2019年10月29日火曜日

「社友会」に反対します! 2019年10月28日

http://dourousien28.kane-tsugu.com/renrakuban/syayukaidame5.pdf


JR北 釧網線 線路補修の人足りず運休
外注化・低賃金化の矛盾あらわに

台風・豪雨の度重なる異常時対応お疲れ様です。
被災された方々にお見舞い申し上げます。


 JR北海道は、夜間工事が敬遠されて作業員を確保するのが難しいとして、10月21日から釧網線の一部区間で日中の列車を運休させて線路の補修作業を行っています。緑駅~知床斜里駅間の約28㌔区間で、老朽化した枕木3千本余りを交換する計画です。
 人手不足を理由にした補修作業での列車運休はJR西日本でも行われました。
 また、JR西日本は10月24日、保線作業員の「労働 環境改善」「働き手の確保」を掲げて関西エリアの在来線で午前0時以降を中心とした最終列車の時間を早める検討を始めたと発表しました。
 10年前に比べて保線作業員は23%減少したといわれています。
 JR北海道やJR西日本での人員不足の原因は、明らかにグループ会社への外注化と低賃金化、合理化による労働強化です。

職場に闘う労働組合とり戻そう

 JR東日本は「変革2027」で鉄道業務すべてをJR本体から一掃し、外注化・別会社化する構想を打ち出しています。現場の団結を破壊し、JR本体の労働者に転籍を迫り、グループ会社の労働者の権利をさらに奪う攻撃です。
 また、ジョブローテーション提案で「正社員」の最大の象徴である運転士・車掌の職名まで廃止し、非正規職や非正規並み賃金の〝正社員〟だけの会社にしようとしています。
 しかし、JR北海道やJR西日本で示されたように、人員を徹底的に削減し、労働者の権利を奪うこの攻撃には矛盾があります。
 労働者の権利と鉄道の安全を守れるのは労働組合です。社友会ではありません。職場から声をあげ、闘う労働組合を取り戻そう。

※職場での問題やご意見等あれば、是非お寄せください。

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