2012年9月30日日曜日

日刊動労千葉 第7386号

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韓国・民主労総が日本大使館前で
動労千葉ストに連帯行動

涙が出るほどうれしい知らせです。9月27日、韓国・民主労総ソウル地域本部が動労千葉の外注化反対のストライキを支持する連帯行動と記者会見を行いました。警察の弾圧をはねのけ、日本大使館前で「動労千葉のストライキ闘争を民主労総ソウル本部が支持し、連帯します」「JR外注化阻止! 非正規職撤廃! 強制出向反対!」などと書いた横断幕を出してアピールを行ってくれました。ソウル地域本部イジェウン本部長や鉄道労組のパクテマン主席副本部委員長、サイバー労働大学キムスンホ代表、ハイテク分会キムヘジン同志が発言しました。またチェチョンジン前本部長、イジェヨン元本部長も参加しています。28日午前10時から1人デモを日本大使館前で続けるとのこと。ソウル本部の仲間の連帯行動に応えて、断固勝利まで闘い抜きましょう 。

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闘いの配置について

28日 4名時限スト!出向説明を断固拒否!幕張C

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闘いの配置について


(1) 10月1日より、幕張車両センター(派出を含む)、京葉車両センター(派出を含む)、千葉鉄道サービス(仕業・構内、派出の出向者)に勤務する組合員を対象にして、ストライキを配置する。

① 第1波スト
10月1日、12時から、2日、13時まで。

② 第2波スト
10月3日、12時から、5日の明けまで。

スト期間中については、全組合員を対象に、休日及び時間外労働、休日等の変更(休憩時間の変更を含む)、所定以外の作業は一切行わない。

10月1日(月): 15:00「スト突入動労千葉総決起集会」
10月2日(火): 京葉車両センター前で、12:00より激励行動
10月3日 千葉労働局への要請行動 14時現地集合
10月4日 15時より、DC会館において、ストライキ集約集会

各支部は、争議への支配介入、不当労働行為、権力の介入に対する監視体 制の強化を図ること。また、当局による異常な対応があった場合は、その時 の判断により戦術を拡大する。

外注化阻止ニュース 第33号

外注化阻止ニュース第33号

 

韓国・民主労総が日本大使館前で
動労千葉ストライキに連帯行動

 9月27日、韓国の労働組合のナショナルセンターである民主労総(約70万人)のソウル地域本部が動労千葉の外注化反対のストライキを支持する連帯行動と記者会見を行いました。
 民主労総は、世界有数の戦闘的労働組合の全国組織として知られています。
 日本大使館前で「動労千葉のストライキ闘争を民主労総ソウル本部が支持し、連帯します」「JR外注化阻止! 非正規職撤廃! 強制出向反対!」などと書いた横断幕を出してアピールを行ってくれました。
 記者会見では、ソウル地域本部イジェウン本部長(左にメッセージの一部)や鉄道労組のパクテマン主席本部委員長などが発言しました。

 


民主労総ソウル地域本部 イジェウン本部長のメッセージ

 韓国でもKTX(韓国の高速鉄道)、水道、ガス、仁川空港などの民営化・外注化を推進しています。
 最近2~3年の間に、KTXの度重なる事故が発生して乗客の不安が高まっています。光クァンミョン明駅事故、京キョンチュン春線電動車遅延事故、プサンの金クムジョン井トンネル事故などは、維持保守要員のとんでもない不足と円滑でない部品供給、そして外部委託などが構造的欠陥の原因として示されています。
 このような状況でも韓国政府と鉄道公社は安全対策を立てず、「KTXを民営化すればもっと安全で安い価格で利用ができる」などとすぐにウソと分かる宣伝をしています。
 鉄道民営化に失敗した英国の事例で見られるように民営化は国民のための政策ではありません。利潤追求と営利を優先視する財閥と資本のための政策です。安全無視、労働者への責任転嫁、雇用不安、低賃金、長時間労働を強要するJR東日本は10月1日外注化施行を中断しなければなりません。

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9.27韓国民主労総ソウル本部動労千葉外注阻止闘争連帯行動

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ソウル市内 日本大使館前

ソウル本部からのメール

今日ソウル本部が動労千葉の闘争を支持する記者会見を行ないました。
約30余名の同志たちが参加しました。
今日参加してくれた同志たちはこのかん動労千葉との交流会に参加した同志たちです。
今日はみんなが動労千葉のTシャツを着てきました。
初めから警察とのぶつかり合いがありました。
日本大使館前では何もすることができないのだと記者会見を妨げて道の反対側でやれといって私たちの記者会見を阻止しました。
しかし結局警察たちは盾と力で私たちを押し出し始めました。
その過程でキリュン分会の同志たちと何人かの女性同士たちが転びました。怪我をした人はおりませんでしたのでご心配なく。
警察官とのもみ合いの末、結局は私たちは大使館前の道路側で記者会見をを行ないました。
ソウル本部イジェウン本部長、鉄道労組パクテマン主席副本部委員長、サイバー労働大学キムスンホ代表、ハイテク分会キムヘジン同志が糾弾および連帯発言をしてくれました。
最後に記者会見文を朗読して動労千葉に送る支持メッセージプラン(激布?)を作りました。
すぐに郵便で支持プランを送りましたが10月4日に到着するといいます。10月1日到着は不可能だといいます。
今日の記者会見の写真を送ります。
また、10月1日ストライキを支持するイジェウン本部長の連帯メッセージも一緒に送ります。


2012年9月29日土曜日

日刊動労千葉 第7385号

すべてが違法な外注化のための強制出向だ!

1.出向とは

 在籍出向は、形態としては労働者供給事業に該当するため、これをJRが行うことは違法だ。しかし、これが違法にならない条件が3点ある。①労働者の解雇を回避するために関係会社において雇用機会を確保するものであったり、②職業能力開発の一環として行われる場合、③グループ会社内での人事交流を目的とする場合、などだ。検修・構内外注化による出向は、どう考えてもこの条件に当たらない。明白な違法行為だ。

2.出向には労働者の合意が必要!

