲・戦争阻止!教え子を再び戦場に送らない!広島教職員100人声明が主催する学習会で映画「ひろしま」の鑑賞会・討論会を行いました。
 この映画は被爆から8年後の1953年に作られました。総製作費の半分を日教組、10分の1を総評が受け持ち、広教組と広島市民の全面協力のもと、市民9万人がエキストラとして参加し作られました。
 あの日、広島で何が起きたのか。人々はどう死に、どう生きたのか。そしてこれから生きていきたいのか。
 実際に被爆を体験した人々が映像で再現し、日本と世界に広島の実相を伝えようとしました。これだけ広島の教職員、市民、子どもたちの思いがつまった映画はほかに見たことがありません。100人声明にとっても自らの拠り所となるような映画でした。
 上映後の討論では、参加者から「広島で何が起こったのか知っているようでまだまだ知らなかった」「被爆後の差別は、福島でも繰り返されている」「劇中で語られた『世界へ発信する前に、日本の、いや広島の、このクラスの人に知ってほしい』という被爆した生徒の言葉、あるいは『大砲を作ることになったから工場を辞めた』という原爆孤児だった青年の言葉は、今の私たちに突き刺さる。問われていることは今も同じだ」
 「広島の原点から、改めて今の拡声器規制問題など考えていきたい」「悔いの残らないよう、動けるうちに少しでも多く活動したい」
 ――などの感想があふれました。
 この心を引き継ぐのは私たちでありたい。そして、一人でも多くの人にこの映画を見てもらい、一緒に考えたい。改憲・戦争など絶対に繰り返してはならないと、参加した一人ひとりが心から思いを新たにすることができました。
 11・3集会ではその思いをなるべくたくさんの人数で登壇し、アピールしたいと思います。

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闘いなくして安全なし No.232

http://www.doro-chiba.org/ga/tn232.pdf


安全守れるのは乗務員だ!
JR東「2020年度末 常磐線自動運転導入」

台風19号異常時対応お疲れさまです。
被災された方々にお見舞い申し上げます。

 JR東日本は10月8日、常磐緩行線の綾瀬~取手間で自動列車運転装置(ATO)を20年度末に導入すると発表しました。その後、ホームドアも整備するとしています。
 運行開始時は現行通り運転士と車掌の2人で乗務させ、その後ワンマン運転を導入。将来的には保安要員1人を乗せた「ドライバレス運転」を行うとしています。

団結破壊のため安全犠牲にするな

 会社の狙いはワンマン化による車掌削減であり、乗務員の権利破壊です。自動運転をいきなり打ち出したのは、現場労働者を諦めさせ、団結を破壊するためです。
 しかし、6月には横浜シーサイドラインで自動運転の列車の逆走・衝突事故が起きました。
 9月にはパリの地下鉄で無人運転の列車が停車駅3駅を通過して走り続ける重大事態も起こっています。
 車掌削減は安全放棄そのものです。8月には外房線の踏切で列車後方への衝突事故が起きました。ワンマン運転なら運転士が気づかず、さらなる事故に繋がりかねませんでした。
 どんなシステムを導入しても、多くの乗客の命を預かる以上、「自動運転は欠陥を起こす」「安全装置が作動しない場合もある」という前提に立つ必要があります。その時、機械に安全は守れません。最後に安全を守るのは現場の運転士であり車掌です。

ジョブローテーション反対貫き声をあげよう

 ドライバレス運転を掲げ、安全を犠牲にしてまで要員を削減し、労働条件を改悪する。どの職場でも機械化などで労働強化、労働条件改悪が行われてきました。現場からの真剣な闘いには、この社会の怒りと結びついて社会問題化し、攻撃を阻止する力があります。
 会社は「10月から個人面談実施」としています。ジョブローテーションを前提とした〝希望〟を出させ、配転の口実に利用しようとしています。卑劣なやり方は本当に許せません。
 攻撃を打ち破る道は、諦めずに現職にこだわり〝反対〟を貫くことです。会社施策には大きな矛盾があります。職場から一人ひとりの労働者が声をあげることの力は決して小さくありません。団結し職場から声をあげよう。

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2019年10月12日土曜日

日刊動労千葉 第8689号

一糸乱れぬ団結で闘おう!
関 道利 動労千葉新委員長の決意

https://doro-chiba.org/nikkan_tag/8689/

 第49回定期員会において、関道利新委員長をはじめとした新世代の執行体制が確立されました。
 新旧役員あいさつで、関新委員長は、「非常に重い役目だが、最先頭で闘う。敵は大きいが強くはない。一糸乱れぬ団結で闘おう!」と、団結ガンバローでは、「新委員長として初めて指示を出します。11・3全国労働者総決起集会に、各支部から全力で結集を!」と、激を発しました。
 日刊編集委員会では、関新委員長にあらためてこれからの抱負と決意について聞きました。

重い役だが、最先頭で闘う!

 関川、中野、田中、そして、動労千葉の「第四代目」の委員長になりました。受けるにあたっては、非常に苦しみもしました。本当に、役目的には非常に重い役です。非専従役員ということもありまして、何かとみなさんにご迷惑をかける場面もあるかと思いますが、最先頭で闘っていきたいと思います。
 これから執行部一丸となって、風通しのいい、組合員みんなで決めて、一つのことに向かっていく。というようにしていきたいと思います。
 一番の課題は、組織拡大を勝ちとることだと思います。そのためには、「ジョブローテーション」、「ミライの車両サービス構創」、「ワンマン運転」、「自動運転」との闘いです。これは、運転保安上からも許しがたい攻撃だと思いますので、断固反対の立場をとって闘っていきたいと思います。

一人は万人のために、万人は一人のために

 定期大会でも言いました。今、ラグビーのワールドカップが開催されています。ラグビーのスピリットは、「一人はみんなのために、みんなは一人のために」、こう動くと。労働組合・労働運動では、「一人は万人のために、万人は一人のために」ということです。みんなで、困難な課題と格闘して、大きな展望、動労千葉の未来を切り開いていきたい。
 「労組なき社会」という安倍政権に対して、「労働組合が大事、必要なんだ」と、動労千葉らしく職場で闘い、声を上げ、JRとグループ会社を貫く本格的な組織拡大をかちとるために全力で闘います。

*      *       *

 動労千葉関委員長を先頭とした新執行体制の、全国的・全世界的な「初陣」が、11月集会です。本部執行部、各支部役員は組織化の最先頭に起とう!
 闘う労働組合を歴史の最前線に登場させよう。国際連帯のさらなる発展をかちとろう。



