2012年9月24日月曜日

外注化阻止ニュース 第29号

外注化阻止ニュース第29号

 

外注化と強制出向には納得できない!
各地で火の手

千葉、横浜、水戸、高崎、新潟、東京…状況は変わった

 検修・構内業務外注化のための出向の事前通知に対し、各地で闘いの火の手があがっています。現場からも、管理職の間からも、「10月1日の実施は無理だ」との声は強まる一方です。あきらめずに外注化反対の気持ちを貫けば状況を変えることはできます。

 千葉支社では、動労千葉の組合員44人一人ひとりが事前通知の受け取りを拒否しました。動労千葉と動労総連合は8月28日に東京地裁で出向差し止め訴訟を開始、9月19日に第1回の審尋では青年部の組合員が堂々の意見陳述を行いました。
 京葉車両センターでは、2人の動労千葉組合員が出向のための訓練に対し連日の指名ストライキに入り、強制出向を粉砕しました。
 幕張車両センターでは、現場から会社への怒りの声が噴出し、「こんな状態では外注化は強行できない」との声が出る状況です。
 横浜支社のある車両センターでは、複数の組合員が数十人規模で事前通知の受け取りを拒否し、苦情処理を提出しました。
 水戸支社では、動労水戸のストライキに対し、東労組の青年組合員らがスト破り(代務)を次々と拒否し、事前通知の発令がストップしました(前号で報道)。
 高崎支社では、動労連帯高崎が、国労や東労組の組合員と一緒に、会社に対して外注化反対の追及行動を展開しています。
 新潟支社では、掲示板に紙を1枚はるだけで「説明は済んだ」という会社のゴマカシの姿勢に対して、現場から偽装請負が厳しく指摘され、反対の声が噴出しています。
 東京支社でも、総合車両センターや車両工場で、多数の労働者が団体交渉中であることから事前通知の受け取りを拒否しています。

 会社が4月1日に外注化を実施できなかったのは、京葉車両センターで反対の声が続出したからです。今回はそれを上回る波及力です。これが外注化を止める力です。

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