 出向の場合、労働契約の一部が出向先に移るということで、誰から指揮命令を受けるのかという根本的な違いが生じるという点では、相当に重要な労働条件等の変更になる。だからそんなに簡単に、しかも一方的に会社が「出向に行ってくれ」と要請しても、労働者が「わかりました」と言わない限り、出向命令は有効ではないというのが大前提だ。

 そもそも出向条件については、就業規則等でかなり具体的に定め、どこに行くのかという範囲や、行った場合の労働条件、出向の期間、その後どうなるのか等まできちんと定めていなければならない。就業規則に一般的に「出向があり得る」ということだけが書かれていても、それだけでは出向命令の根拠にならないということが判例だ。

3.出向命令は拒否できる。

 就業規則の他に、特に問題になるのが労働協約だ。出向協定を結んで認めてしまうと、出向命令が有効とされる可能性が高い。だから東労組の組合員は、拒否しても出向が有効となってしまう。
 はっきりとした就業規則もない中で、出向協定も締結していない動労千葉の組合員には、出向命令を出すことが有効だということにはならないわけだから、はっきり拒否して争うことができる。それに本当に必要性がある出向なのか、「権利の濫用」ではないのか、という問題もあるのだ。
 闘えば阻止できる。外注化阻止で共に闘おう!

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8・11 福島シンポジウム

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8月11日、「生活のための医療をとりもどすために 8・11福島シンポジウム」と題したシンポジウムを開催しました。

 5名のパネリストからの発言のほか、会場からも切実な発言が相次ぎ、福島診療所のあるべき姿、目指す方向性などについてイメージを共有することができました。
 以下に、シンポジウムでの発言の要旨を掲載いたします。 【続く…

福島診療所建設委員会サイトから転載

27日韓国民主労総ソウル本部が連帯闘争

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DSC00912 日本大使館前

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27日ソウル本部が動労千葉の闘争を支持する記者会見(日本大使館前)。参加してくれた同志たちはこのかん動労千葉との交流会に参加した同志たちです。 今日はみんなが動労千葉のTシャツを着てきました。 初めから警察とのぶつかり合いがありました。 日本大使館前では何もすることができないのだと記者会見を妨げて道の反対側でやれといって私たちの記者会見を阻止しました。 しかし結局警察たちは盾と力で私たちを押し出し始めました。
その過程でキリュン分会の同志たちと何人かの女性同士たちが転びました。怪我をした人はおりませんでしたのでご心配なく。 警察官とのもみ合いの末、結局は私たちは大使館前の道路側で記者会見をを行ないました。
ソウル本部イジェウン本部長、鉄道労組パクテマン主席本部委員長、サイバー労働大学キムスンホ代表、ハイテク分会キムヘジン同志が糾弾および連帯発言をしてくれました。 最後に記者会見文を朗読して動労千葉に送る支持メッセージプラン(激布?)を作りました。 また、10月1日ストライキを支持するイジェウン本部長の連帯メッセージも一緒に送ります。(ソウル本部からのメールより)

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外注化阻止ニュース 第32号

外注化阻止ニュース第32号

 

動労千葉、連日の時限スト
幕張車両センター
出向説明を断固拒否

動労水戸、第3波スト 勝田車両センター

 デタラメな「出向説明会」なるものが始まり、怒りの声が職場の隅々まで満ちています。
 幕張車両センターでは、千葉鉄道サービス(CTS)の制服とヘルメット、軍手だけが渡されて(すべて突き返した)、「ハイ、10月1日から下請け会社に行って下さい」。工具や設備、詰所は今までどおりJRのものを使ってくれと言う。これは一体なんなんだ。こういうのを偽装請負というのではないのか。
 デタラメな出向説明に対し、動労千葉は、連日の時限スト(上の写真)を展開し、10・1実施をガタガタに揺さぶっています。各地で事前通知の受け取り拒否が起き、苦情処理が殺到しています。これまでの保線や信通、電力などの外注化実施の時にはなかった総反乱が始まっています。

 9月26日の動労水戸のストでの組合員の発言

 「青年労働者のみんなに訴えたい。本当にこのまま10月1日を迎えるのか。9月14日の動労水戸のストの時にみんなが見せた(スト破り拒否の)力はすごかった。みんなで会社を一日中、ギャフンと言わせた。みんなは、そういう力を持っているんです。事前通知が出されましたがまだ終わったわけじゃない。これから3年間、うつむいたまま仕事をするのか。みんなの人生は始まったばっかりじゃないか。なぜ会社のこんなデタラメな施策のために出向に行かなければいけないんだ。自分にウソをついて出向になんかいかなくていい。不安はあると思う。僕たちと一緒に、不安を一つひとつ解消していこう。職場は明るくないとダメだよ。事前通知の発令以降、みんな下を向いて暗くなってる。いま、いまなんです。本当に力をあわせて外注化攻撃と闘おう」(真ん中の写真)(下の写真は篭原駅前)

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2012年9月28日金曜日

日刊動労千葉 第7384号

120926b説明会を拒否して指名ストに入った3名の組合員 (26日16時20分幕張C)

 

「出向説明会」―制服わたすだけ

これでどうやって仕事をしろというのか!
偽装請負そのものだ

 職場では「出向説明会」なるものが始まり、怒りの声はさらに高鳴り、職場の隅々まで満ち溢れている。
 その場では、CTSの制服とヘルメットとたった二双の軍手だけが渡されて、「ハイ、10月1日から下請け会社に行って下さい」というのだ。工具や設備、詰所その他は今までどおりJRのものを使ってくれという。一体何なんだ、これは!