11・3全国労働者総決起集会/ 改憲阻止! 1万人行進
11月3日 12時~
東京 日比谷野外音楽堂

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2019年10月10日木曜日

日刊動労千葉 第8688号

10・5鴨川支部大会開催
第49回大会決定に基づく申し入れ

第49回大会決定に基づく申し入れ

動労千葉は、10月8日、JR千葉支社と千葉鉄道サービスに左記の申し入れを行った。

 第49回定期大会の決定に基づき、下記のとおり申し入れるので、 団体交渉により誠意を持って回答すること 申第4号  


1. 業務委託契約を解消し、業務と出向者全員をJRに戻すこと。
2. 「新たなジョブローテーション」を撤回すること。また、「同一担務の従事期間が最長でも概ね10年」の取り扱いを行わないこと。異動等にあったっては、本人の希望に基づき取り扱うこと。
3. 大量退職がピークを迎えている現状に踏まえ、下記のとおり取り扱うこと。
 (1)速やかに定年を延長し、65歳までJR本体で働き続けることができる条件を確立すること。
 (2)高齢者が働き続けることができるように労働条件の緩和等、高齢者対策を実施すること。
 (3)外周(居住地に近い)地域に雇用の場を確保すること。希望する者全員(職種を問わず)をJR本体 で勤務とすること。
 (4)本線運転士の高齢者対策を速やかに実施すること。
 (5)身体を壊している者、介護等を抱えている者については、それぞれに応じた雇用の場を確保すること。
4. 2020年度退職者に関して、エルダー希望者及び本体勤務希望者数を具体的に明らかにするとともに、本人希望に基づく就労先を提示すること。
5. 駅業務委託を撤回するとともに、次の点を明らかにすること。
 (1)本千葉駅、新八柱駅、市川大野駅を委託する理由について。
 (2)新八柱駅の緑の窓口を1ヵ所閉鎖する理由について。
 (3)千葉駅、蘇我駅の信号要員を削減する理由について。
   また、ATOS化に伴う運転取り扱いの変更の詳細について。
 (4)安房勝山駅、潮来駅を無人化する理由について。
 (5)日向、滑川、小見川、永田、長者町、御宿、浜金谷、保田の各駅の営業時間を変更する理由について。
6. 乗務員勤務の改悪を直ちに中止し、次のとおり取り扱うこと。
 (1)運転保安を確保するため、支社課員の短時間行路への乗務は行わせないこと。
 (2)短時間行路については、本線運転士の高齢者対策及び育児・介護のために、昼間時間帯に設定すること。なお、設定する際には、他行路の負担とならないように行路数及び標準数を増やして対応すること。
 (3)拘束時間は、日勤行路は9時間以内、泊行路は19時間以内、乗務キロはそれぞれ200km(出区がある場合は180km)、300km(同じく280km)以内とすること。
 (4)明け(乙行路)の緩和を図るため、拘束時間を6時間以内とすること。
 (5)泊行路の出勤は13時以降、退勤は12時以前とすること。
7. 運転士が背面から監視され、インターネット等に動画や写真が投稿されたり、それを口実にした運転士個人への 責任追及や職場の締め付けが行われていることから、次のとおり対策を講ずること。
 (1)社会的状況が変化していることに踏まえ、運行の安全を確保するために、運転席は各席から完全に遮蔽された 構造とすること。また、それまでの間、カーテンは下げた状態を所定とすること。
 (2)背後から運転士の撮影することを禁止する旨の掲示すること。
 (3)インターネット上の不適切な映像等については、会社の責任で直ちに削除する手配をとること。
8. 運転台へのカメラ設置を直ちに中止すること。また、乗務員への不当な監視は絶対に行わないこと。詰所等に 設置した監視カメラを直ちに撤去すること。
9. 「ワンマン運転拡大」提案を撤回するとともに、次の点を明らかにすること。
 (1)9月18日、読売新聞において、「内房線、外房線などはワンマン化の可能性がある」との報道がされたことか ら、千葉支社における今後の「ワンマン運転拡大」の計画について。
 (2)「ワンマン運転拡大」に向けた車両改造計画の詳細について。
 (3)「ワンマン運転拡大」を行う線区の基準について。
 (4)ワンマン運転において、事故・故障、車内トラブル等が発生した場合の対処方法について。
10. 久留里線のワンマン運転を直ちに中止すること。
また、久留里~亀山間について、昼間帯の列車運行を復活させること。
11. ECからDCへの転換を行い再びECに戻す際には、DCにおいて十分に熟知できるまで乗務を行うこと。
12. DL業務について次の点を改善すること。
 (1)来夏に向けて、冷房装置の整備を行うこと。
 (2)千葉運輸区のDL行路を分割し、負担を軽減すること。
13. 各線区の中間駅に乗務員用トイレを設置すること。
14. 台風15号において、運輸区等において停電が発生したことから、各区に自家発電設備を設置すること。
15. 沿線の除草及び立木等の伐採を計画的に行うこと。とくに雑草により車輪が滑走する事態が発生していること から、雑草が伸びきる前に、全線において除草を行うこと。
16. 千葉以東線区における動物との衝突防止策を早急に講ずること。   

一以上 一




台風15号の災害及び復旧に関する申し入れ 申第2号

1. 台風15号の被害について、線区別に詳細を明らかにすること。
2. 復旧が大幅に遅れた原因を具体的に明らかにすること。
3. この間の団体交渉において、千葉以東については「復旧よりもバス代行を優先する線区」と回答してきたにもかかわらず、今回の台風災害でバス代行を行わなかった理由を明らかにすること。
また、今後、災害等が発生した場合の代行輸送の考え方を明らかにすること。
4. 台風等災害時の出勤・退勤の取り扱いについて、千葉支社の見解を明らかにすること。
5. 列車運行に関して、指令の指示が混乱する場面があったことから、千葉支社として指令に対する指導を行うこと。
6. 今回の台風災害により、復旧するための保守体制が崩壊していることが明らかになたことから、外注化を中止し、保守体制の抜本的な見直しを図ること。  

―以上―




JR千葉鉄道サービス株式会社対して
「アルコール検査」の取り扱いに関する緊急申し入れ


申第3号

 10月1日以降、津田沼事業所においては、アルコール検知器による検査方法が、習志野運輸区当直で行うことに なったが、トラブル等が発生した場合、出区点検等に影響を及ぼすことが想定される。
以上から、下記のとおり緊急に申し入れるので、団体交渉により誠意を持って回答すること。


1. 習志野運輸区でのアルコール検知器による検査を行うこととした理由を明らかにするとともに、仕業・構内でアルコール検知器による検査が実施できるようにすること。 

一以上一 
(JR千葉支社にも同様な申し入れを行った。申第1号)




