2019年10月16日水曜日

実行委員会ニュース(第12号)

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全国の教育労働者は
11・3日比谷野音へ

11・3で100人声明からアピール
映画「ひろしま」の鑑賞・討論会を開催


 11・3全国労働者集会&改憲阻止!1万人行進で広島教職員100人声明の発言が予定されています。全国の教育労働者の結集を訴えます。以下、広島からの投稿を紹介します。


 10月13日、改憲・戦争阻止!教え子を再び戦場に送らない!広島教職員100人声明が主催する学習会で映画「ひろしま」の鑑賞会・討論会を行いました。
 この映画は被爆から8年後の1953年に作られました。総製作費の半分を日教組、10分の1を総評が受け持ち、広教組と広島市民の全面協力のもと、市民9万人がエキストラとして参加し作られました。
 あの日、広島で何が起きたのか。人々はどう死に、どう生きたのか。そしてこれから生きていきたいのか。
 実際に被爆を体験した人々が映像で再現し、日本と世界に広島の実相を伝えようとしました。これだけ広島の教職員、市民、子どもたちの思いがつまった映画はほかに見たことがありません。100人声明にとっても自らの拠り所となるような映画でした。
 上映後の討論では、参加者から「広島で何が起こったのか知っているようでまだまだ知らなかった」「被爆後の差別は、福島でも繰り返されている」「劇中で語られた『世界へ発信する前に、日本の、いや広島の、このクラスの人に知ってほしい』という被爆した生徒の言葉、あるいは『大砲を作ることになったから工場を辞めた』という原爆孤児だった青年の言葉は、今の私たちに突き刺さる。問われていることは今も同じだ」
 「広島の原点から、改めて今の拡声器規制問題など考えていきたい」「悔いの残らないよう、動けるうちに少しでも多く活動したい」
 ――などの感想があふれました。
 この心を引き継ぐのは私たちでありたい。そして、一人でも多くの人にこの映画を見てもらい、一緒に考えたい。改憲・戦争など絶対に繰り返してはならないと、参加した一人ひとりが心から思いを新たにすることができました。
 11・3集会ではその思いをなるべくたくさんの人数で登壇し、アピールしたいと思います。

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