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外注化阻止ニュース 第31号

外注化阻止ニュース第31号

 

安全の確立は、労働組合の
闘いによってしか守れない
規制緩和・外注化は安全を破壊する

 関越自動車道で4月29 日に発生した高速ツアーバス事故は、野放図な規制緩和と重層的な外注化(偽装請負)が何をもたらすのかを衝撃的に示しました。
 事故の直接的な原因は、繁忙期には電話1本で増車する重層的な外注化がもたらしたツアーバス業界の殺人的な勤務です。この事故では、発注したハーヴェスト社とバスを運行した陸援隊の間に2つの業者が入り、高速料金などの経費を払えばほとんど利益が出ない状況でした。逮捕された運転手は、人手が足りない時に駆り出される日雇いの運転手でした。
 いわゆる高速バスは、道路運送法が適用され、他社の車両や運転手は使えません。便数や運賃の変更も30日前の届け出が必要です。しかし規制緩和で生まれたツアーバスは、旅行会社が観光バスを借り上げる「募集型企画旅行」とされたのです。
 旅行業者は、道路運送法の規制を逃れ、運行の安全確保の責任を負わず、代金は運賃ではなく「旅行代金」となります。集客のために極端な値下げ競争を展開し、立場の強い旅行会社がコスト削減を強要し、バス会社の安全対策の実態は恐るべきものでした。
 「明日は我が身」「身内には絶対に乗るなと言っている」――これが運転手たちの声です。誰もがいつかは大事故が起きると思っていたのです。
 利潤追求と競争原理が優先されれば、安全対策は必ず犠牲となります。コストダウン・人件費削減が目的の検修・構内業務外注化はどこに向かうのか。5人でやっていた仕事が4人、3人へ要員が減らされ、賃金が5万、10万円と削られていくのは目に見えています。
 安全問題・事故問題は労働組合の最重要課題です。安全の確立は労働組合の闘いによって会社に強制する以外にありません。

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山本太郎さんが訴え。福島の子どもを疎開させろ!

ついに子どもの甲状腺がんが見つかり、それでも因果関係を隠ぺいして被曝を強制する政府と文部科学省!

すべての原発いますぐなくそう全国会議サイトから転載

◆本部ニュース366号発行!

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2012年9月27日木曜日

日刊動労千葉 第7383号

10・1外注化阻止へ!スト権確立

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第41回定期大会2日目

 大会2日目は、最初に予算案の提起から始まった。その後、質疑応答が行われ多くの代議員から方針案をめぐる意見が出された。本部答弁と委員長の総括答弁が行われ(要旨別掲)、方針案・予算案が全体の拍手で確認された。長田書記長が最後に11月集会への総結集を訴えた。スト権投票は、100%で批准された。その後、各種委員の選出、大会宣言が採択された。最後に大竹副委員長が閉会あいさつを行い、組合歌合唱、委員長の団結ガンバローで終了した。

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10・6 ガレキ問題を考える学習・討論会

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来たる10月6日(土)夜、な吉(NAZEN吉祥寺)は、被災地からのガレキ問題を考える学習・討論会を吉祥寺で行います。
講師は、ゴミ問題を中心に環境を考えるジャーナリストである青木泰さんです。
どなたでも参加できます。興味のある方はぜひお越しください!

とき:10月6日(土)18時開場・18時半開会
ところ:武蔵野市御殿山コミュニティセンター(吉祥寺駅公園口より徒歩4分)
講師:青木泰さん(ゴミ問題を中心テーマに環境問題をとりくむジャーナリスト)
主催:NAZEN吉祥寺

すべての原発いますぐなくそう! NAZEN吉祥寺(な吉)サイトから転載

9・23さよなら原発!福岡集会に2500名、「いますぐ廃炉!」の声が市内を席巻!

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前回(7/16)の豪雨の中とは打って変わって、さわやかな秋空になった9月23日、さよなら原発!福岡集会(実行委員会主催)は、デモに出る頃には2500名の結集となって、福岡市内を“原発いらない”の声でうめつくしました。がんがん音楽をならし、踊りながら「原発いらない」を叫ぶサウンドデモ隊のトラックを先頭にした長蛇の列のデモ隊に、沿道の市民は「そうだ、そうだ」の声で呼応してくれるなど市民の注目は抜群でした。今回はどんなに集まっても1コースにしようと実施したのですが市内を反原発の声で埋め尽くすという点では成功しました。とりわけてデモ隊のすべてが九電本社包囲をし抗議の声を上げてから解散するというやりかたは誰もが闘った実感をもつことができて、今後継続したい形態です。【続く…

とめよう戦争への道!百万人署名運動サイトから転載

◆本部ニュース365号発行!

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2012年9月26日水曜日

◆本部ニュース364号発行!

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日刊動労千葉 第7382号

JR千葉支社は強制出向のための説明を止めろ!

外注化決戦段階の闘争方針について

1.9月24日から1週間の闘いについて

(1) 出向説明に対する対応について

① 出向説明にたいしては、出向を承諾していないこと、団交も終了していないこと、出向から戻る場もないこと等について徹底的に抗議の上、中止を求める。
② 日勤の手待ち時間に指定された場合には、前期①の抗議を行った上で、出席の業務指示が行われたときは、その場で指名ストを通告し、本部に一報し、確認後退区すること。
③ 超過勤務で指定された場合には、前記と同様に抗議し、説明に中止を求め、会社が応じない場合は、超過勤務を拒否して退区すること

(2) 出向の事前通知に関する苦情処理について

出向の事前通知に関する苦情処理には、当該組合員の全力結集で臨むこととする。 いずれも千葉支社団交室
9月25日  13:30~
9月26日  10:00~
9月27日  13:30~