ワンマン運転絶対反対! 10・5鴨川支部大会開催
https://doro-chiba.org/nikkan_tag/8688/

 10月5日、鴨川支部は第25回支部定期大会を鴨川市内で開催した。
 議長に渡辺君を選出し、上村支部長が「この一年間ありがとうございました。ワンマン運転やいろんな困難が待ち受けていますが。鴨川支部は団結して頑張りましょう」とあいさつした。
 来賓あいさつで、第49回定期大会で選任された関新委員長は、「台風15号の被害にあわれた組合員にはお見舞い申し上げます。CTS幕張事業所の代表選では派出の方にはお世話になりました。この台風でのJRの対応の問題点をまとめて頂いて、JR千葉支社に申入れをしたいと思います。ワンマン運転がやられようとしています。水戸では5両ものを7編、車体にカメラをを付けワンマン車両への作業が行われています。読売新聞には、外・内房線がワンマン化予定と書かれています。運転保安の観点からも絶対反対し、組織拡大に向け頑張りましょう」と述べた。
 その後、経過報告・質疑応答が行われた。
主な質疑は、以下のとおり。

◎鴨川の検査がなくなるのでは。
◎支部組合員の職場がばらばらになり、支部体制を維持することが大変だ。
◎いすみ鉄道の保安体制が心配だ。いすみでも短日を実行してもらえないか。

 討議の後、運動方針案、予算案などが満場一致で採択され新役員が選出された。渡辺新支部長の団結ガンバロウで支部大会は、成功裡に終了した。後に懇談会を行った。

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外注化阻止ニュース 第448号

https://www.doro-chiba.org/ga/gaityuuka448.pdf


保守部門削減は安全破壊
台風15号
コスト削減・別会社化で停電深刻化

 鉄道の安全を守るためには保守部門の充実が不可欠です。台風15号による停電が長期化した東京電力の例からも明らかです。

設備投資9千億円→2千億円に削減

 停電被害が広がった要因の一つが送電設備の老朽化です。送電線鉄塔の多くはは1970年代に建設されました。10万戸が停電した君津市の鉄塔は72年の完成でした。
 東電は送電や配電設備への投資を25年前の約9千億円から15年には約2千億円に抑制してきました。コスト削減こそが長期の大規模停電を引き起こしたのです。
 背景には別会社化の問題もあります。
 東電は20年4月までに送電部門の別会社化を控える中で、「耐久性がある」と判断した設備の更新を先送りにしていました。
 そうでなければ、たとえ台風の勢力が予想を超えようと、多数の電柱に加えて鉄塔まで倒れることなどなかったはずです。

社友会ではなく闘う労働組合を

 鉄道事業でもまったく同じ問題に直面しています。JR東日本が鉄道業務を外注化する目的はコスト削減以外です。外注会社にコストをかけて保守点検する条件はありません。
 外注化は鉄道の安全を破壊します。


 現場の労働者が一日も早い復旧に向けて必死に努力した一方、会社はすべての鉄道業務を外注化してJR本体から一掃し、あらゆる責任か らも逃れようとしています。
 鉄道業務をそこで働く労働者も含めてすべてJR本体に戻させ、要員を確保して鉄道の安全を守ろう。そのために必要なのは、闘う労働組合です。
 社友会は現場労働者を黙らせ、雇用と権利を奪うためのものです。社友会にだけは入ってはなりません。労働者の権利と鉄道の安全を守れるのは労働組合です。

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2019年10月9日水曜日

日刊動労千葉 第8687号

「ミライの車両サービス&エンジニアリング構創」
に関する申し入れ (10月8日)

「ミライの車両サービス&エンジニアリング構創」
に関する申し入れ (10月8日)


検修業務丸投げ 外注化・転籍強制阻止!
今こそ外注化反対の声を職場からあげるときだ!

「人手をかけないメンテナンス」


 会社は「ミライの車両サービス&エンジニアリング構創」なる文書を、一方的に業務用タブレットに配信している。「構創」の中では、「鉄道事業者としての業務」と「フィールド(現場)に直結した業務」に分け、「水平分業をめざす」としている。
 しかも、JRに残る業務も、「規定等の見直し」「品質保証」「将来計画策定」「検査業務(出場検査)」というものだ。ここでいう「検査業務(出場検査)」とは、工場で検査が終了した車両のJR側で行う検査であり、現場的な検査業務はほとんどなくなるということだ。
 さらに、「構創」の中では、「技術力」「思考力」「創造力」については、すべてグループ会社内にするというかたちになっている。
 結局、検修業務をすべて外注化し、別会社化・転籍を狙っているということだ。
動労総連合は、10月8日、申12号により下記のとおり申し入れを行った。

外注化阻止闘争 の本番


 検修業務丸投げ外注化・転籍強制を阻止しよう! JR―CTSを貫く組織拡大を実現し、外注化攻撃粉砕へ全力で闘おう!




「ミライの車両サービス&エンジニアリング構創」に関する申し入れ (10月8日)

 下記のとおり申し入れるので、団体交渉により誠意をもって回答すること。


1.「ミライの車両サービス&エンジニアリング構創」に関して、次の点を明らかにすること。

(1)「『鉄道事業者としての業務』と『フィールド(現場)に直結した業務』の水平分業を目指す」としているが、どのような時間軸で進めようとしているのかについて。

(2)「水平分業」の具体的内容及び、担当するグループ会社名について。

(3)「鉄道事業者としての業務」の具体的業務内容について。

(4)「鉄道事業者として保有すべき技術フィールド」の具体的業務内容について。

(5)「水平分業」を行う場合、JRで働く労働者の取り扱いについて。

(6)「変革2027」において、JRに残る業務として記載されている「車両センター」の詳細について。

2.将来の車両検修のあり方及び要員の養成の考え方について明らかにすること。

-以   上-


https://doro-chiba.org/nikkan_tag/8687/


2019年10月8日火曜日

実行委員会ニュース(第11号)

https://doro-chiba.org/wp/wp-content/uploads/2019/10/a6cea0e6a7eae1cb45b7418bc382295d.pdf


11・3まで残り4週間
改憲阻止! 1万人行進 銀座デモ

10・4臨時国会開会日に国会行動
百万人署名運動、「自衛隊明記反対署名」を集めよう

 臨時国会が10月4日にはじまり、安倍首相が衆参両院で所信表明を行い、「令和の新しい時代に、この国のめざす形、その理想をしっかりと掲げるべき」「教育、働き方、社会保障、我が国の社会システム全般を改革していく」「その道しるべは憲法だ。日本がどのような国をめざすのか、憲法審査会でしっかり議論していこう」と演説しました。
 国会前には昼休み時間を中心に約450人が集まり、「9条改憲NO!」「改憲案を提示させるな」と抗議の声を上げました。
 午前11時過ぎから参議院会館前で全学連らが呼びかけた抗議集会では労組交流センターや動労千葉、改憲・戦争阻止! 大行進神奈川、百万人署名運動な どがアピール。正午からは、国会議員会館前の集会に合流しました。平和フォーラムや各政党の国会議員などの発言がありました。
 臨時国会は12月9日までです。職場や地域で改憲反対を訴え、11・3日比谷野音に大結集し、改憲阻止の銀座デモを成功させよう。
 百万人署名運動が呼びかける「自衛隊明記反対署名」を集めよう。署名用紙や統一街宣ビラは、百万人署名運動のウェブサイトからダウンロードできます。

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闘いなくして安全なし No.231

http://www.doro-chiba.org/ga/tn231.pdf


「10月~面談実施」
ジョブローテーション撤回しろ
「自己希望」口実に不当配転するな

 ジョブローテーション提案について、会社は10月から自己申告書に基づいた個人面談を実施するとしています。「本人の希望を把握する」ためだとされています。

何が「主体的にキャリア形成」だ!

