2020年2月6日木曜日

外注化阻止ニュース 第465号

https://www.doro-chiba.org/ga/gaityuuka465.pdf

安心して働ける労働条件確立を
動労千葉エルダー協議会座談会
「問題点あげて改善」

渡辺さん(津田沼清掃)
越川さん(幕張構内)
山中さん(南船橋駅清掃


渡辺 現在の状況についてお話を。
越川 再雇用となったエルダー社員のために何ができるのか、いろんな問題点に関して要求を出して、それなりの実績も上がってきている。
山中 エルダーになって2年半です。最初はまともな詰所がないなど労働条件もひどかった。動労千葉で問題点を出し詰所をつくらせた。
渡辺 津田沼事業所で清掃に従事しています。最初は会社に対して発言する人はほとんどいない状況でした。いまは職場の問題点を明らかにして団体交渉をやって改善するということが起きています。
山中 駅の清掃を実際やってみるときつい仕事なんですよ。夏場と冬場は大変。この時期は寒いし、他に逃げ場がない。
渡辺 電車の掃除では嘔吐が多い。みんなで頑張ったという気持ちがあるからできるようなもので、低賃金でここまで仕事をやらせるのかと思う。
越川 エルダー社員になって2年半、清掃の苦労も分かってきたので、本当の意味で吸い上げて会社側にぶつけていきたい。
渡辺 基本給も半分以下、都市手当もないのが問題ですね。
越川 プロパーの運転士も、低賃金のため嫌気がさして他の鉄道会社に転職する。幕張は、構内運転士が要員的にきつくて若い人の休勤でようやく回っているのが現実。エルダー運転士は同じ仕事をやっていて目に見えるように給料が減らされちゃってる。

誇りをもって働ける職場に

渡辺 それでも選ばざるを得ないという現実もあって外周区の人は本線運転士で残る人が多い。外周区に雇用の場を求めていくのはわれわれの責任だ。
越川 問題をたくさん出してもらって団体交渉でぶつけて仕事内容を改善したい。
渡辺 65歳まで安心して働けるということですね。
越川 そうだね。安心だね。体も衰えているのがよく分かる。
山中 実際、65歳まで働くみんなの意見も聞きたい。職場の状況もわかるから。
渡辺 私も、今年も津田沼で今年も職場代表選に出ます。労働者が誇りをもって働ける職場に改善できるのは動労千葉しかいません。頑張っていきたい。

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