(3) 千葉労働局への対応について

  千葉労働局に対しては、偽装請負の違反申告に基づき、現地調査の実施が行われるまで攻め続けること。

(4) 本日以降、「10月1日」実施強行に向けた攻防に突入することから、各支部は、いついかなる時でもストライキに突入できる闘争体制を確立すること。

2.「10月1日」外注化強行時におけるストライキの配置について

(1) 獲得目標

① 今後2~3年のうちに、外注化された検修・構内業務をJRに戻すための闘いに全力をあげる。
② 計画業務、機動班、機能保全等のさらなる外注化を阻止する。
③ 外注化の最大の弱点が偽装請負であることから、CTSにおける徹底した摘発・追及等の抵抗闘争を闘いぬくこととする。
④ 反撃の最大の武器である組織拡大闘争に、全組合員の総決起をかちとることとする。
⑤ CTSの労働者を組織するという新たな課題に向けて取り組みの全体化を図ることとする。

(2) 「10月1日」外注化強行に対しては、10月1日よりストライキに突入する。なお、ストライキの期間、対象等については、本日から始まる出向説明や、会社の動向等を把握した上で状況を判断し、決定することとする。

(3) 前記ストライキの過程で、CTSにおいて偽装請負を徹底的に摘発・追及するための万全の意思統一を図ることとする。

(4) ストライキ期間中の諸行動については、関係各支部と調整の上、詳細が決まり次第、別途指示する。

(5) 上記闘争以降の闘いについては、職場における抵抗闘争を闘う中から事態を把握しつつ、状況によりストライキを含む闘いを配置することとする。

(6) ストライキ期間中は、全組合員を対象に、休日及び時間外労働、休日等の変更(休憩時間の変更を含む)、所定以外の作業は一切行わない。

3.各支部は、当局による違法・不当な支配介入、争議行為破壊攻撃が予想されることから、前項にかかわらず、本線運転士 も含めて、いついかなる時でもストライキに突入できる闘争体制を確立すること。

4.各支部は、JR―CTSの動向を把握し、詳細を本部にまで報告すること。

5.出向差し止め仮処分闘争勝利に向けて、全力で取り組むこととする。

*出向差し止め仮処分第2回審尋
*10月10日 14時~東京地裁527号法廷 以上

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外注化阻止ニュース 第30号

外注化阻止ニュース第30号

 

事前通知の受け取り拒否さらに拡大
動労千葉定期大会 新たな方針

 出向拒否の反乱がJR東全体に拡大しています(既報)。横浜支社では別の車両センターで数十人の事前通知の受け取り拒否が起きました。管理職からも「こんな外注化はなんの利益もない」と声があがっています。
 動労千葉は23~24日、定期大会を開催し、「外注化決戦段階の闘争方針について」を打ち出しました。動労千葉は、1985年の国鉄分割・民営化反対スト以来の雰囲気です。幕張車両センターでは24日、5人が指名ストに入りました(写真)。

外注化決戦段階の闘争方針について(抜粋)
(詳しくは動労千葉ホームページを参照して下さい)

◎9月24日から1週間の闘いについて
(1) 出向説明に対する対応について
① 出向説明に対しては、出向を承諾していないこと、団交も終了していないこと、出向から戻る場もないことなどについて徹底的に抗議の上、中止を求める。
②日勤の手待ち時間に指定された場合には、前期①の抗議を行った上で、出席の業務指示が行われたときは、その場で指名ストを通告し、本部に一報し、確認後退区する。
③超過勤務で指定された場合には、前記と同様に抗議し、説明に中止を求め、会社が応じない場合は、超過勤務を拒否して退区する。

◎「10月1日」外注化強行時におけるストライキの配置について
(1)獲得目標
①今後2~3年のうちに外注化された検修・構内業務をJRに戻す闘いに全力をあげる。
②計画業務、機動班、機能保全等のさらなる外注化を阻止する。
③外注化の最大の弱点が偽装請負であることから、CTS(千葉鉄道サービス)における徹底した摘発・追及などの抵抗闘争を闘いぬく。
④反撃の最大の武器である組織拡大闘争に全組合員の総決起をかちとる。
⑤CTSの労働者を組織するという新たな課題に向けて取り組みの全体化を図る。

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鉄建公団訴訟署名呼びかけ

動労千葉・鉄建公団訴訟、解雇撤回・JR復帰の判決を求めるための東京高等裁判所あて署名のお願い

http://www.doro-chiba.org/z-undou/pdf/yobikake.pdf

署名呼びかけ文

 

鉄建公団訴訟要望書(個人)

http://www.doro-chiba.org/z-undou/pdf/skojin.pdf

鉄建公団訴訟要望書(個人)

鉄建公団訴訟要望書(連記)

http://www.doro-chiba.org/z-undou/pdf/srenki.pdf

鉄建公団訴訟要望書(連記)

6.29東京地裁判決文(骨子)

http://www.doro-chiba.org/z-undou/pdf/hanketu.pdf

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6.29鉄建公団訴訟の記事

http://www.doro-chiba.org/z-undou/pdf/kiji.pdf

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2012年9月25日火曜日

動労水戸 公然と外注化反対の反乱続々

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公然と外注化反対の反乱続々
外注化止めるトドメの一撃を!

 動労水戸は9月26日、10・1外注化絶対反対の第4波ストライキに起ちます。前回のストライキでは、2名のスト代務をめぐり、多くの職場の仲間がスト破り代務を拒否し、ストを応援してくれた!普段は「会社の命令に従うことが当然」とされている労働者が、自分たちの意思で会社の命令を拒否し、職場の仲間や鉄道の安全を守るために行動したのは、「労働者は会社のコマではない!」という怒りが爆発したからではないだろうか?職場の仲間を守り抜き、さらには鉄道や乗客の安全を守るため、9月26日のストライキを共に闘い抜こう!

会社の無準備・無責任!
現場は大混乱必至!!