 会社は「キャリアを主体的に描ける」としています。しかし、その前提に「同一担務は最大10年で異動」「生涯乗務員ではなく多様な経験を」と言っているのです。その上、「外部へのオープンなマインドセットを」などと、出向を〝希望〟させようとまでしています。
 現場労働者を〝もう今の職を続けられない〟という思いにさせた上で、自己申告書を書かせる。それを「主体的なキャリア形成だ」などと言うのです。
 そして、「社員の希望した異動だ」という口実に利用しようとしています。
 人の気持ちをもてあそぶ会社のやり方は本当に許せません!

〝反対〟貫くことが攻撃打ち破る道

 経験が重要な乗務員を「最大10年」で異動させる狙いは、現場の団結を破壊すること以外にありません。この攻撃を打ち破る道は、現職にこだわり、〝反対〟を貫くことです。
 ジョブローテーションを前提にした〝希望〟は会社の得手勝手な配転に利用されてしまいます。そもそも、会社自身が「希望通りいかないこともある」といっています。しかもその基準は「任用の基準」――つまり、会社が都合の良いように判断するということです。
 動労千葉は組織破壊だけを目的にした乗務員基地廃止攻撃に対し、組織をあげて反撃しました。廃止に伴う配転先も「第1希望以外書かない」という方針を確認しました。「組合の指示に従って第1希望だけだと、どこに飛ばされるかわからない」という会社の卑劣な切り崩しも、組合員全員が一糸乱れぬ団結を見せて打ち破りました。そして、組合員をバラバラに配転し、団結を破壊しようという最大の狙いを打ち破ったのです。
 現場労働者が〝反対〟を貫く限り、職場に闘う団結がある限り、会社も好き勝手に乗務員を配転させることはできません。ジョブローテーションを前提にした〝希望〟ではなく、〝反対〟を貫き職場から声をあげよう。

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2019年10月7日月曜日

実行委員会ニュース(第10号)

https://doro-chiba.org/wp/wp-content/uploads/2019/10/8b91b35256b44f790e56ef8c5aa41252.pdf


11月3日まで残り1か月
組織化へ全力を

秋葉原駅前で11・3宣伝活動
関生支部の支援を訴え、シール投票やアンケート


 JR秋葉原駅前で10月5日、東京都心では最高気温が30度となる暑さでしたが、約20人の参加で11・3労働者集会を訴える宣伝活動を行いました。
 関西生コン労組の支援、そして闘う労働組合をつくろうと訴えました。「関西生コン支部を守ろう」と大書された看板に足を止める人も多く、あわせて労働組合に関するシール投票やアンケート調査も行いました。「労働組合を知っていますか?」との質問には全員が「知っている」と応えましたが、「あなたの職場に労働組合はありますか?」の質問には、大半が
「ない」と回答する結果となりました。
 今回は、外国人労働者へも声かけも積極的に行いました。秋葉原という場所なので、その多くは観光客でしたが、米国のILWU(国際港湾倉庫労働組合)を知っているなどと会話にな りました。
 11月3日の当日まで残り1か月を切りました。日比谷野音の大結集へ向けて全国の職場・地域で組織化への取り組みをお願いします。
 職場からの闘いと結集を軸に労組訪問や街宣、あらゆる取り組みを進めよう!

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「社友会」に反対します! 2019年10月7日

http://dourousien28.kane-tsugu.com/renrakuban/190917.pdf


保守部門削減は安全破壊
台風15号
東電コスト削減・別会社化で停電深刻化

 鉄道の安全を守るためには、保守部門の充実が不可欠です。それは台風15号による停電が長期・大規模化した東電の例からも明らかです。

設備投資9千億円→2千億円に削減

 停電被害が広がった要因に送電設備の老朽化があります。送電線の鉄塔建設は70年代が中心です。倒壊により10万戸の大規模停電に繋がった君津市の鉄塔は72年完成でした。
 東電は送電や配電設備への投資を91年の約9千億円から15年には約2千億円に抑制してきました。このコスト削減が長期の大規模停電を引き起こしたのです。
 背景には別会社化の問題もあります。東電は20年4月までに送電部門の別会社化を控える中で、「耐久性がある」と判断した設備の更新を先送りにしていました。そうでなければ、台風の勢力が予想を超えようと、多数の電柱に加えて鉄塔まで倒れるなどありえません。

社友会ではなく闘う労働組合を

 JR本体から鉄道業務を外注化する目的はコスト削減以外にありません。外注会社にJR本体以上にコストをかけて保守点検する条件などありません。外注化は鉄道の安全を破壊します。絶対に認めてはならないのです。
 現場の労働者が一日も早い復旧に向けて必死に努力した一方、会社は鉄道業務をすべて外注化してJR本体から一掃しようとしています。あらゆる責任からも逃れようとしています。
 鉄道業務すべてをJR本体に戻させ、要員を確保して鉄道の安全を守る。そのために必要なのは、闘う労働組合です。社友会は現場労働者を黙らせ、雇用と権利を奪うためのものです。社友会にだけは入ってはなりません。労働者の権利と鉄道の安全を守れるのは労働組合です。

※職場での問題やご意見等あれば、是非お寄せください。

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2019年10月6日日曜日

日刊動労千葉 第8686号

組織拡大へ、決意あらたに、
関 新委員長体制確立!
第49回定期大会

https://doro-chiba.org/nikkan_tag/8686/

第49回定期大会(9/29~30)2日目

 第49回定期大会2日目は、予算案の提起から議事が再開され、その後大会方針等に対する質疑応答が行われた。最後に田中委員長が「時代が大きく変わろうとしている。怒りの声は社会に充満している。結成40周年の力をもって、自らの力で組織を拡大すること。そうすれば動労千葉の社会的影響力はすごい力を発揮する。新体制を支え、全力で決起しよう」と総括答弁が行われた。その後、2019年度スローガン案、運動方針案、予算案が全体の拍手で承認された。決定された方針に基づくスト権投票は、100%で批准された。
 今大会は、2年に一度の人事大会であり、役員選出では新委員長に関道利君、書記次長に中村仁君、新執行委員として佐野君(木更津)、渡辺君(幕張)、北村君(幕張)をはじめとした新役員体制が選挙管理委員長から発表され、信任投票で全員が信任された。
 新旧役員あいさつで、関新委員長は、「非常に重い役目だが、最先頭で闘う。敵は大きいが強くはない。一糸乱れぬ団結で闘おう」と決意を語った。(日刊において改めて報告する予定)
 続いて、委員・各種委員の選出、大会宣言が発表され、議長団解任あいさつ、繁沢副委員長の閉会あいさつ、渡辺剛史新執行委員の音頭で組合歌合唱、関新委員長の団結ガンバロー三唱で第49回定期大会は大成功のうちに終了した。