 今回の外注化提案で会社は「安全を大前提に」と言っている。しかし10月1日まで1週間を切っているにも関わらず何も準備できていないではないか!今週行われようとしている社員説明。たった1時間の説明で何を教えられるというのか。ロッカーや休憩室、工具等にしても、このまま10月1日を迎えれば現場が混乱するのは明らかだ!
 本体に残る方の訓練についても、例えばこれまでは半年かかっていたものを「2時間で充分」とまで言っている。現場の仕事を何だと思っているのか?こんな状況で外注化を強行すれば、現場は大混乱、重大事故も起こりかねない!「大前提」としている安全を欠いた外注化など即刻中止すべきだ!
 横浜支社では出向対象の青年全員が「苦情処理」を申請し、10月1日に間に合わないという事態になっている!千葉支社ではついに管理職までもが「10・1外注化は無理」と言い出している。JRで働く誰もが外注化の必要性に疑問を感じ、会社の無責任な施策に怒っているのだ!

労働者の切り捨て許すな!

 会社は今、現場から溢れる怒りに対して完全に対応できなくなっている。なりふり構わずウソやデマをふりまき、動労水戸と他労組の仲間を分断するどころか、職場で共に働く仲間との絆をも分断しようとしている!今まで同じ仕事をやってきた人間を「本体労働者」と「出向労働者」に分断し、仲間意識を壊す…。まさしく国鉄分割民営化の時と一緒ではないか!国労を解体し、労働運動・仲間の絆を壊すことで多くの自殺者と度重なる事故を生み出した。そんなことを繰り返していいのだろうか?金儲けのために人件費を削り、労働強化を強いた結果、グループ会社での死亡事故や傷害事故が絶えず発生しているではないか!今回の外注化は「検修・構内業務全面外注化」への第一歩、いわば「第二の分割民営化」ということだ!こんな労働者切り捨てを絶対に許してはいけない!

冗談では済まされない!

 会社は「出向期間は3年」「出向期間後は基本的には元の職場に戻す」と言っているが、今回の施策で構内業務は全て業務委託される。3年後、戻る職場がどこにあるというのか?運転士向けの説明会に出席した羽部圭介組合員の「出向者が3年後に戻ってきたら誰が代わりに行くのか?」という質問に対して、会社は「わからない」としか答えられなかった。「若年出向者は戻ってきても仕事がないのでは」という質問に対しても、会社は「どうなるんだろう…。一部の仕事は本体に残るけど…この場ではわからない」と言葉を濁すのみ。さらにある現場長は説明会の中で動労水戸組合員に対し「○○さんは口がうまいから営業も向いているんじゃないか」と口にした。それを団交の場で追及すると会社は「冗談で言ったのだと思う」と回答。「冗談でも仮にも現場長がそんなこと口にしていいと思っているのか」と追及すれば、「でももう言っちゃったことだ」と開き直る!社員の将来をもまともに考えられない。そして、そんな会社と癒着し生き残ろうとする組合幹部。こんな連中に我々の将来を任せていいのだろうか?「反対ばかり言っていても仕方ない」という一言で済まされていいのか?

労働者は総団結しよう!

 我々の闘いはJRの中だけでは収まらない。同じ仕事をしていても、JRからの出向社員と、MTSのプロパー社員では給料が全く異なる。それでも同じ仕事をやらされれば、低賃金の人は自ら仕事を辞めてしまう。その結果、青年失業率は4割にも膨れ上がり、非正規雇用が拡大している!検修・構内業務全面外注化は、この現状に拍車をかけることになる。低賃金でモノのように扱われ、しまいには首を切られる。そんなことを許していいわけがない!先月動労水戸に加入した羽部君は、運転士の中から「外注化反対」「労働者を守るのが労働組合」と訴えている。それだけ外注化の問題は大きい、今の社会に労働者を守る労働組合が少ないということではないだろうか?だからこそ、我々動労水戸と共に闘うことを選択したのだ!今こそ、全ての労働者は団結して闘おう!9月26日、動労水戸のストライキに結集し、検修・構内業務全面外注化を阻止しよう!

DC通信No.1670

24日16時 幕張車両センター 出向説明会を拒否 4名が16時から時限スト

924suro 指名ストに入った組合員 追いかける当局(16時幕張通用門)

 


大 会 宣 言

 本日われわれは、DC会館において第41回定期大会を開催し、この1年間の闘いの勝利を高らかに総括するとともに、新たな闘いの方針を満場一致で決定した。
 検修・構内業務外注化攻撃との闘いが最大の決戦局面を迎えている。12年間、外注化を阻止し続けてきた闘いは、労働組合が新自由主義的労働政策に真正面から立ち向かって勝利できる実践的な展望を示した。会社と東労組は一体となって強制出向の事前通知を強行したが、全国の検修職場から「総反乱」と言っても過言ではない怒りの声が噴き上がっている。われわれの闘いがそれをつくったのだ。強行姿勢の背後で、外注化政策はもはやボロボロになって崩れ落ちようとしている。われわれは負けていない。外注化は、労働者の雇用を破壊して未来を奪い、安全を根本から解体する攻撃だ。検修・構内外注化攻撃は明白な偽装請負だ。違法な強制出向は絶対に許さない。われわれは外注化攻撃を完全に粉砕するまで闘い続ける。
 また、われわれは、基地統廃合攻撃との闘いでも5ヶ月に及ぶ指名ストライキを貫徹して組織破壊攻撃を打ち破り、佐倉運輸区の開業を2ヶ月遅らせ、新生佐倉支部を結成した。
 6・29東京地裁判決は、「原告は、不当な動機・目的に基づいて策定された不採用基準がなければJR東日本に採用されていたはずであるといいうる」と明確に認定した。4・9政治解決をのり越えて闘い続けたことによって、初めてかちとることができた判決である。それにも係わらず、判決が解雇撤回・JR復帰を否定したことをわれわれは、断固として弾劾する。しかし、われわれはついに採用差別事件の真実を暴き出し、国鉄改革法の壁を突き破り、解雇撤回をかちとるあと一歩のところまで闘いを前進させたのだ。
 われわれは国鉄分割・民営化を絶対にあいまいにしない。国鉄分割・民営化攻撃によって労働運動が解体された結果、労働者に何が起きたのか。それ以降の労働運動の後退、嵐のように吹き荒れた民営化攻撃、非正規職に突き落とされた1500万人の怒り、打ち砕かれた権利、その全てをわれわれは忘れない。いよいよそれに決着をつけるときがきた。
 大震災と原発事故から一年半が経過した。しかし、被災地では未だ仮設住宅での生活や避難を余儀なくされている人たちが33万人にのぼっている。野田政権は、こうした現実を前にしながら「原発事故収束」を宣言し、すべてを過去のこととして消し去って、大飯原発再稼働に突き進んだ。この現実に怒りの声が噴き出している。首相官邸前行動には6月29日の20万人を頂点にして、毎週数万から数十万人の労働者・市民が結集し続けている。時代は確実に動き出している。
 世界大恐慌はますます深刻化し、資本主義体制の全面的な崩壊が始まっている。それが労働者への激しい攻撃を生み出している。貧困が限界を超えて蔓延している。雇用も、医療も、教育も、年金制度も、何もかもが崩壊しようとしている。これが新自由主義がもたらした現実だ。人間が人間として生きることのできない社会を生み出したのだ。今こそ労働組合が力を取り戻し、時代の最前線に登場しなければならない。
 また、日本は帝国主義の危機を背景にして、「領土問題」が政治家やマスコミによって意図的に煽られている。「領土問題」は戦争と不可分の問題だ。国家主義や拝外主義は、労働者階級の団結を破壊しようとする支配階級の攻撃だ。労働者には「固有の領土」など存在しない。全世界の労働者と固く連帯し闘おう。
 労働運動の再生は絶対可能だ。われわれはその思いのすべてを11・4労働者集会に結集させる。そのすべての決意を組織拡大闘争に注ぎ込む。大震災後の歴史的情勢と対決し、11月集会に1万人を結集させよう。外注化決戦・解雇撤回闘争に勝利し、すべての組合員の力を結集し、組織拡大闘争に総決起しよう。
 右、宣言する。

2012年9月24日
国鉄千葉動力車労働組合第41回定期大会

DC通信No.1670へのリンク

◆本部ニュース363号発行!

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2012年9月24日月曜日

日刊動労千葉 第7381号

強制出向反対! 全面外注化10月1日実施阻止!

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24日からの出向説明拒否

 動労千葉第41回定期大会は、9月23日、DC会館において始まった。
 定期大会は、繁沢副委員長の開会あいさつで始まり、資格審査が行われ、大会成立が宣言された。
 議長団には、幕張支部の小沢代議員、佐倉支部の高橋代議員を選出し議事が進められた。
 スローガン案の提起に続き、執行委員長あいさつが行われた。

日刊動労千葉 第7381号へのリンク

外注化阻止ニュース 第29号

外注化阻止ニュース第29号

 

外注化と強制出向には納得できない!
各地で火の手

千葉、横浜、水戸、高崎、新潟、東京…状況は変わった

 検修・構内業務外注化のための出向の事前通知に対し、各地で闘いの火の手があがっています。現場からも、管理職の間からも、「10月1日の実施は無理だ」との声は強まる一方です。あきらめずに外注化反対の気持ちを貫けば状況を変えることはできます。

 千葉支社では、動労千葉の組合員44人一人ひとりが事前通知の受け取りを拒否しました。動労千葉と動労総連合は8月28日に東京地裁で出向差し止め訴訟を開始、9月19日に第1回の審尋では青年部の組合員が堂々の意見陳述を行いました。
 京葉車両センターでは、2人の動労千葉組合員が出向のための訓練に対し連日の指名ストライキに入り、強制出向を粉砕しました。
 幕張車両センターでは、現場から会社への怒りの声が噴出し、「こんな状態では外注化は強行できない」との声が出る状況です。
 横浜支社のある車両センターでは、複数の組合員が数十人規模で事前通知の受け取りを拒否し、苦情処理を提出しました。
 水戸支社では、動労水戸のストライキに対し、東労組の青年組合員らがスト破り(代務)を次々と拒否し、事前通知の発令がストップしました(前号で報道)。
 高崎支社では、動労連帯高崎が、国労や東労組の組合員と一緒に、会社に対して外注化反対の追及行動を展開しています。
 新潟支社では、掲示板に紙を1枚はるだけで「説明は済んだ」という会社のゴマカシの姿勢に対して、現場から偽装請負が厳しく指摘され、反対の声が噴出しています。
 東京支社でも、総合車両センターや車両工場で、多数の労働者が団体交渉中であることから事前通知の受け取りを拒否しています。

 会社が4月1日に外注化を実施できなかったのは、京葉車両センターで反対の声が続出したからです。今回はそれを上回る波及力です。これが外注化を止める力です。

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2012年9月22日土曜日

署名パンフ完成

動労千葉 鉄建公団訴訟解雇撤回・JR復帰の
高裁判決を求める署名運動を広げて下さい

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会報・国鉄闘争全国運動第28号

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会報・国鉄闘争全国運動第28号(2012年9月17日)が発行されました。

9・16橋下打倒集会が910名の大結集!御堂筋大デモを実現!橋下をふるえあがらせる!