出された主な意見

▽ミライの車両サービス。技術革新によって保守体制の転換をするというが無理だと思う。運転室の全面強化、トイレのセンサー故障による汚物の逆流、誰かが犠牲にならないと今のJRはやらない。検修分科からも声を上げていきたい。
▽気動車の検査は特殊なところがある。派出の要員確保に早めの対応を。
▽台風15号の影響で久留里―亀山間が不通になっているが、代行バスが1時間おきに出ている。なにか魂胆があるのではないか。南線のワンマン化、異常時に乗客の避難誘導など一人で何ができるのか。守る会と一緒になって闘う。
▽貨物の一番の問題は本線運転士の高齢者対策。シニアの基本給の地域間格差が酷すぎる。
▽習志野では、要員問題が深刻。三鷹の入出区訓練など、超々大型ロングラン行路化の懸念がある。
▽エルダーで残る2年半、本気の本気になって、職場代表選の勝利を活かし全力で組織拡大をかちとっていきたい。
▽ジョブローテーション、ワンマン化と闘う最大の武器が「反合・運転保安闘争路線」。組織拡大で若者世代の不安を一緒になって解決していきたい。
▽台風15号で運輸区が停電。冷房が効かない休養室で2泊するなど休養がとれず、出退勤も含め会社の対応は大問題。
▽出向裁判「戻るんだ」という意識をもってやろう。組織拡大、高齢化が進むなかで全組合員が躍起になってやるべき。
▽エルダー・シニアの組合員と本体の組合員がこれから逆転する。団交での追及などエルダー協議会の取組を強化したい。

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実行委員会ニュース(第9号)

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公立病院の統廃合・民営化
医療・福祉の営利化と闘おう

医療・福祉労働者は11・3日比谷野音へ

 「424病院に『再編検討を』」「厚労省、非効率解消促す」――9月27日、新聞各紙が一斉に報じました。厚生労働省は全国の公立・公的病院の25%にあたる424の病院を名指しして、「再編統合せよ」と迫っているのです。
 「団塊世代」が75歳を迎える2025年、「団塊ジュニア」世代が65歳以上となり超高齢化社会が突入する2040年を前にもはや「医療・福祉は非営利が原則」との建前もかなぐり捨て、医療・福祉の民営化=営利産業化に突き進んでい ます。
 その重大な攻防が「地域医療構想」です。都道府県単位で医療機関の統廃合を含む構想の策定を義務付け、翌2015年には持ち株会社方式による医療機関の経営統合を進める地域医療連携推進法人制度が導入されたのです。

地域医療構想との闘い

 しかし、地域医療連携推進法人は全国でまだ11法人しかありません(19年6月末現在)。   
 岡山大学メディカルセンター構想(岡山大学病院を軸に日赤・済生会・国立・市民・労災の6病院を経営統合)は、全員解雇・選別再雇用の非正規化と営利優先の医療への転換をもたらすものであるとして現場から絶対反対の闘いによって断念に追い込みました。
 424病院再編統合の攻撃は、32年前の国鉄分割・民営化と同じです。「赤字」を口実に地域から病院を奪い、そこに住むことすらできなくするのです。地域に根差して命と健康を守る公立病院が赤字で何が悪いのか。   
 新自由主義の医療・福祉破壊に対して、医療・福祉労働者・労働組合が先頭に立って地域住民の怒りや思いを真正面から受け止め、その先頭に立ち、闘おう。
 全国の医療・福祉労働者は11・3日比谷野音に集まろう。闘う医療・福祉労働運動をつくろう!

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2019年10月5日土曜日

日刊動労千葉 第8685号

10.12オスプレーいらない!千葉県民集会
& 10.13三里塚現地集会に結集を!

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南房総が訓練地域に 


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 木更津市にある自衛隊木更津駐屯地にオスプレイ17機が「暫定」配備されようとしています。防衛省は来年3月に配備をしたいとの意向であり、木更津市議会は12月議会において受け入れ容認の決議をする方向で事態が進んでいます。
 しかしながらオスプレイが木更津に配備されると、南房総地域が訓練地域になるだけでなく、習志野基地や横田基地への飛行など、住宅密集地の上空を欠陥機であるオスプレイが飛行することになります。
 10月12日 千葉市中央公園で13時半から集会が開催されます。多くの参加を。

正念場を迎えた三里塚


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  54年間、非妥協・実力闘争を貫いてきた三里塚闘争が重大な決戦局面を迎えています。千葉地裁の反動判決をもって、市東さんの農地強奪攻撃が切迫しています。親子3代100年近く耕し続けた農地、日々の営農に欠かせない作業場や農機具置き場、それが暴力的に奪い取られる――こんなとんでもないことが今、現実に起ころうとしています。
一方、第3滑走路計画案に対しては、横芝など騒音地域住民から反対の声が上がっています。
 10月13日(日)正午~ 東峰・萩原さん宅畑で集会を開催します。全力結集を!

おいしく楽しく交流 (第39回連続講座)
家族会料理教室を開催



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 9月7日、千葉市内において家族会の第39回連続講座として料理教室が開催されました。韓国料理店の方に講師をお願いし、お店をお借りしてビビンパ、オジンオポックン(イカの甘辛炒め)、ワカメ・ホタテスープを作りました。
 韓国では子供を産んだお母さんに「ワカメスープを飲んだ?」というのが挨拶というほど滋養があるという話を講師に教えていただきながら、料理に挑戦。
 OBや娘さんなども参加して、おいしく楽しい交流会となりました。

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実行委員会ニュース(第8号)

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即時正社員化・大幅増員へ闘おう!
郵政非正規ユニオンの呼びかけで職場交流会
 〝人手不足で職場が混乱し、毎日怒号〟
 〝アルバイト募集、ブラックすぎて誰も来ない〟
 〝退職させるため嫌がらせ。絶対やめない〟
 〝スキル評価あがらない。団交やって良かった〟
郵政労働者は11・3日比谷野音へ