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「民営化=全員解雇絶対反対! 非正規職撤廃! 処分撤回! 労働組合つぶし許すな! 9・16橋下打倒集会」に910名が結集
報告者 合同・一般労働組合全国協議会事務局長 小泉義秀

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 大阪市役所前の女神像のある川辺の公園で、沖縄から北海道まで全国の怒れる労働者が結集して「9・16橋下打倒集会」が910名の結集で撃ち抜かれた。「橋下打倒集会賛同署名」は250名の自治体労働者を含む33団体907名である。9月半ばを過ぎたというのに日差しは強烈だ。太陽が雲に隠れる一瞬だけ、秋らしさを感じる、日蔭のない集会場である。午後2時から豊中市職・保育事故処分撤回闘争当該の深町加代子さんの司会で集会が始まった。直ちに基調報告が提起される。八尾北医療センター労働組合執行委員長・藤木好枝さんが「橋下は打倒できる。労働組合の力で打倒できる」「橋下を押し立てているのは危機にあえぐ資本家階級だ」「労働組合を甦らせる正念場にきている」と力強く切り出した。
 続いて「橋下と闘う現場から」大阪市職員労働組合・『入れ墨調査』拒否処分当該の赤田由行さんと大阪市教職員組合・卒入学式不起立処分当該の沼田裕子さんが発言する。赤田さんは「処分を受けている赤田です。予想以上の結集ありがとうございます。負ける気はしません。勝ちに行きます」と宣言した。大阪市斎場解雇撤回闘争当該からのメッセージを奈良市従の吉谷宏子さんが読み上げる。「平成22年5月31日、心付けを葬儀業者から受け取ったとして、大阪市は斎場労働者の懲戒処分を行いました。処分は懲戒免職10名、停職11名を含む42名にのぼる大規模なものでありました」。裁判闘争は2年にわたって闘いぬかれ来年3月に判決が出る予定という。
 連帯挨拶を全国金属機械労働組合港合同副委員長中村吉政さん、全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部副委員長高英男さん、国鉄千葉動力車労働組合委員長田中康宏さんの3名が行う。復興特区とたたかう被災地から国鉄水戸動力車労働組合石井さん、仙台市職員労働組合副委員長神保美彦さんが行う。カンパアピールは部落解放同盟全国連西郡支部青年部長佃文弘さんが行った。続いて道庁の労働者が「橋下打倒のために何回でも津軽海峡を渡る』と発言。橋下打倒アピールとして、合同・一般労働組合全国協議会東京西部ユニオン鈴木コンクリート工業分会書記長吉本伸幸さん、日教組奈良市、婦人民主クラブ全国協議会、全学連の仲間が行い、まとめと団結ガンバロウを国労近畿地本兵庫保線分会の富田益行さんが行った。
 15時45分集発のデモは御堂筋を難波駅前まで一直線の4キロの行程だ。関西生コンの宣伝カーを先頭に、関西生コンの虹色の連帯旗がはためく。車から手を振り激励する労働者、橋下打倒のコールに笑顔で答える労働者。赤田さんが解散集会で述べたように集会・デモは橋下のど真ん中を貫いた。

合同・一般労働組合全国協議会サイトから転載

2012年9月21日金曜日

日刊動労千葉 第7380号

青年労働者にとって、 出向は解雇と一緒だ!

出向差し止め仮処分ー第1回審尋(9/19)
JRの不当な主張を退け、青年労働者の意見表明が法廷を圧倒!

 9月19日、東京地裁527号法廷において、「出向差し止め仮処分事件」の第1回審尋が行われ、申立人を代表して長田書記長と青年部から渡辺剛史君が意見表明を行い、今回の強制出向が、業務上、全く必要のないことを鮮明にするなど、堂々の意見陳述を行ないました。

日刊動労千葉 第7380号へのリンク

外注化阻止ニュース 第28号

外注化阻止ニュース第28号

 

平成採がスト破を次々拒否!
勝田車両センター 事前通知に対し
動労水戸がスト

水戸支社 スト破り拒否の反乱に事前通知だせず

 JR東日本各支社が出向の事前通知を一斉に発令した9月14日、国鉄水戸動力車労働組合(動労水戸)は外注化絶対反対のストライキを闘いました。この動労水戸のストに連帯し、平成採の勇気ある「強制出向反対」の闘いが始まっています。
 勝田車両センターの東労組の青年たちは自分たちの意思でスト破りを拒否し、非協力闘争でストに連帯する闘いをやり抜きました。
 さらに青年たちは、外注化に率先協力し、スト破りをやろうとした東労組の組合員をも説得しました。結局、現場にはスト破りをする者が誰もおらず、助役が代務をやらざるをえない異例の事態となったのです。
 予想外の青年たちの行動に管理職は大混乱しました。闘いが拡大することを恐れた支社は出向の事前通知を発令できず、全国で水戸支社だけ14日の出向発令がストップする前代未聞の状態が生み出されたのです。しかも、あわてた支社が一日遅れで通知した出向事前命令は、電話や郵送で行われるなどデタラメなものでした。会社の不誠実な対応がさらに怒りに火をつけています。
 怒りは外注化と闘わない東労組の地本役員にも向かっています。東労組本部と結託したことで10・1外注化を強行すると豪語していた会社でしたが、現場からの闘いに対応不能となっています。
 水戸の状況が示したことは「現場労働者が闘いに立ち上がれば矛盾だらけの外注化計画は止めることができる」ということです。労働者は黙って会社の言いなりになる存在ではないし、仲間と一緒に行動すれば会社の計画を撤回させることができます。
 出向通知が出されてもあきらめる必要はありません。おかしいことにはおかしいと声を上げよう。動労千葉、動労水戸は青年の未来を守るため、10・1外注化を阻止するために何度でも闘いに立ち上がります。仲間を信じてともに闘おう!