 9月29日、郵政非正規ユニオンが呼びかけた職場交流集会が開催されました。
 都内の局で働く郵政労働者が結集。新東京局のスキル団交や晴海局の裁判などを中心に、各局のそれぞれの職場の生なましい実態や闘いの報告が出されました。
◎人手不足で職場が混乱し、毎日怒号
◎局の窓には「アルバイト募集」と張り出されているが、ブラックすぎて 誰も来ない
◎私を自主退職させるために、重労働を押し付けたり、別の同僚を使って嫌がらせ。毎日がやりあい。絶対にやめない!
◎私だけスキル評価が上がらない。会社は逃げ回っている。団体交渉をやって良かった
◎職場の状況はどこも同じ。まず人が足りない。そして人が足りないのに、当局は労務管理にばかり人員を投じている。「交通事故撲滅」を理由として、職場へのしめつけを強めてくる。こういう職場の現実もかんぽ不正販売事件も、すべて郵政民営化の破綻 を示している
◎解雇撤回からはじまった郵政非正規ユニオンの闘いは、日本郵政当局から無視できない力関係をつくってきた。団交や裁判闘争で勝利を積み重ね、職場分会づくりへ踏み出した。自信をもって前に踏み出し、職場に団結をつくろう
終了後の懇親会でも11・3労働者集会の大結集への展望が語られました。
 郵政職場は毎日、「かんぽ問題」のニュースに揺れに揺れています。ビラまきも以前より格段に受け取りが良くなっています。
 今こそ、11・3日比谷野音に郵政職場から労働者を大登場させよう!

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2019年10月4日金曜日

実行委員会ニュース(第7号)

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〝東京入管は収容をやめろ!〟
さいたまユニオンが組合員の放免求め抗議行動
入管体制粉砕を共に闘おう

滞日・在日外国人との連帯・共闘
11・3日比谷野音集会に大結集を


 出入国在留管理庁(今年4月から法務省の内部部局「入国管理局」から外局として設置=入管)が、難民であったり、生活の基盤が日本にあるなどして、帰れない外国人に対し「仮放免」を認めず、長期「収容」を続けています。病気になっても治療もまともに受けさせず、人権のない劣悪な施設環境なども合わせて、収容者の自死や病死が相次いでいます。多くの収容者が命がけのハンストでその非人道性を告発しています。
 日本の外国人労働者は昨年11月時点で146万人。第2次安倍政権の下で2倍以上の数に増えています。技能実習に加えて特定技能という就労資格を新設してさらに30万人以上を受け入れる計画です。
 中東や欧州では戦争や内戦で数千万人規模で難民が生まれています。外国人労働者や難民との連帯・共闘・支援は、国際労働運動の、そして日本労働運動の本当に切実な課題です。
 毎年、11月日比谷野音集会には海外の労組代表団と共に滞日・在日外国人が多数参加・発言しています。11・3労働者集会を、共に入管体制をうち破る第一歩にしよう。日比谷野音に集まろう。




 9月27日、さいたまユニオンは、強制収容されたコンゴ出身の組合員の即時解放を求め東京入管前で抗議行動を行いました。
 コンゴ内戦から逃れたきたMさん夫婦(ともに組合員)と子ども2人は11年間、日本で暮らしてきました。
 しかし昨年1月、当時の東京入国管理局は、仮放免の申請に来たM組合員を家族の前で強制収容し、1年8か月も収監を続けているのです。子宮嚢胞で下腹部の痛みを訴えても、小さな診療所に連れて行くだけで「健康保険に入っていないからお金をかけられない」と除去手術は3回に分けられ、家族の同意なしに処置が強行されたのです。
 抗議行動には家族や諸団体、マスコミも取材に駆けつ けました。しかし即時解放を求める要請団に対して審査官は「入管は不法滞在者の収容を基本とする」と言い放ったのです。
 「家族の同意もなく手術をするとはどういうことだ」と追及すると審査官は動揺しながら「適切な処置を行っている」と言い逃れをしました。
 さいたまユニオンは、カンパや差し入れ、面会行動などを呼びかけています。

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闘いなくして安全なし No.230

http://www.doro-chiba.org/ga/tn230.pdf


ワンマン拡大・車掌削減反対!
職場で〝反対〟貫き声あげよう

 9月に水戸支社では水戸線で使用するE531系のワンマン運転に向けた車両改造についての提案が行われました。すでに東北本線の新白河~黒磯間ではE531系5両編成のワンマン運転試験が強行され、「来年3月ダイ改から導入」とまで言われています。
 報道でも、「首都圏でもワンマン運転」「7両以上にも」「内房線、外房線などはワンマン化の可能性」などと報じられました。

利益・団結破壊のために安全放棄


 ワンマン拡大・車掌削減は鉄道の安全放棄そのものです。車掌が列車後方の安全確認を担当し、緊急時には運転士とともに対応できる体制で鉄道の安全を守っているのです。
 8月17日、外房線の踏切で軽自動車が列車後方に衝突する事故が起きました。仮にワンマン運転なら、運転士が衝突に気づかず、さらなる事故に繋がりかねないものでした。
 ワンマン運転拡大が鉄道の安全を破壊することは明らかです。しかも、その目的は〝人を減らすこと〟以外にありません。金儲けと現場労働者の団結破壊のためだけの施策です。絶対に許すわけにはいきません。

団結し地域の怒りとともに闘おう


 ワンマン運転拡大は地方切り捨てそのものです。東電が鉄塔更新などのコストを削減し、台風15号での停電を大規模・長期化させたことと同じことをJRが行っています。
 JRで台風15号の復旧が長引いた最大の原因は、会社が進めた設備部門の外注化―要員削減です。とくに地方路線は「儲からないところは必要ない」と切り捨てられ、復旧も代替輸送もままならない状態に陥ったのです。
 地域には利益を優先して住民の生活や安全を切り捨てる施策への怒りがあります。職場からの真剣な闘いには、この地域の怒りと結びつき、会社の攻撃を打ち破る力があります。
 社友会ではなく、職場に闘う労働組合を! ジョブローテーション・ワンマン運転拡大に〝反対〟を貫き、声をあげよう。

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2019年10月3日木曜日

実行委員会ニュース(第6号)

https://doro-chiba.org/wp/wp-content/uploads/2019/10/7afce4c1bfde09eed3f43b33299da7ed.pdf


関西生コン労組支援
10・14東京集会
曳舟文化センター 13時開始

【講演】木下武男 さん 「関西生コン支部の運動と弾圧の背景」
【訴え】関西地区生コン支部・西山直洋執行委員
   武内更一弁護士「関西生コン支部弾圧と改憲攻撃」

あらゆる場所で弾圧の実態を訴えて支援要請を
首都圏で関西生コン労組支援の大運動を作ろう
11月3日、弾圧粉砕の集会・デモを成功させよう


 10月14日午後1時から曳舟文化センターで「関西生コン労組への弾圧を許さない10・14集会」が開催されます。大結集を訴えます。
 一連の弾圧は、当たり前の組合活動を「犯罪」とみなして関西生コン労組をつぶし、労働運動の禁圧を狙うものです。組合員が働く職場では仕事外しや不当解雇が相次いでいます。
 この弾圧は、関西生コン労組の壊滅を狙う攻撃であると同時に、憲法28条の労働基本権(3権)の破壊を狙うものであり、まさしく改憲と戦争の大攻撃です。
 関西生コン労組は現場からの反撃を開始しています。そして全国の労組や諸団体が抗議の声を上げ、各地で関西生コン労組支援の取り組みが始 まっています。
 関西生コン労組は、11月労働者集会を共に呼びかけてきた仲間です。関西生コン労組の解体を狙う攻撃を断じて認めるわけにはいきません。すべてをかけて弾圧粉砕へ共に闘おう。
 集会では、若者の非正規問題や格差問題を取り上げ『若者の逆襲・ワーキングプアからユニオンへ」などの著書を出している昭和女子大学名誉教授の木下武男さんが「関西生コン支部の運動と弾圧の背景」と題して講演を行います。
 関西生コン支部からは西山直洋執行委員が報告します。憲法と人権の日弁連をめざす会代表の武内更一弁護士が「関西生コン支部弾圧と改憲攻撃」を話します。
 労組関係のみならず、あらゆる場所で弾圧の実態を訴えて支援を要請しよう。各地で職場で支援の取り組みをはじめよう。10・14東京集会を成功させ、11月3日、東京・日比谷野音に大結集し、弾圧粉 砕の大デモを実現しよう。

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外注化阻止ニュース 第447号

http://www.doro-chiba.org/ga/gaityuuka447.pdf


CTSの清掃業務などの
労働条件改善を求め団交

 動労千葉は9月13日、JR千葉鉄道サービス(CTS)における労働条件の改善に向けて団体交渉を行いました。

五井駅トイレの汚物問題

組合 五井駅のトイレにゴミが詰め込まれたり、便が壁に塗られる事態が発生しているが、CTSとして管理者である市原市とどのような対策協議を行っているのか。
CTS 市からは丁寧なトイレ利用を呼びかけている。会社も見回ったが綺麗だった。
組合 綺麗なのは清掃しているから。発見したら市原市とCTSに実態を見てもらいたい。今後、発見したら千葉事業所に連絡し、一旦トイレを封鎖し、市原市とCTSで確認する作業を行ってもらいたい。
CTS CTSとしても対応したい。

15時前の収集でも問題なし

組合 千葉駅のA3業務について、ゴミの収集時間は15時以降でなければダメだと所長から言われている。ゴミの量も多く時間がかかり、帰りの列車に間に合わないとの声がある。以前は、14時40分頃から始まっていた。15時以降に収
集する理由はないはずだ。
CTS 作業ダイヤ上に時間を指定しているが、ケースバイケースで対応しても問題ないと考えている。所長とも話す。
組合 幕張事業所の女性用シャワー、京葉事業所の清掃担当の待機所の設置、鎌取駅のレンジと冷蔵庫設置などの要求が出ている。
CTS 幕張の女性用シャワーは設置済み。京葉の待機所の関係は、当面、庁舎を使ってもらいたい。鎌取のレンジと冷蔵庫は設置済み。

本千葉駅詰所の設置について

組合 千葉駅A10業務が本千葉で清掃業務を行うが、清掃道具と一緒の場所で休憩や昼食を摂るなど不衛生、キチンとした詰所を設置すること。物井にも詰所を設置すること。
CTS 本千葉については、営業部と相談し今年度中に対応したい。物井はすでに対応済み。
組合 これまで、詰所については事あるごとに改善を求めてきたが、まだ道具と一緒のところが多数ある。今後も改善を図ること。
CTS 会社としてもこうした状況が良いとは考えていない。

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2019年10月2日水曜日

日刊動労千葉 第8864号

改憲阻止!労組なき社会許すな!
分社化・転籍攻撃と対決し、組織拡大を!
第49回定期大会(9/29~30)1日目 

https://doro-chiba.org/nikkan_tag/8684/


  動労千葉第49回定期大会は、9月29日、DC会館において始まった。定期大会は、関(和)執行員の開会あいさつで始まり、北嶋副委員長の司会で進められ、まず資格審査が行われ、大会成立が宣言された。
 議長団には、千葉転支部の高澤代議員、鴨川支部の上村代議員を選出し、議事が進められた。
スローガン案の提起に続き、執行委員長あいさつが行われた(別掲)。
 来賓あいさつでは、最初に三里塚反対同盟から太郎良陽一さんが、「動労千葉と力を合わせて闘ってきた。第3滑走路建設を絶対に許さない。市東さんの農地を守る闘いを」と10・13現地集会への結集を力強く訴えた。
 葉山岳夫動労千葉弁護団長は、「1047名解雇撤回の千葉県労委は、第2回調査で審査を打ち切ったばかりか、忌避を却下し、5月、不当労働行為の申し立ても却下するという暴挙を行ってきた。JRとの2正面の闘いに闘いぬく」と訴えた。
 動労水戸木村書記長は、「9・22常磐線全線開通阻止の闘いに多く集まって頂き感謝します。開通攻撃に伴い、配転攻撃が始まっている。かつて87年の分割・民営化のとき動労千葉の闘いを見ながら決起していった。自分たちも職場の怒りを組織しながら闘う」と訴えた。
 さらに動労千葉を支援する会山本事務局長、社民党千葉県連合兼古幹事長、永田OB会長から挨拶を受けた。また、弾圧をはねのけて闘う関西地区生コン支部からのメッセージが紹介された。
 その後経過報告に入り、一般経過報告、労働協約・協定締結報告、事業部報告、法廷闘争報告、組織・財政・規約検討委答申、会計報告、会計監査報告が行われた。
 議事に移り、大会延期承認、決算承認、労働協約・協定締結承認のあと、19年度運動方針案が執行部より提起され、1日目の議事が終了した。