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「共に闘う国労の会」会報No.27

「共に闘う国労の会」会報No.27 (2012年9月18日)が発行されました。

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「共に闘う国労の会」会報へのリンク

2012年9月20日木曜日

9.20JR東日本八王子支社前行動フォトレポート

10.1外注化阻止! を掲げ、動労千葉・動労総連合と連帯して、合同労組八王子や郵政非正規ユニオンなど、地域の仲間が決起しました。

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9月13日 JR仙台支社に外注化中止を求める要請行動、および抗議のデモ

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 東北の闘う労働者・学生は9月13日、仙台市内でJR検修・構内業務全面外注化の10月1日実施を阻止しようと一日行動に立ち上がりました。9月14日の出向の事前通知を許さないぞとの意気に燃えて、総勢12人で朝8時JR東日本・仙台支社最寄りの仙台駅・TSUTAYA前でチラシ撒きを行いました。仙台市職労、JP労組、みやぎ連帯ユニオンの仲間がマイクで訴えました。「JRの検修外注化は大量出向の偽装請負です」「出向させられたら戻る職場はありません。出向先での転籍=首切りとなります」「8月28日、JRの闘う労働組合・動労総連合は総勢60人で出向差し止めを求める提訴に立ち上がりました。労働組合が闘えば外注化を阻止できることを示していきましょう」。用意した500枚のチラシをわずか45分間で撒き切りました。
 9時から仙台支社への申し入れ行動を10人で行いました。対応したのは総務部・広報室長ほか1名です。室長は受付に現れると「人数は3~4名、申し入れ書を受け取るだけ」という対応をしてきました。私たちはそれに対し「みんな休みを取ってきているんだ」「JRの利用者として鉄道の安全を心配しているんだ」と抗議し、その場でみやぎ・福島両労組交流センター連記の申し入れ書を読み上げました。室長自身は10月1日に検修外注化を行うことは知っているが詳しい中身については承知していない、とのことなので、申し入れの趣旨を関係部署に伝えることを約束させました。
 帰り際に室長に「外注先会社は業務を請け負う能力を持っていないじゃないか」と追及すると「外注するということは大丈夫だということでしょ」と口をすべらせました。「社員を大量出向させなければいけないのは能力を持っていない証拠だ」と追及すると黙ってしまいました。
 全体として硬直的な、ガチガチの対応でした。これは裏返せば、JRが今回の検修全面外注化の社会問題化をいかに恐れているかを表していると思います。
 午後2時半から仙台支社もよりの五橋公園で総決起集会を行いました。集会には秋田の国労闘争団の小玉忠憲さんや動労千葉を支援する会・八戸の仲間も駆けつけ、東北の総決起として25人でかちとりました。小玉さんは「JRは尼崎事故の責任を一切取っていない。そのJRが今回の外注化で安全をさらにないがしろにしようとしていることを絶対に許さない」と怒りの弾劾を行いました。その後デモに打って出ました。JR仙台支社の前に通りかかると窓という窓から労働者がデモ隊を見ているのがわかりました。「声よ、届け!」と「外注化をやめろ」「強制出向を許さないぞ」と叫びました。
 今回の一日行動を通して、今自分たちは、社会を崩壊させた新自由主義攻撃の核心である外注化攻撃を労働組合の闘いで阻止するという歴史的闘いを始めたんだという胸の高まりを感じました。全国の皆さん!
 ともに闘いましょう。

みやぎ労組交流センター

房州鉄道研究会サイトから転載

◆本部ニュース362号発行!

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2012年9月19日水曜日

日刊動労千葉 第7379号

10・1外注化阻止! 強制出向絶対反対!!
組織拡大で闘うぞ!!

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9・14総決起集会開催

 9月14日、動労千葉は「10・1外注化阻止!強制出向絶対反対・組織拡大9・14動労千葉総決起集会」を開催した。
 千葉市・千葉市民会館地下小ホールには、組合員・家族会・支援の仲間を合わせて300名が結集した。

日刊動労千葉 第7379号へのリンク

外注化阻止ニュース 第27号

外注化阻止ニュース第27号

 

組合員の追及に何一つ答えられない会社
事前通知に各職場で反撃 勝負はこれから

 強制出向の事前通知に対して、動労千葉や動労水戸の組合員の職場では激しい職場闘争が展開されています。9月14日の動労千葉総決起集会(写真)での組合員の発言の一部を紹介します。

■幕張支部・山田支部長

 就業規則には「会社の業務上に必要な場合は社員に出向を命じる。社員は相当の理由がない場合は社員は拒むことはできない」と書いてありますが、「業務上に必要な場合とは何か」と会社に聞いても何も答えられない。答えられない出向に私たちは行くつもりはありません。
 会社は「エルダー社員の雇用の場の確保のため」と言っていますが、この5年間は退職する人はほとんどいません。
 また「出向して社員の技術指導してもらう」といっていますが、出向先の千葉鉄道サービス(STS)は社員の募集もしてない。いったい誰に指導するのか。
 「(出向先の)就労条件など」という文書があるのですが、業務内容が駅の掃除、車両の掃除、検査修繕、リネンサプライ、駅管理とあります。ところが出向命令には「運転並びに構内業務」と書いてある。CTSにはこの業務ができない。これは偽装請負そのものです。
 組合員が「新しい職場はどこにあるのか」との追及すると「幕張運転車両所」と。どこにそんな職場あるのか。工具もロッカーも職場も全部、10月1日に持って行くというのです。明らかな偽装請負です。
 こんなことを認めるわけにいかないし、法律から言っても絶対止められる。うちの組合員も止められると思っているし、そんなに焦っていません。絶対に止めますのでよろしくお願いします。

■車両技術分科会

 検修職は、暑い日も寒い日も雨でも雪でも365日、手を抜くことなく業務にあたり、車両の安全を担っているという熱い思いで日々の業務を支えています。
 それを強制出向に駆りたて同じ業務をやれと言われて「はい、わかりました」と共感する人が何人いるんでしょうか。
 プロパーを養成するといっても、安い賃金で雇って、まともな教育もしない。われわれの仕事は車両に触れて、さまざまな事象にあたって、経験を積んでなんぼなんです。技術・経験のない会社がやるのは無理なんです。
 安全と技術の継承、何よりも職場を守るために私たちは外注化粉砕に向け全力で取り組みます。

■鴨川支部

 鴨川支部でも、説明で追及しても、会社は何一つ答えない、答えられない。不当性、違法性が明らかになっている。闘えば必ず勝てるんです。みんなそう思っています。コスト削減のために外注化するんだと言ってますが、われわれは製造業じゃなく、安全が売り物なんですね。勝つ時が来ると思います。

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◆本部ニュース361号発行!

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