田中委員長あいさつ(要旨)


https://doro-chiba.org/nikkan_tag/8684/

 40年間の闘いの蓄積を発揮して立ち向かう方針を確立しよう。
 東労組は、ジョブローテーションを妥結した。来年3月31日、運転士・車掌という職名がなくなる。正社員の象徴である運転士をなくする。ショック療法としてやっている。
 分割・民営化の時以上の歴史的転換がきている。労働組合の根絶をJRから始める。
 関西地区生コン支部への大弾圧は戦後最大の労組弾圧。JRと一体の攻撃。絶対に粉砕しなければいけない。
 安倍政権は憲法改悪から、戦争のできる国へ変えようとし、労働組合が邪魔だとしている。9条に自衛隊を明記すると国のあり方が変わる。
 この流れは分割・民営化から始まった。全てを破壊し、地方を切り捨てた。労組が力を取り戻さなければいけない。労働者自身の賃金は他の国は上昇しているなかで、日本は20年で9%下落した。日本経済の破綻が迫っている。日銀は株を買い続け、日銀が破綻すれば、通貨も崩壊する。
 20万人の解雇に協力した東労組をつぶして社友会にする攻撃がかけられている。丸投げ外注化と一体だ。20年間33名のクビをのりこえて外注化阻止闘争を闘ってきたこの闘いの中に勝利の展望がある。
 CTS幕張事業所で職場代表選挙が行われ、今年は圧倒的勝利をかちとった。 動労千葉の力を発揮するのはこれからだ。JR―CTSの組織化をかちとろう。もう一点、1047名闘争でも大きな勝利をかちとっている。16年に、不採用基準をつくったのがJR設立委員であることが明らかになり、不当労働行為が明らかになった。
 今年の11月集会は、JRの攻撃と関西生コン支部弾圧との対決となる。
 新たな40年をつくりだすために闘おう。

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外注化阻止ニュース 第446号

http://www.doro-chiba.org/ga/gaityuuka446.pdf


現場業務はすべてグループ会社に
〝ミライの車両サービス&エンジニアリング
構創〟

 車両検修業務の分社化・転籍(全面的な水平分業)の動きが本格化しています。JR東日本は「ミライの車両サービス&エンジニアリング構創」を発表し、AI化やロボット導入を掲げて、「作業から判断へ」「人手をかけないメンテナンス」などと打ち出しています。
 しかし、現段階でロボット導入や完全自動化に現実性はありません。それをあえて持ち出したのは、「機械でもできる仕事だからグループ会社がやればいい」と全面的な外注化を進めるためなのです。

検修業務の全面外注化が狙い

 〝ミライ構創〟は、車両検修業務を【鉄道事業者としての業務】と【フィールド(現場)に直結した業務】に分けて、前者だけをJR本体に残すというものです。しかし【鉄道事業者としての業務】に分類されているのは、「規定等の見直し」「検査計画」「品質保証」「将来計画策定」「検査業務(出場検査)」だけです。
 つまり、車両センターや工場も含めJRには、現場の検査・修繕業務は一つも残らないのです。技術力もグループ会社で確保すればよいとしているのです。
 これと一体で「モニタリング保全体系への移行」を進めています。CBM(コンディション・ベースド・メンテナンス)とは、車両故障を未然に防止するという従来の考え方を根本から否定するものです。
 これは鉄道の安全を崩壊させ、転籍と非正規雇用を狙う攻撃です。現状でも列車運行全体に誰も責任を取らない状況で、工場の出場検査もJRでやる必要はないとの議論が出ています。現場業務にまったく無責任な姿勢なのです。
 他方、グループ会社はJRから徹底的にコスト削減を迫られることになり、技術継承の基盤も労働条件も破壊されます。


 そもそも会社の計画では検修部門は最も早く外注化されていたはずです。しかし外注化阻止の闘いでここまで遅れたのです。
 闘えば状況は変わります。JR東日本は、すべての業務を直営に戻し、すべての労働者を本体で雇用せよ!

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2019年10月1日火曜日

実行委員会ニュース(第5号)

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10/4 改憲発議を許すな 
安倍政権打倒へ!
臨時国会闘争

10月4日11時、参院会館前
11・3改憲阻止の1万人行進を成功させよう


 7月参院選後、初となる臨時国会が10月4日から始まります。同日、安倍首相の所信表明演説も行われます。
 安倍・自民党は臨時国会において憲法審査会で自民党改憲案を提示し、改憲発議まで持ち込もうとしています。
 臨時国会には、変形労働時間制の導入などを盛り込んだ教職員給与特別措置法(給特法)改悪案も狙われています。教育労働者版「働き方改革」=労組解体攻撃です。
 河野を防衛相に、萩生田を文科相に据えるなどの改憲・戦争シフトの安倍政権を打倒する闘いは労働運動の決定的 課題です。
 安倍は、「立憲民主党をはじめ野党各党においても、それぞれの案を持ち寄って、憲法審査会の場で、与野党の枠を超えて国民の期待に応える議論を行いたい」と言っています。
 国会を改憲・戦争に対する怒りの声で包囲しよう。臨時国会開会日行動を全学連などが呼びかけています。10月4日(金)午前11時、参議院会館前(東京メトロ「永田町駅」1番出口)に集まろう。

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実行委員会ニュース(第4号)

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労働者の国際連帯
戦争を止める力

韓国・台湾・ドイツなど多数の海外ゲストが来日・参加
11・3日比谷野音で世界の労働者と合流


 「闘う労働組合のネットワークをつくろう」を掲げて毎年開催されている11・3日比谷野音集会は、労働者の国際連帯の集会です。

03年、動労千葉がイラク戦争に反対して600本の列車を止めるストライキに立ち上がったことをきっかけに国際連帯が始まりました。
 イラク戦争の開始時、米サンフランシスコの港湾ストライキを闘った米国からILWU(国際港湾倉庫労働組合)、そして韓国から民主労総ソウル地域本部の代表団が参加したのです。
 以来、ドイツ・トルコ・ブラジル・台湾などの戦闘的労働組合の代表団が参加し、「万国の労働者、団結せよ」の呼びかけを発しています。
 米国のILWUとは、イラク戦争に反対して米西海岸の港を1日止める闘いを08年に共同で取り組みました。
 昨年、公教育破壊や民営化に反対する教育ストライキを闘いぬいたロサンゼルス統一教組(UTLA)との連帯を強化するなど連帯闘争は大きく発展しています。
 2015年以降、韓国・民主労総ソウル地域本部(約20万人)とは、11月の東京集会とソウルでの労働者大会を「東京―ソウル国際共同行動として呼びかけるところまで 発展しています。

 今年の11・3日比谷野音集会には、上記の通り、韓国や台湾、ドイツなどから労組代表団が来日・参加します。
 11月2日には、千葉市民会館で国際連帯集会も開催されます(12時30分開場)。
 今ほど労働者の国際連帯が大切な時代はありません。労働者の国際連帯で戦争を止めよう!
 11・3日比谷野音に集まって労働者の国際連帯の力を示そう!



☀参加予定の海外ゲスト

韓国 民主労総ソウル地域本部の代表団
   ※大邱からも訪日団

台湾 台湾鉄道産業労働組合

ドイツ ドイツ機関士労組ベルリン都市鉄道支部組合員から
  
※米国からも労組代表団(交渉中)

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